本日の競馬は珍しく1着が圧勝してスッキリ決着も、2・3着争いが激戦の舞台でしたが、昨日は戸崎圭太騎手、今日の主役は福永祐一騎手が・・でした。
注目の弥生賞は、我が期待のサトノクラウンが期待に応え破竹の3連勝、スーパーホースの仲間入り、関東馬がクラシック戦線に名乗り、そして制覇に向けて体制が整った。
*中山11R 弥生賞:期待のサトノクラウン(福永祐)が快勝で破竹の3連勝
Dインパクト産駒なのでシャイニングレイ(川田将)が1番人気に推されたが、馬場入りして直ぐに気合いが入り過ぎて、騎手を振り落す大暴れ、放馬は避けられたが、この気性難はマイナス要件、今日は勝負一番のときに限って、レースでは危険な状態に思えたが、結果は不安的中、レースでは逃げたジャストフォーユー(戸崎圭)の2番手に付けたが、前に行きたがって、川田将雅騎手が抑えるのに苦労し、折り合い崩壊、制御不能では最後の直線が大いに不安、コンナ状態では直線で直ぐに(走って欲しい時に)バッタリの7着失速、破竹の3連勝の夢が破れて、いれこみが最後には悪い方向に出てしまいました。
一方我が期待の本命サトノクラウン(福永祐)は、3ヶ月休養明けで「馬体重+8kg」と少し重めに見えたがナンノその、出走するたびに体重を増やし、これが全て筋肉と直ぐに分かりますが、その頼もしさ、これは全部が成長分なら嬉しいが、反面チョイ不安もあって、中団待機策から3角手前から外から動いて、4角を回るときは、先行馬の外4番手まで追い上げて直線、ここからが独壇場、他の馬に勢いがなく止まった状態、唯一、期待のサトノクラウン(福永祐)だけが、鋭い末脚が炸裂し、他馬を一気に引き離して抜け出し圧勝の気配のまま快勝、新馬戦から破竹の3連勝を飾って、皐月賞に胸を張って参戦が出来ます。
そして新馬から弥生賞まで、破竹の3連勝を飾った馬は、Aタキオン、Dインパクト、そして今回のサトノクラウンの3頭だけ、クラシック戦線制覇に大きく前進、大物「スターホース」が誕生です。
(4角回って直線:外4番手に取り付くサトノクラウン(福永祐、青帽)、2着大外から追込ブライト)
2・3着には、伏兵馬ブライトエンブレム(田辺裕)が、直線を向いたときに、一発鞭を入れたときの馬の勢いと伸び脚から、一瞬まえのサトノクラウンを交わす鋭さがあったが、そこからがサトノクラウンが、再点火の二の足で突き放したので、同じ脚色に落ち着いたので2着までが精一杯に、無念なり、そしてタガノエスプレッソ(菱田裕)が、後方から内ラチを突いて伸びて、先団を皆交わして前に届いては・・・「アタマが固い時は相手は薄目」と相場が決まっているのは分かっているが、ここは狙えません、伏兵馬が2騎とも、相手に絡んでは大穴決着になります。
「今期重賞勝利3勝の福永祐一騎手」:
JRA通算重賞勝利109勝目(中山10・11・12R連勝で今期30勝目)
(非常に強い勝ち方でしたが・・)そうですね、強かったです。
(新馬戦以来のコンビでしたがどんなところを注意して・・)今日はスタートだけでした。前走スタートで少しトラブルがあったんで、その後、厩舎で同じトラブルを起こさない対策を、積んでいましたし、実際先週僕も美浦でゲート練習をして、非常に素直で大人しく矯正されていましたし、ただレースになるとテンションも上がるので、普段練習でしないことを、してしまう事があるので、それだけ気を付けました。
(そのスタートでの折り合いと直線での追い上げでは・・)道中の折り合いは余り心配はしていなかった。いいスタートさえ切れれば、上手に競馬を出来ると思っていたし、頭数も少なかったので、イメージ通りのポゼションで競馬をすることが出来ました。
(このメンバーで、この先の春の戦いでは・・)非常に完成度が高い馬ですし、何よりも操作性が良い馬なので、上手な競馬が出来る馬ですから、大きいレースに行っても、スタートと素直さがこれからもコンスタントに、いい結果を出せるようになれるかなと思っています。
(GⅠで走るのをファンが待っているのでひとこと・・)元々獲得賞金額を持っている馬なので、今回はどうしても勝たなければならない馬ではなかったのですが、非常に良い競馬をして次を迎えるので、次走もチャンスがあると思うし楽しみです。
