1/04/2012

中山金杯はアドマイヤコスモ上村が固い

*今年も1番人気アドマイヤコスモ(上村、橋田)の1着で固そうですが、とすると2・3着の目は傾向から超人気薄の連絡みになる馬券、果たして如何に・・・。
*珍しく新年の金杯から、実力のある「アドマイヤコスモ」が参戦で華やかな重賞の幕開けになりそうだ。でも異色の経緯を持つ驚異の出世、中央で1戦したあと名古屋に売られ、3戦2勝の実績を見込まれ再度中央に転入してから破竹の5連勝の偉業、決め手は確かな末脚で堂々の横綱相撲で勝利して来た逸材なのです。

*問題は、2・3番手が難解なRで相手探し、その馬は「浜中俊エクスペディション」が有力、安定した脚力に魅力を感じるので期待大で、2着~3着付で押さえる。そして3着候補は手広く▲~注まで流し楽しむのが得策になる。
「WIN5ー④」中山11R 中山金杯(GⅢ、4歳OP、ハンデ芝2,000m)展望
◎( 5)アドマイヤコスモ(牡5、上村、橋田、Mマックス)
〇(13)エクスペディション(牡5、浜中俊、石坂、Sゴールド)
▲(12)フェデラリスト(牡5、蛯名正、田中剛、Eメーカー)

△1( 3)エオリアンハープ(牝6、木幡、宗像、Kカメハメハ)
△2( 8)エーシンジーライン(牡7、田辺、坂口、Gキャスウエイ))
△3(15)ネオサクセス(牡5、吉田豊、古賀史、Nユニヴァース)
注(16)ミステリアスライト(牡7、藤田伸、小島太、Aタキオン)

*京都金杯は、前走共に準OPを勝ち上がってOP入りを果たしばかりの「ダノンシャーク(安藤勝)」と「アスカクリチャン(田中勝)」との一騎打ちの公算大、1kg軽い斤量と先行も出来る良血「ダノン安藤勝」の方を本命にしたが、中団からの直線末脚勝負に賭ける「アスカ田中勝」がどこまで迫れるか、それとも「ダノン安藤勝」が「先行抜け出し」の戦法を駆使するかが興味の的になる。
*そして京都金杯は1番人気が鬼門で連敗中なので、伏兵馬への手広く流しでの大穴ゲットがおもろい馬券になりそうだ。
「WIN5ー⑤」京都11R 京都金杯(GⅢ、4歳OP、ハンデ芝1,600m)展望
◎( 7)ダノンシャーク(牡4、安藤勝、大久保龍、Dインパクト)
〇( 5)アスカクリチャン(牡5、田中勝、須貝、Sグローズ)

▲(10)サダムパテック(牡7、岩田康、西園、フジキセキ)
△1( 9)ショウリュウムーン(牝5、小牧太、佐々木昌、Kカメハメハ)
△2( 2)ヤマカツハクリュウ(牡5、川須、小島貞、クロフネ)
△3( 4)マイネルラクリマ(牡4、松岡、上原、Cベアハート)
注( 1)オセアニアボス(武豊、矢作、Rランサム)

*難解なR、前走(不良馬場で)久々馬券に絡む3着に入線の10歳馬トウカイトリックがハンデ頭57.5kg、かつての英雄的存在のトリックの取捨がこのRを制することになりそうだ。
*我が本命に抜擢はメイショウクオリア(藤岡祐)、前走は休養明けの急仕上げ(不良馬場で)6着は不本意な出来も、今回が叩いた2戦目で上り目に期待した。同じ7歳馬のモンテ福永祐が相手、直線だけの競馬で着順が大きいが長距離戦は得意な戦績に賭ける。重いハンデのトウカイの追い込み、そして大逃げ粘り込みのネコパンチ佐藤哲が最終4角までなら1着候補なので3着狙いがありそうに思える。
「WIN5ー③」京都10R 万葉S (4歳以上OP、ハンデ、芝3,000m)展望 
◎( 1)メイショウクオリア(藤岡祐、西園、Mカフェ
〇(10)モンテクリスエス(福永祐、松田国、Sクリスエス)
▲( 6)リッカロイヤル(和田竜、須貝、シーロ)
△1( 2)トウカイトリック(川須、野中、Lパサー)
△2( 3)ネコパンチ(佐藤哲、星野、Nイングランド)

*中々勝ち上がれないデイト田辺は5・4・3・2着で僅差が続いて次は、今度こそ「1着ダ!」に期待した。がしかしエーシン浜中俊、レッド藤田伸の調子によっては差し込まれて2・3着にもあり得る展開なんです。
「WIN5ー②」中山10R 初日の出S (4歳以上1,600万下、ダ1,200m)展望
◎( 5)デイトユアドリーム(田辺、安田、トワイニング
〇(15)エーシンリードオー(浜中俊、小崎、オリエンテイト)
▲( 1)レッドヴァンクール(藤田伸、鹿戸雄、クロフネ)
△1( 3)ノボレインボー(北村宏、天間、ノボジャック)
△2(14)アヤナルベルス(熊沢、目野、Sバクシンオー)

