5/11/2012

オルフェーヴル池江寿が凱旋門賞に挑戦

*フランス・ロンシャン競馬場で行われる最高峰GⅠレース「凱旋門賞」に日本馬が8頭も登録した。
斤量が極端に有利な3歳牝馬が毎年活躍するので有名なこのレースですが、その中で日本の期待馬は「オルフェーヴル(牡4歳)」、断然人気で2度連続逸走して人気を裏切ったが、やはり「世界の頂点」に挑戦することになって、折角のチャンスを万全の態勢で参戦出来るよう(外野ファンは)見守ることしかありません。そして3歳牝馬ハナズゴールが挑戦なら斤量で大いに有利、そして戦績結果が他の日本馬の比較が出来て良いのです。
(写真1:暮れのGⅠ有馬記念で人気に応え快勝した9オルフェーヴル)
(写真2:パリ市シャンゼリゼ通りの西奥に大きな凱旋門が見える)
(写真3:エッフェル塔から見て北西にロンシャン競馬場が左上の森の中にある)

*フランス・ロンシャン凱旋門賞(GⅠ、3歳以上OP、芝2,400m、総賞金約4億円、発走10月7日(日))
・アーネストリー(牡7、佐々木昌三(栗東)、Gワンダー産駒)主な戦績:GⅠ宝塚記念1着
・アヴェンティーノ(牡8、池江泰寿(栗東)、Gポケット産駒):1600万下クラス
・オルフェーヴル(牡4、池江泰寿(栗東)、Sゴールド産駒):GⅠ有馬記念1着
・トレイルブレイザー(牡5、池江泰寿(栗東)、Zロブロイ産駒):GⅡ京都記念1着
ワールドエース(牡3、池江泰寿(栗東)、Dインパクト産駒):GⅠ皐月賞2着
ハナズゴール(牝3、加藤和宏(美浦)、オレハマッテルゼ産駒):GⅠNHKマイル7着)
・ビートブラック(牡5、中村均(栗東)、ミスキャスト産駒):GⅠ天皇賞・春1着
・ルーラシップ(牡5、角居(栗東)、Kカメハメハ産駒):GⅠ香港クィーンEC1着

良血Dインパクト産駒マルセリーナ(田辺)に期待
*前走阪神牝馬Sの再戦、1着・2着が逆転に成りそうだ。千四を辛くも先行逃げ切りクィーンズバーン、ここに中団から急追して惜しくも届かず2着も、直線長い東京マイルならマルセリーナ(田辺)が優に届いて逆転劇になると見た。桜花賞1着馬が今年勢い一番のDインパクト産駒の末脚、抜群の追い切りで好調に思え本命に推奨した。

*相手はクィーンズバーン(内田博)に挙げたが今回は苦しい展開かも、先行力が優秀で展開有利なレースも、東京は初コースで最後の直線坂などの克服が鍵になる。
*本来なら(何を言っても)ここは5冠馬アパパネ(蛯名正)が筆頭株で、昨年ブエナビスタを破って戴冠した実績が一番ある馬なのですが、香港マイル遠征後の初戦(前走)で7着の脚色は未だ本調子でなかったようで、もうあの鋭い末脚に陰り、ピークを超えたか、または久々一気に圧勝の復活舞台になるか?の分かれ目で、敬意を表して▲単穴評価にしたが五分五分だ。

*よって3着の抑え候補は、マイル1分32秒の末脚実績があるアプリコットフィズ(田中勝)、牝馬クラシックで活躍したホエールキャプチャが横山典で2戦目の変わり目、そして高松宮で惜しくも届かず惜敗のグランプリエンジェル(三浦)を再度期待した。
(写真:前走阪神11R牝馬Sで中団から追い上げるも届かず2着マルセリーナ)

「WIN5ー⑤」東京11R ヴィクトリアマイル(GⅠ、4歳以上OP、牝馬、芝1,600m)展望
◎( 1)マルセリーナ(田辺、松田博、Dインパクト)前走GⅡ阪神牝馬S2着
〇( 8)クィーンズバーン(内田博、浅見、Sウィーク)前走GⅡ阪神牝馬S1着
▲( 7)アパパネ(蛯名正、国枝、Kカメハメハ)前走GⅡ阪神牝馬S7着
△1(11)アプリコットフィズ(田中勝、小島太、Gポケット)前走GⅢダービー卿CT6着
△2(12)ホエールキャプチャ(横山典、田中清、クロフネ)前走GⅢ中山牝馬S5着
△3( 9)グランプリエンジェル(三浦、矢作、Aデジタル)前走GⅠ高松宮記念6着
注(16)ドナウブルー(ウイリアムズ、石坂、Dインパクト)前走GⅢ中山牝馬S11着

トウショウカズン川田が勝てる
*前走期待に応えて快勝したナムラタイタン(太宰)がここでも勝てると思ったが斤量58.5kgでは大きなハンデ差があり、苦しく評価下げたが怖い存在に変わりはなく単穴にした。
代わって本命には根岸Sで2着・4着したトウショウカズン(川田)とタイセイレジェント(藤岡康)の一騎打ちになると見た。
*トウショウカズン(川田)は(公営)武豊騎乗で高知遠征、重い不良ダート馬場を同タイムで惜しい競り負けの2着、流石根岸S2着の力量馬なのだ。
*方や相手のタイセイレジェント(藤岡康)は、内田博騎手で根岸S僅差4着後、OP千葉S快勝して来た。共に先行力を生かした走りで期待出来ると見た。
*穴の有力馬には前走OPで先団から抜け出し快勝したインオラリオ(浜中俊)の勢いを挙げる。

