果敢に引き離して先行したマルターズアポジー(武士沢)、そしてキタサンブラック(武豊)、ゴールドアクター(吉田隼)が着いて行き、いつも中団待機のサトノダイヤモンド(ルメール)が、キタサンブラックをマークして先団4番手で初競馬、必ずキタサンを「差し切る!」の気合の位置取り、2周目最後の直線で、キタサン、ゴールドアクター、が抜け出し、サトノダイヤモンド(ルメール)が3番手に上がるが、中々前に迫れず先行策が、最後の末脚に影響したかの感じに見えたが、坂下で更に突き放されるシーンには、もう届かず3着かも・・と断念、我が懐には「ダイヤモンドの頭以外の馬券は無い」のですが、一斉にスタンドに悲鳴があがる。
そこで脚の手前でも変えたのか、肝心なこの場所で一息入れる(呼吸を整える)余裕なのか、ルメール騎手が懸命な右鞭を入れて追い上げ、前の2頭にGOAL前で際どく並んでグイッと「クビ差」抜け出し、差し切り先着に、悲鳴から歓喜に一瞬で大変身、観衆がドッと安堵の歓声に代わって拍手喝采に沸いて、怪物化し掛けたブラックを、力で捻じ伏せた殊勲でスター誕生、嬉しい先着を果たした。(華やかな口取り記念写真でも、歓喜を押さえ神妙な顔でのCルメール騎手と関係者)
Cルメール騎手が感涙の凱旋、馬の首筋をサスリ、渾身のガッツポーズで、嬉しさで顔がクシャクシャ、ダイヤモンドは嬉しい念願の2つ目のG1勝利、やはり3歳菊花賞組は「とても強い」と思っていた通りの展開、ジャパンC覇者を「差し切る殊勲」で、馬券的には余り嬉しくは無い固い決着も、強い馬が強い勝ち方をすれば、バカボンのパパの台詞になるが「それでいいのだ!」なのです。
それにしても、ファン投票ではキタサンブラックを第一位に推したが、今回の有馬記念では、直前になって単勝1番人気をサトノダイヤモンドを推挙、そして結果は「1・2・3番人気」で見事決着を予測したのは立派、日頃は競馬が・・と煙たがる方でも、年に1度のお祭り騒ぎに、有馬記念やダービーだけはと、にわかに「隠れファン」が一挙に出動して、結構穴目の夢馬券に買いが分散するのですが、ナント今回は固い決着、ファンの目は、段々鋭く成って来たのは素晴らしいことです。
我が予想の印10選が、10着まで全て入線して良かったが、出来れば順序良く並んで呉れた方が・・それが理想です。
キタサンに「1/2馬身」遅れて3着が(昨年の覇者)ゴールドアクター、以下離れてヤマカツエース(池添)、ミッキークイーン(浜中俊)が入線、可なり期待していた8枠2騎は余りにも後方に控え過ぎて届かずで残念でした。
後検量を済ませて、今年のリーデングjkに決まった戸崎圭太騎手などと、歓喜の長くハグの嵐、そしてスタンド前の「御立ち台」では、盛んに左拳に人差し指を1本立てて「アイム チャンピオン!」と歓喜の中で共同インタビューが始まった。
「今期G1勝利4勝目のCルメール騎手」:JRA通算G1勝利10勝目(通算重賞勝利40勝目)
(有馬を制したルメール騎手おめでとうございます・・)ありがとうございます。(今の気持ちを・・)余り喋れないです。すみません。今のテンションが凄いです。凄く嬉しいですけど、競馬は時々難しいですけど、今日は素晴らしいです。(マークして早めに動いたようで・・)キタサンは一番のライバルでした。最初は良いポゼションあったが、スタンドのファンの前で大外だった。だからポゼションを上げました。そしてキタサンの隣にポゼション取りました。その後は馬が引きがありました。そこでもう一回リラックスしました。だから直線で伸びた。良く(馬が)頑張った。(前回はHクライで勝ちましたが今回は・・)Hクライの時は日本でG1が初めてでした。今年はダイヤモンドは人気馬だった。一杯自身はあったけど、最初の新馬戦から乗りましたから、今日の有馬記念を勝ったから、凄く凄く嬉しいです。