4/06/2014

産経大阪杯:キズナ武豊が快勝(今期初戦を好スタート切る)

 今日の競馬、尽く積極果敢な先行逃げ切り派がそのまま押し切って勝利したが、追い込んで勝利したのが流石の「キズナ武豊」と(中山10R)ランウェイワルツ(戸崎圭)だけ、そしてキズナ快勝に、どうして世界(凱旋門賞)の4位が、ここでは2番人気なの?と大いに不満と大ショックだった武豊騎手と佐々木昌三調教師でした。
 こんな大荒れの週は直ぐに忘れ、気分を切り替え、来週のGⅠ第3弾「桜花賞」で断然人気の「ハープスター」が参戦では、ここから穴目に流して挽回するしか手はないのです。

中山11Rダービー卿CT:カレンブラックヒル(秋山)先行抜け出し快勝、レッド(蛯名)大失速
 スタートを決めた(ハンデ頭の)カレンブラックヒル(秋山真)でしたが、トリップ(横山典)がハナを主張したので譲って4番手まで下げ、直線で再び先頭を奪って抜け出して、そのまま押し切って1着GOAL・・秋山騎手はカレンブラックヒルで重賞5連勝の快挙、名コンビ振りに脱帽です。
 2着にも先行したカオスモス(内田博)が粘り込み、3着には中団から末脚を伸ばしたインパレスヒーロー(津村)が届いたが、期待を懸けた1・2・3番人気のコディーノ、レッドアリアン、トリップの3騎は、レースが消極的では、枕を並べ仲良く失速して残念、このようなペースと馬場は不得意ということでしょうか?
*「今期重賞2勝目の(カレンブラックヒル)秋山真一郎騎手」:JRA通算重賞勝利29勝
 最初はハナを切れたのですが、早めに動く馬がいたので控え、自分のペースで走らせた。控えても競馬が出来る馬で、時計の掛かる重馬場も得意、道中の手応えも十分あった。具合が良く「なんとかしてやろう」と思っていたし、勝てて良かった。
 「WIN5ー⑤」中山11Rダービー卿CT(GⅢ、3歳以上OP、ハンデ、芝1,600m)結果:やや重
1着・(2)カレンブラックヒル(秋山真、平田、Dメジャー、先行、GⅢ11着)4番人気(36.5)
2着△2(16)カオスモス  (内田博、森秀、Mラヴ、先行、前走OP4着)9番人気(3F36.4)
3着・(9)インパレスヒーロー(津村、堀宣、Wエンブレム、差し、1600下1着)8番人気(36.0)

5着〇(5)コディーノ   (北村宏、藤沢和、Kカメハメハ、差し、GⅢ4着)1番人気
9着△1(13)マウントシャスタ(シュタルケ、池江、インパクト、差、準OP1着)5番人気
14着◎(4)レッドアリアン(蛯名正、橋口、Aタキオン、先行、OP1着)2番人気(37.2)
16着▲(11)トリップ (横山典、松田博、クロフネ、逃げ、前走OP1着)3番人気
タイム1:34.6 単勝690円、馬連9,170円、馬単15,340円、3連単318,790円
予想評定 D評価(0点):期待する程、皆コケル馬達、ツイテイナイし・・「大嫌い」です。

阪神11R産経大阪杯:再びキズナ旋風が巻き起るのか、最後方から一気の末脚で悠々1着の貫録、エピファネイア(福永祐)は末脚イマイチで競り負け3着
*カレン(池添)、トウカイ(柴山)、ビート(石橋)の3騎が後続馬を大きく引き離して先行し、離れ
て後方にエピファ(福永祐)、そしてキズナ(武豊)の展開、先行した3騎の内、トウカイパラダイス(柴山)が抜け出し先頭で押し切れるほど、離した先団でしたが、後方から先に動いたエピファネイア(福永祐)を、後方のキズナ(武豊)が一瞬で外に馬体を併せるも抜き去り、先頭のトウカイパラダイス(柴山)をグイグイ差を詰め、一気に抜け出して快勝した。
 レース前に武豊騎手は、世界の古馬陣と対戦し力が付いた。今期初出走でも、ここで勝って、天皇賞春、そして宝塚と全部勝って、秋は凱旋門賞に再度挑戦したいと語っていたが、その実現に向かって良いスタートを切れたようだ。そしてレース後に佐々木昌師は「世界の4着馬が、ここで2番人気だなんて大きなショックだよ」・・と大いに不満な様子でした。
 一旦キズナに引き離されたエピファネイア(福永祐)でしたが、最後にようやく追い込みを懸けたが2番手トウカイを捕えら切れず3着に競り負けしては残念でした。

