4/21/2013

京都マイラーズC:グランプリボス(浜中俊)が快勝

 昨日の天候とは一転、緑一杯の福島コースは大雪で銀世界になっては当然競馬が中止、よって「WIN5」の発売も中止、最初のレースから大外れでしたので、結果的にはラッキーというか馬券不成立は我が懐の方には大変幸運の出来事になりました。
 東京競馬では、前半から騎手の記録ラッシュ、吉田豊、横山典弘、福永祐一の各騎手が記念すべき区切りの勝利を、次々に挙げて華やかなものになりました。

 そして3歳牝馬に超新星が出現、オークス前哨戦GⅡ「フローラS」で人気に応え最後方からゴボウ抜きの圧勝した「デニムアンドルビー(角居厩舎)」が、良血Dインパクト産駒でもあり、素晴らしい末脚発揮するオークスの有力候補に名乗りを挙げた一戦でした。
 既に桜花賞で勝ち上がったアユサン、2着レッドオーヴェルは共にDインパクト産駒で、更にデニムアンドルビーとなれば、有力馬の全てがDインパクト産駒対決では興味半減になりそうだ。
 また京都重賞マイラーズCでGⅠ馬「グランプリボス(矢作厩舎)」が、香港遠征帰りもナンノその、人気カレンブラックヒルを外から豪快に差し切って優勝、次走GⅠ戦に弾みを付ける快進撃になった。

 東京11R:デニムアンドルビー(内田)が末脚鋭く抜け出し快勝、スイート(蛯名正)伸びず6着
 良血で断然の人気デニムアンドルビー(内田)が最後方で待機し、3角から外を突いて追い上げ、4角では外を回って先団まで上がって直線、中団から先行する「重賞やOP戦で好戦していた各馬」を纏めて交わし去って悠々の1着でGOALは、驚異の牝馬新スター誕生になる。
 前走の未勝利戦でも最後方からゴボウ抜きして1着の器で流石です。その末脚はフロックでもなく伊達では無かったことをここで証明出来ました。
 ただデニムは凄いのは分かりましたが、未勝利戦で勝ったばかりの馬に1・3着を独占されては、早めに出走して既OP馬の先輩たちは意外にも不甲斐ないメンバーでしたね。

 2着にもDインパクト産駒のエバーブロッサム(戸崎圭)が中団から追い上げ、デニムには半馬身ほど競り負けするも2番手を確保、更に同じ中団の位置で待機した伏兵ブリュネット(福永祐)が馬群からチョイ先着の3着まで追い上げて決着でした。
 我が期待のスイートサルサ(蛯名正)は直線でデニムの直後に付け、追い上げたが坂下で大きく突き放されては実力差が大きく出たような無念なりです。
京都グランプリボスを諦めゼニムの素質に懸けた内田博騎手」
 とにかくこの馬の実力を認め強気で走りました。馬場が重いので周りより離されないように、馬に負担がかからないように追った。
東京11R フローラS(オークスTR、GⅡ、3歳OP牝馬、芝2,000m:やや重馬場)結果
1着・(12)デニムアンドルビー(内田、角居、Dインパクト、追、未勝利1着)1番人気(33.8)
2着▲(10)エバーブロッサム(戸崎圭、堀宣、Dインパクト、差、GⅢ2着) 2番人気(33.9)
3着注( 6)ブリュネット  (福永祐、千田、Dメジャー、前走未勝利1着) 9番人気(33.8)
以上3着までオークス優先出走権獲得)
4着△2(18)テンシンランマン(田中勝、伊藤伸、Hクライ、前牝500下1着)5番人気(34.0)
6着◎( 2)スイートサルサ (蛯名正、菊川、デュランダル、前走GⅢ2着)3番人気
9着△1(11)セキショウ  (横山典、杉浦、Sクリスエス、前走500下1着)6番人気
12着〇( 3)イルミナンス (武豊、松永幹、Mカフェ、前走GⅢ3着)4番人気
タイム2:03.9 単勝370円、馬単1,680円、3連単24,620円
予想評定 D評価 (0点):Dインパクト産駒の1番人気を無印の軽視では完敗です。

京都11R:流石GⅠ馬グランプリボス(浜中俊)が抜け出し快勝、クラレント(岩田康)末脚不発
 タイキ川田将、シルポ-ト松岡、オースミ川島が先行、直線を向いて、先ずシルポートが抜け出すも直ぐに人気のカレンブラックヒル秋山が抜け出し押し切る勢いでしたが、外を突いてグランプリボス浜中俊、サイレイ和田竜、ダノン(デムーロ)の3騎が猛追して来て、流石体調が良ければここでは矢張り無敵で本物、GⅠ馬グランプリボス(浜中俊)は、ここでは実力が違い過ぎるほど豪快に抜け出しGOALした。
 我が期待のクラレント岩田康は、中団の内ラチ沿いで競馬し直線での末脚勝負に懸けたが意外に伸びず8着失速は無念でした。
「テン乗りも辣腕で快勝の浜中俊騎手」
 休み明けでテンションが高かったが、調子は良く力強かった。余り外を回らないようにした。流石にGⅠ馬は底力が違いますね。
京都11R マイラーズC(GⅡ、4歳以上OP、芝1,600m:良馬場)結果
1着▲(17)グランプリボス (浜中俊、矢作、Sバクシンオ、差、香港12着)5番人気(34.8)
2着・(14)サイレイレーザー(和田竜、高橋忠、Rスズカ、先、前走OP2着)8番人気(34.7)
3着〇(12)ダノンシャーク(Cデムーロ、大久龍、Dインパクト、差、GⅢ1着)3番人気(35.0)