(来年の競馬が楽しみですが・・)勿論楽しみです。3歳で有馬記念を勝つのはチョット難しいです。でもダイヤモンドは努力した。とてもポテンシャルが高いです。スーパーホースになりました。(来年は凱旋門賞の話がありますが・・)ハイ、行けると思います。皆さん分かりますね、凱旋門賞が(皆)欲しいです。ダイヤモンドはスタミナがあるし、乗り易いです。頭が良いしチャンスがあります。(全国のファンにメッセージを・・)みなさん応援してくれてどうもありがとうございました。今日は素晴らしい日です。来年はサトノダイヤモンドを、もう一回応援してください。ありがとう・・。
*勝利騎手:Cルメール騎手は、2005年12月初重賞勝利が有馬記念、断然のDインパクトをHクライで先行抜け出しで撃破してからが、彼の快進撃が始まったが、11年振りの有馬制覇になる。
*勝利調教師:池江泰寿師は、初G1勝利が2006年ドリームジャーニー、その馬で2009年の有馬記念初制覇、以降オルフェーヴルで2連覇し、今回が4度目の有馬制覇、この日は親父でDインパクトなどで多くのG1制覇した元JRA調教師、引退後に馬主に変身した泰郎氏が、ダイヤモンドに◎本命、ブラックに〇を打って参戦、結果はズバリも、見事な息子の大偉業の方に目を細めていた。
*中山第10R 有馬記念(G1、3歳以上OP、芝2500m、1着賞金3億円)結果:良馬場
着順(馬番)期待度、馬名、性歳(騎手、厩舎、産駒、脚質、前走(馬場.格.レース名、着順))
1着(11)◎サトノダイヤモンド牡3(ルメール、池江、Dインパ、京都G1-1着)1人気(35.5)
2着(1)▲キタサンブラック 牡4(武豊、清水、Bタイド、東京G1-1着)2人気(35.8)
3着(2)△4ゴールドアクター牡5(吉田隼、中川、Sヒーロー、東京G1-4着)3人気(35.7)
4着(4)注3ヤマカツエース 牡4(池添、池添、Kカメ、中京G2-1着)8番人気(35.1)
5着(8)△2ミッキークイーン牝4(浜中、池江、Dインパクト、京都G1-3着)7人気(35.8)
タイム2:32.6(4F47.6ー3F35.9-2F23.8-1F35.8)
単勝260円、馬連440円、馬単770円、3連複1,050円、3連単3,940円
予想評定 A評価(95点):〇が失速10着で減点、荒れると見て手広く流し過ぎて、固い決着では収益少なしでも「ドキドキ観戦料金」ですから、いいのです。
6着(14)注1シュヴァルグラン牡4(福永祐、友道、Hクライ、差、東京G1-3着)5人気
7着(15)△1アルバート 牡5(戸崎圭、堀宣、Aドン、差、中山G2-1着)10人気
8着(6)△3サウンズオブアース牡5(デムーロ、藤岡、Nユニヴァ、東京G1-2着)4人気
9着(13)注2ヤマカツエース 牡4(池添謙、池添、Kカメ、先、中京G2-1着)11人気
10着(16)〇マリアライト牝5(蛯名正、久保田、Dインパクト、京都G1-6着)6人気
11着(10)*アドマイヤデウス 牡5(岩田康、橋田、Aドン、差、東京G1-6着)9人気
12着(9)*ヒットザターゲット牡8(田辺、加藤敬、Kカメ、東京G1-15着)15人気
13着(12)*サトノノブレス 牡6(シュミノ、池江、Dインパ、中京G2-3着)13人気
14着(3)*ムスカテール 牡8(中谷雄、友道、Mトップガン、中京G2-7着)16番人気
15着(7)*マルターズアポジー牡4(武士沢、堀井、Gケン、福島G3-1着)12番人気
16着(5)*サムソンズプライド牡6(横山典、杉浦、Mサムソン、中山G2-7着)14人気
(出走16頭)買い目:3連単=1着(11)-2着(16.1)-3着(1.16.15.8.6.2)=10点:的中
