4/11/2020

海外競馬速報*QエリザベスS:英国馬アデイブ(T.マーカンドJk)が快勝

第8R QエリザベスS:期待の日本馬ダノンプレミアム(J.マクドナルドJk)競り負け3着
 直線で一気に抜け出した英国馬アデイブ(T.マーカンドJk)が、出走13騎を置き去りして、流石の実力馬が快勝でした。
 期待を懸けた人気のJRA馬ダノンプレミアム(J.マクドナルドJk)が、離れた2番手に粘り込むも、内からベリーエレガント(牝4、N.ローウィラーJk)が、交わして2番手に上がって決着した。
 更に「2馬身」離れて、4着以降が3騎で激戦、僅差でマスター、テアカウと続いた。
 
4/11(土曜)オーストラリア(ランドウィック競馬場)発走*日本時間 14:55
(賞金総額 200万AUS.$(約1億3400万円)、1着賞金 116万AUS.$(約7750万円))

第8R QエリザベスS(G1、3歳以上牝馬OP、芝2,000m(右回り)
着順、期待度、馬番(GT番)斤量Kg、馬名(生産国)性齢、騎手、調教師(国)
1着〇2(1)59アデイブ(IRE)せん6、T.マーカンドJk、W.ハガス(英国)(2人気)
2着*12(2)57ベリーエレガント(NZ)牝4、ローウィラーJk、C.ウォーラー(豪)(4人気)
3着◎1(3)59ダノンプレミアム(JPN)牡5、J.マクドナルドJk、中内田(日本)(1人気)
4着*10(13)59マスターオブワイン(GER)せん5、T.クラークJk、J.ホークス(豪)7人気)
5着▲4(8)59テアカウシャーク(NZ)せん5、O.ボッソンJk、J.リチャーズ(新)(3人気)
タイム2:06.92 単勝320円、馬連860円、馬単1,480円、3連複800円、3連単4,880円
(出走馬14頭):3連単=1着(1)ー2着(2.4)ー3着(2.4.6.3)=6点 :外れ

*中山11R*NZT:ルフトシュトローム(石橋)が期待に応え3連勝で初重賞制覇

 内枠2騎がHペースで飛ばしては、それに着いて行った先行馬の皆が、直線でバッタリ失速無念、後方待機し、4角を大回りして追い込んだ2騎、期待の本命ルフトシュトローム(石橋)、そして外にウイングレイテスト(横山武)が馬体を併せ猛追して、見事に前に届き、嬉しい破竹の3連勝、そして初重賞制覇になった。
 そしてウイングレイテストが、3着と好戦して、3着までが「NHKマイルC」優先出走権を獲得できた。そして後方から早めに中団まで上がったシーズンズギフト(津村)が、内から末脚伸ばし、2番手に粘り込んだ。
 それにしても、今回のレース、後方から4角を大回りして、中山の短い直線だけで、先団に上がった2騎、レフトシュトローム、ウイングレイテストは「強い!」、末脚「34秒台」では、イマイチに見えるが、相当な距離ロスなので仕方がない。東京戦になれば、通過したコースを考えれば、着順は「逆転可能」を見た感じがある。
先週に続き今期重賞2連勝の石橋脩騎手」:JRA通算重賞勝利19勝目
(レースを振り返って・・)少し前が残っていたんで、ある程度は、先生とは話し合って
いたんですけど、チョット「ゲート」の件も、ゆっくり出たんで、その後はチョット(前が速くレースが)流れたんで、慌てなければ、力がある馬なので(届く)と思っていました。(末の手応えは・・)4角からの手応えも良かったし、ま~前は止まるんではないかとハイ!(次はG1の舞台で・・)この馬は、未だ良くなる馬で、楽しみな馬だと思います。
*中山11R NZT(NHKマイルC-TR:G2、3歳OP、芝1600m、1着5400万円):良馬場
着順.期待度(馬番)馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順))人気(末脚秒)
1着◎(11)ルフトシュトローム(牡3石橋、堀宣、Kキセキ、中山1勝C-1着)2人気(34.2)
2着△1(14)シーズンズギフト(牝3津村、黒岩、Eネイア、中山G3-3着)5人気(34.5)
3着*(16)ウイングレイテスト(牡3横山武、青木、Sヒーロー、中京G3-6着)7人気(34.3)
(3着まで優先出走権)
タイム1:33.0 (4F47.1-3F35.4-2F23.7-1F11.8)
 単勝460円、馬連1,770円、馬単2,910円、3連複8,880円、3連単34,500円

