7/11/2021

七夕賞:トーラスジェミニ(戸崎圭)が先行抜け出しで初重賞制覇

  馬場が悪化した小倉競馬は大荒れ展開も、福永祐一騎手が「ひとり爆走の5勝」の固め打ちが光りました。
[WIN5-5]*福島11R 七夕賞:伏兵
ロザムール(デムーロ)が先行粘り込み2着に残す波乱
 馬場が稍重になっては「ナニ」か波乱含みの七夕賞、内枠からスタートを決めた、ロザムール(デムーロ)、そしてトーラスジェミニ(戸崎)が、淡々と先行、我が期待馬クレッシェンドラヴ(内田)が、中団内ラチ沿いで待機して直線勝負も、内ラチを空けて先行粘り込むロザムールが、一旦はトーラスジェミニに交わされるも、再度内から盛り返す、激しい先頭争いも、GOAL寸前で、馬体を離して、外からトーラスジェミニが際どく「クビ差」差して勝利、嬉しい初重賞制覇でした。
 2着に逃げ粘りしたロザムール、そして34着争いも2着馬に「1馬身1/2」離されて、マウントゴールド(岩田望)が、内で粘るも、親父康誠騎手の威厳発揮し「ハナ差」でショウナンバルディが、際どくも先着確保した。
 我が期待のクレッシェンドラヴ(内田)は、終始中団待機のまま、末脚を発揮することもなく沈黙、先行馬同士の決着展開に絡めず、この馬場状態は苦しい展開で大敗14着しては、期待外れ残念でした。

今期重賞勝利3勝目の戸崎圭太騎手」JRA通算重賞勝利59勝目
(初重賞制覇の気持ちを・・)前走は、G1の仲間の中で、頑張ってくれたので、ここを目標でスタッフの方々が、一生懸命に仕上げてくれて、状態は良く、弾けてくれて非常に良かったと思います。(道中は2番手で控えての・・)内に行く馬が居ましたので、でも勢いが着いたらハナに行くことも考えていたが、内からも来ていたので、(自分の馬の)リズム重視で行きました。(最後の直線を内で粘る馬に・・)ペースも揺ったり行きましたので、手応えがありましたけども、残りの距離の心配が少しありましたので、最後が一杯になりましたけども、あそこで凌いでくれたのは、馬の能力だと思います。(距離に関しては・・)ま~勝ったことで、対応出来たと思います。(今期重賞3勝目で今後の意気込みを・・)僕のですか?一つ一つ丁寧に、この七夕賞でのことでは、ナニか願いが叶うといいですね。本当に今日は、馬に感謝したいと思います。
*福島11R 七夕賞(G13歳上OPHD)、芝2,000m、14100万円):稍重馬場
(サマー2000s)
着順、期待、馬番、馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順)人気(末脚)
1着△1(4)トーラスジェミニ(牡5戸崎、小桧山、Kベスト、東京G1-5着)2人気(37.0)
2着*(2)ロザムール(5デムーロ、上原、Rキングダム、新潟G3-13)7人気(37.1)
3着▲(6)ショウナンバルディ(牡5岩田康、松下、Kベスト、中京G3-2着)9(36.7)
4着△2(1)マウントゴールド(牡8岩田望、池江、Sゴールド、中京L-1着)11人気
5着*(13)プレシャスブルー(7柴田善、相沢、Dインパクト、東京G3-13)15人気
 
