12/09/2020

「海外競馬」香港国際競走:G1-3戦にJRA馬ダノンプレミアムなど6騎が遠征挑戦

  2020香港国際競走(12/13(日曜):シャティーン競馬場)に、人馬共に検疫など海外遠征が難しいこの時期でも、ダノンプレミアムなど、JRA所属の精鋭6騎が遠征し、世界の強敵相手にG1-3戦に、日本馬実力を世界に見せつける絶好のチャンスで、大いに期待している。
 香港競馬に激震:香港ではムーア、モレイラと共に人気の名手C.スミヨン騎手が、11月26日香港に入国し、2週間の検疫後も、政府から再検査要請を受けて、拘束され開放されず、主催者側の騎乗者締め切り期限内に、開放許可が遅れる見込みのため、国際競走には、騎乗出来ない事態が発生、急遽、代わりの騎手の交渉調整で、数多くの乗替り変更(*赤文字部分)が生じている。

 11日(2回目)の検査では、陰性判明で安堵も、出走馬と騎手は、10日に締め切り後のため、13日(日曜)の国際競走には、やはり騎乗が出来ず仕舞い、最短でも20日になるようで、C.スミヨン騎手は、今回は「踏んだり蹴ったり」の嬉しくない事態で、残念なり。
*乗替変更:ノームコア:Z.パートン、アドマイヤマース:R.ムーア、コンピューターパッチ:A.バデル

*香港第8R 香港カップ:(発走*日本時間17:30)
日本馬が3騎が優勢も強敵7冠馬マジカル(R.ムーアJK)の大駆けか
 日本馬が3騎参戦で可なり有力、その内、昨年度覇者がウインブライト(松岡正JK、畠山吉師)で立派も、それ以降、日本で2戦し「7着、10着」の絶不調気味でイマイチ状態、香港遠征で思い出の地で、再び張り切って撃破して頂けるのか、難しいかもで単穴にした。
 ここは「G1-7冠」愛国のマジカル(R.ムーアJK、A.オブライエン師)が、強敵で戦績からは、好調維持していると見て本命にする。
 そして日本馬の出番、ダノンプレミアム(W.ビュイックJK、中内田師)が、快速馬振りを発揮し、2000を逃げ切って貰いたい。馬場状態が違うが、2分を切るタイムを発揮すれば、頭まである。ノームコア(C.スミヨンJK→乗替りZ.パートンJK、萩原清師)も上位入着圏内、2走前の「札幌記念」並みに走れば、可なりの上位入線できるが如何に?

(11/1東京G1-天皇賞秋:1着アーモンドアイ、4着ダノンプレミアム)
(昨年12/8香港G1-香港カップ:1着8ウインブライト(松岡))
*香港第8R 香港マイル(G1、3歳以上OP、芝2000m、1着賞金2億2340万円)展望
馬番(ゲート番)期待度、馬 名(生産国)Rt(性歳、騎手、調教師、前走戦績)
1(4)注スカレティ(FR)121(せん5P.ブドー、J.レニエ、英国G1-チャンプ2着)
2(6)〇ダノンプレミアム(JPN)119(牡5W.ビュイック、中内田、東京G1-天秋4着)
3(8)▲ウインブライト(JPN)119(牡6松岡正、畠山吉、東京G1-天皇秋10着)
4(5)*フローレ(NZ)117(せんJ.モレイラ、A.クルーズ、香港G2-JKC1着)
5(2)*タイムワープ(GB)117(せん7K.ティータン、A.クルーズ.香港G2-JKC9着)
6(7)*ダンシーズウィズドラゴン(NZ)109(せん7C.ホー.C.ファンズ.香港G2-JKC4着)
7(1)◎マジカル(IRE)121(牝5R.ムーア、A.オブラ、米国G1-BCターフ2着)
8(3)△ノームコア(JPN)114(牝5Z.パートン、萩原清、阪神G1-エ女王16着)
(出走8頭):3連単=1着(7)-2着(2.3)-3着(2.3.8.1)=6点

