今期引退調教師の経歴
▽角居勝彦調教師(栗東:1964年3月生まれ56歳):天理教布教のため途中で勇退
*コメント「勇退の決断に迷いなし」と
経歴:86年栗東中尾健太厩舎、97年松田国英厩舎調教助手、00年調教師免許取得、01年開業、JRA通算5503戦761勝、G1勝利は07年(ダービー)牝馬ウオッカ、19年ロジャーバローズ、11年ドバイ遠征でヴィクトワールピサが海外初勝利など海外5勝を含むG1戦26勝、重賞82勝、最多賞金獲得5度、最多勝利3度、優秀技術調教師5度の受賞で手腕発揮
▽西浦勝一調教師(栗東:1951年2月生まれ70歳):定年退職
*コメント「動物好き、馬に関わりいい競馬人生」に
経歴:69年騎手デビュー、96年騎手引退、96年調教師免許取得、97年開業、JRA通算5431戦455勝、G1戦01年桜花賞テイエムオーシャンなど6勝を含む重賞22勝
▽松田国英調教師(栗東:1950年9月生まれ70歳):定年退職
*コメントなど:競馬紙トラックマンから牧場勤務経て調教師変身の異色存在感「人材育ての恩師」に
友道、角居、高野、村山、寺島師など松田国英師から育った新鋭の調教師
経歴:79年迫良一厩舎調教助手、伊藤修司、山内研一厩舎を経て、95年調教師免許取得、96年開業、JRA通算5290戦636勝、G1戦02年タニノギムレット、04年キングカメハメハでダービー制覇、08年有馬記念ダイワスカーレットなど14勝、重賞59勝
▽石坂正調教師(栗東:1950年12月生まれ70歳):定年退職
*コメント:16年32頭の顕彰馬に選出で「馬から沢山のこと学び育てられた大きな財産」と
経歴:79年内藤繁春厩舎で厩務員、調教助手、82年橋口弘次郎厩舎、97年調教師免許取得、98年開業、JRA通算5808戦689勝、G1戦ジェンテルドンナ、ヴァーミリアン、オルフェヴルなどで7勝(重賞13勝)(2013東京G1-ジャパンC:1着ジェンテルドンナ(R.ムーア))
▽田所秀孝調教師(栗東:1950年10月生まれ70歳):定年退職
*コメント:「ファンの応援、スタッフの協力、オーナー理解のお陰」です
経歴:父英雄調教師の下、71年騎手デビュー、95年騎手引退、95年調教師免許取得、96年開業、JRA通算6392戦367勝、重賞制覇は18年中山大障害ニホンピロバロンなど11勝(2018中山JG1-中山大障害:1着内ニホンピロバロン)
▽西橋豊治調教師(栗東:1950年3月生まれ70歳):定年退職
*コメント:「いい人に沢山出会い、人間の輪って大事やな」と
経歴:70年騎手デビュー、89年騎手引退、菅谷厩舎調教助手を経て、94年調教師免許取得、94年開業、JRA通算5317戦215勝、重賞勝利99年桜花賞プリモディーネなど5勝
▽星野忍調教師(美浦:1950年12月生まれ70歳):定年退職
*コメント:騎手で障害界第一人者も調教師では「応援してくれたファンにありがとう」と
経歴:71年騎手デビュー、障害戦で254勝の史上最多、97年調教師免許取得し騎手引退、JRA通算3988戦130勝、重賞戦05年新潟記念でヤマニンアラバスタなど4勝
▽湯窪幸雄調教師(栗東:1950年11月生まれ70歳):定年退職
*コメント:知らぬ間に父が募集の馬術試験に合格で「この世界50年、悔いはない」と
経歴:70年騎手デビュー、90年騎手引退、18回の調教師免許試験を経て、00年調教師免許取得、01年開業、JRA通算4551戦270勝、重賞戦03年フローラS:シンコールビーなど5勝