10/28/2018

天皇賞(秋):レイデオロ(ルメール)が貫録の快勝でダービー以来G1勝利

[WIN5-5]*東京11R 天皇賞(秋):今週もC・ルメール騎手が3週連続G1勝利の快挙
 スタート前から波乱が一杯、馬場入りで、入れ込みが激しく、宥めながら最後に入場のダンビュライト(戸崎)でしたが、コースに出た途端に暴れて、戸崎騎手が振り落とされる波乱で放馬・・馬場一周もしては、馬体検査で除外になり、残念な戸崎騎手、そして更にスタートでも波乱、1番人気に支持されたスワーヴリチャード(デムーロ)が、フライング気味にダッシュを懸けたのが、痛恨の「悲運始まり」になった。
 ゲート扉に鼻面から激突し、抑えて下げた途端にスタートが切られては不運、完全に痛恨の出負け状態、最後方からの競馬になっては、持ち前の先行力の妙味が崩れて、波乱を呼ぶ必至な状況では、スタンドは「大きなため息」に変わって残念でした。

 反面、好スタートを決めた(G1菊花賞馬)キセキ(川田)が、大きく引き離して先行し、直線でも引き離し「あわや」逃げ切りかも・・の展開に見えたが、中団待機した期待の本命レイデオロ(ルメール)が、徐々に前に進出し、残り200mから余裕の末脚で外からキセキを捕らえ、競り落とし「1馬身1/4」突き放し、稀に見る好タイム(56秒台)での快勝でした。
 (直線残り200mで先頭のキセキに外から並ぶレイデオロ(ルメール))
 勝利のレイデオロ(藤沢和雄厩舎)は、ダービー以来のG1勝利で2冠目(通算勝利7勝)、そしてC.ルメール騎手は、驚異の3週連続G1勝利(天皇賞(秋)制覇は初勝利)、そして「今期G1勝利6勝目」と記録を更新した。
 問題の2着争いは、内ラチで逃げ込みを図るキセキでしたが、レイデオロをマークして、直後で競馬したサングレーザー(モレイラ)が、メンバー中で最速の上がりタイム「3F33秒4」発揮し、GOAL寸前で「ハナ差」競り勝ち、際どくも2番手に上がった。

 人気に推されたスワーヴリチャード(デムーロ)は、スタート失敗が最後まで響き、4角で馬体を衝突させるなど、道中でもアクシデント発生で、走る気を無くし、精彩を欠き10着惨敗は、残念でした。
 勝利したC.ルメール騎手は、ガッツポーズをしながらスタンド前に歓喜の凱旋、愛用のゴーグルにキッスして、ファンが待つスタンドに投げ入れるファンサービスに撤するのは、いつものことですが、今週もまたもや「C.ルメールデー」になってしまった。
 2着好戦モレイラ騎手コメント:直線で前を交わせる勢いがあったが、流石にレイデオロは強かった。
「今期G1勝利6勝目のC.ルメール騎手」:JRA通算G1勝利20勝目(通算重賞勝利72勝目)
(強い競馬で・・)ハイ!僕には、天皇賞秋は(勝利するのは)初めてです。良く2着にはなりましたけど・・。今回は大きなチャンスがありました。レイデオロのコンデションは完璧だった。パドックでは凄く(馬体が)綺麗でした。レースでは完璧だった。(道中は)ズ~といい気持でした。(1000mが60秒を切るペースも・・)ま~丁度いいペースでした。レイデオロはとてもリラックスして、大外からダッシュが無かった。ズーとスムーズでした。前の馬を注意しました。キセキはいい馬ですから、チョット(エへへ)マークしたね。直線の相手には、レイデオロの反応(の方)が強かった。長い脚(末脚)で頑張って呉れました。結構、楽に直線で届いていました。(G1を3週連続、そして初天皇賞秋を勝利、G1今期6勝目で・・)秋から素晴らしいです。毎レースで素晴らしい馬に乗ります。いい競馬が出来ます。また大きなレースがあります。頑張りたいです。ジャパンC、有馬記念、マイルCS・・またコンソネティションだよね。
*東京11R 天皇賞(秋)(G1:3歳以上OP、芝2000m、1着賞金1億5000万円):良馬場
着順(馬番)期待、馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚秒)
1着(4)◎レイデオロ(牡4ルメール、藤沢和、Kカメ、中山G2-1着)2人気(33.6)
2着(9)△1サングレーザー(牡4モレイラ、浅見、Dインパ.札幌G2-1着)4人(33.4)
3着(10)*キセキ  (牡4川田、中竹、Rシップ、東京G2-3着)6人気(34.7)
4着(7)△3アルアイン(牡4北村友、池江、Dインパクト.先.中山G2-2着)5人(34.5)
5着(11)*ミッキーロケット(牡5和田、音無、Kカメ、阪神G1-1着)8人気(34.0)