*香港第7R 香港マイル:(発走*日本16:50)
:新鋭ゴールデンシックスティ(C.ホーJK、K.レイ師)が制覇出来る
 G1勝利は未だないが、重賞3連勝し、絶好調に思える新鋭ゴールデンシックスティ(C.ホーJK、K.レイ師)が、ここでは抜けた存在馬で本命にする。
 本来なら、G1戦8勝の強者ビューティージェネレーション(Z.パートンJK、Dヘイズ師)が、断トツの実績馬で、スーパーフォースなのですが、近走戦績が春先から下降気味の8歳せん馬、普通の走りが出来れば、軽く抜け出せる。
 日本馬アドマイヤマーズ (C.スミヨンJK、友道康師)は、昨年度の覇者で、前走「富士S-9着」からの激走でした。今年の前走は「G1:マイルCS-3着」からの遠征で、順調のまま香港遠征、強敵を蹴散らして連覇出来る状態だ。
(11/22阪神G1-マイルCS:1着グランアレグリア、3着7アドマイヤマース(川田))
*香港第7R 香港マイル(G1、3歳以上OP、芝1600m、1着賞金1億9950万円)展望
馬番(ゲート番)期待度、馬 名(生産国)Rt(性歳、騎手、調教師、前走戦績)
1(3)▲ビューティージェネレーション(NZ)123(せん8Z.パートン、Dヘイズ.香港G2-シャン6着)
2(7)◎ゴールデンシックスティ(AUS)119(せん5C.ホー、K.レイ.香港G2-JCマイル1着)
3(10)〇アドマイヤマーズ (JPN)118(牡4R.ムーア、友道康.阪神G1-マイルCS3着)
4(9)*カーインスター (GB)118(せん5C.スコフィールド.香港G2-香JCマイル2着)
5(6)*サザンレジェンド(AUS)118(せん8K.ティータン、C.ファンズ.香港G2-JCマイル3着)
6(5)△ワイクク   (IRE)118(せん5J.モレイラ、J.サイズ.香港G1-香チャンピ3着)
7(4)*ローマナイズド(IRE)116(牡5W.リー、K.コンドン、愛国3歳OP-3着)
8(8)*シンプリーブリリアント(GB)110(せん6K.リョン、F.ロー.香港G2-JCマイル7着)
9(2)*マイティジャイアント(NZ)109(せん5A.バデル、P.イウ.香港G2-JCマイル4着)
10(1)△オーダーオブオーストラリア(IRE)120(牡3Pブドー、A.オブライ.米国G1-BCマイル1着)
(出走10頭):3連単=1着(2.3)-2着(2.3)-3着(1.10.6)=6点

*香港第5R 香港スプリント(発走*日本15:40)
:タワーオブロンドン (Wビュイック)に復活激走を期待
 今期未だ未勝利も、昨年秋「中山G1:スプリンターズS」で圧巻の差し切り快勝したタワーオブロンドン (Wビュイック、藤沢和)に、一発激走を期待し◎に抜擢する。藤沢和師が、入念な仕上げ「勝算なしで遠征などしない慎重派」からは、海外G1獲り参戦なのです。直前の追い切りで好時計をマークして、久々の復調気味なら期待十分、出走中で唯一G1馬、日本のG1ウイナーのプライドに懸けてもと、力が入る一戦になる。
 そして相手も日本馬ダノンスマッシュ(R.ムーア、安田隆)、香港では「魔術師R.ムーア騎手」の手腕に目が離せないが、タワーの末脚が万一不発なら、代わって一発逆転劇もある。
 3番手の強敵は、Rtトップのクラシックレジェンド(K.マカヴォイ)が、好調維持しており、生まれ故郷の豪州に遠征し荒稼ぎしている疲れが無ければ、食い込めるかも・・です。
(昨年9/29:中山G1-スプリンターズS:1着タワーオブロンドン(ルメール))
(10/4中山G1-スプリンターズS:1着グランアレグリア、2着3ダノンスマッシュ(川田))
*香港第5R 香港スプリント(G1、3歳以上OP、芝1200m、1着賞金1億7550万円)展望
馬番(ゲート番)期待度、馬 名(生産国)Rt(性歳、騎手、調教師、前走戦績)
1(1)▲クラシックレジェンド(AUS)125(せ5マカヴォイ.ファウンズ.豪州OP-ジェベ1着)
2(5)△ホットキングプローン(AUS)120(せ6.モレイラ、サイズ、香港G2-JCスプ1着)
3(10)*ビッグタイムベイビー(IRE)115(せ6N.カラン、K.マン.香港G2-JCスプ10着)
4(8)*ヴォイッジウォリアー(AUS)115(せ5.ティターン、P.イプ、香港G2-JCスプ4着)
5(14)〇ダノンスマッシュ(JPN)114(牡5R.ムーア、安田隆、中山G1-スプリ2着)
6(12)◎タワーオブロンドン(JPN)114(牡5Wビュイック、藤沢和、東京G2-京王スプ8着)
7(9)*ウィッシュフルシンカー(AUS)114(せ7K.リョン、C.イプ、香港G2-JCスプ9着)
8(11)△コンピューターパッチ(AUS)112(牡4A.バデル、A.クルーズ、香G2-JCスプ2着)
9(6)*ラタン(NZ)112(せ7C.スコフィールド、R.ギブソン.香港G2-JCスプ3着)
10(7)*ビッグパーティー(AUS)110(せ5M.チャドウィック、F.ロー.香港G2-JCスプ5着)
11(3)*ジョリーバナー (AUS)110(せ9M.バルサローナ、P.イウ.香港OP-9着)
12(2)*アメージングスター (NZ)109(せ6Z.パート、K.ティーン)
13(13)*ファットタートル(AUS)109(せ6A.アムラン、F.ロー、香港G2-香JCスプ6着)
14(4)*ストロンガー   (AUS)109(牡4P.ブドー、D.ホワイト)
(出走14頭):3連単=1着(6.5)-2着(6.5.1)-3着(6.5.1.2.8)=12点