桜花賞TRチューリップ賞:ハープスター(川田将、松田博厩舎)が桜花賞1番キップ
断然人気ハープスター(川田将)が後方から直線だけの競馬で追込み(唯一騎の33秒台の末脚)を決めて、ここでは役者の違いは歴然、素晴らしい瞬発力で圧勝、未だ余裕十分でした。
リラヴァティ(松山弘)、ビート(和田竜)、クロスオーバー(別府真衣)が先行し、期待のハープスター(川田将)は後方から2番手で競馬、直線を向いて、逃げ込むリラヴァティ(松山弘)を、大外に持ち出したハープスター(川田将)が先団をじっくりマークして追い出すと一気に加速し直線半ばで早くも先頭に並んだときは(内ラチ沿いの馬の)脚色をチラッと確認して、ここから抜け出し引き離して、期待に応えて圧勝、2着馬に「1秒」も速い末脚は立派でした。
川田将騎手は、前走の「ハナ差」競り負けの屈辱をここで晴らし、今期重賞2勝目、通算重賞勝利28と記録を伸ばした。
2着には、中団から直線で末脚を伸ばしたヌーヴォレコルト(岩田康)が、粘るリラヴァティを大きく交わし、我が期待の2騎がワン・ツーで決着した。
そして期待一身の(公営)高知競馬から参戦したクロスオーバー(別府真衣)は、果敢に先行3番手に付け4角を回って、直線を向いて、これから粘り込むものと、地力発揮を期待したが、初芝でのスピード感に戸惑ったのか、一気に後方に置かれ、失速12着に終わっては残念、また挑戦してくださいね。ダートの短距離戦なら入着は十分ありますから。
「今期重賞2勝目の川田将雅騎手」
無事に勝てたことが何よりです。頭数が少なかったし、レースはし易かった。普通に走って呉れればいいなーと、無事に帰って来れればと、(後方からの競馬でしたが・・)最近我がままするところが出て来たし、尚更リズム良くしようと、競馬的には直線で外に出せればいいなーと、自分のリズムで、終始直線は遊びながら「フワフワ」しているところばっかりで、それで強い勝ち方をしてくれるので、(昨年の悔しいレースで・・)あれは取り返すことは出来ないので、只々申し訳なく思っていますので、今年は「負けたくない」との思いで今年が始まっているので、一つ勝つことが出来ましたし、無事にクラシックに向かって欲しいなと、(次の大きなレースも)土・日に続けて大切な馬に乗せて貰って、非常に有り難いことですし、明日も今日と同じようにしっかりと結果を出せるように頑張りたいです。(明日は弥生賞で人気トゥザワールドに騎乗する)
土曜 阪神11R チューリップ賞(桜花賞TR、GⅢ、3歳OP牝馬、芝1,600m)結果
1着◎(3)ハープスター (川田将、松田博、Dインパクト、追込、GⅠ-2着)1番人気(33.7)
2着〇(13)ヌーヴォレコルト(岩田康、斎藤誠、Hクライ、先行、500下1着)4番人気(3F34.7)
3着△2(12)リラヴァティ (松山弘、石坂正、Zロブロイ、先行、GⅢ3着)6番人気(3F35.5)
(以上桜花賞優先出走権獲得馬)
9着△3(6)プリモンディアル(武豊、藤原英、Dインパクト、逃げ、新馬1着)2番人気
10着△1(1)シャイニーガール(幸英明、湯窪幸、Bタイド、差し、OP1着)3番人気
12着*(10)クロスオーバー(別府真衣、(高知)別府、Sヴィグラス、先行、高知8着)12番人気
タイム1:34.3 単勝110円、馬連480円、馬単540円、3連単3,730円
予想評定A評価(98点)評価:期待通り1・2着快勝は当然、も3着が薄目入線で2点減点だ。
阪神10R 武庫川S:マウントシャスタ(浜中俊)が末脚良く1着、オリービン(武豊)競り負け2着
直線の末脚勝負、4番手から直線早めに抜け出したガイヤースヴェルト(ペドロサ)が、期待の馬が動けず、押し切る展開と思えたが、残り100mで、中団からマウントシャスタ(浜中俊)とオリービン(武豊)が、今までと違って、猛然と末脚を伸ばし、マウントシャスタ(浜中俊)が突き抜け1着GOAL、オリービン(武豊)が内で粘り込むガイヤースヴェルトを外から僅か「ハナ差」交わして2着に上がった。
土曜 阪神10R 武庫川S(4歳以上1,600万下、芝1,600m)結果
1着〇(2)マウントシャスタ(浜中俊、池江寿、Dインパクト、差し、1600下9着)2番人気(33.6)
2着◎(1)オリービン (武豊、橋口弘、Dメジャー、先行、1600下6着)1番人気(3F33.8)
