7/20/2014

函館記念:ラブイズブーシュ(古川吉)が早めの仕掛けで快勝

今期絶好調の武豊騎手が右手親指骨折!
 中京6Rで「トーセンデューク」に騎乗し、スタート直後に馬が躓き、武豊騎手が落馬、「右手親指の付け根」付近を骨折したようで、全治方法の見通しが現在立っていない。
 今期久々にスタートダッシュを決め、勝利57勝を挙げて、関西リーデング第5位に躍進しており、5年振りの年間100勝以上の期待が懸かっていた矢先で、回復まで暫く騎乗が出来なくなるピンチが起きた。右腕は微妙な手綱や鞭裁きに影響があるだけに、右拳をテーピングしての騎乗が可能なのか、暫く様子見になる。
 武豊騎手の落馬で骨折は、2010年3月27日(毎日杯で左中手骨の骨折)以来の事故になる。

福島11R バーデンバーデンC:ヤマノリュウジン(横山典)大外一気に差し切る快勝
 期待のコウヨウアレス(内田博)は失速11着
 後方待機したヤマノリュウジン(横山典)が、直線大外に進路を取り、先団を纏めて交わす離れ業、福島では(例え内ラチが不良馬場でも)この外コース取りはしない戦法、とても大胆な、そして派手な仕掛けで快勝、ここで親父の貫録を息子に見せつけ、10R失速の名誉挽回を果たした。

 先行したのはアンバルブライベン(田中健)、そしてフクノドリーム(横山和)、我が本命に期待したコウヨウアレス(内田博)は4番手に付けて直線を向いたが直ぐに失速、代わって懸命に逃げ込むアンバルブライベンを中団から末脚発揮したバーバラ(戸崎圭)が捕え先頭に立ったが、後方待機から唯一騎、内ラチで先頭争いを尻目に、馬体を大きく離し、大外のコース取りして追い込んだヤマノリュウジン(横山典)が、見事に突き抜け「1馬身1/4」離す派手な差し切り勝ちで、昨年3月以来の久々勝利を飾った。
WIN5ー⑤」福島11R バーデンバーデンC(3歳以上OP、ハンデ、芝1,200m)結果
1着▲(15)ヤマノリュウジン(横山典、庄野靖、Kヘイロー、先行、GⅢ9着)3番人気(33.8)
2着△2(5)バーバラ   (戸崎圭、小崎憲、Dインパクト、先行、OP取消)4番人気(35.3)
3着・(10)アンバルブライベン(田中健、福島信、Rオブロー、逃げ、GⅢ16着)7番人気(35.8)

4着〇(4)ニンジャ    (石橋脩、宮徹、Gワンダー、先行、GⅢ3着)2番人気(34.9)
11着◎(11)コウヨウアレス(内田博、古賀慎、Mカフェ、逃げ、OP2着)1番人気(36.4)
14着△1(14)ポアゾンブラック(田辺裕、本田優、Mラヴ、逃げ、1600下1着)8番人気
タイム1:08.8 単勝630円、馬連2,540円、馬単4,530円、3連単76,140円

中京11R ジュライS:抜群の末脚冴えヴォーグトルネード(福永祐)がゴボウ抜き1着
 ここでは1頭だけモノ(末脚)が違い過ぎた。多頭数で乾いたダート中距離戦の追込み馬では、展開的にはとても届かないかも・・と心配をよそに、最後方から直線だけで、目の覚めるような一気の末脚発揮で、先行争いするメイショウコロンボ(武幸)とサトノプリンシバル(川須栄)らの先行馬を、纏めて交わす「ゴボウ抜き」、末脚では「3秒」近く違う圧勝劇には唖然成り。
 「WIN5ー④」中京11R ジュライS(3歳以上OP、ダート1,800m)結果
1着〇(16)ヴォーグトルネード(福永祐、五十嵐、Nユニヴァース、追込、OP1着)2番人気(36.1)
2着△3(11)メイショウコロンボ(武幸、角田晃、Mカフェ、逃げ、GⅢ9着)5番人気(3F38.8)
3着△1(5)サトノプリンシバル(川須栄、矢作芳、Pディニ、逃げ、1600下1着)1番人気(38.7)

