4/14/2014

皐月賞展望:イスラボニータ (蛯名正)を指名

 競馬のサイクルはとても速い。もう今週はGⅠ第4弾「皐月賞」が中山で行われる。
 関東の日曜は少し降雨がありそうで、馬場を悪化するほどか不明も、やや重程度は考えて置きたい。開幕週のスピード競馬から、少し時計が掛かりそうな展開になりそうだ。
 その断然の人気に推されそうな、今週も先週桜花賞を「ハープスター」で制した川田将雅騎手が騎乗する「トゥザワールド」かも、ですが我が本命はイスラボニータ (蛯名正)に期待した。

中山11R 皐月賞:枠順確定:我が有力馬は内枠
 (2)イスラボニータ (蛯名)を本命大抜擢、(7)トーセンスターダム(武豊)も警戒
 皐月賞覇者の過去10年間での前走が、スプリングS組(5勝)、弥生賞組(3勝)、若葉S組(1勝)、そして共同通信杯からは「1勝:12年ゴールドシップ」の戦績になっている。
 そして皐月賞で1番人気に推された期待馬の着順は、過去20年で1着6回(1着率3割:Nブライアン、Aタキオン、Nユニヴァース、Dインパクト、Vピサ、ロゴタイプ)と低く、2着入線(4回)を入れても、連対率は5割と、思ったよりは、意外にも振るわない戦績で、しかも連続して1番人気が1着がないとすれば、今年は無い順番になる確率は高いようだ。
 でもどんな論法や過去の傾向でも、今年の馬が強ければ、勝つのですが、果たして如何に?

 今年の本来の実力馬は、この皐月賞のステップレースとして選び王道路線の「若駒S、弥生賞」に1番人気で連勝した「トゥザワールド(川田将)」になる。
 そしてその2着「ワンアンドオンリー(横山典)」が、早めの抜け出しで押し切ろうとした「トゥザワールド(川田将)」をGOAL前でバテバテした馬に追い詰めた力量から、この2騎の内、ワンアンドオンリー(横山典)」の方が、断然抜けた存在に思える(現在、前売りで断然1番人気に推されている)のですが、我が本命は(敢て)別路線の馬に決めた。

 我が本命抜擢は「イスラボニータ(蛯名正)」、中山コースは初参戦が不安も、(前走)共同通信杯で見せた圧勝劇は魅力一杯、除雪後の湿った馬場を「33秒2」で抜け出した脚は一流馬だ。
 そして2歳時「東スポ杯」で1着したときの6着馬「2馬身1/2」遅れの「ワンアンドオンリー(8番人気)」でした。この馬も6着に敗れるも末脚は「33秒7」で一応OP馬の片鱗は見せたが、勝負付けは既に済んでいる。
 寄って、この馬と弥生賞で大接戦を演じ、外から差されそうになった「トゥザワールド」は、もはや「敵や相手」ではなく、3番手以下の位置付け、「三段論法」の比較では、評価が一気に下降するのは明白になる。
 そして2番手も「トーセンスターダム(武豊)」を指名、いつも大接戦も良血馬が無傷の3連勝はこの馬だけ、重馬場も無事2戦も経験し熟して、当歳で2億5000万円の高値を付けた素質馬がここで真価を発揮するはずだ。

 問題は、朝日杯FS覇者「アジアエクスプレス(戸崎圭)」の扱い、前走「スプリングS」で、圧倒的な人気に推されるも、簡単に500万下を勝ったばかりの「ロサギガンティア(柴田善)」に大きく競り負けては、意外と脆い馬に著しく評価が下落して残念です。でもナンと言っても朝日杯覇者、次走はキット復活変身すると信じ、もう一度3番手以上の入着馬に期待して見る。
 (共同通信杯:1着イスラボニータ蛯名正、2着ベルキャニオン福永祐)
 (きさらぎ賞:1着外トーセンスターダム武豊、2着内バンドワゴン和田竜)
弥生賞:1着内トゥザワールド川田将、2着外ワンアンドオンリー横山典)
 (スプリングS:1着ロサギガンティア(Mデムーロ)、2着アジアエクスプレス戸崎圭)