*コーナー通過順位
1角:7=1-2(10,11)5(16,12)(4,8)(15,6,14)(3,13)-9
2角:7-1(2,11)(10,12)(5,16)8(4,14)(15,6)(3,13)-9
3角:(2周目)7,1(2,11,12)(10,8)(16,14)(5,6,13)(4,3)(15,9)
4角:(2周目)(*7,1)(2,11)14(10,8)(12,6,13)16,4,9(5,3)15
[WIN5-4] *阪神10R 赤穂特別:ナムラアラシ(幸英明)が抜け出し押し切る
ウエスタン(和田)、シャイニービーム(高倉)が先行し直線、シャイニービームが懸命に逃げ粘りを発揮したが、中団からナムラアラシ(幸英明)、同じ位置取りから一緒にクリノリトミシュル(酒井)が追い上げるも、ナムラアラシが嬉しい先着、追い上げ遅れで伸び脚なく、クリノリトミシュルが届かずの3着まででは期待外れ残念でした。
1着*(8)ナムラアラシ 牡3(幸英明、目野、Eメーカー、差、京都1000下8着)9番人気(36.5)
2着*(6)シャイニービーム牝3(高倉、福島、カンパニー、先、京都1000下7着)8番人気(37.3)
3着◎(4)クリノリトミシュル牝3(酒井、渡辺薫、Aデジタル、先、京都1000下2着)1番人気(36.8)
タイム2:04.1 単勝2,600円、馬連29,010円、馬単52,080円、3連複19,210円、3連単170,400円
4着△2(1)アーブル 牡5(アッゼニ、宮本、Dスカイ、先、阪神1000下4着)5番人気
11着〇(11)タガノクレイオス 牡4(菱田裕、加用、Wマズル、先、京都1000下4着)2番人気
15着△1(15)オルナ 牡4(川田将、岡田、Kカメ、逃、阪神500下1着)3番人気
(出走16頭)買い目:3連単=1着(4)-2着(11.15.1)-3着(11.15.1)=6点:外れ
[WIN5-3] *中山9R ホープフルS:今週も藤沢和厩舎レイデオロ(ルメール)が後方一気の差し脚
ニシノアップルパイ、ミスディレクションが先行して直線、後方待機の3騎が、次々に先着、期待の
2・3着にも、後方から末脚を伸ばしたマイネルスフェーン(シュミノ)、グローブシアター(福永祐)がスンナリ届いて、やはり、長距離戦では、末脚派が台頭して来る戦線が続くのです。
*中山9R ホープフルS(G2、2歳OP、芝2000m、1着賞金6700万円)結果:良馬場
1着◎(2)レイデオロ 牡2(ルメール、藤沢和、Kカメ、差、中山500下1着)1番人気(35.7)
2着*(11)マイネルスフェーン牡2(シュミノ、手塚、Sゴールド、東京未勝利1着)8番人気(36.0)
3着〇(6)グローブシアター 牡2(福永祐、角居、Kカメ、差、京都新馬1着)2番人気(36.2)
タイム2:01.3(4F48.9ー3F36.6-2F24.5-1F12.5)
単勝150円、馬連2,380円、馬単2,670円、3連複3,600円、3連単15,250円
予想評定 C評価(60点):2着に入線のマイネルスフェーンは見落としで外しては、無念なり。
4着△1(13)ベストリゾート 牡2(北村宏、木村哲、Hジャー、差、東京未勝利1着)6番人気
7着△2(7)ビルズトレジャー牝2(田中勝、田中剛、Dシャンティ、追、東京500下2着)10番人気
11着▲(4)アドマイヤウイナー牡2(デムーロ、須貝、Wホース、差、京都500下3着)5番人気
(出走14頭)買い目:3連単=1着(2)-2着(6.4)-3着(4.6.13.7)=6点:外れ
[WIN5-2] *阪神9R 江坂特別:エイシンハドソン(幸)が最後方待機から追込決め大穴炸裂
これで有馬にドンと大きく、手広く流せますハイ!
