9/20/2015

*秋華賞TR*ローズS:超新星出現!タッチングスピーチ(ルメール)がミッキーを突き放す殊勲

 スタートで断然人気のミッキークイーン(浜中俊)が、大きく出遅れはいつもの癖なのですが、でも縦長の可なり離された最後方から、前はハイペースで飛ばす展開でハラハラの位置取りが問題なのです。(その前がタッチングスピーチ(Cルメール))

 スタートを決めたシングウィズジョイ(内田博)を交わして、先頭を主張したレッツゴードンキ(岩田康)が、ややハイペースで飛ばし、引っ張る展開で、直線を向いても、レッツゴーが逃げ粘り込むところに、後方からトーセンビクトリー(武豊)が、末脚を伸ばし、馬群の先団まで迫り、最後方から大外を回って追い上げたタッチングスピーチ(Cルメール)、そして期待のミッキークイーン(浜中俊)が、一旦は直線の入り口で馬体を併せる位置でも、前走500万下を勝ったばかりの900万下内のタッチングスピーチ(Cルメール)の追い出しに、一気に「2馬身」近く、引き離される屈辱、この着差を最後まで詰め寄ることが出来ず、痛恨の競り負け・・、やはり(追込み脚質の馬でも)スタートを決め、有利な位置取りが出来ないと、最後は4角で前の馬群を交わすために、大外を回る羽目になり、距離とタイムロスが大きく、どうしても届かない結果になりますね。それを克服した先着2騎は立派も、TR戦でも、この世界は1着が全てなのです。
 このことでも、C・ルメール騎手の力腕が冴え、タッチングスピーチが「1馬身1/2」も、突き放す馬の能力と騎手力量に脱帽し、大殊勲の快勝でした。
 流石のDインパクト産駒の末脚、遅れて来た逸材がここで一気に開花、このTRに参戦出来たこと事態が幸せなのに、ここで勝てるとは・・、重賞勝ちの面々を軽く突き放す快勝で、超新星がここに出現、秋華賞の台風の目になりそうな快速振りに皆が仰天、これで胸を張って「秋華賞」に参戦が出来て、有力馬の地位に立った。
 (GOAL前:1着タッチングスピーチ(ルメール)、2着ミッキークイーン(浜中)、3着トーセンビクトリー(武))
 (残り100m:タッチングスピーチ(ルメール)が先頭に立って抜け出し、ミッキー突き放される)
 (残り200m:内で逃げ粘るレッツゴー、大外からタッチングとミッキーが競り合い脚を伸ばす)
 (4角:先頭はレッツゴー、最後方大外がミッキー(浜中)、その前がタッチング(ルメール))

「今期重賞勝利4勝目のクリストフ・ルメール騎手」:JRA通算重賞勝利22勝目
 今日は、スタートは余り良くなかったけど、ペースはとても良かった。タッチングはとてもリラックスして(走って)いた、でもチョット忙しかった。だけど皆一杯、マイルの(ペース)馬がいた。だから前(テン)のペースが速かった。彼女はその流れ(展開)は大好きです。(ミッキーが来ていましたが・・)そう、見たヨ、外から(来るのを)、チョット怖かったね。だけどタッチングスピーチは長い(距離)ところ走るスタミナがある。今日はとても(良い)追込が出来た。追い切りの時はとても反応が良かった。だから頑張(ことが出来た)りました。(秋華賞に向けて、これから楽しみですね・・)そう、これからは楽しみです。スタミナもある、瞬発力もある、だからとてもいい馬です。

日曜[WIN5-4] *阪神11R ローズS(G2、3歳牝馬OP、芝1800m、1着5000万円)結果:良馬場
1着・(15)タッチングスピーチ牝3(Cルメール、石坂、Dインパクト、差、札幌500下1着)7番人気(33.9)
2着◎(8)ミッキークイーン 牝3(浜中俊、池江、Dインパクト、差、東京G1-1着)1番人気(3F33.8)
3着△1(13)トーセンビクトリー牝3(武豊、角居、Kカメハメハ、差、小倉1000下1着)2番人気(34.6)
(以上3着まで秋華賞優先出走権獲得)

タイム1:45.2 単勝1,220円、馬連1,760円、馬単4,640円、3連複3,670円、3連単25,340円
予想評定 C評価(50点):大本命を連軸2着で得点50、900万下の伏兵が殊勲1着では完敗です。
4着〇(10)レッツゴードンキ 牝3(岩田康、梅田、Kカメハメハ、逃、東京G1-10着)3番人気
6着△3(3)アンドリエッテ  牝3(横山典、牧田、Dインパクト、追、東京G1-5着)4番人気
7着△2(12)ディープジュエリー牝3(柴山雄、国枝、Dインパクト、差、東京OP1着)6番人気