タイム202.2 (449.1337.1―225.0―112.8
 単勝590円、馬連4,600円、馬単8,060円、3連複15,020円、3連単64,440

予想評定 D評価(20点):前残り決着、期待の本命馬が失速しては完敗です。
11着注(8)アールスター(牡6長岡、杉山、Rカナロア、中山G2-9着)8人気
12着〇(16)ヴァンケドミンゴ(牡5酒井、藤岡、Rシップ、新潟L-13着)4人気
14(9)クレッシェンドラヴ(牡7内田、林徹、Sゴールド、阪神G1-11着)1人気(37.9)
15着△3(14)ワーケア(牡4田辺、手塚、Hクライ、東京G2-8着)5人気
(出走16頭):3連複=916.66.4.1.14.89点:外れ
*コーナー通過順位
1角:2,4-5(1,7)(6,10)14(8,9)(11,16)3(12,13)15
2角:2,4-5,1,7(6,10)(9,14)8,16(3,11,13)12,15
3角:(2,4)5(1,7,10)14(6,9)(8,11,16,13)(3,15)12
4角:(2,4)5(1,7)(10,14)6(3,8,9,13)(11,16)15-12
 
[WIN5-4]*小倉11R プロキオンS: メイショウカズサ(松山)が先行抜け出し波乱

 急速に馬場が悪化し競馬は、先行馬の天下、その先行したメイショウウズマサ(斉藤)、トップウイナー(和田竜)が、最後の直線で逃げ粘り込み、そのまま残して大きな波乱決着かと、ハラハラでしたが、5番手先行の、これまた輪を懸けて伏兵馬メイショウカズサ(松山)が、外から豪快に突き抜けて快勝しては、更に大きな波乱を巻き起こし、貴重な重賞戦で3連単「194万円」が炸裂して大外れして唖然なり。
 我が期待の◎〇馬たちは、◎サンライズホープは、先着馬と同じ先団で、そして〇ウェスタールンドは、最後方からの競馬では、直線で良く追い上げ迫るも、掲示板にも点灯しない着順で終わっては、馬場の精なのか、元々力がなかった馬なのかで、期待外れ残念でした。
*小倉11R プロキオンSG33歳上OP、ダ1,700m、1着賞金3600万円):重馬場
着順、期待、馬番、馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順)人気(末脚)
1(3)メイショウカズサ(4松山、安達、Kドライヴ、阪神G3-15)9人気(35.5)
2着*(6)トップウイナー(5和田竜、鈴木孝、バゴ、東京G2-16)14人気(36.3)
3着*(16)メイショウウズマサ(5斉藤、安田隆、Rカナロア、東京OP-4)12人気(36.6)
4着△1(12)ダノンスプレンダー(牡5川田、安田隆、Rカナロア、阪神G3-4着)3人気
5着*(2)アヴァンティスト(5松若、渡辺、Dメジャー、東京OP-5)10人気
 
タイム1:40.9Rタイ」 (447.5335.9―224.4―112.5
 単勝1,980円、馬連53,680円、馬単95,600円、3連複338,400円、3連単1,944,140

予想評定 D評価(0点):期待馬が総崩れ唖然、相当馬場悪化が影響した感じで無念!
6(10)サンライズホープ(牡4幸、羽月、Mウォーリア、中京OP-1着)1人気(36.6)
7着〇(9)ウェスタールンド(せん9藤岡佑、佐々木、Nユニヴァ、大井G1-3着)2人気
8着△3(8)ワイドファラオ(牡5福永、辻野、Hヒューズ、浦和G2-3着)4人気
9着△2(15)スマートダンディー(牡7秋山真、石橋、Eメーカー、中京OP-6着)8人気
12着注(1)メイショウワザシ(牡6西村、南井、Aアナザー、東京OP-8着)5人気
(出走16頭):3連複=109.1212.15.8.17点:大荒れ唖然!当然外れです
*コーナー通過順位
1角:(16,6)(1,10)3(8,14)(2,13)-7(12,15)-4-11-5-9
2角:16,6,1(3,10)(2,8,14)(12,13,7)15-4-11-5-9
3角:(16,6)10,8(3,14,7)(1,2,12)(15,13)9(4,11)-5
4角:(16,6)-10,3,8(2,12)-(15,14,7)(1,9,13)11,4-5
 
