今週の話題が盛り沢山、3日間連続開催で・・、(土曜京都GⅡ)ディリー杯2歳S、(日曜東京GⅡ)毎日王冠、(仏GⅠ)凱旋門賞、(月曜京都GⅡ)京都大賞典など重賞連発なので(競馬必勝法では)早めの仕掛けが必要と、いつも展開予想で能書き言っていますから、そういう意味で私も(高速馬場に因んで)早や目の仕掛けで「ブログ投稿」して見ました。早めの掲載は、普通でも外れが多いのに更に信頼度がチョイ落ちそうで、そこが問題になる。
朝夕の涼しさが際立って来て競走馬も体調が上向きして、ジックリ休養していた有力OP馬たちが、いよいよ出走態勢へ、仕上げ調教にも力が入って、休養明けの出走馬が多くなる。
今週から秋競馬も佳境、開催替りで東京・京都は11月末まで続く2開催ロングランも、開幕週の暫くは当然絶好の馬場で、先行馬の逃げ残り展開、先行した前馬は止まらず高速時計決着の馬場になる。
東京は天皇賞・秋、JCなど、京都は3歳クラシック最終戦の秋華賞、菊花賞、そしてエリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップなどのGⅠ戦が目白押し、ゆっくり深呼吸している間もなく馬券検討は忙しくなる。
そして今週はナント言ってもフランス、ロンシャン競馬場で行われるGⅠ凱旋門賞、日本の至宝「オルフェーヴル(牡5歳、池江泰寿厩舎)」が遠征、果敢な挑戦で、前哨戦のフォワ賞(GⅡ)では人気に応えて快勝、一度本馬場を経験して、俄然本場フランスでも注目度が急騰、今度こそ念願の初勝利に手が届きそうな気配と現実味が増幅してドキドキの週末、深夜の実況中継もありますから皆で応援、勝てば日本だけでなく世界中で大騒ぎに、そしてオルフェが無事JC参戦なら、世界中の多くのスターホースが挑戦状を・・そんな(嬉しい)事態になる。
ロンシャン競馬場 凱旋門賞(GⅠ、3歳以上OP、芝2,400m)日本時間10月7日(日)
深夜23:30~ *主な出走馬予定* 当日の天候不順で重馬場のようだ
◎ オルフェーヴル(59.5スミヨン、池江寿、Sゴールド)GⅡフォワ賞1着、5冠:単勝オッズ4.0
〇 キャロメット (56 アイルランド)英国2冠馬:単勝オッズ5.0
▲ ナサニエル (59.5 イギリス)2冠馬 :単勝オッズ5.0
△1サオノワ (56 フランス)フランスダービー馬 :単勝オッズ9.0
△2シャレータ (58 フランス)昨年度凱旋門賞2着馬:単勝オッズ9.0
・ミアンドル (59.5フランス)前走GⅡフォワ賞2着:単勝オッズ15.0
・セントニコラスアビー(59.5アイルランド)有力OP馬 :単勝オッズ11.0
・スマートストロング(56 フランス)良血の上がり馬 :単勝オッズ13.0
毎日王冠はストロングリターンとトーセンレーヴに注目
*東京コースの魅力は、馬場幅が広く直線が長いので、4角回って最後の直線で、末脚確かな馬が最後方の位置からでも(馬場が良ければ)差し・追込みが決められる展開が出来る点だ。開幕週の逃げ先行勢の高速展開では(追込み派は)チョイ難しいが、大きなレースは皆後半戦に組まれて、前半戦で内ラチが程よく荒れれば結果は違ってくる。
*その典型的なレースが、春のGⅠ安田記念(写真下参照)、最後方から直線だけの競馬で3F33秒8で差し切って優勝したのが、今回我が本命に推挙のストロングリターン(牡6、福永祐、堀宣行厩舎)、昨年2着のリベンジを果たした。そして4ヶ月振りの実戦になる。鉄砲駆けもあり、ライバルのオルフェーヴルが凱旋門賞に挑戦している今回は、天皇賞・秋を狙う実力馬がここでは負けていられない一戦、無事この夏を越し、坂路調教でもキビキビした動きして期待が持てるが、この馬の脚質から、開幕週の高速馬場が唯一ウィークポイントに成りそうだ。
*相手の一番手には、前走エプソムC1・2着馬、トーセンレーヴ(牡4、ピンナ、池江寿厩舎)とダノンシャーク(牡4、浜中俊、大久保龍厩舎)、共にDインパクト産駒のスピード馬、先行も中差しも、自在の脚力で活躍して来た。
*3番手の穴目になったが、ダービー馬エイシンフラッシュ(牡5、内田博、藤原英厩舎)、暫く低迷していたが有馬記念で2着し前走宝塚記念も6着善戦している。
グランプリボス(牡4、松岡正、矢作厩舎)は、朝日杯2歳S覇者の実力馬、この馬も暫く低迷が続くも、前走安田記念で13番人気も変身、際どくストロングリターン(福永祐)に迫った末脚は復活を漂わせる一頭、やはりタダモノではない。