*外枠の方に有力馬が揃ったが、本命は2着続きの「サイオン(福永祐、堀宣行)」が今度こそ1着の出番、堀厩舎期待の馬が外から先団で競馬して抜け出すに賭ける。2番手争いはクリュ川田、メタ村田、シルク岩田の三つ巴戦で混戦なのだ。
「WIN5ー①」京都9R 初夢S (4歳以上1,600万下、ダ1,800m)展望
◎(14)サイオン(福永祐一、堀宣行、クロフネ)
〇(12)クリュギスト(川田、吉田、Fデピュティ)
▲( 7)メタギャラクシー(村田、領家、Nユニバース)
△1(16)シルクシュナイダー(岩田康、須貝、Aタキオン)
△2( 2)キャプテンマジン(北村友、中尾、Cステーヴ)

「WIN5」挑戦の道
予想①14・12-②5・15-③1・10-④5-⑤7・5=16通り

新春からスタート決める金杯馬券の傾向

心機一転景気よく金杯を制する馬券戦法とは・・
中山金杯の傾向
*珍しく2年連続1番人気が1着でしたが2着以降は超人気薄が飛び込んで馬券はいつもの大穴決着なのです。いつもは1番人気が失速が定番、そして2番人気が2着に善戦しても3着がやはり超が付くほど人気薄が入線していつも穴馬券健在、1・2・3番人気がスンナリ人気通りに決着した歴史がないのです。
*顕著な傾向は、中山馬場傾向(小回りコースの必勝法)の基本である「先行抜け出し」であって、後方から直線一気の末脚勝負はありません。なぜならこのような末脚決め手のあるOP馬は「有馬やJC」などのGⅠレースで出走して、ハンデ戦の金杯などには出走していない中堅クラスのOP戦だから、実力伯仲の大混戦の一戦はやはり「戦法」で制する必要があるのです。それが「先行して内ラチから直線(先に)抜け出し戦法」なのです。
*そして牝馬苦戦のなか、牡7歳馬の大活躍は、年明けが一斉に1歳馬齢が加算され、イキナリ7歳は「お爺さん」扱いされ人気が急落の盲点、実際は未だ6歳と考えた方が馬券戦術としてはいいのです。
中山金杯(ハンデ芝2,000m)過去5年の傾向
*中山金杯5ケ年平均=1着牡6歳2~3人気ー2着牡7歳7~8人気ー3着5歳8~9人気=3連単148,160
2011=1着コスモファントム(松岡:先行抜)牡4①人気ー2着牡6⑪人気-3着牡5⑤=3連単 58,100
2010=1着アクシオン(藤田伸:中団差)牡7歳①人気ー2着牡7歳⑤人気-3着牡5⑮=3連単248,780
2009=1着アドマイヤフジ(川田:先行逃)牡7歳④人気ー2着牡4歳②-3着牡6歳⑪=3連単232,760
2008=1着アドマイヤフジ(川田:先行抜)牡6歳③人気ー2着牡7歳②-3着牡4歳⑨=3連単 72,880
2007=1着シャドウゲイト(田中勝:先行抜)牡5歳③人ー2着せん9歳⑩-3着牡6②=3連単128,280

京都金杯の傾向
*京都もハッキリした傾向があります。マイルのハンデ戦でも「先行逃げ切り」の戦法は強烈でこの戦法が得意な馬を狙うべし。そして1番人気は善戦も2着失速ばかりで5連続して1着獲り失敗で期待できません。2番人気も3着止まり、伏兵牡6歳人気薄の馬が全て1着なのです。
*よって牡6歳人気薄の馬が1着付け、2着に1番人気馬を、2番人気馬の3着付け馬券が3連単馬券の妙味になる。
京都金杯(ハンデ芝1,600m)過去5年の傾向
*京都金杯5ケ年平均=1着牡6歳5~6人気ー2着牡5歳3~4人気ー3着6歳5~6人気 =3連単91,460
2011=1着シルポート(小牧太:逃げ切り)牡6歳⑦人気ー2着牡4③人気ー3着せん7②=3連単51,840
2010=1着ライブコンサート(岩田:中団差)せん6歳③人気ー2着牡5①ー3着牝6⑬=3連単193,260
2009=1着タマモサポート(津村:先行抜出)牡6歳⑦人気ー2着牡6③-3着牡4② =3連単 43,690
2008=1着エイシンデピュティ(岩田:先行逃)牡6歳③人気ー2着牡4①-3着牡5⑨=3連単 49,310
2007=1着マイネルスケルツィ(柴田善:先行逃)牡4歳⑦人ー2着牡5⑧-3着牡4②=3連単119,220