3/09/2019

中山牝馬S:フロンテアクイーン(三浦)が後方から一気に際どく初重賞勝利

(土曜)*中山11R :フロンテアクイーンの2番手にウラヌスチャーム
 カワキタエンカ(池添謙)が先行し直線、大混戦の馬群を割って突き抜けた後方待機のフロンテアクイーン(三浦)、ウラヌスチャーム(ミナリク)、アッフィラート(武藤)の3騎が、鋭く追い上げ、前に届くも可なりの激戦、「ハナ、クビ差」で馬体を併せて入線で「写真判定」、昨年このレース2着実績があるフロンテアクイーンが、際どく「ハナ差」で初重賞を制し、三浦皇成騎手は「JRA通算勝利700勝目」を重賞勝利で飾った。
 我が期待のノームコア(田辺)は、4角で最後方に置かれて、そこから末脚勝負でしたが、フロンテアクイーンと末脚同じでも、タイミング遅れが災いし、7着まで迫るのが精一杯、前に届かずの残念なり。
 「今期初重賞勝利の三浦皇成騎手」:JRA通算重賞勝利13勝目
(重賞制覇で700勝達成の気持ちは・・)本当に、締めの1勝だったので、自分も朝から勝ちたい気持ちはあったけど、冷静に、馬のことを考えて乗っていました。(レースを振り返って・・)ま~先行馬が、多かったんで、ペースが速くなるのは想定内だけど、十分勝てる力があると思い、競馬が上手く組み立てられれば、いいかなと考えていました。(直線は大混戦で・・)そうですね、馬も追い出すまで、持ったまま我慢があって、余裕がありましたし、それが最後の接戦に繋がったと思います。(これから古馬のG1戦線に向けて・・)十分に力がある馬なので、皆が頑張っているので、差はなく、G1でもチャンスがあるとも思います。
*中山11R  中山牝馬S(G3、4歳上牝馬OP(HD)、芝1800m、1着3600万円):良馬場
着順.期待度(馬番)馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚秒)
1着*(7)フロンテアクイーン(牝6三浦、国枝、Mサムソン、中山G3-4着)5人 (35.0)
2着△1(9)ウラヌスチャーム(牝4ミナリク.斉藤誠.Rシップ.中京G3-4着)3人(34.6)
3着*(4)アッフィラート(牝6武藤、藤原、Dインパ、中山16下2着)11人(35.0)

タイム1:47.7 (4F47.9-3F35.5-2F23.3-1F11.9)
 単勝1,050円、馬連3,920円、馬単8,180円、3連複30,730円、3連単163,380円
予想評定 D評価(10点):期待の◎〇▲馬が総崩れで大穴炸裂し、完敗です。
4着*(10)デンコウアンジュ(牝6蛯名、荒川、Mサムソン、中山G3-3着)12人気
5着*(11)フローレスマジック(牝5石橋、木村、Dインパ、中山G3-11着)7人気
6着△2(5)クロコスミア(牝6岩田、西浦、Sゴールド、香港G1-10着)8人気
7着◎(2)ノームコア (牝4田辺、萩原、Hジャー、中京G3-2着)1人気(34.9)
10着△3(1)アドマイヤリード(牝6横山典、須貝、Sゴールド、中山G3-4着)4人気
11着△4(14)ワンブレスアウェイ(牝6津村、古賀慎、Sゴールド、中京G3-1着)9人気
13着▲(6)ランドネ   (牝4戸崎、角居、プレイム、中京G3-3着)6人気
14着〇(13)ミッキーチャーム(牝4川田、中内田、Dインパ、京都G1-2着)2人気
(出走14頭):3連単=1着(2)-2着(13.6)-3着(13.6.9.5.1.14)=10点:外れ
*コーナー通過順位
1角:3(6,13,14)(5,12,11)7,1(2,4)-10-9-8
2角:3(6,13)(12,14)5,11(1,7)(2,4)10-9-8
3角:3,14(6,13,11)(12,7,4)5(2,1,10)9,8
4角:(*3,14,13,11)(6,12,7)(5,1,9,4)(2,8,10)