予想評定 C評価(60点):期待の本命馬が嬉しい快勝も、こんな時に限って相手は人気薄が絡んで馬券は大荒れ、そして外しては無念なり。

4着△3(12)アブソルティスモ(牡3北村宏、藤沢和、Dメジャー、中京G3-11着)9人気
5着注(7)ソウルトレイン(牡3田辺、西村、Rスパーダ、京都1勝C-1着)8人気
6着▲(10)ハーモニーマゼラン(牡3大野、牧光、Dメジャー、中山1勝C-1着)3人気
7着〇(9)オーロアドーネ (牝3ルメール、藤沢和、Fケル、東京1勝C-1着)1人気
13着注(2)カリオストロ(牝3ヒューイット、加用、Eフラッシュ、阪神G2-4着)4人気
15着△2(5)ペールエール (牡北村友、安田隆、Dメジャー、阪神G1-16着)6人気
(出走16頭):3連単=1着(11)-2着(9.10)-3着(9.10.14.5.12)=8点:外れ
*コーナー通過順位
2角:(1,*2,10)(3,7)12(5,8)4,9(11,16)14(6,15)-13
3角:2(1,10)3(12,7)(4,8)(14,5,9)(11,16)(6,15)-13
4角:2(1,10)(3,12,7)(14,8)4(9,11,16)5(6,15)-13

*中山10R 千葉日報杯:エスタジ(丸山元)が期待に応え先行逃げ切る
 エスタジ(丸山)が、内ラチで先行、直線でも後続馬を退け、悠々GOALの勝利でした。
 一旦は、内ラチから伸びて来たオジョーノキセキ(北村宏)が、2番手に上がったが、伏兵馬ザイツィンガー(津村)が、鋭く差し脚を伸ばし、外から差し切り2着に上がって決着した。
*中山10R 千葉日報杯(4歳以上2勝C(HD)、芝1200m、1着1500万円):良馬場
1着◎(3)エスタジ (牝4丸山、木村、Rカナロア、東京2勝C-3着)1人気(34.0)
2着*(4)ザイツィンガー(牡4津村、牧田、Dジャーニー、中山2勝C-8着)10人気(33.9)
3着△1(7)オジョーノキセキ(牝5北村宏、伊藤大、Kキセキ、京都2勝C-5着)4人気(33.3)

タイム1:08.0 単勝170円、馬連3,010円、馬単3,460円、3連複7,370円、3連単26,760円
4着*(12)キャスパリーグ(牝6丸山、浅見、Dインパクト、阪神2勝C-10着)5人気
5着〇(10)ヴォイスオブジョイ(牝4横山武、水野、Mシャン、東京2勝C-6着)2人気
8着▲(9)ショウナンバニラ(牝4吉田豊、武市、オルフェV、中山2勝C-2着)6人気
13着△2(11)ランドルーラー(牡4三浦、伊藤圭、Rシップ、小倉1勝C-1着)3人気
(出走16頭):3連単=1着(3)-2着(10.9)-3着(10.9.7.11)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:3,5(4,14)15,6(1,7,12)16(2,10)13,8,9-11
4角:(*3,5)(4,14)(6,15)7(1,12)(10,16)(2,13,9)8,11

