12/09/2012

阪神JFはローブティサージュ(秋山真)が快勝!

 師走競馬なら大荒れは当然も、実力派の期待馬がコンナ時に揃ってコケては大穴続出、狙い目も定まらず完敗のサンデーには困ります。寄って「WIN5」も大外れの大荒れ、こんな時に間違って買って仕舞い、当たった方が居ましたら良かったですね、そしてオメデトウさんです。

阪神JF:最内のローブティサージュ(秋山真)が快勝、コレクター(浜中俊)届かず4着
 (GOAL前で3騎の競い合いをローブ秋山真が伸び1着、後方から追い上げも4着コレクター)
 (直線を向いて:内を突くレッド、馬群の中からローブ、外を回り追い上げるコレクター)
 (嬉しい2度目のGⅠ勝利し表彰式に望む秋山真騎手と関係者)

*期待のコレクターアイテム浜中俊がスタート決めたが、テンが早いと見て直ぐに中団まで下げての競馬、最内のローブ秋山も同じ位置の内ラチ沿いに待機して、先行したのが内からタガノ藤岡佑、クロフネ柴山、大外枠のアユサン丸山元は後方から向正面で徐々に追い上げ中団まで上がって直線、先ず先団のクロフネサプライズ柴山が抜け出し、レッドセシルア三浦皇が内ラチに潜り込んで2番手に上がって、中団からローブティ秋山が徐々に脚を伸ばして待望の先頭に立って末脚を伸ばしGOAL直前、期待のコレクター浜中俊が(やはり4角を外回りコース取りでは)可なり後方に離され、懸命に追い上げるも鋭い脚色が先頭と一緒の感じで、先団を捕え交わすまでは届かず、惜しくも4着無念なりです。

 結果的には勝利の戦法は、先行し、内コースを巧く走った馬が制しそして上位に先着、後方から外周りコース取り追い上げ戦法は(タイムロスと距離損で)届かずの不発、このことはよくある事例も、相当に強い馬でないと当然(届かない)の結果になります。
敏腕浜中俊騎手が(この馬の能力読みと)この展開を、チョイ読み違いしたのでしょうか?同じ末脚(上がり3F35秒9)なら、位置取りの差が、そのまま着差に成ってしまいますから、巧く内ラチが空けば、そこを突いて、鋭い瞬発力を発揮できる馬が、強く、速く、馬群を突き抜ける素質なのです。

「嬉しいGⅠ2勝目になる秋山真一郎騎手」
*前回から内容が良くなっているので、自信を持って乗った。手応えがあったので直線伸びて呉れるかと思った。最後の直線で先行しているクロフネに届くか少し心配も勝てた。関係者の皆さんに感謝しています。今年はGⅠを勝たせて貰って感謝しています。ローブを応援して頂いたお蔭です。自分も最っと精進して頑張ります。
秋山騎手戦績:重賞通算26勝、今期、通算ともにGⅠ2勝(NHKマイルC:カレンブラックヒル、そして今回ローブ)
須貝尚介調教師:通算・今期重賞6勝、内驚異のGⅠ3勝(皐月賞・菊花賞(ゴールドシップ)、そして阪神JF)の大活躍、こんなに良い年は嬉しい誤算になったのでしょうか。

「WIN5ー⑤」阪神11R阪神ジュベナイルF(GⅠ、2歳OP、芝1,600m)結果
1着注( 1)ローブティサージュ(秋山真、須貝、Wエンブレム、前GⅢ2着)5番人気(35.9)着差
2着・( 7)クロフネサプライズ(柴山、富所、クロフネ、前走牝500下1着)15番人気(36.3)クビ
3着・(10)レッドセシリア  (三浦、鹿戸雄、Hクライ、前牝新馬1着)10番人気(35.6)クビ
4着◎( 6)コレクターアイテム(浜中、須貝、Hクライ、前走OP1着)1番人気(35.9)3/4馬身
5着・(14)カラフルブラッサム(和田、鈴木孝、Hクライ、前500下3着)7番人気(35.5)3/4馬身

7着〇(18)アユサン    (丸山元、手塚、Dインパクト、前走OP2着)4番人気
8着△2( 8)サンブルエミューズ(津村、加藤征、Dメジャー、前走OP1着)2番人気
15着△1(13)ストークアンドレイ(川島、山内、クロフネ、前走GⅢ10着)15番人気
17着▲( 3)サウンドリアーナ (デムーロ、佐藤正、Kホーム、前走GⅢ1着)3番人気
タイム1:34.2 (4F48.3-3F36.4-2F24.2-1F12.7) 
単勝810円、馬連35,990円、馬単62,100円、3連複490,320円、3連単3,047,070円
予想評定 D評価(10点)
 :辛うじて1着馬に注印、その相手が15番人気で大荒れ、見事に本命を外して完敗です。

