6/08/2014

安田記念:断然人気ジャスタウェイ(柴田善)がGOAL前で際どく届く

 東京で6週連続のGⅠ戦がようやく今日終結、そして早くも夏競馬「2歳新馬戦」が始まった。
前半戦(春競馬)最終GⅠが、阪神でゴールドシップなど参戦「宝塚記念(6/29)」 が行われる。

ジャスタがGOAL前の大激闘を「ハナ差」制す 
 東京の馬場は最悪の不良、直線で皆外を回る展開も、早くもグランプリボス(三浦皇)が、勢いよく馬場中央から抜け出し、押し切る展開に見えてハラハラでしたが、やはり世界の実力馬ジャスタウェイ(柴田善)が、馬群を割って(馬場の悪い)内からようやく抜け出し、グランプリの内から追い付き「半馬身」差の2番手に上がって、そして並んで、この2騎で直線一騎打ち、懸命に先行粘るグランプリボスには「もう追い付けない」かもと、一瞬は脳裏をよぎるも、GOAL寸前でやっと「ハナ差」差し切って、断然の人気に応える感涙の辛勝でした。
 そしていつもの我が格言「頭が堅い時は相手は薄目」の通り、超が付くほどの薄目の大穴馬券炸裂でした。
 (GOAL前のデッドヒート:内ジャスタウエイ柴田善、2着グランプリボス三浦皇)
 (直線残り200m:抜け出すグランプリボス、内で並ぶジャスタウエイ)
4角:最後方のポケットに包まれ、絶望的な位置取りのジャスタウエイ柴田善)

 3着には、内ラチで先行粘った(昨年度安田記念2着馬)ショウナンマイティ(北村宏)が、追い上げるダノンシャーク(内田博)を僅かに抑え確保した。
 前走GⅠ「NHKマイルC」を逃げ切り快勝して、未勝利戦から見事な5連勝したミッキーアイル(浜中俊、2番人気)が軽快に先行して16頭を引き連れ逃げるも、直線で早くもバッタリ失速、早々と走るのを止めてしまっては困ります。この馬場では、足元を気にして皆走る気を無くす馬が多い中、サラブレッドの走る根性を見せて呉れた「ジャスタ、グランプリ、ショウナン」の3騎には脱帽なのです。

*「福永祐ー騎手から乗替って期待に応え殊勲の柴田善臣騎手」:JRA通算GⅠ勝利9勝目 
(検量室前で) 
 いや~凄い(馬)です。直線で追っていても何度か脚を取られることが有って、この馬でも諦めてもしょうがないなと、大きくバランスを崩していたが、最後まで諦めないで走らせてやろうと、やっぱり世界一の馬だな~と思った。余りにも2着した馬(グランプリボス)が手応え良く、外でガードしていたので、あそこで外に出せたら良かったが、ちょっと苦しい所に閉じ込められた感じで、馬を信じて空いた内を思い切って突いた。
(スタンド前で)
 (馬の)気持は世界一だなと、出遅れでもあれば(騎手は)誰が乗っても一緒じゃないかと言われるのは嫌だったので、スタートだけは注意しましたけど、(密集した馬群の中でも・・)この馬はどんな場所でも、どこで出しても(動いても)折り合いの付く馬で、コントロールが付く馬ですから心配はしなかった。(3角から直線に向けて少し隙間が有ったようで、そこでの動きが凄かったですが・・)凄かったです。いつでも動ける体制でした。皆さんは皆外を狙っていたようです。脚(末脚)のある馬が外にいて壁になっていたので、外に出すのは諦めて、馬の力を信じて悪い馬場でもインを突きました。(グランプリボスとの競り合いは凄かったですが・・)馬の気持ちが未だあったので追いました。
(騎手生活が30年になりますが・・) 馬も競馬も大好きなので、これからも皆さんに邪魔しないように、強い馬にぶら下がってでも、長く騎手で頑張って行きます。

*無念2着の三浦皇成騎手:本当に残念、着差が着差なので勝ちたかった。
*惨敗の浜中俊騎手:馬場が・・全く駄目でした。時計勝負の馬だから、競馬に成らなかった。馬が途中で競馬をやめてしまった。