*阪神11R 阪神牝馬S:サウンドキアラ(松山)が直線で早めに抜け出し快勝
 トロワゼトワル、アマルフィコーストなどが先行し直線、5番手からサウンドキアラ(松山)が、一気に抜け出し快勝でした。
 先行粘り込むディメンシオン(松田)を、後方待機のスカーレットカラー(岩田康)が、一気に末脚発揮して、前を捕らえ「クビ差」交わして2番手に上がった。
 我が期待のダノンファンタジー(川田将)は、4番手先団で競馬も、直線での末脚が「34秒3」では、後続馬に次々に差し込まれ、5着期待外れで残念でした。
*阪神11R 阪神牝馬S(G2、4歳以上牝馬OP、芝1600m、1着5500万円):良馬場
着順.期待度(馬番)馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順))人気(末脚秒)
1着△1(2)サウンドキアラ(牝5松山、安達、Dインパクト、京都G2-1着)2人気(33.7)
(1着馬にヴィクトリアマイル優先出走権)
2着▲(15)、高橋亮、Vピサ、中山G1-15着)6人気(33.4)
3着*(10)ディメンシオン(牝6松田、藤原、Dインパクト、京都G3-6着)11人気(33.4)

タイム1:32.9 (4F46.4-3F34.5-2F23.3-1F11.6)
 単勝320円、馬連2,170円、馬単3,300円、3連複43,750円、3連単145,630円

予想評定 D評価(20点):期待の◎〇が失速しては完敗です。
4着*(4)ビーチサンバ(牝4福永、友道、クロフネ、京都G3-5着)3人気
5着◎(13)ダノンファンタジー(牝4川田、中内田、Dインパクト、京都G1-8着)1人気(34.3)
8着〇(8)ブランノワール (牝4武豊、須貝、Rカナロア、差し、阪神3勝C-1着)9人気
12着注(9)シャドウディーヴァ(牝4池添、斎藤誠、Hクライ、東京G3-2着)5人気
15着△3(12)トロワゼトワル(牝5藤岡康、安田隆、Rカナロア、中山G3-16着)8人気
16着△2(11)シゲルピンクダイヤ(牝4デムーロ、渡辺薫、Dメジャー、京都G2-7着)4人気
(出走16頭):3連単=1着(13)-2着(8.15)-3着(8.15.2.11.13.9)=10点:外れ
*コーナー通過順位
3角:12,14,10,13(2,3)(4,7,5)(1,8,9,11)-(6,15,16)
4角:12(10,14)13(2,3,5,11)(4,7,9)16(1,8)15,6

*阪神10R 白鷺特別:ウォーターパルフェ(武豊)が差し切り快勝
 イベリア(福永)が、終始先行し直線も懸命に逃げ込むも、2番手からレオビヨンド(松山)が、前を交わし一旦は、待望の先頭に立ったが、後方待機の期待馬ウォーターパルフェ(武豊)が、中団から3番手に上がり、外からGOAL寸前で、並ぶ間もなく、レオビヨンドを一瞬で「クビ差」キッチリ測ったように差し切って、嬉しい勝利を挙げた。
*阪神10R 白鷺特別(4歳以上2勝C-、芝2400m、1着1500万円):良馬場
1着◎(9)ウォーターパルフェ(牡5武豊、田所、Rシップ、阪神2勝C-2着)1人気(34.3)
2着〇(1)レオビヨンド(牡4松山、高柳、Dカーク、京都1勝C-1着)2人気(34.5)
3着*(5)イベリア(牡5福永、橋田、Dインパクト、阪神2勝C-6着)3人気(35.0)

タイム2:28.6 単勝210円、馬連290円、馬単480円、3連複550円、3連単1,520円
4着△2(4)ショパン(牡7藤岡佑、角居、Kカメ、阪神2勝C-9着)5人気
5着*(7)メガフレア(牡6川島、加用、Hクライ、阪神2勝C-5着)8人気
9着△1(10)モイ (牝4松若、寺島、Dジャーニー、中京2勝C-11着)6人気
(出走10頭):3連単=1着(9)-2・3着(1.10.4)=6点:外れ
*コーナー通過順位
1角:5-3,7,1,9,4(2,6)10,8
2角:5-3(1,7)9,4,6,2,10,8
3角:5,1(3,7)(9,6)(4,2)10-8
4角:5(1,6)(3,9,7)(2,10)4,8