中京11R:期待に応えてスギノエンデバー北村友の一発大駆けも1着同着
*混戦の直線、馬群の外からスギノエンデバー北村友が一気に脚を伸ばし、中団から追い上げた(内)ラインブラッド松田との競り合いし、馬体を併せて並んでGOAL、長い写真判定結果は1着同着して、「WIN5」史上初めて1着同着なら当たり券は2通りになる。
 1番人気シゲルスダチ(高倉陵)は、中団で競馬したが直線力なく最後方で入線にガッカリです。
「WIN5ー④」中京11R 尾張S(3歳以上OP、芝1,200m)結果
1着◎( 6)スギノエンデバー(北村友、浅見、Sバクシン、追、前GⅢ12着)3番人気(33.2)
同着・( 4)ラインブラッド(松田、領家、Tシャトル、追込、前走GⅢ9着)9番人気(33.6)
3着・(11)メイショウデイム(川須、佐山、Mカフェ、追込、前走OP8着)5番人気(34.0)

4着△( 2)アースソニック (吉田隼、中竹、クロフネ、差し、前走1600下1着)2番人気
10着▲(10)アウトクラトール(鮫島、宮徹、Sバクシンオー、追込、前OP5着)7番人気
12着〇( 7)シゲルスダチ  (高倉陵、西園、クロフネ、差し、前走OP3着)1番人気
タイム1:09.5 単勝6=240円、4=1,020円、馬単6-4=5,820円、4-6=7,780円、
                    3連単6-4-11=100,840円、4-6-11=149,660円

中山11R:後方から直線一気の末脚冴えるシルクフォーチュン横山典
*大外からアース中谷、そしてトシキャンディ木幡、期待のスリー柴田善が3番手で先行して直線、4番手で競馬のティアップ石橋脩が外を回ってジワジワ先頭に立つ勢いも大混戦の直線の攻防、ゴッタ返す馬群の最後方から大外を突いて一気に脚を伸ばしたシルクフォーチュン横山典が目の覚めるような追込みが炸裂し全馬ゴボウ抜きの快挙で1着、ここでは実力が一枚も二枚も上の存在、ただ安定した成績が挙げられない穴馬で見落としでした。

 究極の必殺技でした。乾いた(中山小回り、多頭数の)短距離ダート戦で、最後方待機して直線勝負する戦法そのものを駆使する騎手は(勝つ気なら殆ど)いません。これを見事決めた横山典騎手には脱帽なのです。
「WIN5ー③」中山11R カペラS(GⅢ、3歳以上OP、ダート1,200m)展望
1着・( 9)シルクフォーチュン(横山典、藤沢則、Gアリュール、追、GⅡ11着)4番人気(35.3)
2着〇( 5)エーシンウェズン(蛯名正、野中、トリッピ、差し、前走OP1着)  3番人気(35.7)
3着△2(13)タイセイシュバリエ(吉田豊、宮本、クロフネ、先行、1600下1着)8番人気(35.4)

5着▲(15)ティアップワイルド(石橋脩、西浦、Wラッシュ、差し、前走OP1着)1番人気
9着△1( 4)セイクリムズン(松岡正、服部茂、Eサンディ、前走川崎GⅠ2着) 5番人気
13着◎( 3)スリーボストン(柴田善、藤岡範、Bハーバー、先行、前走OP1着)2番人気
15着注(10)タンジブルアセット(江田照、根本、Sスキー、先行、前走OP9着)10番人気
タイム1:10.8 単勝640円、馬単4,460円、3連単51,060円
予想評定 D評価(0点):素晴らしい末脚で追い込んだシルク(横山典)の戦法には脱帽です。

阪神10R:混戦からエーシンミラージュ(浜中俊)が抜け出す
*大外のチューワ北村宏、内タガノ太宰が先行、期待のノーステア三浦皇、そしてエーシン浜中俊は最後方に待機しての競馬、8標識(残り800m)から動いた後方待機組のエーシン浜中俊が、一気に4角で先団の外に取り付き直線、カルド福永祐とエーシン浜中俊が叩き合いの直線勝負して馬体を併せて並んで頭の上げ下げしてGOAL、際どくエーシンが僅かに交わし1着確保した。3・4番手争いもタニノ秋山とロード川田の競り合いで際どい勝負をタニノが内で粘って決着した。

 我が軽視でも1番人気に推された大外枠エキストラ(デムーロ)は、4番手で競馬したが直線9着失速は無念でした。
「WIN5ー②」阪神10RオリオンS(3歳以上1,600万下、ハンデ、芝2,400m)結果
1着▲( 7)エーシンミラージュ(浜中俊、坂口、クロフネ、前1600下比叡S3着)4番人気(35.7)
2着注(11)カルドブレッサ(福永祐、吉田直、Gポケット、差し、前1000下1着)3番人気(36.0)
3着・( 1)タニノエポレット(秋山真、村山、Dダーク、差し、前走1600下5着)8番人気 (36.0)

