3/17/2016

「ドバイWCデー」参戦の日本馬10頭がドバイ国際空港に到着

 3月26日(土)、アラブ首長国連邦、ドバイのメイダン競馬場(写真上:昨年からAW(ゴムチップ)コースが元のダートに戻された)で行われる「2016 ドバイワールドカップデー」の各重賞レースに出走予定している各馬が日本での検疫を終え、前走で久々復活走を遂げた期待のドゥラメンテ(堀宣行厩舎:右写真)ほか美浦所属2頭は成田から関空へ、そして栗東所属のワンアンドオンリーほか8頭と合流して、関西国際空港から飛び立ち、美浦組は15時間、栗東組は11時間の、可なりの長旅を経て、無事に揃って、「ドバイ国際空港に到着した」・・と、JRAが発表した。

 着地での検疫、出走まで時差ボケの調整、そして当日「落ち着いて」スタートを決め、道中で不利を受けずに走れれば、圧勝出来る逸材たちと確信しているので、世界の強豪が集結する舞台でも、日本馬の力量を見せ付け、かつての初制覇のハーツクライ、以降アドマイヤムーン、ヴィクトワールピサ、ジャスタウェイ、ジェンティルドンナなどの圧巻の勝利を挙げて来た先輩馬のように、大活躍を期待しています。
 そして皆が無事に揃って帰国が出来ますように願っています。

*空路工程(機乗時間:11時間11分、ドバイと日本の時差 ー5時間)
・美浦2頭、出発3/16(水)成田国際空港(日本時間15:30)→関西空港到着し栗東8頭と合流
・出国3/16(水)関西国際空港(日本時間)19:15→到着3/17(木)ドバイ国際空港1:26(日本6:26)

*出走馬(10頭)参戦レース
・ホッコータルマエ((牡7歳 栗東、西浦勝一厩舎) :ドバイワールドカップ(G1、ダート2000m)
ドゥラメンテ  (牡4歳 美浦、堀宣行厩舎)     :ドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)
・ラストインパクト  (牡6歳 栗東、角居勝彦厩舎) :            
・ワンアンドオンリー(牡5歳 栗東、橋口慎介厩舎):
・リアルスティール(牡4歳 栗東、矢作芳人厩舎) :ドバイターフ(G1、芝1800m)
・ベルカント  (牝5歳 栗東、角田晃一厩舎)   :アルクオーツスプリント(G1、芝直1000m)
・ネオブラックダイヤ(牡8歳 美浦、鹿戸雄一厩舎) :ドバイゴールドカップ(G2、芝3200m)
・オンザロックス  (牡3歳 栗東、森秀行厩舎) :UAEダービー(G2、ダート1900m)
・ユウチェンジ   (牡3歳 栗東、森秀行厩舎) :           
・ラニ     (牡3歳 栗東、松永幹夫厩舎)   :                  

*実況TV放映 : (BS 234)グリーチャンネル、時間帯(土曜)深夜
(参考:2014年 ドバイSC:1着快勝したジェンティルドンナ(Rムーア騎手))

▽香港競馬にも有力馬4頭参戦:堀宣行モーリスと池江泰寿ラブリーデイ、香港G1招待受諾
 JRAは3/18、香港G1競走における日本馬の招待受諾を発表した。
1) 4/24(日曜)香港シャティン競馬場で行われるQエリザベス2世C(1着賞金1140万香港$)に
ラブリーデイ(池江泰寿厩舎)が参戦する。
2) 5/1(日曜)に同じくシャティン競馬場で行われるチャンピオンズM(1着賞金798万香港$)に、昨年暮れG1香港Mで快勝しG1戦3連勝中、絶好調が継続中のモーリス(堀宣行厩舎、右写真:G1マイルCS快勝)が参戦する。

 ラブリーデイは、産経大阪杯(4/3、阪神G2、芝2000m)にM・デムーロ騎手で1戦叩いてから遠征、香港でのQエリザベス2世Cでは、昨夏の札幌で開催のWSJCで、武豊騎手とチャンプ争いした(香港リーディングJK)ジョアン・モレイラ騎手に騎乗要請している。

 Qエリザベス2世Cには、ヌーヴォレコルト(斎藤誠厩舎)も参戦が既に決まっており、サトノクラウン(堀宣行厩舎)も出走意向で激戦に成る。
 一方、(昨年の年度代表馬)モーリスは、登録していたドバイ遠征を見送り、この香港チャンピオンズMが始動戦で、こちらもモレイラ騎手が騎乗予定だ。

*出走馬(4頭)参戦レース
・ラブリーデイ (牡6歳、池江泰寿厩舎):香港4/24、Qエリザベス2世C(G1、芝2000m)
・サトノクラウン (牡4歳、堀宣行厩舎):         〃
・ヌーヴォレコルト(牝5歳、斎藤誠厩舎):         〃
・モーリス    (牡5歳、堀宣行厩舎):香港5/01、チャンピオンズM(G1、芝1600m)