11/21/2021

阪神11R*マイルCS:グランアレグリア(ルメール)が期待に応え快勝し6冠達成

 [WIN5-5]*阪神11R マイルCS:C.ルメール騎手がG1戦でJRA通算勝利1500勝達成!
 藤沢和雄師の集大成、5冠馬マイル女王グランアレグリア(ルメール)が、期待に応えラストランを飾り、ルメール騎手は、いつもは、1Rからガンガン勝利を固め撃ちする彼が、珍しく勝利を上げられず揉がき、メーン11Rまで来てしまい、その7戦目でようやく、本日唯一の勝利がこのG1戦、JRA通算勝利「1,500勝」の節目をガッツポーズで決めた。また先日の土曜競馬で「東スポ杯」勝利に続く重賞2日連続の勝利になる。
 藤沢和雄師は、グランアレグリアで今期G1戦2勝目、JRA通算G1勝利が34勝目(JRA通算重賞勝利126勝目)の快進撃も、来年2月が定年引退を迎える前のラストチャンスに思える一戦で、念願のG1勝利でした。
 レースは、内からホウオウアマゾン(坂井)など、内枠馬が先行する展開も、前半のタイムが「3F36秒台」のスローの流れ、期待のグランアレグリア(ルメール)は、後方内ラチから抑えての競馬、3角手前から追い上げ4角では、大外回りして先団まで上がって直線も、縦長の先団は、遥か先でハラハラ展開でしたが、切れのある末脚で爆走、残り100mで一気に先団に並び、ここから突き抜けて、追い上げて来た有力後続馬に「3/4馬身」振り切って流石の末脚で快勝劇、ルメール騎手は嬉しいガッツポーズで感涙、馬はマイル女王のまま、昨年に続き2連覇し通算G1戦6勝の快挙、更に牝馬史上6頭の10億円獲得の快挙達成も、充実した秋G1戦「安田記念、天皇賞秋」の2戦には、人気を得るも、馬場悪化などで切れのある瞬発力が封じられて苦戦、2・3着と急降下しては、牝馬の絶好調期に陰り気味と思われていたが、その中2週目の強行軍にも、期待に応えてのリベンジを果して、正しくドラマでした。
 競り合う激戦の2・3・4番手には、期待のシュネルマイスター(横山武)、ダノンザキッド(川田)、インディチャンプ(福永)と、順当に人気馬が入線、珍しく固い決着でした。
  1・2着と独占した同じ勝負服、サンデーR(黒胴赤両襷・・)の快挙で馬の層がとても厚く充実、2着シュネルマイスターは、NHKマイルC覇者で未だ3歳馬の身、来期はグランアレグリアの後継馬になる。

「今期G1勝利5勝目のC.ルメール騎手」:JRA重賞勝利123勝目(G1勝利40勝目)
(2連覇達成で・・)こんにちは、久しぶりです。(最後はガッツポーズでしたが・・)2連覇でマイルシップを勝つことが出来た。本当に嬉しいです。グランアレグレアはラストランだったので、本当のグランアレグリアの姿を見せたかったです。いい競走が出来た。最後グランは素晴らしい走りを見せてくれた。本当に嬉しいです。そして藤沢先生にとって、多分G1戦でラストチャンスなので、彼にG1を挙げたかった。それが出来た。本当に嬉しいです。最後は1500勝も取ることが出来て、安心しました。全くわざとではなく、G1でそのマークを取れて嬉しいです。ありがとうございます。(1500勝をG1戦で決めて・・)残念ながら天皇賞秋で前の方になって、馬場がチョット柔らかったです。最後は疲れてしまった。だけど良く頑張って呉れた。今回は、1600mでよいレースが出来た。やっぱり1600mのスペシャリストでしたね。マイルは一番強かったです。
*阪神11R マイルCS(G1:3歳以上OP、芝1,600m、1着賞金1億3000万円):良馬場
着順、期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場.格.着順))人気(3F秒)
1着◎(12)グランアレグリア(牝5ルメール、藤沢和、Dインパ、東京G1-3着)1人気(32.7)
2着〇(3)シュネルマイスター(牡3横山武、手塚、Kマン、東京G2-1着)2人気(32.9)
3着△2(13)ダノンザキッド(牡3川田、安田隆、Jウェイ、東京G2-4着)5人気(33.0)
4着▲(7)インディチャンプ(牡6福永、音無、Sゴールド、東京G1-4着)6人気(33.2)
5着*(1)ホウオウアマゾン(牡3坂井、矢作、Kカメ、阪神G2-3着)7人気(33.7)