「WIN5ー⑤」東京11R 安田記念(GⅠ、3歳OP、芝1,600m)結果
1着(10)◎ジャスタウェイ(柴田善臣、須貝、Hクライ、差し、ドバイGⅠ-1着)1番人気
2着(12)*グランプリボス (三浦皇、矢作、Sバクシンオー、差し、GⅠ-9着)16番人気
3着(11)*ショウナンマイティ(北村宏、梅田、Mカフェ、追込、前走GⅡ5着)10番人気
4着(9)*ダノンシャーク (内田博、大久保龍、Dインパクト、差し、GⅢ9着)9番人気
5着(17)〇ワールドエース(ウイリアムズ、池江寿、Dインパクト、差、GⅡ1着)3番人気
タイム1:36.8 (4F49秒7-3F37秒7-2F25秒9-1F13秒8)
 単勝170円、馬連18,730円、馬単20,330円、3連複91,160円、3連単373,470円
予想評定 C評価(50点):辛勝のジャスタ、2・3着が大外れでは折角の大穴も獲れません。

6着(6)*外グロリアスデイズ(モレイラ、サイズ、ヒューソネット、差、香GⅠ-4着)13番人気
7着(15)*サダムパテック(柴田善、西園正、フジキセキ、差し、GⅢ7着)17番人気
8着(13)*フィエロ    (岩田康、藤原英、Dインパクト、差し、GⅡ2着)6番人気
9着(3)*カレンブラックヒル(秋山真、平田修、Dメジャー、逃げ、GⅢ1着)5番人気
10着(14)△2クラレント(川田将、橋口弘、Dインザダーク、先行、GⅡ2着)11番人気
11着(1)*グランデッツァ(石橋脩、平田修、Aタキオン、先行、OP1着)4番人気

12着(5)*エキストラエンド(横山典、角居勝、Dインパクト、差し、GⅡ3着)12番人気
13着(4)*リアルインパクト(戸崎圭、堀宣行、Dインパクト、差し、GⅠ-9着)14番人気
14着(16)△3トーセンラー(武豊、藤原英、Dインパクト、差し、GⅡ2着)8番人気
15着(7)注ホエールキャプチャ(蛯名正、田中清、クロフネ、先行、GⅠ-4着)7番人気
16着(8)△1ミッキーアイル(浜中俊、音無秀、Dインパクト、逃げ、GⅠ-1着)2番人気
17着(2)*レッドスパーダ(四位洋、藤沢和、Tシャトル、先行、GⅡ1着)15番人気

阪神11R 垂水S:マコトブリジャール(松山弘)が差し切り1着、トーセンソレイユ(小牧)3着
 直線の勝負、先行粘り込むドリーム(菱田)の外にマコトブリジャール(松山弘)がジワジワ脚を伸ばし先頭に立ったが、フレージャパン(藤田伸)、アクションスター(北村友)、トーセンソレイユ(小牧)が追い上げ、GOAL前の白熱の大激戦、「1/2馬身、クビ、クビ、クビ差」際どい勝負で、2着アクション、3着トーセンで決まった。
「WIN5ー④」阪神11R 垂水S(3歳以上1,600万下、芝1,800m)結果
1着〇(11)マコトブリジャール(松山弘、鮫島、Sホーム、先行、OP10着)3番人気(33.6)
2着・(9)アクションスター(北村友、音無秀、Aタキオン、先行、GⅢ10着)5番人気(33.5)
3着◎(1)トーセンソレイユ(小牧太、池江、Nユニヴァース、差し、1000下1着)1番人気(33.6)

4着▲(3)フレージャパン  (藤田伸、森秀、Bタイム、差し、1000下1着)8番人気
9着△(2)アドマイヤドバイ (幸英明、橋田満、Aムーン、先行、OP9着)2番人気
タイム1:46.2 単勝650円、馬連2,660円、馬単5,100円、3連単21,750円

東京10R 由比ヶ浜特別:ハンデ頭のモグモグパクパク(武豊)が直線で良く伸びて快勝
 直線で内ラチで粘るレト(田辺裕)に、エイシン(北村宏)が追い付き、その外にハンデ頭のモグモグ(武豊)が追い上げて来て抜け出し快勝、GOAL寸前で後方から追い込んだガイヤースヴェルト(柴山雄)がエイシン(北村宏)を僅かに交わして2着に上がった。
 我が期待の本命ウエスタンメルシー(戸崎圭)は敷居が高かったのか良い所が無く12着惨敗では期待外れでした。
 そのお蔭で、やっぱりの悲しい展開、WIN5」の第三関門は、△モグモグ快勝で、ここで敢え無く撃沈無念なりでした。
「WIN5ー③」東京10R 由比ヶ浜特別(3歳以上1,000万下、ハンデ、芝1,400m)結果
1着△1(7)モグモグ   (武豊、高橋祥、Mボーラー、差し、OP5着)4番人気(3F36.3)
2着△2(5)ガイヤースヴェルト(柴山雄、斎藤誠、Dメジャー、先、1600下7着)2番人気(36.2)
3着・(3)エイシンキサナドゥ(北村宏、野中、Dヒューマー、差、500下1着)3番人気(36.2)