6着△2(1)クリノヒマラヤオー(川島信、荒川義、Kカメハメハ、逃げ、1600下1着)4番人気
14着◎(14)ハードビートソング(浜中俊、平田修、Zロブロイ、先行、OP2着)3番人気(39.4)
タイム1:50.0 単勝360円、馬連2,970円、馬単4,880円、3連単21,770円

函館11R 函館記念:ラブイズブーシュ(古川吉)が早めの抜け出しで押し切る1着
 我が期待の本命ダークシャドウ(ローウィニー)は善戦の2着
 ラブイズブーシュ(古川吉)が前走目黒記念2着は伊達では無かった、直線で追い上げるダークシャドウを振り切り、力強く抜け出して、1年振り(五稜郭S)の勝利、5歳馬が初重賞勝ち、古川騎手も感涙の2年振り重賞勝利を飾った。
  我が期待の本命(ハンデ頭で7歳馬)ダークシャドウ(ローウィラー)は、意外にも人気が無く8番人気、直線で大健闘の追い上げも、ハンデが58kgと重く「3/4馬身」届かずの2着では無念でした。
 離れた3着争いは激戦、GOAL寸前でアドマイヤフライトを僅かに「アタマ差」交わした内ステラウインド(三浦皇)が届いた。
2年振り重賞勝利に嬉しさ一杯の古川吉洋騎手」:JRA通算重賞4勝目
 馬が良く頑張ってくれました。調子は良かった。最初は馬がピリピリしていたが。(目黒記念以来の競馬ですが・・)時間が経つにつれて良い感じになった。(位置取りは・・)内枠だったので、基本的には内に行こうとしていたが、思ったよりゲート(の出)が悪く、そのまま(の位置で)行って、内に(行けそうなら)行こうと思っていた。流れで向正面で外に出すスペースがあって、思い切って外に出しました。凄く流れが良かったので、後は(仕掛けの)タイミングだけでした。4角で膨らんでもトウカイと2頭で良い感じで上れて、この馬は長く脚を使えるので、自信を持って行きました。直線でも手応え通りに反応してくれて、頑張って呉れました。(秋への手応えは・・)本当に一歩づつ階段を昇るように力を付けて来ているので、本当に楽しみです。

「WIN5ー③」函館11R 函館記念(サマー2000S、GⅢ、3歳以上OP、ハンデ、芝2,000m)結果
1着△2(3)ラブイズブーシュ(56kg古川吉、村山明、Mカフェ、先行、GⅡ2着)2番人気(36.0)
2着◎(9)ダークシャドウ(58ローウィラー、堀宣、Dインザダーク、差、GⅢ3着)8番人気(36.3)
3着・(2)ステラウインド(54三浦皇、尾関、Zロブロイ、先行、1600下1着)7番人気(3F36.5)

12着〇(16)アドマイヤタイシ(56岩田康、橋田満、Sピール、先行、GⅢ2着)4番人気
13着△1(7)アンコイルド(57勝浦正、矢作芳、Gコーズウェイ、先行、OP6着)6番人気
16着▲(14)バウンスシャッセ(51北村宏、藤沢和、Zロブロイ、先行、GⅠ-3着)3番人気
タイム2:00.1 単勝710円、馬連5,000円、馬単8,740円、3連単85,710円
予想評定 C評価(60点):8番人気のDシャドーが2着善戦で馬連でも大きな美味しい馬券で、マーマーの予想結果も、3着馬は無印ではいけません。

