10/03/2021

中山11R*スプリンターズS:ピクシーナイト(福永祐)が先行抜け出し初戴冠

 [WIN5-5]*中山11R スプリンターズS:期待のレシステンシア(ルメール)は2着
 大外枠のモズスーパーフレア(松若)が、果敢に引き離して先行、その真後ろに着けて競馬したピクシーナイト(福永祐)の音無厩舎2騎で連携プレー、ピクシーには、今までが多頭数の外枠ばかりの不運が続いて、馬群に揉まれ、外を回る大きな不利が続いては、惜敗続きでしたが、今回は、一転して好内枠で勝利のチャンス、前半の位置取りが、絶妙さが幸運を呼び、直線で軽快に抜け出し、スプリント競馬では「2馬身」も突き放すのは、超圧勝劇に等しく、3歳馬のG1勝利は、14年振りの成果、嬉しい初初戴冠をゲット出来た。そして福永祐一騎手は区切りの「G1制覇30勝目」になる。
 2・3番手争いは、内でシヴァージ(吉田隼)が末脚伸ばし粘るも、外から我が期待の本命馬レシステンシア(ルメール)が、馬体を併せ競り合い、GOAL前で「アタマ差」際どく差して2着確保でした。
 馬券は、どうしても上位2騎で決着したときに限って、肝心の3番手などが、薄目の伏兵馬がチョイと絡んで波乱が通例ですが、それでも頭を3騎で手広く、バラバラ30点(写真参照)にも流せば、ナントか辛うじて美味しい穴馬券はゲット出来ますがお勧めは出来ません。買い目が多くなり、結果的には収支は、馬連流し馬券並みになりますから・・。
 そして、1番人気に支持されたダノンスマッシュ(川田)は、6番手の好位置取りで競馬も、末脚(3F33秒8)が、ソコソコ発揮するも離れた位置からでは前に迫れず、6着が精一杯で残念波乱の一戦でした。


「今期G1制覇3勝目の福永祐一騎手」:JRA通算重賞勝利155勝目(G1勝利30勝目)
(非常に強い競馬で・・)色々なスティエイションを想定していたのですが、ここまでいいポジションで、逃げ馬の後ろには、余り想定はしていなかったのですが、正直、チョット驚いていますけど、最終的にはこういう形でG1を勝てる馬にしたいなと、思いはズーとありましたけども、こんなに早く1200mG1の舞台で、あういう横塚相撲で、G1勝てるとは、本当にこちらの想像を超えた走りをしてくれたと思います。
(素質を認めていた馬で改めて・・)期待以上で正直、未だ返し馬で似た感触も、ヤハリ休み明けひと叩きでも効果は感じていたのですが、まだまだ前と後ろの体のバランスが取れていない感じでしたから、今日の感じで、これからG1の舞台で、どれだけやれるかな~と感じていたが、公言はしていはいたんですが、想像を超えた馬になって来ましたね・・。

*中山11R スプリンターズS(G1:3歳上OP、芝1,200m、1着1億3000万円):良馬場
期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場.格.着順))人気(3F秒)
1着〇(4)ピクシーナイト(牡3福永、音無、モーリス、中京G2-S2着)3人気(33.4)
2着◎(12)レシステンシア(牝4ルメール、松下、Dメジャー、中京G2-1着)2人気(33.5)
3着*(1)シヴァージ(牡6吉田隼、野中、Fサムライ、東京L-5着)10人気(33.4)
4着*(6)メイケイエール(牝3池添、武英、Mアイル、札幌G3-7着)7人気(33.5)
5着注(16)モズスーパーフレア(牝6松若、音無、Sタウン、小倉G3-3着)5人気(34.5)

タイム1:07.1 (4F44.8ー3F33.8ー2F22.7ー1F11.4)
単勝530円、馬連890円、馬単1,910円、3連複9,050円、3連単38,610円

予想評定 C評価(60点):上位2頭で固い決着では、どうしても3番手が薄目が飛び込み甘馬券になるのです。
6着▲(14)ダノンスマッシュ(牡6川田、安田隆、Rカナロア、香港G1-6着)1人気
7着*(8)ビアンフェ(せん4藤岡佑、中竹、キズナ、札幌G3-1着)9人気
8着△3(9)クリノガウディー(牡5岩田康、藤沢則、Sヒーロー、中京G2-3着)6人気
9着*(2)ミッキーブリランテ(牡5和田竜、矢作、Dブリランテ、札幌G3-10着)13人気
10着*(3)ラヴィングアンサー(牡7岩田望、石坂、Dメジャー、中京G2-8着)15人気
 11着△1(11)ジャンダルム(牡6浜中、池江、Kジョイ、中京G2-4着)4人気
 15着△2(5)ファストフォース(牡5鮫島駿、西村、Rカナロア、小倉G3-2着)8人気
(出走16頭):3連単=12-4.14-4.14.11.5.9.16=10点:外れ
*コーナー通過順位
3角:16-8,4,12(1,14)(2,5,9,11,6)(3,15)13,10,7
4角:16(4,8)12,1,14(2,5,6)9(3,11)(13,15)10,7