「WIN5ー⑤」中山11R 皐月賞(GⅠ、3歳OP、芝2,000m)枠順確定、前売り人気&展望
(1)▲ワンアンドオンリー(横山典、橋口弘、Hクライ、差し、前走GⅡ弥生賞2着):3番人気
(2)イスラボニータ  (蛯名正、栗田、フジキセキ、先行、GⅢ共同通信杯1着):1番人気
(3)・・クラリティシチー(内田博、上原博、Kカメハメハ、先行、前走GⅡスプリングS3着)
(4)・・クリノカンパニー(江田照、荒川義、カンパニー、差し、前走GⅢシンザン記念11着)

(5)・・アデイインザライフ(田辺裕、鈴木孝、Dインパクト、追込、GⅡ弥生賞3着)
(6)・・アドマイヤデウス(岩田康、橋田満、Aドン、先行、前走OP若葉S1着)
(7)〇トーセンスターダム(武豊、池江寿、Dインパクト、先行、GⅢきさらぎ賞1着):2番人気
(8)・・ステファノス  (後藤浩、藤原英、Dインパクト、差し、前走GⅢ毎日杯3着)

(9)・・スズカデヴィアス(シュタルケ、橋田満、Kカメハメハ、差し、前走OPすみれ賞1着)
(10)注1ベルキャニオン  (福永祐、堀宣行、Dインパクト、差し、前走スプリングS6着)
(11)△3ロサギガンティア (柴田善、藤沢和、フジキセキ、差し、前走スプリングS1着)
(12)・・タガノグランパ (石橋脩、松田博、Kカメハメハ、差し、GⅢファルコンS1着)

(13)・・キングズオブサン(浜中俊、荒川義、Cテナンゴ、先行、前走GⅡ弥生賞5着)
(14)注2バウンスシャッセ (北村宏、藤沢和、Zロブロイ、差し、前走GⅢフラワーC1着)
(15)・・コウエイワンマン(松岡正、川村禎、Gポケット、差し、前走500下大寒桜3着)

(16)△2アジアエクスプレス(戸崎圭、手塚貴、Hヒューズ、差し、スプリングS2着):5番人気
(17)△1トゥザワールド(川田将、池江寿、Kカメハメハ、差し、前走GⅡ弥生賞1着):4番人気
(18)・・ウインフルブルーム(柴田大、宮本博、Sウィーク、先行、前走OP若葉S2着)


阪神11R 難波S:デウスウルト(ペドリサ)の勝つ番だ!
 いつもこのクラスは大激戦で困惑するが、デウスウルト(ペドリサ)、ミルドリーム(池添謙)、リヴェレンテの3騎で巴戦も、デウスウルト(ペドリサ)の常に堅実な走りでチョイ有利な展開、相手にミルドリーム(池添謙)に決めた。
WIN5ー④」阪神11R 難波S(4歳以上1,600万下、ハンデ、芝1,800m)展望
◎(8)デウスウルト  (ペドリサ、平田修、Kカメハメハ、先行、前走1600下関門橋S4着)
〇(1)ミルドリーム  (池添謙、角居勝、Sクリスエス、差し、前走1600下飛鳥S2着)
▲(5)リヴェレンテ  (三浦皇、浅見秀、Kカメハメハ、先行、前走1600下韓国馬事会3着)
△1(12)タマモマーブル (小林徹、南井克、Mサンデー、差し、前走1600下雲雀S2着)
△2(3)ローレルブレッド(藤岡佑、今野貞、Sハート、差し、前走1000下汐留S1着)

福島11R 奥の細道特別:メイショウブシンから馬連で流すのみ
 小回り馬場を2周もする下級条件の難解な長距離レース、当然中心馬は全く不明、よって回避が第一、馬券の検討そのものが無意味に思うが「WIN5」対象レースに組み込まれては、やむを得ず掲載するが、信頼度は著しく低いです。強いて印を付けるなら、先頭に「僅かなタイム差」で先着が3戦続いたメイショウブシンから、馬連でパラパラに流し、カーマイン(中舘英)、トルークマクト(柴山雄)が相手になります。
「WIN5ー③」福島11R 奥の細道特別(4歳以上1,000万下、芝2,600m)展望
◎(1)メイショウブシン(丸田恭、沖芳、Mサムソン、差し、前走1000下名鉄杯6着)
〇(6)カーマイン  (中舘英、石坂正、Kカメハメハ、先行、前走1000下琵琶湖特別8着)
▲(8)トルークマクト(柴山雄、尾関知、Aジャパン、差し、前走1000下皿倉山特別2着)
回避 ロジダンス  (未定、大竹正、Gアリュール、先行、前走500下10着)
△(5)アドマイヤネアルコ(丸山元、友道康、リンカーン、先行、前走1000下名鉄杯9着)

