2/23/2015

中山 総武S:イッシンドウタイ(横山典)の変わり身に期待

 先週2/22「フェブラリーS」を2連覇の偉業を達成し、歓喜に沸く「コパノリッキー(牡5歳、村山明厩舎)」の陣営でしたが、一瞬で暗転に、23日に帰厩した際、脚部の異常に気づき、診断結果は、レース中で「左前脚骨折」したと判明、3/4に「栗東トレセン内で手術」すると発表した。
 5月に交流重賞GⅠ「かしわ記念」に出走計画があったが、当然白紙に戻って、治療に概ね「半年以上専念」することになると、残念なニュースが流れた。
 激走で偉業達成の陰には、スピード馬の宿命なのか、「競走馬の悲惨」がいつも隣り合わせなのか、キズナのように無事復活が出来るのか、このハードな戦いがどこまで続くことになるのか・・など競馬関係者に激震が伝わった。

*中山11R 総武S:イッシンドウタイ(横山典)に注目
 「みやこS」で最低人気から差のない4着まで追い上げた力量のイッシンドウタイ(横山典)に期待した。そして「ポルックスS」の1・3着馬の再戦でもある。
 前走で川崎遠征し(ダートの雄)ホッコータルマエに大きく突き放されるも、叩いた変わり目に、今度こそ抜け出し勝てるレースだと思える。
 相手は、差し脚があるフィールドザスマート(田中勝)、イッシンドウタイに前走は1馬身も突き放されたが挽回可能の出来だ。
 そして先行力のキクノソル(三浦皇)にも、大いに注目している。
1/11ポルックスS:1着イッシンドウタイ(横山典)、3着(15)フィールドザスマート(田中勝))

土曜 中山11R 総武S(4歳以上OP、ダート1,800m)展望
◎(9)イッシンドウタイ 牡6(横山典、伊藤圭、Sマンボ、差し、公営(J1)川崎記念5着)
〇(6)フィールドザスマート牡4(田中勝、新開幸、Bタイド、差し、OPポルックスS3着)
▲(11)キクノソル    牡5(三浦皇、北出、Kカメハメハ、先行、1600下北山S1着)
△1(8)ベルベンクライ  牡5(吉田豊、大久保洋、Hクライ、追込、1600下アレ1着)
△2ク(5)ライムスマイル 牡4(戸崎圭、大和田、Sヒーロー、差し、GⅢレパードS2着)
注(12)ノースショアビーチ牡4(蛯名正、田中剛、Kカメハメハ、逃げ、OPポルックスS8着)
(出走枠16頭も15頭登録)

*阪神11R アーリントンC:アルマワイオリ(勝浦正)の差し脚が断然の力量
 初陣は逃げ切り快勝も、2戦目では惨敗、よって一転後方待機から追込に脚質変更し快進撃のアルマワイオリ(勝浦正)、前走GⅠ朝日杯FSでは「ダノンプラチナ1着」に追い込んで僅差の2着し、ここでは断然の格上(2600万円)の存在で本命にする。
 相手は、鋭い差し脚で2連勝中のナリタスターワン(福永祐)、朝日杯4着好戦のネオルミエール(柴山雄)の2番手争いが激戦です。
(12/21朝日杯:1着ダノンプラチナ、2着アルマワイオリ、4着(1)ネオルミエール)

土曜 阪神11R アーリントンC(GⅢ、3歳OP、芝1,600m、1着賞金3700万円)展望
◎(4)アルマワイオリ 牡3(勝浦正、西浦、Mゴッホ、追込、GⅠ朝日杯2着)
〇(12)ナリタスターワン牡3(福永祐、高橋亮、Sカンプ、先行、500下白梅賞1着)
▲(10)ネオルミエール 牡3(柴山雄、藤沢和、Nユニヴァース、差し、GⅠ朝日杯4着)
△1(1)ナヴィオン   牡3(岩田康、橋口弘、Hクライ、差し、GⅢシンザン記念3着)
△2(2)ナイトフォックス牡3(武豊、大竹正、Sバクシンオー、差し、500下ジュニアC1着)
(出走12頭)