[WIN5-4]*中京11R ポートアイランドS:プリンスリターン(松山)が際どくも競り勝つ

 期待馬が、同じ中団待機の2騎、ルークズネスト(幸英)、プリンスリターン(松山)は、前半戦で4頭分の差が大きく、直線で先に抜け出したプリンスリターンが、追い上げるルークズネストに「クビ差」残して嬉しい先着、OP戦に2連勝を果たした。
 3番手には、後方から追い上げたレッドガラン(斎藤)が、先団より「1馬身3/4」遅れて届き決着した。
*中京11R ポートアイランドS(L:3歳上OP、芝1,600m、1着賞金2500万円):良馬場
1着〇(9)プリンスリターン(牡4松山、加用、Sリターン、小倉OP-1着)4人気(34.2)
2着◎(12)ルークズネスト(牡3幸英、浜田、モーリス、東京G1-10着)2人気(34.0)
3着△2(7)レッドガラン(牡6斎藤、安田隆、Rカナロア、中山L-6着)5人気(34.3)
4着*(5)ガゼボ(牡6川又、石坂、Dメジャー、新潟L-14着)12人気
5着*(8)マイラプソディ(牡4松田、友道、Hクライ、東京G3-11着)7人気

タイム1:32.6 単勝600円、馬連1,770円、馬単3,870円、3連複6,740円、3連単37,740円
7着▲(6)エアロロノア(牡4藤岡康、笹田、Kカメ、阪神G2-5着)1人気
8着△3(4)トライン(牡6菱田、浜田、Dインパクト、新潟L-4着)6人気
11着△1(2)ジュンライトボルト(牡4石橋、友道、Kカメ、新潟OP-6着)3人気
(出走15頭):3連単=12ー9.6-9.6.2.7.4=8点:外れ
*コーナー通過順位
2角:(*11,14)1(2,13)9(4,5,12)(6,16)(7,8)(3,10)-15
3角:11,14(1,13)2,9,4(5,12)(7,8,6)16(3,10)-15
4角:11(14,13)(1,2)(4,9)(7,5,12)(8,6,16)(3,10)-15

[WIN5-3]*中山10R 茨城新聞杯:ヴァリアメンテ(藤岡佑)が直線一気の末脚で快勝

 アールバロン(三浦)が先行し直線も、期待のキタノインパクト(横山武)が、中団待機から一気に先頭に立つも、それよりも後方待機のヴァリアメンテ(藤岡佑)に、あっさり差し切られ、しかも「1馬身3/4」も、突き放される屈辱で唖然、3.4着争いも「アタマ、クビ差」で、伏兵馬ヒューマンコメディ(秋山稔)が、ナリノモンターニュ(津村)に競り勝って、ここでもチョイ荒れ馬券、波乱の一戦でした。
*中山10R 茨城新聞杯(3歳上2勝C(HD)、芝1,800m、1着1500万円):良馬場
1着〇(4)ヴァリアメンテ(牡3藤岡佑、中内田、Dメンテ、阪神2C-3着)2人気(34.2)
2着◎(12)キタノインパクト(牡5横山武、藤沢和、Dインパ、函館2C-2着)1人気(34.8)
3着*(3)ヒューマンコメディ(牝4秋山稔、小野、Hクライ、札幌2C-5着)10人気(34.6)
4着△3(2)ナリノモンターニュ(牡4津村、上原、Vピサ、中山1C-1着)4人気
5着△2(11)アールバロン(牡3三浦、伊藤大、モーリス、中山1C-1着)3人気

タイム1:47.0 単勝370円、馬連560円、馬単1,060円、3連複7,100円、3連単23,880円
6着△1(1)ウシュバテソーロ(牡4戸崎、高木、オルフェV、新潟1C-1着)5人気
(出走12頭):3連単=12-4.1-4.1.11.2=6点:外れ
*コーナー通過順位
1角:11,10,8(3,12)2,4-9,1,5-7-6
2角:11,10,8,12,3,4,2-9(1,5)-7-6
3角:(*11,10)8,12(3,4)(2,5)(1,9)-7,6
4角:11,10(8,12)(3,4)(2,5)(1,9)7,6

[WIN5-2]*中京10R 白川郷S:ゲンパチルシファー(川島)が際どく競り勝つ

 我が期待のダンツエリーゼ(泉谷楓)は、多頭数で縦長展開、その可なりの後方からの競馬では、前に迫るのは不可能な状態に思え、ハラハラを通り越し諦めでしたが、直線の競り合いは、中団からゲンパチルシファー(川島)、そして伏兵馬ペガサス(幸英明)は、内ラチから馬体を併せて叩き合い、GOALしたが「アタマ差」で競り負け涙、外ゲンパチルシファーが先着、嬉しいOP入り果たした。
 そして「1/2馬身」まで迫ったのが、ダンツエリーゼ(泉谷楓)が猛追して来て、3着までは惜しかった。
*中京10R 白川郷S(3歳以上3勝C、ダ1,900m、1着賞金1820万円):良馬場
1着〇(14)ゲンパチルシファー(牡5川島、佐々木、Tグローリ、小倉3C-3着)2人(38.1)
2着*(4)ペガサス(牡5幸英明、大久保、Kカシワ、中京3C-9着)9人気(38.0)
3着◎(8)ダンツエリーゼ(牝4泉谷、本田、キズナ、小倉3C-5着)3人気(37.5)
4着*(11)ソルトイブキ(牡5富田、木原、Pザール、小倉3C-16着)6人気
5着*(12)スズカロング(牡7秋山真、橋田、Wフォース、函館3C-12着)11人気

