猛烈な熱帯夜が続く日本ですが、来月からはいよいよ秋競馬になります。
海外では早くも欧州最高峰のGⅠレース凱旋門賞が、10月7日(日)フランス・ロンシャン競馬場で行われるが、それに挑戦する各国の有力馬がフランスに集結中、日本の最強馬「オルフェーヴル(牡4歳、池江泰寿厩舎)」も、これに参戦のためフランスに遠征、シャンティにある小林智厩舎に帯同馬アヴァンティーノ(8歳)と共に無事到着したようでなにより、長旅の疲れがチョイ心配も先ずはひと安心、ゆっくり自然の森を満喫して、自然の坂路コースで軽く英気を取り戻してください。
そして前哨戦(9/16)GⅡフォワ賞を一度叩いてから本番の凱旋門賞に挑戦する計画ですが(これには以前タイキシャトル(岡部幸)が勝利)、ドバイよりは自然の環境が良い遠征ですから、ポカなしで期待に応えて激走してくれることを祈っています。
遠征過程 *成田空港発8/25(土)8:18→シャルルドゴール空港着(日本時間8/26(日)0:47)→シャンティ小林智厩舎着(2時間後)
そして先週は参りましたね。期待馬の皆が尽く失速・撃沈の大荒れ展開で、このような出来事は競馬ですから偶にはあります。気分を取り直して今週は本来の姿に戻ると信じて、いつもの攻めで行きます。ただ小倉はズーと台風の影響で馬場が極端に悪化していて土日には回復するのでしょうかが心配の種なのです。
札幌2歳重賞は良血ラウンドワールド岩田康が勝ち上がると期待
*前走OP戦で千八「1:49.4」の好タイムで勝利したDインパクト産駒ラウンドワールド(岩田康、松田博厩舎)がここでは断然の実力馬で本命だ。今度で4戦目になるが、新馬戦で32秒9の末脚を使うも届かず3着、続く未勝利戦(千六1:35.7)で末脚33秒9を炸裂で人気通り快勝、そして前走と素晴らしい末脚をいつも確実に発揮する鍛錬された中心馬なのだ。
*相手は前走同レースで直線の競り合いで僅かに届かず2着のマイネルホウオウ(柴田大)がリベンジに賭ける。
*3番手に新馬戦で勝ち内容が良かったコディーノ(横山典)、トーセンパワフル(内田博)の2騎が善戦しそうだが、コディーノ(横山典)の方が千八を一回使ってチョイ勝負に成りそうに見えるが、本命馬ラウンドやマイネルに3秒以上も突き放される走行タイムでは、先着するのが可なり難しい展開になりそうだ。
(参考写真:函館2歳Sで1着ストークアンドレイ川島、追込み届かず惜敗2着コスモシルバード)
土曜 札幌11R 札幌2歳S(GⅢ、2歳OP、芝1,800m)展望
◎(11)ラウンドワールド(岩田康、松田博、Dインパクト)前走OPコスモス1着(34秒5先行)
〇( 7)マイネルホウオウ(柴田大、畠山吉、Sフェニックス)前走OPコスモス2着(34秒6差し)
▲( 3)コディーノ (横山典、藤沢和、Kカメハメハ)前走新馬1着(33秒7 差し)
△1( 6)トーセンパワフル(内田博、角居、Nユニヴァース)前走新馬1着(33秒3 差し)
△2( 8)コスモシルバード(木幡、高橋祥、Sボード)前走GⅢ函館2歳S2着(34秒7追込)
注( 5)エデンロック(三浦皇、小島茂、Fデピュティ)前走新馬1着(34秒5 逃げ)
新潟 フィールドジャイン北村宏の勝機
*いつも1秒以上も突き放されていた馬が前走急変身して2着したフィールドジャイン(北村宏)が復調の気配、一旦調子に乗ると長く持続のが特徴で本命に。相手は下のクラスで特別勝ちして来た3騎が狙い、ナムラシュエル(柴田善)の逃げ、サザンブレイズ(中舘英)の差し、モズベラベラ(松岡正)の追込みの展開、そして一発駆けのある穴注がアイアムルビー(蛯名正)は、前走1秒も突き放されて無念もいつもはこのクラス好戦の雄なのだ。
土曜 新潟11R 越後S(3歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,200m)展望
◎( 1)フィールドジャイン(北村宏、西園、Sバクシンオー)前走1600下北陸S2着(差し)
〇( 9)ナムラシュエル (柴田善、大橋勇、Mサンデー)前走1000下妙高特別1着(逃げ)
▲( 7)サザンブレイズ (中舘英、加用、Sヴィグラス)前走1000下鶴ヶ城特別1着(差し)
△1(11)モズベラベラ (松岡正、中尾、Wラッシュ)前走1000下香嵐渓特別1着(追込)
△2( 8)アイアムルビー (蛯名正、長浜、Sレイム)前走1600下北陸S9着(先行)
アースソニック佐藤哲が差し切る
*鋭い差し脚が身上のアースソニック(佐藤哲)が本命、馬場が荒れて重くともそこそこの末脚がある。そして相手はやや後方から追い込むツルマルレオン(北村友)の末脚も魅力、アイラブリリ (松山弘)の先行力をGOAL前で捕え切れると見たが、ダノンフェアリー(浜中俊)の先行力が復調ならこちらが先着になる。
土曜 小倉11R北九州短距離S(3歳以上1,600万下、芝1,200m)展望
◎( 3)アースソニック(佐藤哲、中竹、クロフネ)前走1000下知多特別1着(差し)
〇(13)ツルマルレオン(北村友、橋口弘、Hクライ)前走GⅢ北九州記念10着(追込)
▲(14)アイラブリリ (松山弘、福島信、Sスキー)前走1000下西部日刊1着(逃げ)
△1(16)ダノンフェアリー(浜中俊、角居、Sバクシンオー)前走1600下札幌日刊14着(先行)
△2( 1)ハクサンムーン (酒井、西園、Aムーン)前走GⅢアイビスS4着(先行)