*そして3歳の超新星「カレンブラックヒル(秋山真、平田厩舎)」、新馬戦から先行力で4連勝した逸材、前走NHKマイルCを断然1番人気で逃げ、そのまま後続馬を振り切った点は素晴らしい。高速馬場での先行力が、有力馬の皆が末脚派、今回は展開では大きく有利に運ぶ点がある。
*当日に気配と馬体を注視するリアルインパクト(岩田康)とスマイルジャック(田辺)、昨年の安田記念を(大井)戸崎圭騎手で制した大物、そしてスマイルジャック(田辺)は7歳馬も調子を上げて来ており、好戦するも人気が上がらない不思議な馬で、一発大駆けがあるかもの要注意・・ナンです。
日曜 東京11R 毎日王冠(GⅡ、3歳以上OP、芝1,800m、優勝賞金6000万円)展望
◎(12)ストロングリターン差(58牡6、福永祐、堀宣行、Sクリスエス)前走GⅠ安田記念1着
〇(16)トーセンレーヴ 先(56牡4、ピンナ、池江寿、Dインパクト)前走GⅢエプソムC1着
▲( 4)カレンブラックヒル先(56牡3、秋山真、平田、Dメジャー)前走GⅠNHKマイル1着
△1(13)エイシンフラッシュ差(57牡5、内田博、藤原英、Kベスト)前走GⅠ宝塚記念6着
△2(15)グランプリボス 差(57牡4、松岡正、矢作、Sバクシンオー)前走GⅠ安田記念2着
△3(11)ダノンシャーク 自(56牡4、浜中俊、大久保龍、Dインパクト)前走GⅢエプソムC2着
注1(10)リアルインパクト 自(57牡4、岩田康、堀宣行、Dインパクト)前走GⅠ安田記念6着
注2(14)スマイルジャック 差(56牡7、田辺、小桧山、Tギムレット)前走GⅢ京成AH2着
大穴でも本命に抜擢したビートブラック(幸英明)
*GⅠ馬が参戦も、ここに出走過程で、安定した戦績で参戦出来た馬がいなく大混戦、強いて挙げれば「こんな感じかな?」の予想になる。
前々走の天皇賞・春、直線で猛追して来たトーセンジョウタンを大きく抑えて、ハイペースで3200mを先行し押し切った(14番人気)ビートブラックに、絶好のチャンス到来と見え期待する。
続く宝塚記念でもと期待をし肩に力が入ったが空しく9着は無念、今度は石橋脩騎手から乗替で幸英明騎手の違った成果に期待する。
相手はフミノイマージン(太宰)を抜擢、夏場の札幌(粘っこい洋芝)で力を発揮して来たが、軽い高速馬場では苦戦するかもですが、他に勢いのある馬が見当たらないので推した。
GⅠ覇者の実力馬ローズキングダムそしてオーケンブルースリ、走る度に人気を背負うも大敗が続くのは参ってしまうが一発大きく先着出来る馬なのです。
穴馬は前々走、あの圧倒的人気オルフェーヴルが、3角で外に逸走し再び猛追して内ラチから2着に届いた時の勝利馬がギュスターヴグラス、福永祐騎手でオルフェを破った勢いは注目だ。
そして先行で押し切れるマルカボルト(福永祐)などは抑え馬券にしたい。
月曜 京都11R 京都大賞典(GⅡ、3歳以上OP、芝2,400m)展望
◎(10)ビートブラック (58幸英明、中村、ミスキャスト)前走GⅠ宝塚記念9着
〇( 4)フミノイマージン(55太宰、本田優、Mカフェ)前走GⅡ札幌記念1着
▲( 8)ローズキングダム(57小牧太、橋口、Kカメハメハ)前走GⅠ安田記念13着
△1( 2)マルカボルト (56福永祐、羽月、Nユニヴァース)前走1600下レインボー1着
△2( 6)ギュスターヴグラス(57岩田康、荒川、Hクライ)前走GⅠ天皇賞春5着
注( 9)オウケンブルースリ(57浜中俊、音無、Gポケット)前走GⅡ阪神大賞典8着
マイネルエテルネル(和田竜)がここでも圧勝しスター街道驀進だ!
*新血統のマイネルエテルネル(和田竜)が、新馬・重賞を2連勝、今期2歳馬の中で勢い著しく本命指名した。
相手も同レースで2着に来たクラウンレガーロ(幸英明)と思ったが、札幌参戦で3着カオスモス(川田)を抜擢し、2番手に食い込みそうと予想した。
3番手に小倉でのクラウンレガーロと新潟組のサウンドリアーナ(浜中俊)に流す。
特注騎手に小牧太、結構このRに好戦して、馬もDインパクト産駒なら抑える方がいいかも。
土曜 京都11Rデイリー杯2歳S(2歳OP、芝1,600m)展望
◎( 1)マイネルエテルネル(和田竜、西園、タマユズ) 前走GⅢ小倉2歳S1着
〇( 6)カオスモス (川田、森秀行、Mラヴ) 前走OPすずらん賞3着
▲( 2)クラウンレガーロ (幸英明、矢野英、Gワンダー)前走GⅢ小倉2歳S2着
△1(12)サウンドリアーナ (浜中俊、佐藤正、Kホーム)前走GⅢ新潟2歳S3着
△2( 7)メイケイペガスター(川須、木原、フジキセキ)前走新馬戦1着
特注( 5)タイセイドリーム(小牧太、矢作、Dインパクト)前走未勝利1着