[WIN5-3]*函館11R 五稜郭S:期待のモンブランテソーロ(池添謙)が差し切り勝利

 82騎で先行し直線、後方待機からサクラトゥジュール(横山武)が追い上げて先頭に立つも、中団から外を回って進出して来た期待の本命モンブランテソーロ(池添謙)が、一気に差して「3/4馬身」競り立った。
 3番手には最後方待機のルビーカサブランカ(牝4武豊)が末脚を伸ばすも、2番手馬に「3/4馬身」届かずの3着は無念も、3連複予想馬券「◎△〇」で決まって勝利でした。
*函館11R 五稜郭S3歳以上3C-、芝1,800m、1着賞金1820万円):重馬場
1(14)モンブランテソーロ(牡5池添、田中博、Dバラード、東京3C-3着)2人気(35.2)
2着△1(5)サクラトゥジュール(牡4横山武、堀宜、Nユニヴァ、中山3C-5着)4人気(35.3)
3着〇(1)ルビーカサブランカ(牝4武豊、須貝、Kカメ、中京3C-3着)1人気(35.2)
4着*(8)ボンエムトゥック(4菱田、高橋亮、クロフネ、阪神3C-14)7人気
5着*(4)シンボ (4古川、小崎、Bバド、東京3C-7)5人気
 
タイム148.6 単勝430円、馬連1,520円、馬単2,420円、3連複1,790円、3連単9,230
9着△2(2)アールクインダム(牝4大野、伊藤大、Rキングダム、中山3C-4着)6人気
10着注(6)ロワマージュ(牡4横山和、池上、Eネイア、中京3C-3着)9人気
11△3(16)ドゥーカ (牡8国分恭、野中、Tシャトル、阪神3C-5着)15人気
15▲(3)ルナシオン (牝4ルメール、藤沢和、Dインパ、中山3C-10着)3人気
(出走16頭):3連複=141.33.5.2.16.69点:的中!
*コーナー通過順位
1角:15,16(2,12)7(4,14)(11,8)13(5,9)10(1,6,3)
2角:15,16(2,12)7(4,14)11,8,13,5(1,9)(6,10)3
3角:(15,16)(2,12,13)(7,8)(14,5,9)(4,11)1(6,10)3
4角:(16,13,*8,5)(15,14)(2,7)1(4,11,12,9)6,10,3
 
[WIN5-2]*福島10R 天の川S:エブリワンブラック(柴山)がゴボウ抜き快勝

 ホッコ―アカツキ(田中勝)が果敢に先行し直線も、縦長展開の最後方に近い位置取りから、エブリワンブラック(柴山)が、素晴らしい末脚で直線、前の馬をゴボウ抜き状態で、鮮やか過ぎるほど更に「3馬身」も、突き放す圧巻の快勝劇でした。
 23着には、2番手で先行したファイアランス(石橋)が、一旦は直線で抜け出すも、2着にも、後方待機のキタノオクトパス(三浦)が、エブリワンブラックと一緒に追い上げて来て、2着に届き決着でした。
先着馬と同じ後方位置取りでした期待馬ミステリオーソ(デムーロ)は、直線での末脚発揮が不発では、7着大敗で期待外れ残念でした。
*福島10R 天の川S3歳以上3C-、ダ1,700m、1着賞金1820万円):重馬場
1着△1(1)エブリワンブラック(牡4柴山、武幸、Bタイド、阪神2C-1着)5人気(36.8)
2着*(13)キタノオクトパス(4三浦、高木、Fメノ、阪神3C-10)6人気(37.4)
3着〇(6)ファイアランス(牡4石橋、高橋祥、パイロ、東京3C-3着)1人気(38.4)
4着*(7)ダノンロイヤル(6岩田望、千田、Eメーカー、阪神3C-7)9人気
5着*(12)スズカデレヤ(4酒井、大橋、Sデレヤ、阪神2C-1)8人気
 
