1/08/2018

シンザン記念:アーモンドアイ(戸崎)が後方待機から一気の末脚で快勝!

[WIN5-5]*京都11R シンザン記念:アーモンドアイ相手は伏兵馬ツヅミモン(秋山)
 断然人気のアーモンドアイ(戸崎)が、スタートダッシュが付かず、後方待機からの競馬も、期待に応えて直線一気に鋭い末脚で差し切る殊勲、シンザン記念の牝馬勝利は初めて、そしてRカナロア産駒の初重賞制覇、戸崎圭騎手の正月3日間競馬で重賞3連勝、更に京都競馬9・10・11Rで3連勝など・・記録尽くしで、京都競馬ファンに戸崎圭騎手が京都初参戦の挨拶で、新春「名刺代わり」の派手な演出に見えたようですが、武豊やMデムーロ騎手ではなく、ナンデ関東JKなの~と、いつもは「我がもの顔」で稼ぎ回る関西JK勢には、屈辱と仰天の3日目になりました。

 外枠で我が期待のカシアス(浜中俊)が、好スタートを決めたのは良いが、余りにも勢いが着き過ぎてハナに立って逃げる展開、2番手にツヅミモン(秋山)がピッタリとマークしての競馬、この体勢のまま、直線に向いても、後続馬の動きがないようで、行った切りになる展開に見えたが、直線で外を回って一気に末脚を発揮し、鋭く追い込んだアーモンドアイ(戸崎)が、前の馬達が止まって見える程に、稍重馬場でも、素晴らしい末脚(34秒4)と勢いで、先団の末脚より「1秒」も速いタイムで纏めて交わし去る快勝、重賞初勝利を挙げた。
「今期早くも重賞3連勝した戸崎圭太騎手」:JRA通算重賞勝利44勝目
 頭を下げたときにゲートを切られて(スタートで)ミスしたけど、稽古では凄い脚があることは分かっていた。その後の走りはリラックスしていたので、道中は自信を持って乗りました。直線でも本当に強いと感じる伸びでした。稍重でもこのパフォーマンスだし、馬場を問わないのも強みですね。
*京都11R シンザン記念(G3、3歳OP、芝1600m、1着3800万円):稍重馬場
着順(馬番)期待度、馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚秒)
1着○(3)アーモンドアイ(牝3戸崎、国枝、Rカナロア、東京未勝利1着)1人(34.4)
2着*(7)ツヅミモン(牝3秋山、藤岡、Sリターン、中山新馬1着)7人気(35.5)
着◎(11)カシアス(牡3浜中、清水、Kキセキ、阪神G1-7着)4人気(35.6)

タイム1:37.1 (4F48.1-3F35.0-2F23.2-1F11.5)
 単勝290円、馬連2,620円、馬単3,100円、3連複6,980円、3連単26,730円
予想評定 D評価(20点):痛恨の頭が違って完敗、更に2着が無印伏兵馬で散々です。
4着△2(2)ファストアプローチ(牡3デムーロ、藤沢和、Dアプローチ、阪神G1-6着)2人
5着△1(9)カフジバンガード(牡3藤岡康、松元、Hジャー、中京5下1着)3人気
6着△3(1)スターリーステージ(牝3川田、音無、Dインパ、京都未勝利1着)5人気
(出走12頭):3連単=1着(11)-2着(3.9)-3着(3.9.2.1)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:11,7ー(4,5,6)8(2,1)(9,3)ー10
4角:(*11,7)ー(4,5,6)(2,1,8)(9,3)10

