9/28/2021

「海外競馬展望」*凱旋門賞:スノーフォール(R.ムーア)が豪快に抜け出す

  記念すべき100回目を迎える競馬界の大イベント、欧州最高峰「凱旋門賞」の舞台に、ディープインパクト産駒「スノーフォール(牝3歳)」が、圧勝劇の実力評価で、脚光を浴び有力視され、大きな盛り上がりを見せている。そして日本からも有力馬2騎のほか、騎乗依頼があった(3年振り凱旋門賞、日本馬で5度目、外国馬で4度目の騎乗)武豊騎手も悲願達成へ参戦、JRAは海外競馬の馬券発売(JRA方式)を実施する。

▽断然の本命馬は、3歳牝馬スノーフォールが突然の変身、英国オークスで、直線残り200mから猛スパートで後続馬に「16馬身」の大差圧勝で俄然注目され、続く愛国オークスでも「8馬身1/2」の圧勝など、今年の凱旋門賞での特注馬に評価され、この馬で決まりの評価でしたが、直前の前哨戦で、断然人気に推された「ヴェルメイユ賞」は、ティオーナ(ペリエ)に「1馬身1/2」届かずの競り負け2着し落胆したが、あの迫力のある走りの評価は変わることはなく、なにしろ日本種牡馬で至宝「Dインパクト産駒」なので、馬場が悪化しても、差し切る末脚、スタミナには期待十分なのです。父の無念を15年振りに、その仔がリベンジして頂きたいものですね。
 今回は、前回のデットーリ騎手から名手「R.ムーア騎手」に代わるが、乗り慣れた馬でその影響は全くないのです。
▽2番手の注目馬は、実力伯仲で横一線も、牡3歳の2騎、ハリケーンレーン(英:ドイル)、アダイヤー(英:ビューイック)、更に日本馬クロノジェネシス(牝5マーフィー)を加えて上位入着になる公算が強いが、でも過去の傾向からは、失速の傾向大でもある。
▽3番手候補は、タルナワ(愛:牝5スミヨン)、前哨戦逃げ切り快勝の日本馬ディープボンド(牡4M.デムーロ)、そして3年越しに悲願の騎乗が叶ったキーファーズ馬主との絆で武豊騎手のブルーム(愛:牡5)、大穴は、一時調子が落ちて評価が下がったが、盛り返して来たジャパン(回避)、前哨戦でスノーフォールを撃破したティーオーナ(英:牝3ペリエ)など、多彩のメンバーでは、絞ることは可なり難しく、馬券上の結論は、スノーフォールの頭から、薄目穴馬に総流し馬券が推奨、ハラハラ・ドキドキのスリル感の参加賞です。
▽過去10年の勝利馬傾向
*馬場状態=良5回、重・不良5回、*4歳牝馬勝利=4回、*3歳牝馬勝利=3回、*1番人気馬勝利=2回(エネイブル2連勝のみ)、*(馬連軸)1番人気馬の1・2着=5回(オルフェーヴル2着2回、エネイブル1着2回,2着1回)、*2番人気馬の1・2着=1着1回のみ、*3番人気の3位まで入着(ワイド馬券軸)=5回など

回顧録:2006.10.1 仏・ロンシャン競馬場:凱旋門賞=Dインパクト(武豊、池江泰郎師)が参戦し、直線で早めに抜け出し押し切り、悲願達成か・・に思えたが、GOAL寸前で急速に失速し2騎に差され無念の3位入線も、後刻に薬物反応で失格裁定には、2重のショックを受けた。優勝馬はレイルリンク(仏56牡3歳、パスキエ騎手)

*パリ・ロンシャン競馬場:第4R 凱旋門賞(G1:3歳以上OP、芝2400m、1着賞金約3億7140万円)展望:(日本時間10/3*23:05発走)
馬番/ゲート.期待(Rt)馬名(生産国.斤量、性歳、騎手、調教師、産駒、前走(馬場.格.レース名.着順))全戦績 

