9/27/2016

*凱旋門賞制覇のチャンス:マカヒキ(Cルメール)に勝機

*凱旋門賞G1特集
 日本の悲願達成に、宿敵サトノダイヤモンドに競り勝ち、ダービー制覇した「マカヒキ」が、夢に見た凱旋門賞に挑戦、ダービーから十分な休養を取った初戦に(フランス・シャンティイで)前哨戦(ニエル賞1着:写真)を一度叩いて仕上げ万全、世界最高峰「凱旋門賞」は十分勝負になると確信、相手は「ポストポンド」唯一頭と、気合いを入れての出陣が10/2に迫った。
*海外競馬の馬券が、この「凱旋門賞」から買えるシステムが、整ったのは良かったが、それよりも、欧州から門外不悉の「制覇の勲章」を、「日本馬マカヒキ」が叶えてくれる瞬間が近づいた。
 G1勝利4勝を誇るポストボンドの馬主「シェイクモハメド」殿下が、何よりもこの「勝利の栄誉」を得るために、この日に懸けて来たが、マカヒキ陣営も同じ、真正面から、正攻法で「鋭く競り勝って頂きたい」ものです。
 その応援に(遠く離れた外野席からでも)熱が入る一戦、当日は「フジTV・グリーンch」で実況中継があり注目、晴れ舞台は、道中不利なく無事完走、そして「タイトルゲット」の感動が・・今から楽しみなのです。
 父Dインパクトが、10年前の06年に期待一身で参戦も、3着入線の無念、しかも「薬物反応」で失格、99年Lコンドルパサー、10年ナカヤマフェスタ、そして12年オルフェーヴルが手中にしたと思えたが、GOAL寸前で際どく差され「2着」など、無念の歴史が続いているが、今年は、有力馬「マカヒキ」が参戦して、父Dインパクトそして兄ドゥラメンテなど多くの屈辱を、一気に払拭してくれる活躍を願っている。

*断然1番人気の呼び声高かった、仏オークス馬「(牝3歳)ラクレソニエール」が、参戦に向けて調教中に故障発生のアクシデント、止む無く休養回避し、来年挑戦に目標替えした。
 更に、有力馬2騎、英国オークス馬「マインディング」、そして仏ダービー馬「アルマンゾル」が、ポストポンドに叶わないと見たのか、目標として来た「このレース」を振り切り、確勝を求めて、他の路線(距離)に方針変えし回避し現在出走予定馬が「18頭」、勝てる馬が、一気に絞られて来た。
 従って、俄然優勝争いが、英国ポストボンド(牡5)VS.日本マカヒキ(牡3)の「一騎打ち」の様相にウェイトが移り注目、日本馬の悲願達成に、絶好のチャンス到来になった。

 例年3歳牝馬の斤量が「54.5kg」、牡3歳が「56kg」、そして古馬陣「59.5kg」と、この比較で「3.5~5kg」差が、最後の瞬発力に大きく影響し、3歳勢は有利な展開になるが、その一角を占めるフランス期待の星「ラクレソニエール」が、回避ニュースで、フランス競馬界は「ガッカリそしてため息」、大きな衝撃が走った。

*今年3月「UAE:メイダン(シーマクラシック)」で、期待の「ドゥラメンテ」が、発走前に痛恨の落鉄し、そのまま(蹄鉄を付けず)止む無く片脚を素足で走ることになっては、断然人気の「ポストポンド」に「2馬身遅れ」の2着は止む無し(写真下)、実力差ではないのです。でもこの屈辱をフランスでリベンジする計画でしたが、宝塚記念で入線後、ドゥラメンテが道悪に脚を取られ故障し引退した。
 それで凱旋門賞で「ポストボンド」との再戦叶わず、彼を撃破に「マカヒキ」へ託している。
(3/26UAEシーマクラシックG1:1着ポストポンド(アッゼニ)、2着ドゥラメンテ(Mデムーロ))
「出走馬16頭確定」:9/30 出走枠抽選会:14枠(14)マカヒキ、7枠(2)ポストポンド
*フランス第4R 凱旋門賞(3歳以上OP、芝2400m、1着賞金(約)3億2600万円)展望
 シャンティイ競馬場、発走(日本時間)23:05、フルゲート20頭、コースレコード「2:24.1」
枠番(馬番)レーテング、期待値 馬 名 性歳(所属:斤量kg、騎手、厩舎、産駒、戦績)
1(12)105*ヴェデヴァニ牡3(仏:56バデル、Dエデュプ、ドバウィ、7戦1勝、G1戦0勝)
2(6)114*ザグレーギャツビー牡5(英:59.5ドイル、ライアン、Mクラフクマン、20戦4勝)
3(9)112*シルジャンズサガ 牝6(仏:58ブドー、ゴーヴァン、Sミックス、28戦7勝、G1戦1勝)
4(7)118*シルバーウェーヴ 牡4(仏:59.5スミヨン、バリー、Sフロスト、13戦6勝、G1戦1勝)

5(13)109*タリスマニック 牡3(仏:56バルサローナ、ファーブル、Mドーロ、8戦3勝)
6(11)122△1ハーザント牡3(愛:56スマレン、ウェルド、Sスターズ、6戦4勝、英・愛ダ-ビ-1着)
7(2)124〇ポストポンド牡5(英:59.5アッゼニ、ヴェリアン、ドバウィ、17戦9勝、G1戦4勝)
8(1)119*ニューベイ牡4(仏:59.5シュミノー、ファーブル、ドバウィ、10戦5勝、昨凱旋門3着.)

