東京11R 共同通信杯:イスラボニータ(蛯名正)が先行抜け出し抜群で悠々の先着
先行3番手で競馬した断然人気の我が本命イスラボニータ(蛯名正)が、直線を向いて、中団から馬群を割って早めに仕掛け勝負に出たサトノアラジン(岩田康)が先頭に立ったが、2番手外でジックリ(様子を見る余裕で)待って、残り250mから一気に追い出したイスラボニータが、外から悠々と交わして圧巻の引き離し、ベルキャニオン(福永祐)が最速の上がりで猛追したが、「1馬身1/4」突き放して勝利し、これで得意の東京4戦を全勝、クラシック戦線に(美浦からの)最有力馬が登場で沸いて、皐月賞は勿論、ダービー参戦にも、大きな弾みが付いた。
2番手に粘り込む早や仕掛けのサトノアラジン(岩田康)でしたが、脚色が一杯に見えて、中団から追い出したベルキャニオン(福永祐)に一気に2馬身も突き放されて3着に下がり、更に4番手のマイネルフロスト(三浦皇)にも(半馬身に)迫られる緊迫感一杯の一戦も「頭が固い時は相手は薄目に」と思い、手広く流したが全く(抑えは)不要でしたね。1-3-2番人気と固い決着でした。
(GOAL前:1着快勝イスラボニータ蛯名正、2着ベルキャニオン、3着サトノアラジン)
(直線残り250m:ここで追い出し外から先頭に立つイスラボニータ)
(4角回って直線:先頭シングンジョーカー、外3番手サトノアラジン)
月曜 東京11R 共同通信杯(GⅢ、3歳OP、芝1,800m)結果
1着◎(7)イスラボニータ(蛯名正、栗田、フジキセキ、先行、GⅢ東スポ1着)1番人気(33秒2)
2着△1(2)ベルキャニオン(福永祐、堀宣行、Dインパクト、追込、500下2着)3番人気(33.1)
3着〇(5)サトノアラジン (岩田康、池江寿、Dインパクト、差し、GⅢ3着)2番人気(33.8)
4着・(12)マイネルフロスト(三浦皇、高木登、Bタイド、先行、前走GⅢ7着)7番人気(33.6)
5着△3(11)ピオネロ (リスポリ、松永幹、Nユニヴァース、差し、GⅢ4着)6番人気(33.5)
7着△2(4)ロードハイド(戸崎圭、松田博、Dインパクト、差し、500下白梅賞2着)8番人気
12着▲(14)ガリバルディ(浜中俊、藤原英、Dインパクト、先行、500下福寿草3着)4番人気
タイム1:48.1 単勝220円、馬連680円、馬単1,050円、3連単3,190円
予想評定 C評価(60点):本命1着は当然も、2・3着がチョイ狂い(馬券獲れても)減点です。
東京10R 雲雀S:アミカブルナンバー(内田)が末脚鋭く1着、セイクリット脚色同じで届かず
ゴーハンテング戸崎圭がスタートして一旦は先頭に立つも、果敢にハナを主張したメジロツボネ横山和が外から先頭を奪い、3番手にデンファレ吉田豊の先行体勢、期待の本命セイクリットレーヴ(北村宏)は後方待機で直線、デンファレ(吉田豊)が懸命に内ラチ沿いで逃げ粘り込むところに、中団から末脚を発揮したアミカブルナンバー(内田博)が(3/4馬身)抜け出して「高速の上がり競馬」の決着で1着GOAL、我が期待のセイクリットレーヴ(北村宏)は4角で大外を回って追い上げるも、脚色が皆同じで、中々前に迫るまでには届かず、逆に同じ位置で競馬したタマモマーブル(武士沢)が、外から最速の上がり(33秒3)で追い上げ、粘るデンファレをGOAL前で際どく捕え2着に上がったが、2・3・4着が大激戦「ハナ、アタマ、アタマ差」で雪崩込んだ。
月曜 東京10R 雲雀S(4歳以上1,600万下、芝1,400m)結果
1着△1(6)アミカブルナンバー(内田博、鈴木康、Dメジャー、先行、OP10着)1番人気(33.7)
2着・(11)タマモマーブル(武士沢、小原伊、Mサンデー、差し、1600下12着)11番人気(33.3)
3着・(4)デンファレ (吉田豊、的場均、フジキセキ、先行、1600下9着)7番人気(3F33.9)
5着△2(3)ハーコット (三浦皇、鹿戸雄、Zロブロイ、先行、1600下9着)5番人気
6着◎(12)セイクリットレーヴ(北村宏、田中清、Aムーン、追込、1600下4着)2番人気(33.4)
8着▲(12)ロードガルーダ (岩田康、池江寿、Aタキオン、先行、1600下6着)3番人気
9着〇(2)サトノヒーロー (ブノワ、藤沢和、Dインパクト、先行、1600下9着)4番人気
10着注(9)ミナレット (津村明、大和田、Sマンボ、先行、1000下1着)10番人気
タイム1:21.6 単勝350円、馬連5,510円、馬単7,290円、3連単108,380円
「記録フラッシュ」:小牧太騎手がJRA通算700勝達成!
代替え東京競馬に参戦中の小牧太騎手(67年9月生れ46歳)は、安藤勝巳騎手(公営笠松から)の活躍に触発され、同じように翌年の公営薗田競馬からJRAに編入し苦節10年、東京6Rサトノルパン(1番人気)騎乗し、後方待機から直線で見事な追込を決め、期待に応えて1着、昨日の1勝に加え699勝し、大台記録に大手を掛けていたが、本日ようやくJRA通算700勝の区切りを達成した。
騎乗回数8,279回で700勝は、勝率8.4%になり可なり優秀、重賞30勝(内GⅠ勝利は桜花賞、朝日杯FSの2勝)している。9年若で700勝は驚異の戦績(年間平均80勝にもなる記録)だ。
「自分には物足りない成績ですが、距離千四でも直線長い東京でナンとか届くと思って、勝ちに来たレースて勝ててホッとしている。もういい歳になったが、次は千勝を目指し頑張ります。素晴らしい馬に巡り合って、もう一度GⅠ勝ちたい!」と果敢な記録への挑戦を語っていた。