タイム1:58.8 単勝430円、馬連3,380円、馬単5,320円、3連複6,390円、3連単32,850円
8着△1(13)メイショウササユリ(牝7古川、松永幹、Sマンボ、小倉3C-8着)7人気
15着▲(15)コラルノクターン(牡4松山、藤原、エムシー、東京3C-15着)1人気
16着△2(16)デッドアヘッド(せん5杉原、藤沢和、ハーツクライ、札幌3C-3着)5人気
(出走16頭):3連単=8-14.15-14.15.13.16=6点:外れ
*コーナー通過順位
1角:9(11,15,16)-6,10,14,1(4,7)13(2,12)8(3,5)
2角:9(11,16)15-6,10(1,14)4,7,13(2,12)-8,3,5
3角:(*9,11,16)10,14(6,4,15)12(1,13)8,2,3,5,7
4角:(*9,11)(14,16,10)(6,4)(1,12)(13,15)8,2,3,5

[WIN5-1]*中山 9R サフラン賞:ウォーターナビレラ(吉田隼)が先行抜け出し快勝

 先行した3騎で前残り決着でした。ウインピクシス(横山武)、ウォーターナビレラ(吉田隼)、シゲルイワイザケ(福永)で先行し、直線でウォーターナビレラが抜け出し「1馬身1/4」振り切り快勝、2着にウインピクシス、3着には、リアグラシアに「ハナ差」まで迫られながらも残し、シゲルイワイザケで決着した。
 問題は、断然人気の期待馬レディバランタイン(戸崎圭)は、新馬勝ちした時の逃げ脚は、今日は出来ず、後方からの競馬、終始その位置のまま決着では期待外れ6着残念なり。
*中山 9R サフラン賞(2歳1勝C、牝馬、芝1,600m、1着賞金1010万円):良馬場
1着△2(7)ウォーターナビレラ(牝2吉田隼、武幸、Sステート、札幌新馬1着)6人気(33.6)
2着△3(6)ウインピクシス(牝2横山武、上原、Gシップ、新潟G3-9着)5人気(33.9)
3着▲(1)シゲルイワイザケ(牝2福永、渡辺薫、Eネイア、小倉牝新馬1着)4人気(33.8)
4着〇(5)リアグラシア(牝2ルメール、岩戸、Kカメ、新潟牝未勝利1着)2人気
5着△1(8)ビーオンザマーチ(牝2デムーロ、林徹、モーリス、東京新馬1着)3人気

タイム1:35.8 単勝1,420円、馬連3,360円、馬単8,230円、3連複6,230円、3連単52,060円
6着◎(2)レディバランタイン(牝2戸崎、加藤征、Sアラジン、新潟新馬1着)1人気(33.9)
(出走8頭):3連単=2-5.1-5.1.8.7.6=8点:外れ
*コーナー通過順位
2角:6,7(1,8)3(2,5)-4
3角:6,7(1,8)(3,5)2,4
4角:(*6,7)8,1(3,5)(4,2)

[WINー5]*挑戦の道:「中山・中京」戦は、最終週で、今週も大混戦で大荒れありそうだ。
予想:◎2〇5ー◎8〇14ー◎12〇4ー◎12〇9ー◎12〇4=32通り
結果:(△7)ー〇14ー〇4ー〇9ー〇4=(的中315票)「払戻1,638,740円」
「6ー2ー2ー4ー3」人気で決着、最初から波乱の決着、そして対抗馬だけが先着では本命総崩れで外れ完敗です。

*記録フラッシュ
▽浜中俊騎手がJRA通算10,000回騎乗達成!
 中山11Rで、11番ジャンダルムに騎乗した浜中俊騎手(栗東)は、史上46人目・現役31人目の「JRA通算10,000回騎乗」を達成した。
 騎手コメント:10,000回も騎乗機会を与えて下さった関係者の皆様と馬たちに、感謝したいです。良い結果も悪い結果も両方ありましたが、10,001回目からの騎乗に必ず生きて来るものだと思いますし、この先もっと良いレースが出来るように精進して行きます。
▽加用正調教師がJRA通算600勝達成!
 中京11Rで(9)プリンスリターン(松山弘平騎手)が、第1着となり、加用正調教師(栗東)は、史上99人目・現役17人目の「JRA通算600勝」を達成した。
 調教師コメント:これまでずっと支援して頂いた馬主さん、生産者の方のお陰です。そして、厩舎のスタッフが、厩舎のために一生懸命に働いて来た積み重ねで、600勝という目標に到達出来たと思います。