＊船橋競馬（３日目）の結果（報告）
今日は、公営船橋競馬に参戦の藤田菜七子騎手が、各地方競馬から参戦の馬と騎手、そしてJRAのＯＰ馬と騎手が、一同に集結して、重賞（Jpn3、マリーンＣ）などの競走に腕を競い合ったが、結果は、上位入着どころか、スタートから大波乱で散々、そして最先着は・・・。
皐月賞が開催の今週の騎乗地は、土日とも「福島で修行の12鞍」、そして待望の土曜メーンＲ参戦で逃げ馬に・・。
遠征の菜々子騎手は、今日は５鞍に騎乗、ナイター競馬で午後から開門も、稀に見る開門前に500人近いファンが並んで待つ光景などは初体験と驚く警備員、ウイークディー開催の小雨天候でも、入場数が6400人（前日比2.7倍）とか、５月連休開催での「（Ｇ1）かしわ記念」に匹敵する混雑ぶり大盛況の中、果たして良い結果を出し、菜々子スマイルをファンの前で魅せれたのでしょうか？
昨日の金沢競馬と違い、先行逃げ切れる馬の騎乗はなく、後方待機での騎乗馬ばかりで、小雨が降る稍重のダート戦では、（一転）後方待機とは、砂を頭から被る展開で、折角の童顔美形淑女も台無し、帰って来る騎手は、誰かが見分けが付かないほど、砂を被り顔も勝負服も泥地蔵（11Ｒ右写真）の洗礼を最後まで続いた。そして、師匠の根本調教師が自信を持って参戦した期待馬、第10Ｒでは、スタート直後に、馬が躓き、痛恨の（頭から）落馬するアクシデント初体験、精神的なダメージは可なりあると思うが、負傷したのではと心配し、次の重賞第11Ｒに、高知から騎乗依頼されたブラックバカラは、キット他の騎手に変更されると思ったが、何事もなかったように、パドックと馬場に出て、気丈に騎乗していたので安堵した。（額に擦り傷、腕打撲）
更にメーン第11Ｒでもアクシデント発生、JRAから馬は5頭（騎手6名）が参戦の、断然１番人気で（公営ファンにも）アイドル的な人気で知れ渡る、特徴ある馬体の「ブチコ（Ｃルメール騎手）」が、スタートで各馬が、枠入れ中に、先に入っていたブチコが、ヤル気満々からか、前扉の下から、潜ってこじ開け、フライングスタート（下写真）を切ってしまい、Ｃルメール騎手が懸命に手綱を引いて抑え戻って来て、外枠から再スタートと思えたが、馬体検査で「馬体故障（右目付近流血）」したと、主催者発表し「発走除外」になったからサー大変、Ｃルメール騎手は「ゴメンナサイ」と平謝りするも、船橋競馬の売り上げの殆どが、ブチコからの流し馬券（3億5000万円位あるようだ）、これが全部、返還買い戻しになっては、関係者が真っ青、折角の「菜七子騎手フィーバー」の集客効果で儲けを期待していた主催者が暗転、この事態で一瞬で儲け損ないの「バブル崩壊」、頭を抱え大損に成ってしまっては残念でした。
＊公営騎手陣営
（地元船橋）石崎、張田、左海など15名、（大井）的場、坂井、矢野など7名、（浦和）繁田、山崎の2名、（川崎）山崎、町田、酒井など9名、そして高知から妹尾騎手、全34名
＊JRA騎手陣営
Ｍデムーロ、Ｃルメール、福永祐、岩田康、戸崎圭、丹内祐、大野拓、嘉藤貴、畑端省、藤田菜七子（10名）
＊出走馬：12Ｒで「133頭（内取消1、発走除外1）」
＊船橋競馬＊菜七子騎手騎乗馬5頭の戦績
第１Ｒ：ダ1200ｍ＊ 8頭＊（8）エレガントルージュ（船・川島厩舎）4番人気：最下位の8着
（5番手先団も直線バテバテ）
第５Ｒ：ダ1200ｍ＊11頭＊（6）エメラルドウルトラ（船・佐々厩舎）6番人気：6着
（先団6番手外から直線、外から締められ前も壁で追い上げ遅れも最後に伸び2頭交わす）
第６Ｒ：ダ1500ｍ＊12頭＊（1）ルリアンソリデ（船・稲益厩舎）6番人気：8着
（ブービーから直線で4頭を交わす）
第10Ｒ：ダ1800ｍ＊14頭＊（11）ハナリュウセイ（JRA・根本厩舎）7番人気：競走中止
（スタートで躓き、痛恨の落馬無念）
第11Ｒ：重賞「マリーンＣ」１着賞金2,100万円：ダ1600ｍ＊10頭＊
１着（8）JRA・ヴィータアンブリア（戸崎圭）1番人気：タイム1：40.2２着（7）JRA・ダブルチッパー （岩田康）4番人気：着差1/2馬身
３着（1）大井・ダブルファンタジー（笹川）6番人気：着差（大差）
８着（5）高知・ブラックバカラ（藤田菜七子）5番人気：（ブービー待機から直線で1頭交わす）
単勝250円、馬連920円、馬単1,440円、３連複16,680円、３連単102,380円