*中山11R ラジオ日本賞:ストロングサウザー(田辺)が2番手先行から直線で抜け出し押し切る
 スタートでアドマイヤブルー(北村宏)が痛恨の躓きで落馬寸前の体勢、大きく遅れて離れた最後方からの競馬では、とても先着出来る位置取りではありません。
 ベルサリエール(石川)が先行、2番手にストロングサウザー(田辺裕)、我が期待のキクノソル(三浦)は、
5番手外で競馬も、少し動きが重く、先行馬から幾度も置かれる展開で、その都度追い出し差を詰めていたが、直線を向いた時点で脚取りがバッタリ無念、代わってストロングサウザー(田辺)が抜け出しそのまま押し切るところに、ダブルスター(大野)が3番手から2番手まで上がるも、後方待機したツクバコガネオー(勝浦正)が、鋭く追い上げ「クビ差」まで迫ったがGOAL直前で届かず無念なり。
[WIN5-5]*中山11R ラジオ日本賞(3歳以上OP、ダート1800m、1着賞金2100万円)結果:良馬場
1着△(2)ストロングサウザー牡4(田辺裕、久保田貴、Hクライ、逃、新潟OP7着)3番人気(37.4)
2着・(9)ツクバコガネオー せん7(勝浦正、尾形充、Kカメ、差、新潟OP11着)7番人気(36.9)
3着〇(3)ダブルスター  牡6(大野拓、伊藤圭、Sミニスター、先、新潟OP3着)2番人気(37.5)

タイム1:52.6 単勝680円、馬連6,930円、馬単12,140円、3連複7,550円、3連単63,310円
5着◎(10)キクノソル  牡5(三浦皇、北出成、Kカメハメハ、先、小倉OP2着)1番人気(37.6)

*中山10R 初風特別:サザナミ(戸崎圭)が期待に応え見事な抜け出し快勝
 クラウンカイザー(大野)、ロマネクイーン(石橋)が先行し、直線でもこの2騎が粘り込み、一旦はロマネクイーンが先頭に立ったが、6番手待機のサザナミ(戸崎圭)が、先団を一気に纏めて外から交わして「1馬身1/4」突き抜け快勝した。
 2着以降の争いは大激戦「クビ、ハナ、クビ差」の際どい着差、先行馬が粘り込んでいたが、後方から一気に追い込んだカービングパス(北村宏)とエビスグレイト(田中勝)が競り合いし、2・3着に届いた。
日曜[WIN5-3] *中山10R 初風特別(3歳以上1000下、芝1200m、1着1500万円)結果:良馬場
1着◎(11)サザナミ  牝3(戸崎圭、堀宣行、Dインパクト、先、新潟500下1着)2番人気(34.4)
2着〇(14)カービングパス 牝3(北村宏、藤沢和、Hジャー、差、札幌500下1着)1番人気(34.3)
3着・(6)エビスグレイト 牡5(田中勝、加藤征、Hクライ、差、札幌1000下4着)4番人気(34.0)

タイム1:08.6 単勝380円、馬連540円、馬単1,130円、3連複1,950円、3連単7,250円
4着△2(5)アスペンサミット牝5(石川裕、高橋文、Fロック、先、福島500下1着)5番人気
7着△1(3)ダイワベスパー 牝6(三浦皇、鹿戸、Dメジャー、差、福島500下1着)9番人気
15着▲(12)ヒルノケアンズ 牝5(柴田善、北出、Hクライ、差、新潟1000下3着)8番人気

*阪神10R 瀬戸内特別:ラッフォルツァート(川田)が先行抜け出し快勝
 直線での競り合いが大激戦、先行したセトノフラッパー(古川)そしてタイセイララバイ(Mデムーロ)が直線で抜け出し押し切る勢いに見えたが、4番手から外一気に追い上げたラッフォルツァート(川田将)が、末脚が鋭く、際どく突き抜け「ハナ差」競り勝って嬉しい3勝目で、先着馬が各世代毎の、勢いがある牝馬が活躍した。
 我が期待のヤマニンマンドール(岩田康)は、最後方待機し、直線勝負を懸けるも、最速の上がりタイム「3F34秒4」で走り込むも、大きな着順16着では残念なり。
日曜[WIN5-2] *阪神10R瀬戸内特別(3歳以上1000下、芝1400m、1着1500万円)結果:良
1着△2(1)ラッフォルツァート牝3(川田将、西園、Gワンダー、先、新潟1000下5着)3番人気(34.8)
2着・(8)セトノフラッパー牝5(古川吉、南井、Tシャトル、先、新潟1000下13着)14番人気(35.0)
3着・(4)タイセイララバイ牝4(Mデムーロ、高野、Sクリスエス、差、小倉1000下5着)5番人気(35.1)