*小倉11R 皿倉山特別:大混戦で馬券は回避し見るだけに徹するへ
 難解なレースで、予想するだけでも頭が痛くなる。スタートすれば、どの馬かはいずれ1着にはなりますが、公営戦でも、こんなに酷い不調馬同士のレースは極めて少ない貴重な一戦です。
 この対戦を見事に的中出来る方が居たら「スーパーマンか、ユリゲラーか」の奇跡的な偉業、よって外す馬券買いは、回避が鉄則で適切なのです。
 でも無理やり印を「エイヤー」と付けた結果は、以下の通りですが、当然全く自信はありません。
 ではなぜここに掲載か・・になりますが、折角の3場開催なので、メーンRだけでもと、結構(外れて元々と)怖いもの見たさの挑戦者の「スリル大好き党、または大穴党」もいらっしゃるので、窓口だけでも「空けました」状態なのです。
 どうしても買い方は、超大穴の薄目の馬券にパラパラ買いし、当てようなど、夢々思わず、外れるのは当然と思って勉強代なのだと、そして万一でも当たればラッキーなのですから・・。
土曜 小倉11R 皿倉山特別(4歳以上1,000万下、芝2,600m)展望
◎(14)グッドカフェ  せん馬7(高倉陵、松元茂、Mカフェ、差し、1000下琵琶湖S4着
〇(1)ディープストリート牝5(吉田隼、藤原英、Dインパクト、差し、1000下支笏S6着):6ヶ月振り
▲(10)カーマイン    牝7(松山弘、石坂正、Kカメハメハ、差し、1000下睦月S7着)
△(15)レイトライザー  牡5(藤岡康、加藤敬、Sホーム、差し、1000下箱根特別8着)
(出走15頭)

中山記念:イスラボニータ(蛯名)とヌーヴォレコルト(岩田)の雌雄対決

 今週から中山・阪神に開催替り(小倉は継続)の3場で激走、そして春クラシック戦のステップ戦へ進行、中山は弥生賞から皐月賞へ、阪神はチューリップ賞から桜花賞までの2開催になる。
 そして注目の今週土曜は、(阪神)アーリントンC(G3)、日曜(中山)中山記念(G2)、(阪神)阪急杯(G3)の計3重賞から始動するが、注目は(3/1)新人騎手の初陣、その中で外国籍のJRA騎手Mデムーロ、Cルメールの2騎手が、揃って阪神で「デビュー」、イキナリの快走が見られそうだ。

*中山11R 中山記念:イスラボニータ(蛯名)とヌーヴォレコルト(岩田康)の一騎打ち
 皐月賞1着、ダービー2着、天皇賞・秋3着と輝かしい戦績の「イスラボニータ(蛯名正)」が断然期待の本命馬だ。前走のJCでは「エピファネイア」の大駆けに9着と大きく遅れを取ったが、長距離戦はどちらかというと苦手な距離、今回は断然の適距離とコースで、固い中心馬になる。
 相手は、同世代の4歳女傑ヌーヴォレコルト(岩田康)、オークスでは断然の「ハープスター」を先に抜け出し撃破した戦績が素晴らしく、常に安定した走りが魅力一杯だ。
 イスラボニータと同じ久々出走になるが、牝馬の仕上がりは早く順調さで、逆転の一発もある。 

 3番手の相手が、前走(富士S)鮮やかな差し切り快勝のステファノス(シュタルケ)、そしてこちらも皐月賞馬ですが、前走(芝スピード戦を諦め)初ダート戦を使うも惨敗、改めて「芝」に戻した今回のロゴタイプ(Cデムーロ)の変わり目に少し期待を懸けて見る。
 (11/2天皇賞・秋:1着スピルバーグ、内2着ジェンティルドンナ、3着(15)イスラボニータ)
11/16エリザベス女王杯:1着外ラキシス、2着(内ラチ)ヌーヴォレコルテ)

「WIN5ー⑤」中山11R 中山記念(GⅡ、4歳以上OP、芝1,800m、1着賞金6000万円)展望
◎(10)イスラボニータ  牡4(蛯名正、栗田博、フジキセキ、差し、GⅠジャパンC9着)
〇(4)ヌーヴォレコルト 牝4(岩田康、斎藤誠、Hクライ、先行、GⅠエリザベス女王杯2着)
△1(11)ステファノス    牡4(シュタルケ、藤原英、Dインパクト、差し、GⅢ富士S1着)
△2(7)ロゴタイプ     牡5(Cデムーロ、田中剛、Rグリン、差し、GⅢ根岸S8着)
(出走11頭:Aコース使用)

*阪神11R 阪急杯:ダノンシャーク(58福永祐)にもう一丁の快走期待
 GⅠ馬3騎、マイルC覇者ダノン、高松宮記念覇者コパノ、NHKマイルC覇者ミッキーの巴戦になる。GⅠ勝利馬は斤量(+2)で58kgは、短距離戦のスピード勝負では、とても重く苦しい展開ですが、馬力と実力度では避けて通れない一戦、その真価を問われるが、(前々走騎乗が7着)福永祐ー騎手のリベンジに期待する。
 相手は、先週(コパノリッキー)の勢いは残っていれば今週も「コパ旋風」が吹き荒れる舞台も、高松宮連覇には、ここでもいい勝負出来ないと期待外れになる。
 3番手にしたが、前2走の逃げ脚が鈍く、下降気味に見えるが、一発大駆けならこの馬、浜中俊騎手の力腕に大いに期待した。
 (11/23マイルCS:1着内ダノンシャーク 、2着外(8)フェイロ)
12/27阪神C:1着外リアルインパクト、2着内コパノリチャード)