(土曜)*阪神11R  ポラリスS:後方待機のヴェンジェンス(幸英)は鋭く突き抜け快勝
 我が期待の末脚派のサングラス(デムーロ)は、大胆にも、縦長で走り易い稍重の最後方待機から、4角を大外を回って追い上げても、届かず5着は当然で残念なり。
 レースは、外枠2騎が先行し直線でも粘り込むも、後方待機のヴェンジェンス(幸英)はいち早く追い上げ、後続馬に「1馬身」突き抜け、離して快勝した。
そして2・3着は、伏兵馬タムロミラクル(松若)、バイラ(和田)が、馬体を併せての競り合い「ハナ差」の勝負の際どい着差で追込み波乱の決着になった。
*阪神11R  ポラリスS(4歳以上OP、ダ1400m、1着2200万円)*稍重馬場
1着〇(8)ヴェンジェンス(牡6幸英、大根田、Kドライヴ、京都OP-3着)2人気(36.7)
2着*(1)タムロミラクル(牡7松若、西園、Dインパクト、東京OP-5着)14人(36.9)
3着*(4)バイラ   (牡4和田、川村、Hヒューズ、東京OP-7着)7人気(36.7)

タイム1:23.3 単勝500円、馬連17,750円、馬単25,430円、3連複50,990円、3連単312,500円
4着*(3)ヒロブレイブ(牡6鮫島良、川村、Kドライヴ、阪神OP-5着)12人気
5着◎(10)サングラス(牡8デムーロ、谷潔、Sリバティ、東京OP-1着)2人気(36.7)
8着△3(14)ダノングッド(牡7福永、村山、Eクオリティ、東京OP-2着)5人気
9着注(7)ルグランフリソン(牡6藤井、中竹、Sストライク、東京G3-5着)6人気
11着△2(6)サトノファンタシー(牡6シュタルケ、松田、クロフネ、東京G3-14着)9人気
12着▲(11)エレクトロポップ(牡6武豊、田村、Mカフェ、東京OP-3着)3人気
13着△1(15)スズカコーズライン(牡5酒井、木原、Sコーズウェイ.京都OP-10着)1人気
(出走16頭):3連単=1着(10)-2着(8.11)-3着(8.11.15.6.14.7)=10点:外れ
*コーナー通過順位
3角:15(16,7)(5,6,14)(12,13,11)(2,8)(1,4)-(3,9)10
4角:15(16,7)14(5,6)(13,11)12(1,8)2,4(3,9)10

(土曜)*中京11R  トリトンS:グランドボヌール(城戸)が先行抜け出し勝利
 ブロワ(斉藤新)が先行する、2番手で競馬のグランドボヌール(城戸)が、直線で抜け出し押し切る展開、混戦する2番手以降を「1馬身1/2」突き放して勝利した。
2番手も同じ5枠ライトオンキュー(古川)が、一旦は追い上げて先団まで上がり期待したが、中団から鋭く差して来たタイセイスターリー(川又)、アダムバローズ(菱田)など、2・3着候補が大激戦で「クビ、クビ、クビ差・・」と続き、際どい勝負になったが、我が期待馬ライトオンキューが、着差は少ないが、競り負け5着は無念なりです。
*中京11R  トリトンS(4歳以上1600万下(HD)、芝1400m、1着1820万円):良馬場
1着*(7)グランドボヌール(牡5城戸、鈴木孝.Eメーカー.京都OP-11着)6人(33.8)
2着*(5)タイセイスターリー(牡5川又、矢作、Mカフェ、京都16下13着)9人(33.8)
3着△3(3)アダムバローズ(牡5菱田、角田、Hクライ、京都16下4着)8人気(33.6)

タイム1:20.4 単勝1,470円、馬連12,240円、馬単21,280円、3連複52,570円、3連単281,690円
4着△1(2)ダイトウキョウ(牡7丸山、戸田、Mカフェ、中山16下4着)2人気
5着◎(8)ライトオンキュー(牡4古川、昆貢、Sダル、京都10下1着)1人気(34.0)
7着▲(11)メイショウオーパス(牡4柴山、飯田、Mボーラー、阪神10下1着)3人気
9着〇(13)ラベンダーヴァレイ(牝6岩田、藤原、Dインパ、阪神16下9着)7人気
12着△2(14)アナザープラネット(牡6吉田隼、安達、Wフォース.中京10下1着)5人気
(出走14頭):3連単=1着(8)-2着(13.11)-3着(13.11.2.14.3)=8点:外れ
*コーナー通過順位
3角:12,7(6,8,14)5,9(3,13)4(1,11)2-10
4角:12,7(6,8)(5,14)(3,9)13(1,4)11,2-10