タイム1:21.0 単勝490円、馬連11,200円、馬単17,270円、3連複20,150円、3連単115,060円
4着〇(12)トウショウピスト  牡3(池添謙、角田、Yブルグ、先、中京1000下8着)4番人気
6着△1(7)テイエムゲッタドン牡4(藤懸貴、山内、Tオペラオー、先、小倉1600下3着)7番人気
8着▲(9)キタサンエピソード 牡6(小牧太、橋口、フジキセキ、差、小倉1000下3着)8番人気
9着△3(11)マイアベーア 牡3(Cルメール、矢作、Dインパクト、先、新潟1000下9着)1番人気
12着◎(16)ヤマニンマンドール 牡3(岩田康、浅見、Sホーム、差、新潟1000下2着)2番人気(34.4)

*中山9R 汐留特別:ウインオリアート(三浦)が早めに追い出しアドマイヤピンクの追撃を振り切る
 ソムニアシチー(田中勝)が大きく逃げ、2番手コスモチョコレイ(丹内)、そしてナイヤガラモンロー(北村宏)の展開、4角では中団待機から5番手に上がったウインオリアート(三浦皇)が、ナイヤガラモンローを交わして先頭を奪ってそのまま押し切って1着GOAL、2番手にはアドマイヤピンク(柴田善)が中団から末脚を伸ばすも「1馬身1/4」届かず無念なり。
 3着争いは激戦、内ヴァンデミエール(松岡)、外ナイヤガラモンロー(北村宏)の馬体を併せて叩き合いの
競り合いでは、際どく外の3歳牝馬ナイヤガラモンローが「ハナ差」凌いで、比較的人気馬の決着でした。
日曜[WIN5-1]*中山9R 汐留特別(3歳以上500下牝馬、芝2000m、1着1050万円)結果:良馬場
1着〇(8)ウインオリアート 牝4(三浦皇、鹿戸、Sゴールド、差、札幌500下6着)4番人気(34.6)
2着◎(7)アドマイヤピンク 牡3(柴田善、戸田、Kカメ、差、新潟500下2着)1番人気(3F34.5)
3着▲(6)ナイヤガラモンロー牝3(北村宏、堀井、Aムーン、逃、新潟500下4着)2番人気(35.3)

タイム2:02.1 単勝680円、馬連720円、馬単2,020円、3連複1,110円、3連単6,690円
5着△(10)ツクバアスナロ 牝4(田辺裕、土田稔、Sハート、差、札幌500下5着)3番人気

WIN5」挑戦の道:たった1票の的中に、この項があるのでないが、印を付けた馬が先着期待だ。
予想①◎7▲6ー②◎16〇12ー③◎11ー④◎8ー⑤◎10〇3=8通り
結果①(〇8)-②(△1)-③◎11-④(・15)-⑤(△2)=「的中186票」払戻1,924,700円
「4-3-2-7-3」人気で決着、今回も1番人気が不発撃沈、先週よりは固いが無印1か所あり完敗、大荒れです。

*残念な報告*ダービー馬キズナ(佐々木昌三厩舎)が右前足屈腱炎の故障で、現役引退!
 2013年の日本ダービー(GI)を武豊騎手で優勝(左写真:歓喜の万歳、右写真:ダービーGOAL前の激戦)し、同年10月フランス・ロンシャン競馬場に遠征、前哨戦「フォワ賞(G2)1着」を叩いて、「凱旋門賞」に挑戦するも惜敗4着など活躍、そしてJRA賞「最優秀3歳牡馬」に選出されたキズナ号(現牡5歳)は、2度目の長期休養を経て、秋競馬に向けて調整していたが、右前繋部浅屈腱炎を発症して競走馬を断念、凱旋門賞に再挑戦の夢が途切れ、今後競走馬登録を抹消、種牡馬となる予定で、子供にその夢を託すことになったが、繋養先はまだ決まっていない。

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