中山10R オルフェーヴルC:大混戦からダッシャーワン(戸崎圭)が抜け出す
 偉大な6冠馬オルフェーヴル(池江泰寿厩舎、21戦12勝、Sゴールド産駒)、凱旋門賞に2度挑戦し共に2着惜敗は無念の海外遠征、そして最後のレースになった昨年の有馬記念を圧倒的な人気で圧勝して引退した勇姿は、未だ記憶に新しく、素晴らし名馬で尊敬し、早くもその冠名称が付いたレースが行われるのは大変嬉しいが、ひとこと苦言を、ファンとして(選定基準は不明ですが)オルフェーヴルに相応しいレース名であって欲しいもので、中山に初参戦は2戦目の2歳「芙蓉S(マイル戦)」で2着、中山で初勝利は3歳暮れの有馬記念なのです。そして「千二戦もダート戦」も、どの競馬場でも一度もレース経験が無く、責めて「芝のマイル以上の距離戦」で冠名称を付け、開催してと強く思います。ダート戦では偉大なオルフェを連想が出来ないです。
 気分を変えて、このオルフェに無関係のレース展望に行きます。

 準OP戦を勝ち上がった精鋭が揃って激戦も、既にOP戦で好成績を挙げているダッシャーワン(戸崎圭)を本命に抜擢する。岩田康、横山典で2戦大敗するも、戸崎圭騎手に乗替り(中山)前走は一変し2着して、馬と相性がありそうだ。
 相手はアビリティラヴ(柴田善)、短距離ダート戦の上がり馬、8戦4勝2着2回の好成績で、今回も狙い目が十分な馬だ。3番手には実力伯仲で、ここは穴目が多数、バラバラ流すのみの馬券になる。
OP千葉S:1着タイセイファントム、2着ダッシャーワン(戸崎圭))

「WIN5ー②」中山10R オルフェーヴルC(4歳以上OP、ハンデ、ダート1,200m)展望
◎(7)ダッシャーワン(戸崎圭、安田隆、Fピュティ、先行、前走OP千葉S2着)
〇(11)アビリティラヴ(柴田善、本間忍、Mラヴ、先行、前走1600下ブラッドS1着)
▲(9)シセイオウジ (田中勝、宗像義、Kカメハメハ、追込、前走OP千葉S4着)
△(12)サウンドガガ (武豊、佐藤正、Rルーラー、先行、前走OP大和S9着)
回避 ナガラオリオン(未定、大根田裕、Aマックス、差し、前走OPコーラルS2着)
回避 ドレッドノート(浜中俊、佐々木昌、Mオウドウ、差し、前走1600下鳴門S1着)
回避 エーシンビートロン(未定、西園正、Bタイム、逃げ、前走OPコーラルS3着)
回避 タールタン  (未定、吉村圭、タビット、差し、前走1600下銀蹄S1着)

阪神10R 陽春S:フルヒロボーイの粘り込みに期待
 フルヒロボーイ、ドリームコンサートの2騎で一騎打ち、共に先行抜け出し派、最後の粘り込み脚の勝負になり、共に4勝するも、2着に粘り込む事が多いフルヒロボーイを頭に決めた。
WIN5ー①」阪神10R 陽春S(4歳以上1,600万下、ダート1,200m)展望
◎(6)フルヒロボーイ  (藤岡佑、田中清、Fリアス、先行、前走1600下春風S2着)
〇(12)ドリームコンサート(小牧太、河内洋、Sヴィグラス、先行、前走1600下なにわS8着)
▲(3)レギス      (松山弘、鈴木孝、Gアリュール、先行、前走1600下春風S4着)
△(2)メイショウノーベル(幸英明、武田博、Sウィーク、先行、前走1000下1着)
回避 アメージングタクト(秋山真、浜田多、Wエンブレム、差し、前走1600下橿原S2着)
回避 セイラ     (藤田伸、飯田雄、Sキュール、差し、前走1000下1着)

「WIN5」挑戦の道:今週は固いRがなく大混戦で、相手は◎〇だけでは済まないようだ。
予想①◎6〇12-②◎7〇11-③◎1〇6-④◎8〇1-⑤◎2〇7=32通り