3着・(9)ガイヤースヴェルト(ペドロサ、斎藤、Dメジャー、差し、1600下8着)3番人気(33.9)
4着▲(8)ロードガルーダ (岩田康、池江寿、Aタキオン、先行、1600下8着)4番人気
5着△(6)メイショウヤタロウ(藤田伸、白井寿、Aタキオン、差し、1600下4着)5番人気
タイム1:34.7 単勝340円、馬連350円、馬単770円、3連単3,200円
中山11RオーシャンS:スマートオリオン(横山典)が抜け出し快勝、ハクサン(酒井)逃げバテ
1着馬に高松宮記念優先出走権が与えられるオーシャンSに大波乱、断然人気の逃げ馬ハクサンムーン(酒井学)が軽快に逃げ、直線に向いて直ぐに(あっけなく)バッタリの失速では失望、この馬だけでなく期待馬が皆失速では・・・、3番手から最内ラチ沿いから追い上げたスマートオリオン(横山典)が鮮やかに抜け出し、大きく引き離してそのまま押し切って嬉しい(準OP勝利の次走)重賞初挑戦で即1着の快進撃はお見事でした。
問題の2・3着争いは、後方から外を突いて、(人気薄2騎)輝く芦毛馬体スノードラゴン(大野拓)、レッドスパーダ(北村宏)の8枠2騎が猛追して、スノードラゴン大野が2着、そしてレッド北村がようやく際どく3着に上がった。
「今期重賞4勝の横山典弘騎手」
(検量前で「凄い!」と話していましたが?)本当に凄かったです。先週使って勝ったら連闘だと、そして俺を乗せてと先生と話していた。今日の勝ちっぷりは凄かったです。(馬も騎手も重賞連勝ですが・・)流れは良くなって来たと思う。(スマートの良い所は?)見ての通りです。(高松宮記念に優先出走権がありますが)今日の勝ち方なら胸を張って堂々と行けると思っている。
土曜 中山11R オーシャンS(4歳以上OP、芝1,200m)結果
1着・(1)スマートオリオン(横山典、鹿戸雄、Gワンダー、先行、1600下1着)3番人気(34.7)
(以上高松宮記念優先出走権獲得馬)
2着・(15)スノードラゴン (大野拓、高木、Aコジーン、差し、GⅢ11着)11番人気(34.3)
3着△1(16)レッドスパーダ(北村宏、藤沢和、Tシャトル、先行GⅢ13着)9番人気(35.1)
4着△3(3)インプレスウィナー(丸田恭、宗像、Fコンコルド、追込、OP5着)10番人気
8着〇(11)リアルインパクト(戸崎圭、堀宣行、Dインパクト、先行、GⅡ1着)2番人気
10着△2(7)アースソニック(三浦皇、中竹、クロフネ、先行、OP8着)5番人気
13着◎(4)ハクサンムーン (酒井学、西園正、Aムーン、逃げ、GⅠ-2着)1番人気(35.9)
タイム1:08.9 単勝850円、馬連13,080円、馬単25,560円、3連単572,550円
中山10R スピカS:トーセンジャガー(戸崎)が競り勝ち、期待ホーカー(北村宏)差され2着
ミヤコ内田博が先行する競馬で、最後方待機していたホーカーテンペスト(北村宏)が向正面半ばで、スローと感じて一気に仕掛け、大きく先頭に抜け出して3・4角を先頭で回り直線、逃げ込むホーカーテンペストにトーセンジャガー(戸崎圭、最低7番人気)が直後から馬体を併せて叩き合いし、首の上げ下げして際どい先着争いで「アタマ差」競り落してGOAL、3番手には、大外を突いて追い上げ、先団を捕えられる勢いに見えたライズトゥフェイム(田中勝)でしたが、惜しくも届かず3着止まりでした。
土曜 中山10R スピカS(4歳以上1,600万下、芝1,800m)結果
1着・(1)トーセンジャガー (戸崎圭、木村、Mカフェ、差し、1600下9着)7番人気(35.5)
2着◎(2)ホーカーテンペスト(北村宏、藤沢和、Hウイング、先、1600下2着)2番人気(36.1)
3着〇(3)ライズトゥフェイム(田中勝、加藤征、Zロブロイ、差し、1000下1着)1番人気(35.7)
4着△1(6)フラアンジェリコ(田辺裕、斎藤誠、Nユニヴァース、差し、1600下5着)3番人気
5着△3(5)ミヤコマンハッタン(内田博、土田、Mカフェ、先行、1000下1着)5番人気
7着△2(4)エデンロック (三浦皇、小島茂、Fデピュティ、差し、1000下1着)4番人気
タイム 単勝2,810円、馬連5,060円、馬単12,900円、3連単42,230円