1/12△3(119)トルカータータッソ(独.59.5牡4ビーヒュレク、ヴァイス師、アドラーフルーク、独G1-バーデン1着)10戦4勝.2冠
2/5△4(118)ディープボンド(日.59.5牡4バルサローナ、大久保師、キズナ(父インパクト)、仏G2-フォア1着)13戦4勝.無冠
3/7注(117)ブルーム(愛.59.5牡5武豊、オブライエン師、オーストラリア、仏国G2-フォア賞2着)19戦7勝.1冠
4/3△2(124)タルナワ(愛.58牝5スミヨン、ウェルド師、シャマーダル、愛国G1-愛チャンピオン2着)16戦9勝.3冠
5/4*(121)ラブ(愛.58牝4デットーリ、オブライエン師、ガリレオ、愛国G2-ブランドF2着)14戦7勝.5冠
6/15*(113)ラービアー(仏.58牝4Cデムーロ、ルジュ師、シーザスターズ、仏国G2-ポモム賞1着)10戦4勝.無冠
7/14▲(124)クロノジェネシス(日.58牝5マーフィー、斉藤崇師、バゴ、阪神G1-宝塚記念1着)15戦8勝.4冠
8/1*(116)モジョスター(愛.56.5牡3ライアン、ハノン師、シーザスターズ、英G1-セントレジ2着)
9/13*(108)ベイビーライダー(仏.56.5牡3メンディバル、バリー師、グレンイーグルス、仏G2-ニエル2着)
10/11△1(127)アダイヤー(英.56.5、牡3ビューイック、アップルビー師、フランケル、英G1-Kジョージ1着)6戦3勝.2冠
11/2〇(121)ハリケーンレーン(英.56.5牡3ドイル、アップルビー師、フランケル、英G1-セントレ1着)7戦6勝.3冠
12/10*(115)シリウェイ(仏.56.5牡3プロンデル、ロッシ師、ガリウェイ、仏国G1-ダービー2着)10戦4勝.1冠
13/8*(115)アレンカー(英.56.5牡3マーカンド、ハガス師、アドラーフルーク、英国G1-インターN2着)6戦3勝.無冠
14/6*(108)バブルギフト(仏.56.5牡3モッセ、ヴァイス師、デルサングル、仏国G2-ニエル賞1着)7戦3勝.無冠
15/9◎(123)スノーフォール(日.55牝3ムーア、オブライエン師、Dインパクト、仏G1-ヴェルメイユ2着)12戦5勝.3冠
(出走15頭):3連単=15ー11.7ー11.7.10.4.1.2.3=12点
                   *Rt上位順=10-7-4-15-11.5-1-2-3-8-6----

*日本馬「凱旋門賞挑戦」の軌跡
開催年 出走馬名(性歳、騎手、調教師)着順位
1967 スピードシンボリ(牡6野平祐、野平省)着外
1972 メジロムサシ(牡5野平祐、大久保末)18着
1999 エルコンドルパサー(牡4蛯名正、二ノ宮)2着
2002 マンハッタンカフェ(牡4蛯名正、小島太)13着
2004 タップダンスシチー(牡7佐藤哲、佐々木)17着
2006   ディープインパクト(牡4武豊、池江郎)3位入線も失格
2008 メイショウサムソン(牡5武豊、高橋忠)10着
2010 ナカヤマフェスタ(牡4蛯名正、二ノ宮)2着
    ヴィクトワールピサ(牡3武豊、角居)7着
2011 ヒルノダムール(牡4藤田伸、昆貢)10着
    ナカヤマフェスタ(牡5蛯名正、二ノ宮)11着
2012 ルフェーヴル(牡4スミヨン、池江寿) 2着
    アヴェンティーノ(牡8クラストゥス、池江寿)17着
2013 オルフェーヴル(牡5スミヨン、池江寿)2着
    キズナ(牡3武豊、佐々木)4着
2014 ハープスター(牝3川田将、松田資)6着
    ジャスタウェイ(牡5福永祐、須貝)8着
    ゴールドシップ(牡5横山典、須貝)14着
2016 マカヒキ(牡3ルメール、友道康)   14着
2017 サトノダイヤモンド(牡4ルメール、池江寿)15着
     サトノブレス(牡7川田将、池江寿)16着
2018 クリンチャー(牡4武豊、宮本) 17着
2019 キセキ(牡5スミヨン、角居)       7着
    プラストワンピース(牡4川田将、大竹)11着
    フィエールマン(牡4ルメール、手塚)12着
2020 ディアドル(牝6スペンサー、橋田)8着
(26度挑戦も惜敗2着4回)