タイム1:32.6 (4F45.0ー3F33.3ー2F22.2ー1F11.5)
単勝170円、馬連370円、馬単540円、3連複1,960円、3連単5,460円

予想評定A評価(95点):期待◎〇が最先着決着当然も、3番手がチョイ違いでやや不満も馬券目は許容値で久々固い的中です。
6着△3(4)サリオス(牡4松山、堀宣、Hクライ、東京G1-8着)3人気
7着*(8)ダーリントンホール(牡4和田竜、木村、Nアプローチ、東京G2-5着)10人気
8着*(5)サウンドキアラ(牝6武豊、安達、Dインパクト、阪神G2-2着)11人気
9着*(11)カテドラル(牡5戸崎、池添学、Hクライ、中山G3-1着)8人気
10着*(6)ケイデンスコール(牡5岩田康、安田隆、Rカナロア、東京G2-9着)12人気
13着△1(9)グレナディアガーズ(牡3池添、中内田、フランケル、中山G3-3着)4人気
(出走16頭):3連単=12-3.7-3.7.9.13.4=8点:的中!
*コーナー通過順位
3角:1,2(4,9)(7,5)10(3,13)(8,14)12,6(11,15)16
4角:1(4,9)2(7,5,10)(3,8,13,12,14)(6,11,15)16

[WIN5-4]*東京11R 霜月S:ヘリオス(松田大)が逃げ切り快勝

 期待の本命ヘリオス(松田大)が軽快に先行するも、直線で他馬に差されないことを願うばかりで、直線を向いても追い付く脚がある馬がいないようで、中団から追い上げて来たフルデプスリーダー(デムーロ)に「1馬身1/4」振り切って、長い直線での逃げ切り勝利は珍しく、OP戦で逃げ切り2連勝でした。
 3・4番手が激戦、1枠2騎の競り合いは、伏兵馬(15番人気)ミッキーワイルド(田中勝)が際どく「クビ差」で振り切って3着を確保で波乱、人気レディバグ(酒井)が4番手に下がっては残念でした。
*東京11R 霜月S(3歳以上OP(HD)、ダ1,400m、1着賞金2200万円):良馬場
1着◎(7)ヘリオス(せん5松田、寺島、オルフェV、東京L-1着)1人気(36.1)
2着△1(16)フルデプスリーダー(牡4デムーロ.斎藤誠.Hヒューズ.東京3C-1着)3人(35.6)
3着*(1)ミッキーワイルド(牡6田中勝、安田隆、Rカナロア、東京OP-11着)15人気(35.7)
4着〇(2)レディバグ(牝3酒井、北出、Hタルマエ、中京3C-1着)2人気
5着*(12)ゲンパチフォルツァ(牡3武藤、堀井、Hヒューズ、阪神OP-12着) 9人気

タイム:1:27.7 単勝350円、馬連1,000円、馬単1,870円、3連複33,890円、3連単121,340円
7着△2(15)スマートダンディー(牡7秋山真、石橋、Eメーカー、阪神OP-2着)5人気
8着▲(14)サンライズラポール(牡4三浦、平田、Cチューション.東京3C-1着)4人気
14着注(10)アイアムハヤスギル(牡5柴田善、奥平、Yブルグ、中山3C-1着)11人気
15着△3(9)イメル(牡5柴田大、音無、Kキセキ、佐賀G3-4着)8人気
(出走16頭):3連単=7-2.14-2.14.16.15.9.10=10点:外れ
*コーナー通過順位
3角:7(9,12,15)(2,16)(5,10,11,13)1(4,14)(6,8)-3
4角:7,9(2,12)(5,15)(1,10,16)11(6,4,13)(8,14)-3