タイム1:56.8 (4F45秒8-3F34.5-2F23.6.6-1F12.0)
 単勝310円、馬連1,520円、馬単2,730円、3連複6,420円、3連単24,230円
予想評定C評価(60点):期待の本命先着は当然も、3着キセキを軽視で外し完敗です。
6着(12)*サクラアンプルール(牡7田辺、金成、Kカメ、札幌G2-6着)10人気
7着(6)△2マカヒキ (牡5武豊、友道、Dインパクト、差、札幌G2-2着)3人気
8着(3)*ヴィブロス (牝5岩田、友道、Dインパクト、阪神G1-2着)7人気
9着(1)*ステファノス(牡7オドノヒ、藤原、Dインパクト、東京G2-4着)9人気
10着(5)〇スワーヴリチャード(牡4デムーロ、庄野、Hクライ、東京G1-3着)1人気
11着(13)*アクションスター(牡8大野、和田勇、Aタキオン、東京G2-11着)12人気
12着(2)*ブラックムーン(牡6横山典、西浦、Aムーン、中京G3-13着)11人気
放馬取消(8)*ダンビュライト(牡4戸崎、音無、Rシップ、先、中山G2-3着)
(出走13頭):3連単=1着(4)-2着(5.9)-3着(5.9.6.7)=6点:惜しくも外れ
*コーナー通過順位
2角:10(3,7)1,11,4-9,2,12-6(5,13)
3角:10,7-(3,1)-(11,4)-9-(2,12)(5,6)-13
4角:10-7(3,1)(11,4)-9,12(2,6)5,13

[WIN5-4] *京都11R  カシオペアS:エアウィンザー(浜中)が末脚発揮し差し切り快勝
 大きく先行したサイモンラムセスが、直線まで逃げ込むも、中団からグリュイエール(藤岡佑)が抜け出したが、一緒に追い出し、一気に鋭い末脚を発揮し抜け出したエアウィンザー(浜中)が、鮮やかに「2馬身」突き抜け快勝した。
 3着に粘るナイトオブナイツでしたが、トリコロールブルー(藤岡康)が、後方から追込み、際どく外からGOAL寸前で「アタマ差」競り勝った。
*京都11R カシオペアS(3歳以上OP、芝1800m、1着2400万円):良馬場
1着◎(10)エアウィンザー(牡4浜中、中竹、Kカメ、阪神16下1着)1人気(33.6)
2着△2(2)グリュイエール(牡6藤岡佑、藤原、Dインパ、新潟G3-10着)4人(34.4)
3着〇(9)トリコロールブルー(牡4藤岡康、友道.Sゴールド.函館G3-6着)2人(34.0)

タイム1:47.5 単勝330円、馬連950円、馬単1,620円、3連複910円、3連単4,300円
4着*(5)ナイトオブナイツ(牡5松山、池添兼、Hジャー、札幌G2-10着)7人気
5着*(8)ダッシングブレイズ(牡6池添、吉村、Kジョイ、東京G1-14着)6人気
7着△1(7)ブレスジャーニー(牡4内田、佐々木、Bプラン、京都G2-5着)3人気
10着▲(11)キョウヘイ  (牡4高倉、宮本、Rクラウン、小倉OP3着)5人気
(出走12頭):3連単=1着(10.9)-2着(9.10)-3着(11.7.2)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:12-1-6,3,2,8,5,10(9,11)(4,7)
4角:12-1(6,3)(2,8)5(10,7)(9,11)4