(土曜)*中山10R  サンシャインS:積極先行のパリンジェネシス(川田)が逃げ切る
 2500mの長距離戦では、スタミナ温存策なのか、スローの流れになるが、思い切って軽快に逃げ積極策に打って出たパリンジェネシス(川田)が、馬場を2周して直線でも、脚色は衰えず、そのまま直線を押し切って勝利した。
 2着は「2馬身」離されるも、2番手先行し一緒に着いて来たタイセイトレイル(牡4岩田)が残し決着、3着は、後方待機から直線を鋭い末脚で追込んだゴールドギア(三浦)が届いた。
 我が期待のロサグラウカ(石橋脩)が、先団3番手で競馬したが、直線では後続馬に追い上げられて、差のない6着は無念なり。
*中山10R  サンシャインS(4歳以上1600下(HD)、芝2500m、1着1820万円):良馬場
1着△3(9)パリンジェネシス(牡4川田、清水、Tボール、阪神10下1着)3人気(34.4)
2着注(5)タイセイトレイル(牡4岩田、矢作、Hクライ、小倉10下1着)5人気(34.6)
3着△2(6)ゴールドギア(牡4三浦、伊藤圭、Rカナロア、中山10下1着)6人気(34.2)

タイム2:35.7 単勝420円、馬連1,670円、馬単2,820円、3連複5,550円、3連単22,330円
4着▲(3)ヴァントシルム(牡5田辺、須貝、Gポケット、中山10下1着)2人気
5着△1(8)フェイズベロシティ(牝6ミナリク、萩原、Kカメ、中山16下4着)4人気
6着◎(4)ロサグラウカ (牝4石橋、尾関、Rシップ、中山16下2着)1人気(34.4)
9着〇(11)コウキチョウサン(牡6松岡、和田郎、Sゴールド、東京16下4着)人気
(出走12頭):3連単=1着(4)-2着(11.3)-3着(11.3.8.6.9.5)=10点:外れ
*コーナー通過順位
1角:9,5(4,12)3,2,1(11,10)(8,6)-7
2角:9,5(4,12)3(2,11,10)(1,6)8-7
3角(2周目):(*9,5)(4,12)3,10(2,11,6)(1,8)7
4角(2周目):9(4,5)6(2,3)(12,10,8)(1,11)7

(土曜)*阪神10R うずしおS:伏兵馬メイショウオワラ(秋山)が鋭く追い上げ先着
 コパノマリーン(富田)が先行する最後方待機のリカビトス(浜中俊)が直線末脚勝負も、その少し前で競馬した伏兵馬メイショウオワラ(秋山)、クィーンゥベスト(松山)が、馬体を併せ、鋭く追い上げ、最先着がメイショウオワラ、「1/2馬身」遅れてクィーンゥベストが届いては大穴炸裂、同じ末脚で追い上げたリカビトスは、届かず6着は無念なりでした。
*阪神10R うずしおS(4歳以上牝馬1600万下、芝1600m、1着1820万円):良馬場
1着*(7)メイショウオワラ(牝5秋山.岡田.Dブリランテ、阪神16下9着)10人(34.3)
2着*(9)クィーンゥベスト(牝6松山、大久保、Wフォース.阪神16下6着)5人(34.5)
3着△1(10)フィニフティ(牝4福永、藤原、Dインパクト、東京16下2着)2人(34.3)

タイム1:34.2 単勝4,780円、馬連16,060円、馬単30,180円、3連複16,800円、3連単215,210円
4着〇(8)ミュージアムヒル(牝4武豊、古賀慎、Hクライ、東京16下4着)4人気
5着△2(5)カリビアンゴールド(牝5デムーロ、鮫島、Sゴールド.阪神16下3着)3人気
6着◎(3)リカビトス (牝5浜中、奥村、Dブリランテ、東京16下2着)1人気(34.4)
9着▲(11)ペルソナリテ (牝6幸英、相沢、Sゴールド、東京16下4着)3人気
(出走11頭):3連単=1着(3)-2着(8.11)-3着(8.11.10.5)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:2(4,5)11,6(1,9)(7,10)-3,8
4角:2,5(4,11)6(1,9)(7,10)(8,3)