タイム144.2 単勝1,410円、馬連16,200円、馬単32,410円、3連複9,870円、3連単133,390
6着△2(2)アンセッドヴァウ(せん4津村、中竹、Gコーズェイ、中京3C-13着)4人気
7着◎(11)ミステリオーソ(牡4デムーロ、武幸、パイロ、小倉3C-2着)2人気(38.0)
10着△3(10)リキサンダイオー(牡8藤田菜、奥平、Kカメ、東京2C-1着)13人気
(出走15頭):3連複=116.11.2.105点:外れ
*コーナー通過順位
1角:5,6-7(8,15)9(2,10)-12,4,14,11(1,13)=3
2角:5(6,9)8(7,15)2,10(4,12)-(1,14)(11,13)=3
3角:5,6(8,7,9,15)(2,12)(4,13)(1,10)(14,11)=3
4角:5(6,15)(8,7)12,9(1,2,13)(4,11)-10-(14,3)
 
[WIN5-1]*小倉10R フィリピンT:スパークル(川田将)が期待に応え快勝

 発走前から豪雨の中でスタート、エイシンルカーノが大逃げして直線、期待のスパークル(川田)が先頭に立ち、そのまま押し切って勝利、そしてハーランズハーツ(鮫島駿)が2番手に上がったものの、ジュンブルースカイ(福永)が、GOAL前で、差しが決まって2番手に上がり、決着した。
*小倉10R フィリピンT3歳上2C-、芝1,800m、11500万円)大雨:良馬場
1(7)スパークル(牝3川田、中内田、Eネイア、中山G3-9着)2人気(34.3)
2着〇(3)ジュンブルースカイ(牡3福永、友道、Dメンテ、阪神1C-1着)1人気(34.1)
3着△1(4)ハーランズハーツ(牡4鮫島駿、橋口、Hクライ、新潟2C-3着)3人気(33.9)
4着△3(5)ハローユニコーン(牝7斉藤、鮫島、Hクライ、阪神2C-5着)7人気
5着*(2)セグレドスペリオル(5松若、宮本、Tホマレボシ、阪神2C-5)6人気
 
タイム146.7 単勝270円、馬連260円、馬単550円、3連複300円、3連単1220
7着△2(6)アドマイヤメティス(牝4西村、須貝、Dインパ、新潟1C-1着)4人気
(出走8頭):3連複=73.44.6.55点:的中も赤字!
*コーナー通過順位
1角:8-1,6,7(2,3)-4-5
2角:8-1,6,7,3,2,4-5
3角:8-(7,1,6)(2,3)4,5
4角:8,7(2,6)(4,3)5-1
 
[WIN5] *挑戦の道:夏競馬は突然走り出す馬が台頭で大荒れ展開なのです。
予想:73―◎116―◎141―◎109―◎91032通り
結果:◎7 ―(1)―14 ―(3)―(4)=(的中94票)「払戻5,540,830円」
25293」で決着、無印2か所もあり完敗、でも的中票が94票もあり意外に多く、当てた方は「鋭い感覚の持ち主、唯ものでない」と尊敬・脱帽です。
 
*記録フラッシュ
▽内田博幸騎手が福島でJRA通算12,000回騎乗達成!
 福島第9R(4)エトワールマタンに騎乗した内田博幸騎手(美浦)は、史上29人目・現役17人目のJRA通算12,000回騎乗を達成した。
▽小桧山悟調教師が福島でJRA通算200勝達成!
 福島第11R(4)トーラスジェミニ(戸崎圭太騎手)が、第1着となり、小桧山悟調教師(美浦)は、現役105人目のJRA通算200勝を達成した。
 調教師コメント:JRA通算200勝を達成しましたが、地方競馬指定交流競走でも、沢山勝っています。中央競馬に専念していたら、もっと早くJRAでも、勝利を積み重ね、馬主の皆様に、こうした良い報告が出来ただろうなと、いう気持ちもあります。区切りの勝利を重賞で飾ることが出来ましたが、まさか定年間際に、トーラスジェミニのような、素晴らしい馬に、出会えるなんて、思っていませんでした。