4着〇(2)レッドエレンシア(牝6蛯名正、鹿戸雄、Gポケット、先行、1000下4着)5番人気
11着注(4)ゴールドカレラ(牝6大野拓、高木登、Zロブロイ、先行、1000下12着)8番人気
2着◎(12)ウエスタンメルシー(牝3戸崎圭、奥村、Bホーク、差し、500下1着)1番人気(37.1)
タイム1:24.9 単勝870円、馬連2,000円、馬単4,300円、3連単21,760円

阪神10R 加古川特別:スピナッチ(川須栄)が圧勝
 4角で中団から早めに先団外3番手に上がった期待のスピナッチ(川須栄)が、逃げ込むキングブレイク(藤岡康)を直線で捕え、交わし、グイグイ引き離す快勝劇、後の興味は2番手の馬・・は、後方からGOAL前で追い上げたタガノプリンス(岩崎翼)が、逃げ粘るキングブレイクを外から交わして2着に上がった。
 そしてここでも「WIN5」の第二関門も無事通過、ドキドキの3勝目を期待だ。
「WIN5ー②」阪神10R 加古川特別(3歳以上1,000万下、ダート1,800m)結果
1着◎(9)スピナッチ  (川須栄、高野友、Zロブロイ、差し、OP6着)1番人気(36.9)
2着・(2)タガノプリンス(岩崎翼、石橋守、Wラッシュ、差し、1000下2着)5番人気(37.0)
3着・(1)キングブレイク(藤岡康、羽月、Kカメハメハ、先行、1000下12着)2番人気(37.7)

4着△1(7)スズカウラノス(幸英明、坪憲、Sマンボ、先行、1000下5着)3番人気
7着△2(3)アグネスダリム(藤田伸、長浜博、Gアリュール、差し、1000下9着)9番人気
11着〇(6)デジタルハーツ(小牧太、大久保龍、Aデジタル、先行、1000下9着)4番人気
タイム1:52.2 単勝240円、馬連990円、馬単1,330円、3連単4,890円

東京9R ホンコンJCT:ロジメジャー内田博が直線伸びて快勝
 大逃げしたヤマトダイアンサス(松岡正)が直線の半ばまで粘り込むも、3番手先行した期待のロジメジャー(内田博)、そして4番手カレンケカリーナ(モレイラ)が追い上げ、直線半ばで2騎が並んでそして交わし1着GOAL、内田博幸騎手は8Rに続いて連勝した。
いつも初っ端で躓く「WIN5」の第一関門は無事通過で安堵しました。
「WIN5ー①」東京9R ホンコンJCT(3歳以上500万下、芝1,800m)結果
1着◎(3)ロジメジャー  (内田博、古賀慎、Dメジャー、先行、500下3着)2番人気(36.9)
2着△2(1)カレンケカリーナ(モレイラ、安田隆、Hクライ、差し、1000下3着)1番人気(36.7)
3着・(7)ヤマトダイアンサス(松岡正、大竹正、Zロブロイ、先行、500下8着)9番人気(38.7)

5着▲(10)シャイニーリーヴァ(勝浦正、菊川正、Dリーヴァ、先行、500下2着)10番人気
8着〇(2)アンヴェイルド(三浦皇、戸田博、Dインパクト、先行、OP4着)7番人気
10着△1(12)カムイミンタラ  (吉田隼、高木登、Mカフェ、差し、500下3着)8番人気
12着注(11)トーセンジャステス(武豊、鈴木康、Dインパクト、差し、500下2着)3番人気
タイム1:50.7 単勝420円、馬連800円、馬単1,670円、3連単23,550円

「WIN5」挑戦の道:安田ジャスタウェイが固い頭ですが、他のRは荒れそうに思える
予想①◎3〇2-②◎9〇6-③◎12〇2-④◎1〇11-⑤◎10=16通り
結果①◎3-②◎9-③(△7)-④〇11-⑤◎10=「的中3,039票」払戻158,540円
「2-1-4-3-1」人気で決着、我が予想では1か所外し無念も、的中3,000票もあっては6億円どころではありませんね。(的中1票のとき以外は6億円に成りません)