[WIN5-3] *新潟11R  ルミエールAD:ミキノドラマー(菊沢)が軽斤量の利で馬群を割って快勝
 当日の豪雨で馬場が悪化で波乱含み、我が期待のグラミスキャッスル(木幡巧)が、好スタートを決めて、外寄りで先行するも、直線の半ばで「重馬場」に脚を獲られ急速に失速、スピード馬が最下位まで下がっては残念でした。
 代わって先頭に立ったのが、外枠レジーナフォルテ(杉原)が、終始先行したが、中盤で追い上げて来たミキノドラマー(菊沢)が、馬群を割って抜け出し先頭に立ち、後続馬を「2馬身」も突き放す、嬉しいOP戦初勝利、斤量50kgの恩恵で快勝でした。
 2番手以降が大激戦「クビ、ハナ、クビ差」で、GOALに数頭纏まって雪崩込み、ナニがナンだか・・の決着でした。
*新潟11R  ルミエールAD(3歳以上OPハンデ、芝直1000m、1着2300万円):重馬場
1着注(13)ミキノドラマー(牡5菊沢、南田、Sカンプ、新潟10下3着)7人気(33.4)
2着△3(16)レジーナフォルテ(牝4杉原.佐藤.アルデバラン2.京都OP13着)2人(34.4)
3着*(4)イオラニ  (せん7川又、栗田、Kカメ、新潟16下10着)17人気(33.3)

タイム0:56.3 単勝1,410円、馬連3,740円、馬単8,550円、3連複200,000円、3連単869,520円
4着*(18)アヒーラ  (牝3石神、石毛、Sボード、新潟16下7着)9人気
5着〇(9)レッドラウダ (牡5丸田、音無、Dメジャー、新潟16下3着)3人気
6着△1(11)セカンドテーブル(牡6水口、崎山、トワイニング、京都OP18着)4人気
8着▲(14)ナインテイルズ(牡7秋山、中村、Rグリン、小倉G3-15着)1人気
11着△2(3)ホウオウスクラム(牡3津村、奥村、Aアナザー、新潟10下4着)10人気
13着注(15)ジュリーハーツ(牝3伊藤、池上、Hクライ、新潟10下2着)5人気
15着注(6)ラホーヤビーチ(牝6藤田菜、伊藤正、Tシャトル、中山16下14着)12人気
18着◎(10)グラミスキャッスル(牝5木幡巧.尾関.クロフネ.新潟16下1着)6人(35.8)
(出走18頭):3連単=1着(10)-2着(9)-3着(14.11.3.6.15.13)=6点:外れ

[WIN5-2] *東京10R 紅葉S:レッドオルガ(デムーロ)が鋭い末脚で差し切る
 引き離して先行したダノンアイリス(横山典)が、京都10Rと同じ流れで、直線でも大きく抜け出し、あわや(先着か?)の展開でしたが、ウインフェニックス(柴田大)が追い付き、更にレッドオルガ(デムーロ)が、一気に末脚発揮しGOAL寸前で、外から先団を纏めて交わし去り「クビ差」突き抜け勝利した。
 我が期待したミュージアムヒル(モレイラ)は、レッドオルガと同じ位置取りで競馬したが、末脚の圧倒的な差とコース取りで、競り負けし無念の4着でした。
*東京10R 紅葉S(3歳以上1600万下ハンデ、芝1600m、1着1820万円):良馬場
1着〇(2)レッドオルガ(牝4デムーロ、藤原、Dインパクト、新潟16下6着)2人(32.9)
2着*(3)ウインフェニックス(牡7柴田大.奥平.フェニックス.中山16下3着)9人(33.2)
3着*(1)ダノンアイリス(牝5横山典、尾関、アーチ、東京16下5着)8人気(33.6)