福島10R 鶴ヶ城特別:休養明けのラピダメンテ(蛯名正)が破竹の3戦3勝を挙げる
 公営出身ボンジュールノゾミはダート巧者なのに、いい所が無く失速7着無念
 レース以外に意地の戦いもある。横山典弘・和生の親子対決だ。同じレースで親子が対戦するのは珍しいが、親父が2番人気の逃げ馬がハナに立って直線で早くもバテて7着に後退、最低人気に騎乗の息子は無欲の最後方待機から直線勝負し、見事3着に届いて大穴決着の演出、いよいよ息子がダービーJKの親父を超える活躍になっては、親父はタジタジ、「引退早くしろ」のプレッシャーを懸けた一戦で、その息子の迫力が伝わったか?甚だ疑問も、火花が散るレース展開でした。
 そのメイショウロフウ(横山典)、ラピダメンテ(蛯名正)が先行し直線、ラピダメンテ(蛯名正)が早くも先頭を奪って抜け出し、そのままの勢いで軽快に押し切って1着した。
 中団から末脚を伸ばしたゴッドツェッペリン(国分優)が差して来て2番手に、そしてドンジリから一気に追い上げたドン尻人気のトレノソルーテ(横山和)が、よく届いて大穴演出した。
 我が期待のボンジュールノゾミ(江田照)は、逃げ馬がスタートダッシュも出来ず、中団で待機したまま、その位置取りのままで入線しては期待外れでした。
「WIN5ー②」福島10R 鶴ヶ城特別(3歳以上1,000万下、ダート1,150m)結果
1着▲(5)ラピダメンテ  (蛯名正、池上昌、Sバクシンオー、逃げ、500下1着)3番人気(37.0)
2着△2(9)ゴッドツェッペリン(国分優、大根田、ファスリエフ、差、1000下2着)5番人気(36.6)
3着・(13)トレノソルーテ (横山和、田村康、Aデジタル、差し、1000下12着)16番人気(36.2)

11着◎(11)ボンジュールノゾミ(江田照、天間昭、Aマックス、先行、500下1着)1番人気(37.2)
14着△1(8)サンマディソン (岩部純、萱野浩、Sミニスター、差し、500下1着)8番人気
16着〇(15)ウインプロスパー(戸崎圭、高橋祥、Aデジタル、先行、大井B1-1着)6番人気
タイム1:07.9 単勝600円、馬連2,870円、馬単5,070円、3連単541,630円

中京10R シンガポールTC賞:GOAL寸前一気の差し脚でアドマイヤギャラン(北村友)先着
 先行したヒロノプリンス(川須)、ウエスタンレベッカ(義英)、そしてスペキュレイター(幸英)の展開、我が期待のサウンドジューク(浜中俊)は5番手で競馬、クビを上げて口を割って嫌がる馬を懸命になだめる浜中俊騎手では、大いに不安一杯でしたが果たして結果は・・。
 直線を向いてスペキュレイター(幸英)が、先頭で抜け出し押し切れる感じがしたが、中団から末脚を伸ばしたアドマイヤギャラン(北村友)が、馬体を併せてGOAL寸前で差し切って1着、2番手にスペキュレイター(幸英明)が惜敗、そしてようやく期待のサウンドジューク(浜中俊)が内から3着に届いた。
 そして肝心の「WIN5」が、ここで早くも外して全滅、以降楽しみの無い後半戦では残念です。
「WIN5ー①」中京10R シンガポールTC賞(3歳以上1,000万下、芝2,000m)結果
1着△1(5)アドマイヤギャラン(北村友、中尾秀、Hクライ、差し、1000下9着)3番人気(35.7)
2着・(6)スペキュレイター(幸英明、木原、リンカーン、差し、前走500下1着)9番人気(36.5)
3着◎(2)サウンドジューク(浜中俊、安達昭、Dマーマレード、差、1600下8着)1番人気(36.0)

4着〇(10)ビームライフル (福永祐、須貝尚、Sウインド、先行、1000下7着)5番人気
6着▲(12)シャドウウィザード(高倉陵、勢司和、Hクライ、差し、1000下1着)4番人気
13着△2(1)ブランクヴァース(松山弘、田中清、Nユニヴァース、差し、1000下6着)8番人気
タイム2:04.9 単勝700円、馬連8,520円、馬単15,270円、3連単76,860円

「WIN5」挑戦の道:今週も固そうに見えるも、以外にも大荒れ展開かも。
予想①◎2〇10-②◎11〇15-③◎9〇16-④◎14〇16-⑤◎11=16通り
結果①(△5)-②(▲5)-③(△3)-④〇16-⑤(▲15)=「的中461票」払戻950,710円
「3-3-2-2-3」人気で決着も、最初から外し完敗、結局1か所当てるも、この道は険しい。