「WIN5ー④」京都11R 栗東S(4歳以上OP、ハンデ、ダ1,400m)展望
◎(11)トウショウカズン(川田、領家、クロフネ)前走(公営高知GⅢ)黒船賞2着
〇( 9)タイセイレジェント(藤岡康、矢作、Kカメハメハ)前走OP千葉S1着
▲( 5)ナムラタイタン(58.5太宰、大橋、Sヴィグラス)前走OPオアシスS1着
△1(16)インオラリオ(浜中俊、吉村、Hベル)前走OPコーラルS1着
△2( 4)ニシオドリーム(小牧太、鹿戸雄、Dジュニア)前走1600下ブラッドストーン1着
注1(10)ケイアイテンジン(藤田伸、白井、Aデジタル)前走OP京葉S13着
注2( 3)シゲルソウサイ(幸英明、湯窪、Tキャット)前走OPコーラルS7着

大荒れかズバリか?のハラハラ新潟
*大混戦の赤倉特別、500下で勝ち上がった馬より、このクラスで既に上位に唯一入着したエクセリオン(宮崎)に本命を期待したが、そう固くはない。
長距離に善戦したコスモカンタービレ(丹内)まで大接戦で、思い切り先行する馬が出れば大荒れが有りそう、抜けた推薦馬の選定が困難なレースで、頼りの「WIN5」はここで皆失速する危険があるから手広く流した方が良いが、肝心のその相手が不明なり。

「WIN5ー③」新潟11R 赤倉特別(4歳以上1,000万下、芝2,200m)展望
◎( 5)エクセリオン(宮崎、栗田、Gポケット)前走1000下高千穂特別3着
〇(10)オマワリサン(松山弘、本間、リンカーン)前走500下浄土平特別1着
▲( 8)テイエムバゴー(古川、福島、バゴ)前走500下1着
△1(16)サウンドバスター(中舘、佐藤正、Hプロテクター)前走1000下琵琶湖特別13着
△2(13)コスモカンタービレ(丹内、松山将、Aデジタル)前走500下燧ケ丘特別1着

スティールパス福永祐がここで一太刀
*先行するモエレジュンキン(石橋脩)を前に見て、中団から末脚良く差し切れるスティールパス(福永祐)に本命期待した。前走鋭く突き放した末脚ならここでも中心馬、福永祐一騎手は折角2日も滞在してメーンR「ヴィクトリアマイル」挑戦も、チョイ優勝届かずの気配、このうっ憤を前の10Rで景気よく晴らすように思える。
*相手はこの距離得意の先行するモエレ石橋と差し脚を伸ばすオリオン杉原の大接戦も、逃げ脚の勝るモエレジュンキンの方に決めた。

「WIN5ー②」東京10R 立夏S(4歳以上1,600万下、ハンデ、ダ1,400m)展望
◎( 6)スティールパス(福永祐、松田国、Nユニヴァース)前走牝馬1000下播磨特別1着
〇( 2)モエレジュンキン(石橋脩、武市、Gヘイロー)前走1000下1着
▲(14)オリオンザポラリス(杉原、小西、Mラヴ)前走1000下1着
△1(12)アドマイヤサガス(横山典、橋田、フジキセキ)前走1600下高瀬川S7着
△2( 4)キョウエイカレラ(吉田豊、矢作、アフリート)前走1600下橿原S6着
注(11)トシギャングスター(藤岡佑、矢作、クロフネ)前走1600下鳴門S7着

ニシノスタイル小牧太に期待
*前走OP橘Sの再戦で、ここで最先着したニシノスタイル(小牧太)を本命にした。
相手にはひいきの浜中俊の腕と前走鮮やかな勝利に惚れて対抗に、本来ならファインチョイス(川田)が(昨夏の)函館2歳Sを勝ち上がった力量なら格上の存在に思えるが、以降の重賞挑戦で尽く跳ね返され失速続きも、ムーンの良血馬が普通の出来なら頭まである逸材なので要注意し3番手に抑える。

WIN5ー①」京都10R 葵S(3歳OP、芝1,200m)展望
◎( 7)ニシノスタイル(小牧太、浅見、デュランダル)前走OP橘S3着
〇(14)ゴールデンムーン(浜中俊、須貝、Aムーン)前走500下1着
▲(11)マコトナワタナ(藤原康、鮫島、Fブラヴ)前走OP橘S5着
△1( 1)ファインチョイス(川田、領家、Aムーン)前走Op橘S8着
△2(15)モズベラベラ(北村友、中尾、Wラッシュ)前走500下1着
△3(13)アースソニック(佐藤哲、中竹、クロフネ)前走500下雪うさぎ賞1着
注( 5)アグネスハビット(藤田伸、河内、Aワールド)前走500下はなのき賞1着

WIN5」挑戦の道 不可解な新潟とメーンのアパパネの出来が鍵と感じる一戦
予想①7・14-②6-③5・10・8-④11・9-⑤1・8・7=54通り