WIN5ー④」阪神11R 阪急杯(GⅢ、4歳以上OP、芝1,400m、1着賞金4000万円)展望  
(*1着馬に「高松宮記念」優先出走権)
◎(3)ダノンシャーク 牡7(58福永祐、大久保龍、Dインパクト、差し、GⅠマイルC1着)
〇(9)コパノリチャード牡5(58武 豊、宮 徹、Dメジャー、先行、GⅡ阪神C2着)
▲(5)ミッキーアイル 牡4(58浜中俊、音無秀、Dインパクト、逃げ、GⅡ阪神C7着)
△1(13)ダイワマジョーレ牡6(56Mデムーロ、矢作芳、Dメジャー、差し、GⅡ阪神C3着)
△2(2)サンドストーム 牡6(56国分優、西浦正、Sホーム、追込、GⅢシルクC2着)
△3(15)レッドオーヴァル牝5(54戸崎圭、安田隆、Dインパクト、追込、GⅢ京阪杯9着)
(出走16頭:Aコース使用)

*小倉11R 関門橋S:ダノンシンフォニー(松若風)の鋭い差し脚に期待
 いつも快進撃して来たダノンシンフォニー(松若風)ですが、前走久々で(+20kg)が響いたのか8着失速は残念、叩いた今回は、2戦目の変わり身に大いに期待し本命にする。
 相手には、差し脚が有るプロクリス、そして先行力が有るメイショウインロウ(武幸)の2騎が勝負になる。
WIN5ー③」小倉11R 関門橋S(4歳以上1,600万下、芝1,800m)展望
◎(10)ダノンシンフォニー 牡5(松若風、角居勝、Aタキオン、差し、1600下早春S8着)
〇(8)プロクリス     牝4(小崎綾、松田国、Kカメハメハ、差し、1600下節分S4着)
▲(13)メイショウインロウ 牡6(武幸、高橋亮、クロフネ、先行、1600下西宮S3着)
△1(12)コモノドラゴン   牡7(吉田隼、加藤敬、Aタキオン、差し、1000下壇ノ浦S1着)
△2(9)タマモトッププレイ 牝6(津村明、南井克、フジキセキ、先行、1600下飛鳥S7着)
(出走14頭:Bコース使用)

*中山10R ブラッドストーンS:アメージングタクト(三浦皇)で断然
 出馬登録馬が多数で、出走そのものが定かではないが、このクラス堅実な戦績を残すアメージングタクト(三浦皇)が、断然の本命に期待する。
 相手は多数、公営の雄から中央移籍のワイドエクセレント(内田博)、そしてクリノエリザベス(未定)、逃げて連勝中のシュトラール(蛯名)の3騎に、パラパラ流して楽しむ以外、手は無さそう。
WIN5ー②」中山10R ブラッドストーンS(4歳以上1,600万下、ダート1,200m)展望
◎(15)アメージングタクト 牡5(三浦皇、浜田、Wエンブレム、差し、1600下新春S2着)
〇(2)ワイドエクセレント 牡5(内田博、尾形和、Mルート、差し、1000下1着)
回避 クリノエリザベス  牝4(未定、須貝尚、Pエンド、先行、1600下銀蹄S2着)
△1(14)シュトラール    牡5(蛯名正、武藤、Sタウン、逃げ、1000下フル1着)
回避 ストーミングスター 牡5(横山典、藤原辰、Sホーム、差し、1000下茨城新聞杯1着
回避 アビリティラブ   牡5(柴田善、本間、Mラヴ、先行、1600下アクアマリン5着)
(出走15頭)

*阪神10R 伊丹S:マスクゾロ(武豊)の先行抜け出しに期待
 1000万下勝ち上がり組と、このクラス2着馬の対戦、その中から強そうな馬名「マスクゾロ(武豊)」に期待、急激に力がついて来た感じで、走破タイムも先行力もマズマズで、連勝を大いに期待する。
 相手は、安定した戦績があるグレナディアーズ(北村友)、そして鋭い逃げ脚ダノンバトゥーラ(浜中俊)に注目する。
WIN5ー①」阪神10R 伊丹S(4歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,800m)展望
◎(10)マスクゾロ   牡4(武豊、岡田稲、Rルーラー、先行、1000下五条S1着) 
〇(16)グレナディアーズ牡4(北村友、音無秀、Nユニヴァース、先行、1600下門司S2着)
▲(2)ダノンバトゥーラ牡4(浜中俊、角居勝、Kカメハメハ、逃げ、1000下花背S1着)
△1(5)スノーモンキー 牡5(福永祐、相沢郁、Fエフ、差し、1000下マーメイド1着)
回避 チェスナットバロン牡6(小牧太、村山明、フジキセキ、先行、1000下1着)
△2(1)グランフィデリオ 牡4(Cルメール、森秀、Bタイド、先行、1000下三峰山S1着)
(出走枠16頭)

「WIN5」挑戦の道:開催替りで高速期待も、降雨で重馬場か当日に判明も、今予測は不明だ。
予想①◎10〇16-②◎15-③◎10-④◎3〇9-⑤◎10〇4=8通り