*福島11R 福島中央テレビ杯:キタサンタイドー(吉田隼)が先行抜け出す
 穴馬券に期待したヴィーダ(藤田菜)が、逃げたシンコーマーチャンの外2番手に控える競馬も、早めに後続馬に囲まれては、4角からズルズルと後退して残念、ハナを奪う積極競馬をしないと、粘り込める決め手がない馬のようで、残念でした。
 4角で5番手から早めに先頭を奪い、積極競馬したハヤブサレジェンド(菊沢)でしたが、同じ位置で競馬して、ワンテンポ遅れて仕掛けて末脚伸ばしたキタサンタイドー(吉田隼)が、直線の競り合いに「3/4馬身」突き抜け勝利した。
 我が期待の本命グランドビクトリー(菱田裕)は、先団の競り合いに、遅れを獲って、末脚もイマイチで最先着馬に2馬身程遅れる3着無念でした。
*福島11R 福島中央テレビ杯(4歳以上2勝C-、ダ1700m、1着1500万円):良馬場
1着△1(9)キタサンタイドー(牡5吉田隼、清水、Bタイド、京都2勝C-7着)3人気(39.3)
2着*(11)ハヤブサレジェンド(牡5菊沢、伊藤圭、Hヒューズ、京都2勝C-6着)7人気(39.6)
3着◎(4)グランドビクトリー(牡4菱田、鈴木孝、Hクライ、小倉2勝C-2着)2人気(39.6)

タイム1:46.6 単勝560円、馬連3,070円、馬単6,510円、3連複6,760円、3連単40,600円
4着△2(2)テイエムクロムシャ(牡4丸田、鈴木孝、Sクリスエス、小倉2勝C-5着)4人気
5着*(10)オウケンスターダム(牡6柴山、国枝、Rシップ、中京2勝C-12着)13人気
12着〇(3)バンクショット(牡4団野、池添学、Tジョーダン、小倉1勝C-1着)1人気
13着▲(5)ヴィーダ   (せん5藤田菜、堀井、Yブルグ、中山1勝C-1着)5人気
(出走15頭):3連単=1着(4)-2着(3.5)-3着(3.5.9.2)=6点:外れ
*コーナー通過順位
1角:(*1,5)11(4,9)13(2,6,15)12,7(8,10)(3,14)
2角:(*1,5)(4,9,11)(2,13)6(12,15)-8,7(3,10)14
3角:(*1,5,11)(9,10)(4,13)(2,6,15,7,14)(8,12)3
4角:11(1,10)(4,5,9)(6,15,7)(2,13)(8,14)12,3

*藤田菜七子騎手奮闘記:福島8Rで勝利し久々今期8勝目(JRA通算98勝目)
 今期初になる福島に参戦の藤田菜七子騎手、本日6戦目の第8R「4歳1勝C-芝2600m」で、ファストライフ(青木厩舎、7番人気)に騎乗、後方待機から徐々に先団に上がり、先行抜け出した1番人気と直線で競り合いを制し「1/2馬身」差し切り勝利、今期8勝目を挙げた。長距離戦をGOAL前でキッチリと差し切る勝利は、馬も騎手も、実力を証明する技で、競馬のセンスや力量が、ギアアップして来た証、パワーアップして来ているのは喜ばしいこと、キットその内、コパノキッキングなどで、大きな殊勲賞を挙げるかも・・を感じる一戦でした。
 そして2020.2小倉以来、2ヵ月(42戦)振り、落馬負傷後の初勝利、JRA通算98勝目になる。

*記録フラッシュ:三浦皇騎手が中山でJRA通算800勝達成!
 中山第1Rでショウナンバービー(牝3、田中剛厩舎、1番人気) に騎乗、2番手先行から、直線で抜け出し「アタマ差」競り勝ち、今期15勝目が「JRA通算勝利800勝」達成した。
 800勝達成騎手は、現役騎手では28人目も、2013年から毎年「重賞勝利1勝」を続け、通算13勝ですが、なぜか少し物足りない感じがする戦績、今期以降は、一気に桜の開花のように、活躍の期待が懸かる。