[WIN5-4] *中山11R カーバンクルS:ナックビーナス(横山典)が逃げ切る
 期待のナックビーナス(横山典)が好スタートを決めて、果敢に先行し、直線でも先頭を譲らず、追い上げて迫ったペイシャフェリシタ(大野)は「3/4馬身」も振り切られ無念の2着、そしてアドマイヤゴッドが3番手で逃げ込むところに、伏兵馬ロードクエスト(三浦)が、GOAL寸前で交わして3番手に上がって決着した。
*中山11R カーバンクルS(4歳以上OP、芝1200m、1着2200万円):良馬場
1着◎(6)ナックビーナス(牝5横山典、杉浦、Dメジャー、中山OP2着)1人気(34.1)
2着△(2)ペイシャフェリシタ(牝5大野、高木、Hクライ、中京16下1着)2人(33.8)
3着*(8)ロードクエスト(牡5三浦、小島茂、Mゴッホ、東京OP11着)4人(33.6)

タイム1:08.3 単勝190円、馬連480円、馬単670円、3連複1,150円、3連単3,130円
4着〇(5)アドマイヤゴッド(牡6内田、須貝、Hクライ、阪神OP6着)3人気
(出走10頭):3連単=1着(6)-2着(5.2)-3着(5.2)=2点:外れ
*コーナー通過順位
3角:6,9(1,5)2ー(4,8)(3,7)
4角:6(9,5)(1,2)8(4,7)3

[WIN5-3] *京都10R 羅生門S:ルグランフリソン(戸崎)が一気に追い上げ勝利
 スマートレイチェル(武豊)が先行して直線、中団からエポック(岩田康)とルグランフリソン(戸崎)が一気に追い上げこの2騎で競り合い、ルグランフリソンが競り勝って「1馬身」も突き放し快勝でした。
 期待のタイセイエクレール(Mデムーロ)は、後方待機し直線、大外を回って追い上げるも大きく届かず、3着までが精一杯の戦績では残念でした。
*京都10R 羅生門S(4歳以上1600万下、ダ1400m、1着1820万円):稍重馬場
1着*(12)ルグランフリソン(牡5戸崎、中竹、Sストライク、中山16下12着)5人(36.4)
2着△2(14)エポック(牡5岩田康、角田、Vミリアン、中山16下7着)3人気(36.8)
3着◎(15)タイセイエクレール(牡5デムーロ、森田、Bバド、中京16下3着)1人(36.5)

タイム1:24.0 単勝860円、馬連2,700円、馬単5,870円、3連複3,860円、3連単27,420円
4着△1(8)プリサイスエース(牡7川田将、奥村、Pエンド、東京16下2着)4人気
6着〇(10)スマートレイチェル(牝4武豊、西園、Kカメ、京都16下5着)2人気
(出走16頭):3連単=1着(15)-2着(10.8)-3着(10.8.14)=4点:外れ
*コーナー通過順位
3角:10,11(3,16)(5,14)7(13,12)(2,8,15)1ー9ー(6,4)
4角:10,11(3,16)(5,14)(13,12)(8,15)(7,2,1)ー(9,4)6

[WIN5-2] *中山10R 迎春S:ノーブルマーズ(高倉陵)が先行抜け出し快勝
 期待のノーブルマーズ(高倉陵)が、3番手先行の競馬で直線、期待に応えて一気に抜け出し、後続馬を「2馬身」突き放して快勝でした。
 2・3番手争いも激戦、中団からウムブルフ(石橋)、そしてエリモジパング(田中勝)が馬体を併せて競り合いも人気上位の貫録でウムブルフが2着を確保し固い決着でした。
*中山10R 迎春S(4歳以上1600万下、芝2200m、1着1820万円):良馬場
1着◎(6)ノーブルマーズ(牡5高倉、宮本、Gポケット、阪神16下5着)1人気(34.9)
2着〇(2)ウムブルフ(牡5石橋、堀宣、Dインパクト、京都16下7着)2人気(34.9)
3着*(1)エリモジパング(牡8田中勝、中野、Mカフェ、阪神16下5着)4人(34.9)