[WIN5-3]*福島11R 福島民友C:ダノンファスト(吉田隼)が中団から差し切り勝利
 軽快に先行したアイオライト(菱田)が、直線でも懸命に逃げ粘り込んで逃げ切りかもと思えたが、中団待機から追い上げたダノンファスト(吉田隼)、そして同じ位置から一緒に着いて来たスマッシングハーツ(鮫島駿)の競り合いは、GOAL寸前でダノンファスト(吉田隼)が先行馬を「1/2馬身」差し脚が決まって1年振りの勝利、スマッシングハーツ(鮫島駿)は、届かず3着まででした。
 我が期待したケイアイパープル(中井裕)は、5番手先行しての競馬も、末脚は伸ばせず5着までは残念、期待外れでした。
*福島11R 福島民友C(L:3歳以上OP、ダ1,700m、1着賞金2300万円):良馬場
1着*(2)ダノンファスト(牡4吉田隼、菊沢、Kカメ、中山OP-7着)6人気(36.4)
2着*(13)アイオライト(牡4菱田、武藤、Rゲレイロ、中京L-8着)8人気(37.1)
3着△3(6)スマッシングハーツ(牡5鮫島駿、新谷、Hヒューズ、阪神OP-5着)5人(36.5)
4着*(8)ドリュウ(牡6杉原、土田、Tパラドックス、新潟L-3着)14人気
5着◎(1)ケイアイパープル(牡5中井、村山、パイロ、中山OP-1着)2人気(37.1)

タイム1:45.1 単勝1,400円、馬連16,600円、馬単33,340円、3連複61,260円、3連単410,460円
7着▲(15)サンダーブリッツ(牡4木幡巧、久保田、Kキセキ.中山OP-3着)4人気
9着△1(5)ダノンスプレンダー(牡5斉藤、安田隆、Rカナロア、中京G3-4着)3人気
12着〇(10)ホウオウトゥルース(せん5横山和、高木、Aアナザー.中山OP-2着)1人気
(出走15頭):3連単=1-10.15-10.15.5.6=6点
*コーナー通過順位
1角:(13,*14,7)-4,1,9(2,5,6)(3,11)15-(8,12)-10
2角:13,14(4,7)1(2,5,9)(3,11,6)15,8,12-10
3角:(*13,14)7(4,1)(2,11,9)5(3,6)15(8,12)-10
4角:13(4,14,7,1)(2,11)(6,5)3(8,15,9)-12,10

[WIN5-2]*阪神10R 武田尾特別:プログノーシス(川田)が最後方から直線一気に差して快勝

 後方待機プログノーシス(川田)が、直線で外から一気に差して人気に応え快勝でした。
 2着には、内で粘り込む、タニノヨセミテ(ルメール)、アトミカ(浜中)の先行争い2騎を、最後に交わしたフラーズダルム(福永)が2番手に上がって決着した。
 我が期待を懸けたセントウル(松山弘)は、中団待機から直線の末脚発揮も、掲示板に点灯もできず、及ばずの7着無念なりでした。
*阪神10R 武田尾特別(3歳以上2勝C、芝1,800m、1着賞金1500万円):良馬場
1着▲(5)プログノーシス(牡3川田、中内田、Dインパクト、中京1C-1着)1人気(32.8)
2着△2(9)フラーズダルム(牝3福永、松永昌、キズナ、新潟2C-5着)4人気(33.5)
3着△1(4)タニノヨセミテ(牝4ルメール、四位、Dシャンティ、中京2C-3着)3人(34.5)
4着*(3)アトミカ(牝6浜中、笹田、Rシップ、新潟2C-6着)9人気
5着〇(6)オールザワールド(牡4横山武、中竹、キズナ、阪神2C-5着)6人気

タイム1:45.3 単勝120円、馬連600円、馬単710円、3連複1,290円、3連単2,760円
7着◎(7)セントウル(牡5松山、森秀、Hクライ、東京2C-3着)2人気(34.7)
(出走11頭):3連単=7-6.5-6.5.4.9=6点:外れ
コーナー通過順位
3コーナー3=(4,11)(7,6)(1,8,10)9,2,5
4コーナー3=(4,11)(7,6)10,8,9,1,5,2

[WIN5-1]*東京10R 南武特別:レイオブウォーター(丸山)が先行抜け出し勝利

 ディーグランデ、レイオブウォーター、トゥルーヴィルが、先行し直線、2番手で競馬したレイオブウォーター(丸山)が、一気に抜け出し脚色は衰えず、内ラチから追い上げる我が期待のトゥルーヴィル(石橋)を「2馬身」も振り切って快勝でした。
 3着には、2番手に「1馬身」及ばずのワンデイモア(津村)が、4番手から粘り込んで決着した。
*東京10R 南武特別(3歳以上2勝C、芝2,400m、1着賞金1500万円):良馬場
1着注(3)レイオブウォーター(牡3丸山、友道、Dインパ、中山2C-7着)4人気(35.1)
2着◎(5)トゥルーヴィル(牡4石橋、斉藤誠崇、Dインパ、新潟2C-3着)3人気(35.0)
3着▲(11)ワンデイモア(牡3津村、国枝、Dメンテ、東京2C-2着)6人気(35.0)
4着△2(4)ラヴィンジャー(牝5武藤、小島、Hジャー、中山2C-3着)8人気
5着〇(6)サトノフォーチュン(牡3三浦、国枝、Dインパクト、東京1C-1着)1人気