4着△1( 9)カレンブラックヒル(秋山、平田、Dメジャー、先行、前走GⅠ15着)1番人気
8着◎( 2)クラレント     (岩田康、橋口、Dダーク、差し、前走GⅢ1着)2番人気
9着△2( 7)ファイナルフォーム(Mデムーロ、堀宣、Dインパクト、差し、GⅢ3着)6番人気
14着注(13)シルポート    (松岡正、西園、Wマズル、逃げ、前走GⅡ3着)4番人気
17着△3(18)エーシンメンイス (川須、野中、Mドーロ、差し、前走GⅢ2着)9番人気
タイム1:32.6 単勝930円、馬単22,510円、3連単137,990円
予想評定 D評価(10点):1着に印で10点、本命失速、2着無印では完敗なのです。

福島競馬は降雪中止
福島11R福島中央テレビ杯(4歳以上1,000万下、芝1,200m)は中止

東京10R:ゴールデングローブ(武豊)が直線鋭く抜け出し快勝
 後方待機したゴールデングローブ(武豊)とジェントルマン(戸崎圭)は、直線で鋭い末脚を発揮して見事に1・2着でGOAL。我が期待の◎〇のジョング蛯名正、エックス福永祐は、大人しく中団で競馬でしたが、直線での追い上げも、アクションも主張せず仲良く4・5着では期待外れで参りましたね。
東京10R 府中S(4歳以上1,600万下、芝2,000m:やや重馬場)結果
1着・(12)ゴールデングローブ(武豊、藤岡健、Gライズ、先、1600下10着)8番人気(34.1)
2着△2( 6)ジェントルマン(戸崎圭、中尾、Sクリスエス、差、1600下3着)3番人気(33.9)
3着・( 8)カネトシマーシャル(国分優、五十嵐、Fピュテ、差、1000下1着)5番人気(34.4)

4着◎( 2)ジョングルール(蛯名正、尾形、Dインパクト、差し、前走1600下2着)1番人気
5着〇( 5)エックスマーク(福永祐、角居、Dインパクト、差し、前走1600下3着)2番人気
9着▲( 9)アロマカフェ (村田一、小島太、Mカフェ、先行、前走1600下5着)7番人気
11着△1( 1)アドマイヤブルー(内田博、橋田、Kカメ、差し、前走1600下6着)4番人気
13着注( 7)ツルミプラチナム(田中勝、田中章、Sゴールド、差し、1600下4着)6番人気
タイム2:02.7 単勝3,060円、馬単20,200円、3連単254,450円

京都10R:人気ロングロウ(Mデムーロ)が期待に応えて快勝
 人気のロングロウ(デムーロ)、ママキジャ松岡、グッドカレラ四位洋が押さえて先行するも、このスロー展開を嫌って岩田康ジョーメテオが外から一気に捲って先頭に並んで直線、期待のロングロウとエーシンがジョーメテオを交わして抜け出し叩き合いするもロングロウの競り勝ち、そして懸命に3番手に粘り込むジョーを4番手からマイネル和田竜が交わして3着に上がって我が印を付けた馬で決着し安堵した。 
京都10R 上加茂S(4歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,800m:やや重馬場)結果
1着〇( 4)ロングロウ (Mデムーロ、松田国、クロフネ、先行、前1000下1着)1番人気(38.7)
2着◎( 8)エーシンリボルバー(幸英、松永昌、クロフネ、差し、1600下3着) 2番人気(38.8)
3着△( 9)マイネルバイカ (和田竜、白井、Rインメイ、追込、前1600下6着)4番人気(38.6)

12着▲( 1)セントメジャー  (浜中俊、南井、Gアリュール、差し、1000下1着)5番人気
タイム1:51.0 単勝230円、馬単510円、3連単2,590円

「WIN5」挑戦の道:福島競馬は降雪のため中止で「WIN5」発売も中止になりました。
予想①◎8-②◎2〇5-③◎6〇16▲3-④◎2〇12-⑤◎2〇3=24通り→全通り中止

「記録フラッシュ」:次々に記録ラッシュに沸く東京競馬
1.吉田豊騎手がJRA通算1,000勝達成
 東京競馬に参戦中の吉田豊騎手(75年4月生れ38歳)が、東京2R「3歳未勝利戦」で3番人気ヴィアーギアに騎乗し中団から一気に先頭に立って押し切り1着、JRA通算1,000勝を達成した。 昨日岩田康誠騎手が達成した記録に、直ぐに追い付いて来て、現役騎手での第11位に当たる記録で、騎乗回数12,253回、重賞勝利30回(内GⅠ勝利9勝)勝率8.1%になる。
 また今期1,000勝達成が見込まれる騎手は、幸英明騎手983勝、熊沢重文騎手961勝、佐藤哲三騎手938勝、そして北村宏司騎手910勝などが待機中なのです。

2.横山典弘騎手がJRA通算2,400勝達成
 東京競馬参戦中の横山典弘騎手(68年2月生れ45歳)が、東京5R「3歳未勝利戦」で4番人気シーユーアラウンドに騎乗し、直線で鋭く抜け出し快勝、JRA通算2,400勝を達成した。
 現役騎手での勝利度は、武豊3,520勝に次ぐ第2位の記録になる。騎乗回数16,342回、重賞勝利143回(内GⅠ勝利20回)勝率が驚異の14.7%になる。

3.福永祐一騎手がJRA通算勝利1,500勝達成
 東京競馬参戦中の福永祐一騎手(76年2月生れ37歳)が、東京6R「3歳500万下」で1番人気フミノファルコンに騎乗し、直線で鋭く抜け出し圧勝でJRA通算1,500勝を達成した。
 騎乗回数12,450回、重賞勝利97勝(内GⅠ勝利16勝)勝率11.2%になり、現役騎手では勝利度田中勝春騎手に次ぐ第8位に当たる成績になる。