9(5)112*ワンフットインヘヴン 牡4(仏:59.5Cデムーロ、ドゥロワイエデュプレ)
10(15)116*サヴォワヴィーヴル牡3(独:56ティリツキ、カルヴァロ、Aフルク、5戦2勝)
11(4)121*ハイランドリール牡4(愛:59.5ヘファナン、オブライアン、ガリレオ、17戦6勝.G1:3勝)
12(10)122△3ファウンド 牝4(愛:58ムーア、オブライアン、ガリレオ、18戦5勝、G1戦2勝)

13(3)106*ミグワール  牡4(仏:59.5Oペリエ、ヘッド)
14(14)121◎マカヒキ牡3(JRA:56Cルメール、友道、Dインパクト、6戦5勝、日ダービー1着)
15(16)115△2レフトハンド牝3(仏:54.5ギュイヨン、ラフォンバリヤス、ドバウィ、7戦3勝)
16(8)119*オーダーオブセントジョウジ牡4(愛:59.5デットーリ、オブライアン、ガリレオ、13戦7勝)
(出走馬 16頭)買い目:3連単=1着(14,2)-2着(2,14,11)-3着(2,11,16,10)=11点

(参考)馬番別 出走馬表
(馬番)印、馬 名、性歳(国籍:斤量kg、騎手)
(1)*ニューベイ    牡4(FRA:59.5  V.シュミノー)
(2)〇ポストポンド  牡5(GBR:59.5  A.アッゼニ)
(3)*ミグワール    牡4(FRA59.5  O.ペリエ)
(4)*ハイランドリール 牡4(IRE:59.5  S.ヘファナン)
(5)*ワンフットインヘヴン牡4(FRA:59.5  C.デムーロ)
(6)*ザグレーギャツビー牡5(GBR:59.5  J.ドイル)
(7)*シルバーウェーヴ  牡4(FRA:59.5  C.スミヨン)
(8)*オーダーオブセントジョージ牡4(IRE:59.5  L.デットーリ)
(9)*シルジャンズサガ  牝6(FRA:58.0 P.ブドー)
(10)△ファウンド   牝4(IRE:58.0 R.ムーア)
(11)△ハーザンド 牡3(IRE:56.0  P.スマレン)
(12)*ヴェデヴァニ 牡3(FRA:56.0  A.バデル)
(13)*タリスマニック 牡3(FRA:56.0  M.バルザローナ)
(14)◎マカヒキ 牡3(JPN:56.0  C.ルメール)
(15)*サヴォワヴィーヴル牡3(GER:56.0F.ティリツキ)
(16)△レフトハンド 牝3(FRA:54.5  M.ギュイヨン)

(有力馬7頭回避)
ラクレソニエール牝3(仏:54.5Cデムーロ、ルジェ、ルアーヴル、8戦全勝、仏オークス1着)
アルマンゾル 牡3(仏:56未定、ルジェ、Wバセット、8戦6勝、仏ダービー1着、G1戦2勝)
マインディング牝3(愛:54.5未定、オブライアン、ガリレオ、11戦7勝、英オークス1着)
セブンスヘブン牝3(愛:54.5オドノヒュー、オブライアン、ガリレオ、7戦4勝、愛オークス1着)
ミッドターム牡3(英:56ダーカン、スタウト、ガリレオ、4戦2勝、前走ニエル賞2着、G1戦0勝)
ファッシネイティングロック牡5(愛:59.5未定、ウェルド、Fロック、15戦8勝、G1戦2勝)
ユーエスアーミーレンジャー牡3(愛:56未定、オブライアン、ガリレオ、5戦2勝、G1戦0勝)

(注目):愛国4、仏国8、英国2、独国1、日本1が出走登録、

*有力馬の前4戦成績
◎マカヒキ(牡3、JRA):写真上
09/11:仏・ニエル賞(G2)2400m1着(ミッドターム2着)
05/26:日本ダービー(G1)2400m1着
04/17:日・皐月賞(G1)2000m2着
03/06:日・弥生賞(G2)2000m1着
〇ポストポンド(牡5:イギリス):写真中
08/17:英・インターナショルS(G1)2080m1着(ハイランドリール2着)
06/04:英・コロネイションC(G1)2410m1着
03/26:UAE・シーマクラシック(G1)2410m1着(ドゥラメンテ2着)
03/05:UAE・シテー&ゴールド(G2)2410m1着
△ハーザント(牡3:アイルランド):写真下
09/10:愛・愛チャンピオンS(G1)2000m8着
06/25:愛・愛ダービー(G1)2400m1着
06/04:英・英ダービー(G1)2410m1着(ユーミスアーミーR2着)
04/10:愛・愛バリーサックスS(G3)2000m1着