1着△1(3)エイシンハドソン牡5(幸英明、沖芳、Mカフェ、逃、京都1000下6着)5番人気(35.4)
2着◎(6)リッチーリッチー牡3(シュタルケ、友道、Tフィロ、先、阪神1000下2着)1番人気(36.1)
3着*(5)ケージーキンカメ牡5(酒井学、飯田、Kカメ、差、中京1000下6着)6番人気(35.7)
タイム2:28.9 単勝1,300円、馬連1,260円、馬単3,610円、3連複6,260円、3連単43,980円
4着〇(4)サンデーウィザード牡4(和田、大久保、Nユニヴァース、差、阪神1000下2着)2番人気
6着△2(10)アグリッパーバイオ牡5(北村友、須貝、Cテナンゴ、差、中京1000下7着)10番人気
8着▲(2)タイセイアプローズ牡4(松山弘、宮本、Hクライ、逃、京都1000下3着)3番人気
(出走10頭)買い目:3連単=1着(6)-2着(4.2)-3着(2.4.3.10)=6点:外れ
[WIN5-1]*中山8R 2016フェアウェルS:レッドゲルニカ(北村宏)が先行抜け出し2連勝
GOAL前が大激戦「クビ、クビハナ、クビ差」で殺到を制したのが、期待の本命レッドゲルニカ(北村宏)が、人気に応えて4番手先行から、直線で一気に抜け出し勝利した。
2・3着には、後方待機の2騎、ニットウスバル(岩田)、ベック(横山典)が外から一気に追い上げ前に届いて高配当を演出でした。
1着◎(1)レッドゲルニカ牡3(北村宏、藤沢和、Kドライヴ、先、東京1000下1着)1番人気(36.4)
2着△3(2)ニットウスバル 牡4(岩田康、高橋文、Fサン、追、東京1600下6着)5番人気(35.8)
3着△2(7)ベック 牡5(横山典、牧浦、Aデジタル、差、阪神1600下5着)6番人気(36.1)
タイム1:11.3 単勝200円、馬連1,150円、馬単1,590円、3連複4,590円、3連単13,500円
4着▲(8)ガンジー 牡5(戸崎圭、宮本、Aデジタル、差、中山1600下2着)4番人気
6着〇(15)ドリームドルチェ牡4(野中総、根本、Mラヴ、差、京都1600下4着)3番人気
7着注(12)ヴァーノン 牡5(浜中俊、高橋文、Sヴィグラス、逃、中山1600下6着)7番人気
8着△1(4)アールプロセス牡5(ルメール、萩原、Nユニヴァース、先、東京1600下5着)9番人気
(出走16頭)買い目:3連単=1着(1)-2着(15.8)-3着(8.15.4.7.2)=8点:外れ
「WIN5」挑戦の道:どこかでドカンと大荒れが炸裂するかもの展開がありそうだ。
予想①◎1〇15-②◎6〇4-③◎2-④◎4〇11-⑤◎11=8通り
結果①◎1-②(△3)-③◎2-④(*8)-⑤◎11=「的中874票」払戻783,040円
「1-5-1-9-1」番人気で決着、中山が◎3連続も、阪神が連続して敗戦しては残念でした。
「番外編」*中山11R ハッピーエンドC:最終Rはアルティマ(デムーロ騎手)が勝利で締めた
アイルヴァーコード、フレンチイデアルが先行し直線、期待のナンヨーアミーコ(柴田善)が中団待機で直線勝負、同じ位置取りから、一緒に追い上げて来たアルティマブラッド(デムーロ)、そしてエリーティアラ(岩田康)が末脚勝負でメーン有馬は、Cルメール騎手に勝利を譲ったが、最後位はと、Mデムーロ騎手が、中山の最終戦で勝利し、今年を締めくくった。
1着△1(14)アルティマブラッド牝4(デムーロ、音無、Sクリスエス、阪神1000下5着)4人気(34.9)
2着◎(5)ナンヨーアミーコ牡3(柴田善、宗像、Hジャー、差、東京1000下2着)2番人気(35.0)
3着*(7)エリーティアラ牝4(岩田康、武市、Kホーム、先、福島1000下14着)14番人気(35.2)
タイム1:09.3 単勝610円、馬連1,570円、馬単3,210円、3連複27,790円、3連単117,870円
6着〇(2)シルヴァーコード 牝4(戸崎圭、木村哲、Sボード、先、中京500下1着)1番人気
8着▲(9)サフィロス 牡4(ルメール、手塚、Kキセキ、差、京都OP11着)3番人気
15着△2(10)キタサンガンバ 牡3(石川裕、小笠、Kキセキ、差、京都OP11着)12番人気
(出走16頭)買い目:3連単=1着(5)-2着(2.9.14)-3着(2.9.14.10)=12点:外れ
*記録フラッシュ:2016年リーデング確定(5傑)
「騎手部門」:100勝超は5騎手
1位 戸崎圭太 :187勝ー2着134回ー3着102回(連対率33.1%):3年連続戴冠
2位 Cルメール :186勝ー2着109回ー3着100回(連対率37.5%)
3位 川田将雅 :135勝ー2着 90回ー3着 84回(連対率31.5%)
4位 Mデムーロ:132勝ー2着 94回ー3着 93回(連対率30.5%)
5位 福永祐ー :106勝ー2着101回ー3着 70回(連対率29.4%)
「調教師部門」
1位 矢作芳人(栗東):57勝ー2着49回ー3着42回(勝率11.2%)
2位 藤沢和雄(美浦):51勝ー2着37回ー3着27回(勝率16.2%)
3位 池江泰寿(栗東):45勝ー2着38回ー3着29回(勝率14.2%)
4位 音無秀孝(栗東):45勝ー2着29回ー3着25回(勝率11.3%)
5位 堀宣行 (美浦):44勝ー2着27回ー3着17回(勝率19.4%)