12日、交流重賞「能登金剛賞」に参戦している新人「藤田菜七子騎手」を、ひと目見ようと応援参戦した大観衆で、公営金沢競馬が、稀に見る久々の大盛況(近郊からも)入場数4,162人で昨年度比2.3倍、売り上げでも3億6100万円(前年比1.9倍)と、馬券窓口や、売店も大忙しで、沸いていますが、今日は7鞍の有力馬も準備してくれる恵まれた高待遇です。
そして歓迎の意味を込めて、何よりも藤田騎手の「冠名称」が付いたレースが3鞍も用意してくれるフィーバー振りに、更にビックリ、その盛大な歓迎振りに大感激、当然、競馬は結果を出すのが恩返し、大いに張り切っていますが、肝心の騎乗成績の方が・・、
それがナント7戦2勝(2着2回、着外3)と武豊騎手に匹敵する驚異の戦績で、地元公営騎手達は、その勢いにタジタジ、この熱風を誰も止められず、更にメーンR(3歳中央未勝利、1着賞金80万円)交流重賞でも、JRAの有力?馬かも「キングヘラクレス(清水英厩舎)」に騎乗参戦するとあって、現在(前売り)、中央では2桁着順2回の馬が、2番人気に推されるなど異常な状況と世界、乗る馬の殆どが1・2番人気の応援馬券、冠レースの勝利では、騎乗手当より、ファンからの金一封の副賞の方が価値、額が多い感激などで、公営JKも少しの恩恵を受けるなどして、大フィーバーが最後まで続き、菜七子スマイルと勝利の感動を求め、たった1日にして、この道ナン10年の頑固な金沢競馬一筋のファンでも、菜七子スマイルには到底、勝てずメロメロ状態、このアイドル騎手ファンに1日入会したように、大変身して、懐もハートも「鷲掴み」されてしまっても、関係者もファンも、また来て欲しいと、早くも懇願されるなど、感動の余韻が冷めやらず、嬉しい悲鳴の1日になったのですから、金沢参戦は、地元ファンに大変喜ばれて、騎手修業にも役立ち、行った甲斐がありましたね、ハイ!
勝利者インタビューで、茨城生れなら、あの偉大な大先輩、木内監督のように、「・・・・だっぺ」などと話して呉れたら、意外性が滲み出て、更に親しみが倍増すると思うが、これはチョイト無理な話かな~。
*金沢競馬:菜七子騎手の騎乗馬と戦績
第1R「ようこそ菜七子騎手杯」
:ダ1400m、9頭立て、ネオジェネラル(2番人気)4着(3番手先行も直線で競り負け)
第2R:ダ1500m、10頭立、スガノジュランダル(2番人気)1着(逃げ切り)金沢初勝利(上写真)
第3R:ダ1400m、 9頭立、スリーナイトダリア(1番人気) 1着(逃げ切り)
第5R:ダ1500m、 8頭立、メインアクト(2番人気)2着(アタマ差、3番手先行、4角大回りで届かず)
第6R「菜七子騎手来場記念」
:ダ1400m、 9頭立、サラゴールド(1番人気)2着(1馬身1/2、逃げるもGOAL寸前差される)
第9R「がんばれ菜七子ちゃん!」
:ダ1500m、 9頭立、ハーベストブルー(1番人気)8着(先行争いに敗れ大きく失速)
第11R「交流重賞:能登金剛賞」
:ダ1500m、12頭立、キングヘラクレス(2番人気)11着(父カネヒキリ、JRA初戦13着、2戦目15着)
JRA清水英厩舎(=折角の騎乗依頼も、この馬では、勝ち負けどころか、出走できた
のが不思議な馬、どうかしている状態です)
*スタートで外の馬にイキナリ寄られ戦意喪失か、最後方からの競馬になり、終始
後方のまま、見どころがない走りで着外入線):金沢フィニッシュ戦としては不満が残る。
▽金沢競馬からの教訓(敢えて進言する)
痛恨の3連勝を逃がし残念だ:第5Rで4角を(後続馬が離れているも)基本通り、大きく外を回りしては、懸命に直線で追い上げるも「アタマ差」届かず無念の2着、極めて残念、普通に回れる腕(卒なく走る腕を磨く)なら、優に差し切れて、3連勝出来たのだ。
このことは、今まで勝利した、逃げ切る(最内ラチ沿い一杯を走る:距離ロス無くす)展開でないと、勝てない理由でもある。浦和競馬の2勝目(中団から差し)の感覚を思い出せ!、
この勢いで、明日(13日)も、川崎・高知・浦和・金沢、そして公営参戦5場目になる、船橋競馬にも参戦、交流重賞(G3、マリーンC)ブラックバカラ、そして第1Rエレガントルージュ(社台F所有の有力馬)など、計5鞍騎乗予定がある。
これ程、地方活性と経済効果に寄与するなら、この際、引っ張りダコの身を利用し、武豊騎手でも未達成の、公営競馬場で全場制覇の偉業を、最年少でかつ最速記録に挑戦して見ては如何でしょうか?