*「今期重賞3勝の武豊騎手」:JRA通算重賞勝利290勝
(素晴らしい勝ち方でしたが・・)いいレースが出来ました。
(ポゼション獲りは・・)特にどの馬の後ろとは考えてはいなかった。自分のレースをしたら偶々前に有力馬(エピファなど)がいた。道中は自分のリズムで走って、自分のタイミングで仕掛けてとシンプルなレースで、(直線の末脚は)やはりキズナらしい素晴らしい末脚でした。
(秋は素晴らしいレースで、今年の初戦は・・)今年は大きな仕事を共に遣って行きたいと思っていますので、先ずは今年の初戦を最高のレースでスタート出来たと思っています。
(沢山のファンに対してひとことを・・)ファンが多いのですがナゼ2番人気だったのか(分からない)、僕は自信があったのですけど、今後も頑張ります。

*ショック兄弟の明暗*(兄)2番人気がショックVS.(弟)大敗原因不明でショック
兄キズナを撃破挑戦したが大敗したメイショウマンボの武幸四郎騎手」
  ペースが上がった4角ではもう反応が無かった。コンナ負け方は僕にもショックです。
*トウカイパラダイス(柴山騎手)
 切れ味ではキズナ、エピファに叶わないので、早め早めの競馬のイメージして、持ち味の渋とさを生かすことが出来た。
*3着無念のエピファ(福永祐騎手)
 前と離れて問題は仕掛けるタイミングだけ、前のマンボの手応えが早く悪くなり、自分から動かざるを得なかった。折り合いには問題はなかった。二千でどんな競馬が出来るか見たかった。もう少し前の位置取りした方が良かったかも。

「WIN5ー④」阪神11R 産経大阪杯(GⅡ、4歳以上OP、芝2,000m)結果:良馬場
1着〇(7)キズナ (武豊、佐々木昌、Dインパクト、追込、仏GⅠ-4着)2番人気(3F33.9)
2着△3(3)トウカイパラダイス(柴山、田所、Gアリュール、先行、GⅢ5着)6番人気(36.4)
3着◎(4)エピファネイア(福永祐、角居勝、Sクリスエス、差し、GⅠ-1着)1番人気(34.4)

5着△2(2)ショウナンマイティ(浜中俊、梅田智、Mカフェ、差し、GⅢ10着)4番人気
7着△1(5)メイショウマンボ (武幸四、飯田祐、Sマンボ、差し、GⅠ-1着)3番人気
タイム2:00.3 単勝240円、馬連7,020円、馬単9,090円、3連単20,050円
予想評定 D評価(20点):本命馬が3着で完敗、並ぶ間もなく突き放される屈辱、無念です。

中山10R伏竜S:ランウェイワルツ(戸崎)が後方一気に差し切る、ファンシー(北村宏)失速
 直線で早くもロワジャルダン(蛯名正)大きく抜け出し楽勝に思えたが、後方から素晴らしい末脚を使って追い上げたランウェイワルツ(戸崎圭)がGOAL寸前で外から「クビ差」見事に届いて1着GOAL、3着には内ラチでサトノスーペリア(秋山真)が粘り込んだ。
 我が期待のファンシーミューズ(北村宏)は、中団のまま失速し9着には残念でした。
「WIN5ー③」中山10R 伏竜S(3歳OP、ダート1,800m)結果:重馬場
1着・(7)ランウェイワルツ(戸崎圭、音無、Gアリュール、差し、OP7着)8番人気(37.9)
2着〇(6)ロワジャルダン (蛯名正、戸田博、Kカメ、先行、500下1着)2番人気(3F38.3)
3着・(5)サトノスーペリア(秋山真、平田、Hクライ、追込、OP5着)9番人気(3F38.5)