5着◎( 4)ノーステア  (三浦皇、鹿戸雄、Zロブロイ、差し、前走1600下2着)2番人気
9着△1(14)エキストラエンド(デムーロ、角居、Dインパクト、前走1000下1着)1番人気
11着〇( 6)トラストワン (和田竜、庄野、Mラヴ、先行、前走1600下比叡S7着)6番人気
12着△2( 3)タガノキャプテン(太宰、川村、Cスティーヴ、先、前走1600下9着)5番人気
タイム2:27.2 単勝800円、馬単5,090円、3連単60,120円

中山10R:大逃げ切りドリームセイリング吉田豊
*スタート決め大逃げしたドリーム吉田豊、離れた2番手もマイネル松岡、そしてまた離れた3・4番手にミヤビ蛯名正と人気のチェリー田辺裕の展開、直線を向いても8馬身もの大差離して逃げ込むドリーム、離れた2番手に一旦はチェリー田辺がマイネル松岡を交わしたが、また内からマイネルに差し返されては無念、まんまと大逃げが見事に炸裂して快勝のドリーム吉田豊、先行した3騎がスンナリと上位で決まって(最初の「WIN5」から)大穴炸裂、馬単より馬連が高配当とは・・唖然の珍現象も出現した中山10Rでした。
 よって当然「WIN5」が、ここで早くも総外れの失速しては、後の楽しみが消滅で残念です。
「WIN5ー①」中山10R 美浦S(3歳以上1,600万下、ハンデ、芝1,800m)結果
1着・( 6)ドリームセイリング(吉田豊、田島俊、クロフネ、逃、1600下10着)9番人気(36.0)
2着△2( 9)マイネルグート (松岡正、手塚、Rインメイ、差し、1600下4着)8番人気(35.2)
3着◎(13)チェリードゥーサ(田辺、小西、Sセンス、追込、GⅠ秋華賞5着)1番人気(34.5)

4着△1(11)ミヤビファルネーゼ(蛯名正、戸田、Rインメイ、差、前走1600下6着)6番人気
6着▲( 3)ケニアブラック(石橋脩、勢司、Gポケット、差し、前走1600下2着) 3番人気
7着注( 4)トーセンジャガー (江田照、木村、Mカフェ、差し、前走1600下8着)5番人気
9着〇(12)サクラボールド(横山典、菊沢、Oハウス、先行、前走1000下八雲1着)2番人気
タイム1:47.5
 単勝3,610円、馬連50,760円、馬単32,600円、3連複51,400円、3連単565,980円

「WIN5」挑戦の道 今週は固く決まりそうに期待だ。→結果は大荒れ 
予想①◎13〇12-②◎4〇6-③◎3-④◎6〇7-⑤◎6=8通り
結果①(・6)-②(▲7)-③(・9)-④◎6、(・4)-⑤(注1)=「的中21票」
*6-7-9-4-1=「的中 1票」払戻2億円
*6-7-9-6-1=「的中20票」払戻15,046,990円
*キャリーオーバー=「1億938,320円」
 大荒れ、期待馬が皆沈黙して、ノーマークは3か所もで・・辛うじて中京で1着同着なら0.5勝だけでは・・予言不発で情けなしです。

「記録フラッシュ:香港遠征馬の戦績」
 :ロードカナロア岩田康誠が快心の勝利(写真右→)
 香港競馬に参戦した日本馬の戦績は次の通りでした。

*第4R:香港ヴァース(GⅠ、芝2,400m、1着賞金6840万円)
 2着:ジャガーメイル(ホワイト、堀宣行厩舎)
  6番手で競馬し直線良く伸びたが内馬と競合い「短頭」届かず。
  ホワイト騎手:良い感じで走っていた。よく頑張って呉れた。
  堀宣行師:もう少しだっので残念でした。良く走って呉れた。

*第5R:香港スプリント(GⅠ、芝1,200m:1着賞金6840万円)
 1着:ロードカナロア(4牡、岩田康、安田厩舎、Kカメハメハ)前走GⅠスプリンターズS1着
  3番手で競馬し直線残り200で馬群から抜け出しここから一気に引き離す完勝でした。
  岩田騎手:カナロアで勝つために来た。強い事が証明できて良かった。
  安田隆師:世界一のレースと思っている。勝つために来た。現実になって嬉しく夢のようだ。
  カナロア戦績:8勝目、重賞4勝目(内GⅠ-2勝目)
 (5R香港スプリント:先団(内ラチ)3番手から直線早めに先団に並んで抜け出し圧巻の勝利)
7着:カレンチャン(池添謙、安田厩舎)
  池添謙騎手:スタートから寄られて競馬に成らなかった。

*第7R:香港マイル(GⅠ、芝1,600m、1着賞金9210万円)
 6着:サダムパテック(武豊、西園厩舎)
  武豊騎手:最後はじわじわと伸びたものの残念です。良く頑張って呉れた。
  西園師:スタートで他の馬との関係で内ラチにぶっつかり、ハミを噛んでしまったようだ。
       もう少しスムーズな競馬をしたかった。
 12着:アメリカンボス(内田博、矢作厩舎)
  内田博騎手:スターが良くいい感じで乗れていると感じていたが直線を向いて伸びなかった。