タイム1:33.2 単勝310円、馬連8,970円、馬単12,260円、3連複44,120円、3連単212,620円
4着◎(9)ミュージアムヒル(牝3モレイラ、古賀、Hクライ、新潟16下3着)1人(33.1)
5着*(5)サトノグラン(牡4戸崎圭、矢作、Hクライ、京都16下11着)5人気
7着▲(6)バティスティーニ(牡5ルメール、池添学、Kカメ、阪神16下7着)3人気
8着△2(7)キャプテンペリー(せん5大野、岩戸、クロフネ、中山16下2着)4人気
9着△1(4)チャンピオンルパン(牡7北村宏、勢司、Hクライ、中山16下6着)7人気
(出走11頭):3連単=1着(9)-2着(2.6)-3着(2.6.4.7)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:1-(3,11)6(2,9)4,5,8(10,7)
4角:1(3,11)6(2,9)4(5,8)(10,7)

[WIN5-1]*京都10R  御陵S:ロードアルペジオ(幸)が後方から鋭く抜け出し競り勝つ
 先行したメイショウタチマチ(太宰)が、直線でも懸命に逃げ込むところに、後方待機のロードアルペジオ(幸英)が、4角から動き、直線半ばで先団まで上がり、一気に馬体を併せて競り合い、GOAL前で「クビ差」差し切った。
 我が期待のストーミーバローズ(松山弘)は、中団から位置を下げる苦しい競馬、結局末脚が発揮出来ず7着までが精一杯では残念でした。
*京都10R  御陵S(3歳以上1600万下ハンデ、ダ1800m、1着1820万円):良馬場
1着〇(2)ロードアルペジオ(牡5幸英、笹田、Kカメ、京都16下3着)5人気(36.1)
2着△2(5)メイショウタチマチ(牝5太宰.河内.Sウィーク.京都16下6着)3人(36.7)
3着*(4)エンクエントロス(牡6池添、黒岩、Mラヴ、札幌10下1着)10人気(36.9)

タイム1:51.8 単勝720円、馬連2,120円、馬単4,680円、3連複24,020円、3連単127,480円
4着△1(7)ビッグアイランド(牡4高倉、渡辺薫、カネヒキリ、京都10下1着)2人気
5着*(9)ジュンスパーヒカル(せん6藤岡康、友道、Fブラヴ、東京16下13着)9人気
7着◎(1)ストーミーバローズ(牡3松山、石坂.オルフェV.阪神10下1着)1人 (37.2)
8着△3(8)ツクバクロオー(牡3古川、根本、Rインメイ、東京16下15着)6人気
10着▲(10)モズアトラクション(牡4内田、松下、Gポケット、京都16下4着)4人気
(出走10頭):3連単=1着(1)-2着(2.10)-3着(2.10.7.5.8)=8点:外れ
*コーナー通過順位
1角:(*3,5)8,7,9(1,2)4-(10,6)
2角:(*3,5)8,7-(1,9)(2,4)-6-10
3角:(*3,5)(7,4)8,9(1,2)6,10
4角:5(7,4)(3,8)9(1,2)6=10

[WINー5] *挑戦の道:後半は固い決着予想も、肝心の前半戦が大荒れになるかも?
予想①◎1〇2-②◎9〇2-③◎10〇9-④◎10-⑤◎4=8通り
結果①〇2-②〇2-③(注13)-④◎10-⑤◎4=「的中1,255票」払戻370,470円
「5-2-7-1-2」番人気で決着、惜しくも新潟戦を外し、残念な結果でした。

*記録フラッシュ新潟競馬リーディングjkは「鮫島克駿騎手」!
 鮫島克駿騎手(栗東:浅見秀一厩舎所属)は、新潟競馬で「6勝」を挙げ、2着の差で際どく、初開催リーディングjkとなった。
 騎手コメント:新潟開催6日間を通して、沢山の有力馬に乗せてもらえたので、開催リーディングを取れましたが、馬の質を考えるともっと勝ちたかったです。次の開催も、一頭一頭に丁寧に乗って、一つでも上の着順を目指して行きます。

「新潟競馬リーディングjk順位」
1位*鮫島克駿:6勝、2着5回、3着4回
2位*津村明秀:6勝、2着2回、3着4回
3位*丸山元気:5勝、2着5回、3着3回