5着▲(4)メイショウパワーズ(後藤浩、本田優、Mボーラー、逃げ、OP11着)3番人気
6着△2(9)スピナッツ    (川須栄、高野友、Zロブロイ、差し、500下1着)1番人気
7着△1(11)メイショウイチオク(内田博、庄野、Mボーラー、先行、川崎GⅠ-6着)4番人気
9着◎(1)ファンシーミューズ(北村宏、高柳、Gアリュール、先、500下1着)5番人気(40.2)
タイム1:53.0 単勝1,980円、馬連5,180円、馬単13,360円、3連単194,010円

阪神10RマーガレットS:ダンツキャンサー(藤田伸)が軽快に逃げ切る、ダノン(北村友)失速
 ここでも同じパターンの展開、スタートダッシュを決めたダンツキャンサー(藤田伸)が軽快に逃げ、直線も末脚が衰えずそのまま引き離して1着GOALした。
 2着には後方から外を回って末脚を発揮したコウエイタケル(太宰啓)、3着にはスタートで出負けしたオメガヴェンデッタ(川田将)が、直ぐに中団まで上がって競馬し、直線で内ラチ沿いで伸びて来てようやく馬券対象馬に届いた。
 我が期待のダノンマッキンレー(北村友)は中団の外で競馬し直線勝負に懸けるも、末脚なく失速の7着では残念でした。
「WIN5ー②」阪神10R マーガレットS(3歳OP、芝1,400m)結果:良馬場
1着・(7)ダンツキャンサー(藤田伸、谷潔、Aジャパン、逃げ、500下5着)7番人気(36.1)
2着・(12)コウエイタケル(太宰啓、山内、Sゴールド、先行、500下6着)8番人気(35.2)
3着〇(3)オメガヴェンデッタ(川田将、安田、Zロブロイ、先行、500下1着)1番人気(35.6)

7着◎(5)ダノンマッキンレー(北村友、音無秀、フジキセキ、差し、500下3着)5番人気
9着▲(2)キンシノキセキ(浜中俊、浅見秀、フジキセキ、差し、500下1着)2番人気
11着△(1)ナンチンノン(石橋脩、中竹和、バレイデング、差し、OP2着)10番人気
タイム1:22.0 単勝1,510円、馬連8,600円、馬単18,670円、3連単107,440円

中山9R千葉日報杯:ジルコニア(中舘)先手を獲って軽快に逃げ切る、ツクバ(柴田善)失速
 スタートを決めたジルコニア(中舘英)が、軽快に先行し、直線を向いてもその先行力が衰えず、そのままのリードを保って楽に逃げ切り1着GOALした。
 2着争いは激戦、人気薄フリーズアバード(西村太)が中団から、断然人気ファンデルワールス(三浦)をGOAL寸前で外から僅かに「アタマ差」競り勝って大穴炸裂、仰天馬券に参りました。
 我が期待のツクバリンカーン(柴田善)は中団で競馬して、4角では外を回って追い上げるも馬場が重く伸び脚がなく8着に失速し、ここで早くも「WIN5」の全てが外れては残念です。
「WIN5ー①」中山9R 千葉日報杯(4歳以上1,000万下、芝1,200m)結果:やや重
1着・(7)ジルコニア (中舘英、武藤、Tシャトル、逃げ、1000下13着)7番人気(35.2)
2着・(9)フリーズアバード(西村太、金成、Rブラルタル、先行、1000下4着)12番人気(34.6)
3着〇(4)ファンデルワールス(三浦、大和田、Dメジャー、先行、1000下2着)1番人気(35.1)

5着△(6)シャドウエミネンス(戸崎圭、新開幸、Aタキオン、差し、1000下4着)4番人気
8着◎(11)ツクバリンカーン(柴田善、土田稔、リンカーン、差し、1000下3着)2番人気(35.0)
9着▲(13)アブマーシュ   (横山典、菊沢徳、Dタット、差し、1000下取消)3番人気
タイム1:10.1 単勝1,830円、馬連57,160円、馬単96,310円、3連単475,540円

「WIN5」挑戦の道:今週も大混戦、固そうな中心馬不在では手広く流すことになる。
予想①◎11〇4-②◎5〇3-③◎1〇6-④◎4-⑤◎4〇5=16通り
結果①(・7)-②(・7)-③(・7)-④(〇7)-⑤(・2)=「的中20票」払戻27,302,120円
 我が予想、総外れ完敗無念。本日の出目は「ラッキー7」のオンパレードは参った。結局「7-7-8-2-4」番人気で決着大荒れ、本日もいつもの先手必勝でした。