タイム2:26.0 単勝650円、馬連1,850円、馬単3,270円、3連複4,730円、3連単25,930円
7着△1(2)パープルレディー(牝3柴田善、奥村、Dインパ、中山G2-9着)2人気
8着△3(7)アイブランコ(牡4大野、中野、Kブランコ、東京2C-3着)7人気
(出走12頭):3連単=5-6.11-6.11.2.4.7.3=10点:外れ
*コーナー通過順位
1角:12-3,5-(1,2)9-(10,11)-4(6,7)8
2角:12-3-5,11,2-1(9,10)(6,4)(7,8)
3角:12-3-5,11,2,10-(1,6)4(9,8)7
4角:12-3-5,11(2,10)-6(1,8,4)(9,7)

[WINー5]*挑戦の道:順当な結果希望も、下級条件戦が鬼門、大荒れありそうです。
予想:◎5〇6ー◎7〇6ー◎1ー◎7〇2ー◎12〇3=16通り
結果:(注3)ー(▲5)ー(*6)ー◎7ー◎12=(的中3,483票)「払戻159,750円」
「4ー1ー6ー1ー1」番人気で決着、最初から3連続外しては残念、完敗です。

*記録フラッシュ:4件
▽ディープインパクト産駒が史上最速JRA通算2,500勝達成!
 東京第3Rで(9)グランスラムアスク(★古川奈穂騎手)が1着となり、ディープインパクト産駒のJRA通算勝利数が「2,500勝」となりました。
 これは、JRA史上2頭目の記録となります。また、産駒初出走の日から数えて11年5カ月2日での2,500勝達成は、サンデーサイレンス産駒の12年0カ月7日を上回る、史上最速での達成となる。

▽柴田大知騎手が東京競馬でJRA通算11,000回騎乗達成!
 東京第10Rで(10)マイネルステレールに騎乗した柴田大知騎手(美浦)は、史上40人目・現役26人目の「JRA通算11,000回騎乗」を達成した。

▽C.ルメール騎手が阪神競馬でJRA通算1,500勝達成!
 阪神第11Rで(12)グランアレグリアに騎乗し第1着となったC.ルメール騎手(栗東)は、史上19人目・現役9人目の「JRA通算1,500勝」を達成した。
 なお、7,048戦目での1,500勝達成は、武豊騎手の7,875戦を上回る史上最少騎乗回数での達成となる。
 騎手コメント:一番嬉しいのは、藤沢先生の馬で記録が達成出来たことです。日本へ来てから藤沢先生には沢山サポートして頂き、一緒に数多くのGⅠや重賞を勝つことが出来ました。1,500勝をグランアレグリアで達成出来たことは、これからもずっと記憶に残ると思います。藤沢先生は、来年引退されるので、とても寂しくなります。豊さんの記録は、まだまだ遠いですが、毎レース毎レース一生懸命頑張ります。皆さんのお陰で良いパフォーマンスが出来ています。これからも応援よろしくお願いします。

▽第2回福島競馬のリーディングJKは、斎藤新騎手!
 斎藤新騎手(栗東:安田隆行厩舎)は、第2回福島競馬で「6勝」を挙げ(2着の差で秋山稔樹騎手に競り勝ち)開催リーディングJKとなりました。
 騎手コメント:いつも沢山の馬に乗せて頂いた結果、リーディングを取ることが出来ました。まだまだ勝ち切れなかったレースも沢山あるので、乗せて頂いている方々や、応援して下さるファンの皆様の期待に応えられるように、これからも精進して行きたいと思います。
「第2回福島競馬リーディングJK順位」
1位:斎藤 新騎手  *6勝(2着3回、3着4回)
2位:秋山 稔樹騎手*6勝(2着2回、3着1回)
3位:吉田 隼人騎手*5勝(2着7回、3着5回)