タイム2:16.9 単勝180円、馬連220円、馬単350円、3連複600円、3連単1,460円
4着△(9)エクセレントミスズ(牡5内田、加藤敬、Nフェスタ、阪神16下11着)3人気
8着▲(8)ウインブルーローズ(牡6吉田隼、高橋祥、Kキセキ、中山16下10着)5人気
(出走9頭):3連単=1着(6)-2着(2.8)-3着(2.8.9)=4点:外れ
*コーナー通過順位
1角:4ー9,6,2,5,1,3,7,8
2角:4=9(2,6)5,1,3,7,8
3角:4(9,6)(2,3)1,5,8,7
4角:(*4,9,6)(1,2)(5,3)ー8,7

[WIN5-1]*京都9R 許波多特別:チェスナットコート(戸崎)が中団から差し切る
 内枠から大きく先行したラウレアブルームでしたが、中団から一気に追い上げたチェスナットコート(戸崎)が「2馬身1/2」振り切って快勝した。
 2番手には、後方から一緒に追い上げたエーティーサンダー(酒井)が外、そしてシンギュラリティ(デムーロ)が内で競り合いするも、外で僅かに「ハナ差」エーティーサンダーが優勢で届いた。
 我が期待のダノンディスタンス(川田)は、離れた3番手で競馬したが、直線で末脚が一杯になっては6着までが精一杯で、期待外れになりました。
*京都9R 許波多特別(4歳以上1000万下、芝2200m、1着1500万円):稍重馬場
1着▲(8)チェスナットコート(牡4戸崎、矢作、Hクライ、中京10下2着)3人(36.6)
2着△2(10)エーティーサンダー(牡5酒井、湯窪、Mカフェ、中京10下2着)6人(36.9)
3着〇(2)シンギュラリティ(牡4デムーロ、松田、Dシャンティ、中京5下1着)1人(36.2)

タイム2:15.8 単勝530円、馬連3,460円、馬単6,630円、3連複2,630円、3連単24,660円
6着◎(7)ダノンディスタンス(牡川田、佐々木、Rシップ、阪神10下2着)2人(37.4)
7着△3(11)マサハヤダイヤ(牡5岩崎翼、今野、Hジャー、中京5下1着)7人気
9着△1(6)ジャーミネイト (牡4浜中、中尾、Hジャー、中京10下3着)4人気
(出走11頭):3連単=1着(7)-2着(2.8)-3着(2.8.6.10.11)=8点:外れ
*コーナー通過順位
1角:1ー5,7,3ー6(8,11)10(2,4)ー9
2角:1ー5,7,3ー6(8,11)10-(2,4)ー9
3角:1=5,9(3,7)(8,6,11)10ー(4,2)
4角:1(3,5)9(7,6)8(10,11)ー2=4

[WINー5] *挑戦の道:3日開催のフィナーレを飾り固い決着が望みも大荒れなのか?
予想①◎7〇2-②◎6-③◎15-④◎6〇5-⑤◎11〇3=8通り
結果①(▲8)-②◎6-③(*12)-④◎6-⑤〇3=「的中3,817票」払戻112,220円
「3-1-5-1-1」番人気で決着、どうしても最初も、途中も波乱に遭遇し完敗です。

*藤田菜七子騎手奮闘記:今期同着で「初勝利」!
 中山第7Rで、先に抜け出した内タガノヴィッター(石橋脩)と、後方待機し直線で外から追い上げた外ビックリシタナモー(藤田菜)の競り合いで、GOALに全く並んで入線し、際どい体勢でしたが、長い写真判定でも決着せずドキドキ、掲示板に「2」・「14」番と「同着」点灯の判定で、馬名の通り「ビックリしたなもー」と、場内がドッと沸いた。
 これで今期藤田菜七子騎手は、この馬で500万下、この1000万下と勝ち上がり、次は準OP馬に昇級、また乗せて貰えばですが・・準メーンRの特別戦になる。
 その正月競馬の3日目で、初勝利を挙げ歓喜、20歳節目の「成人の日」に、自らの手で勝利を掴んで祝い、通算勝利を21勝と伸ばし、いつものニッコリ笑顔を見せてくれた。