(土曜)*阪神 8R スプリングJ:久々オジュウチョウサンが快勝し障害戦10連勝!
 平場戦を3戦して障害重賞に復帰したオジュウチョウサン(石神)、終始3番手で待機し、馬場3周目に先頭に立った2番人気のタイセイドリーム(平沢)を、最後の直線で外に並んで交わし、突き抜けて、断然人気に応え久々障害戦に勝利、障害戦10連勝を飾った。
 問題は、3着争いですが、スンナリと3番手から3番人気のシンキングダンサー(金子)が離れて届き固い決着でした。
*阪神 8R スプリングJ(J・G2:障害4歳上OP、芝3900m、1着4100万円):良馬場
着順.期待度(馬番)馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚秒)
1着◎(11)オジュウチョウサン(牡8石神.和田郎.Sゴールド.中山G1-9着)1人(13.5)
2着〇(1)タイセイドリーム(牡9平沢、矢作、Dインパ、中山JG1-2着)2人気(13.5)
3着*(3)シンキングダンサー(牡6金子、武市、Cイット、中山JG1-4着)3人気(13.6)

タイム4:23.6 (4F52.6-3F39.2-1F13.5)
 単勝110円、馬連200円、馬単220円、3連複620円、3連単910円
予想評定C評価(60点):断然の◎〇で決着も、3番手を無印で外し、無念の完敗です。
4着△3(12)アズマタックン(60牡6熊沢、加用、Bタイド、京都障害OP-2着)7人気
5着△1(7)シークレットパス(60牡8五十嵐、尾形和、Cイット、中山OP-1着)4人気
9着△2(5)ルペールノエル(60牡9高田、藤原、Aムーン、中山JG1-7着)5人気
(出走12頭):3連単=1着(11)-2着(1)-3着(7.5.12)=3点:外れ
*コーナー通過順位
1角(2周目):(*7,1)-11-(6,3)2(12,8)=10,5-4,9
2角(2周目):(*7,1)-11-3,6,2-(12,8)=10-5-4=9
3角(3周目):(*1,11)7,3,6-2,12=8-5,10-4=9
4角(3周目):(*1,11)-3(7,6)-2,12=8-5,4=10=9

*記録フラッシュ
▽三浦皇成騎手がJRA通算700勝達成!
 中山第11Rで(7)フロンテアクイーンに騎乗し第1着となった三浦皇成騎手(美浦:鹿戸)は、史上62人目・現役29人目のJRA通算700勝を達成した。
 騎手コメント:もうすぐ30歳になり、山あり谷ありでしたが、周囲の支えがあって700勝を達成することが出来て良かったです。(あと2勝だと)周りの方からも言われて意識していましたが、1頭1頭良いところを引き出すことだけを考えていました。4コーナーまでは良いところに導けたので、あとは馬の根性で頑張ってくれと思って必死に追っていました。今後は、GⅠを勝ちたいですし、年間100勝も達成したいです。

▽藤井勘一郎騎手がJRA初勝利!
 今期デビューの新人騎手、藤井勘一郎騎手(栗東)は、阪神第5Rで(12)シュッドヴァデルに騎乗し、JRA初勝利を挙げた。
 騎手コメント:カムサハムニダ(ありがとうございます)。先週は勝てませんでしたが、自分の中で掴めた感触はあったので、今週は気持ちを新たに臨めました。いろいろな国で勝利を経験しましたが、JRAは子供の頃から想い描いていた場所であり、特別な気分でした。これだけ沢山の方に集まって頂き嬉しいです。これからもステップアップしてGⅠの舞台で活躍出来るように頑張りたいと思います。

*藤田菜七子騎手奮闘記中京第1Rで今期5勝目
 中京第1R 3歳未勝利戦(牝馬:ダ1400m、ヒイナヅキ、林徹厩舎、2番人気)に騎乗した▲藤田菜七子騎手(斤量51kg)は、スタートから先手を獲って逃げ込み、直線でも突き放す一方的な走りで、後続馬を「6馬身」引き離す圧勝劇、軽斤量の恩恵を味方にして効果てき面、今期5勝目(通算52勝目)を挙げ、関東リーデングjk「20傑」までに入り込めた。