「WIN5ー⑤」中山11R 弥生賞(皐月賞TR、GⅡ、3歳OP、芝2,000m、1着5200万)結果:稍重
1着◎(4)サトノクラウン 牡3(福永祐、堀宣行、マルジュ、差し、GⅢ1着)2番人気(3F35.7)
2着・(5)ブライトエンブレム牡3(田辺裕、小島茂、Nユニヴァース、差、G1:7着)4番人気(35.2)
3着・(2)タガノエスプレッソ牡3(菱田裕、五十嵐忠、Bタイド、差し、G1:6着)10番人気(36.1)
(*3着まで「皐月賞」優先出走権)
タイム2.01.8 単勝630円、馬連3,380円、馬単6,200円、3連複41,050円、3連単187,960円
予想評定 C評価(50点):頭◎で大正解も、期待〇▲が失速、相手が無印では参りました。
4着△2(6)グァンチャーレ牡3(武豊、北出成、Sヒーロー、先行、前走GⅢ1着) 7番人気
5着△1(8)トーセンバジル牡3(岩田康、藤原英、ハービンジャー、差し、500下1着)3番人気
6着▲(9)クラリティスカイ牡3(横山典、友道康、クロフネ、差し、GⅠ:3着) 5番人気
7着〇(3)シャイニングレイ牡3(川田将、高野友、Dインパクト、先行、GⅡ1着)1番人気
*阪神11R 大阪城S:実力馬の片鱗発揮でヒストリカル(松山弘)が長い追い上げで快勝
今日は走りが一変、最後方待機から4角で一気に先団まで追い上げ、直線早めに抜け出し押し切ったヒストリカル(松山弘)が、そのまま「3馬身」も引き離す圧勝舞台に脱帽、久々2年振りの勝利に感涙、4歳秋には既にOP入りした逸材でしたが、普通の馬は、この長い追い上げに耐え、直線もまだ末脚が残す馬は滅多に居ませんから、この復活走は大きい重賞勝利に期待が懸かる。
2着には、最後方から末脚伸ばしたマウントシャスタ(池添謙)、中団の後方から外を突いて追い上げたヒューマ(石橋脩)が届いて3着を確保した。
我が期待のエックスマーク(藤岡康)が、今日は先団で競馬し、直線で抜け出しに期待したがバッタリ(先着馬に1秒も遅れで)失速しては残念です。
「WIN5ー④」阪神11R 大阪城S(4歳以上OP、ハンデ、芝1,800m)結果:稍重馬場
1着△1(13)ヒストリカル 牡6(松山弘、音無、Dインパクト、差し、OP16着)6番人気(35.9)
2着・(7)マウントシャスタ牡6(池添謙、池江寿、Dインパクト、差し、競走中止)4番人気(36.2)
3着・(14)ヒューマ 牡5(石橋脩、斎藤誠、Eサタデー、先行、GⅢ7着)8番人気(36.2)
タイム1:48.1 単勝1,190円、馬連4,290円、馬単9,270円、3連複47,710円、3連単256,230円
5着◎(1)エックスマーク 牡6(藤岡康、角居勝、Dインパクト、先行、OP2着)2番人気(37.3)
6着△2(2)テイエムイナズマ牡5(シュタルケ、福島信、Bタイト、差し、1600下1着)3番人気
7着〇(10)アルバッタクス 牡5(Mデムーロ、石坂正、Kカメ、先行、1600下1着)1番人気
14着▲(3)セイルラージ 牡8(松田大、藤原英、Aタキオン、先行、OP5着)11番人気
*中山10R 上総S:2番手先行し抜け出したレッドグランザ(福永祐)が快勝
アテンファースト(柴田善)が先行、2番手に付けて回ったレッドグランザ(福永祐)が、直線で追い上げて来たリッカルド(大野拓)を交わして悠々と「3馬身」突き放して1着でGOAL、人気のブラインサイド(武豊)が、中団から懸命に追い上げたが、内で粘り込むリッカルドを僅か「クビ差」交わせず3着は無念なり、典型的な逆ピラミッド(人気度△〇◎順)で決着でした。
「WIN5ー③」中山10R 上総S(4歳以上1,600万下、ハンデ、ダート1,800m)結果
1着△2(15)レッドグランザ 牡6(福永祐、昆貢、Kカメハメハ、先行、1000下1着)3番人気(37.4)
2着◎(8)リッカルド せん馬4(大野拓、黒岩陽、Fリシャール、先行、1600下3着)2番人気(37.6)
3着〇(16)ブラインサイド 牡6(武豊、加藤征、Kカメハメハ、差し、1600下2着)1番人気(37.5)
タイム1:52.3 単勝640円、馬連1,760円、馬単3,170円、3連複2,450円、3連単17,450円
4着▲(14)セブンフォース牡5(浜中俊、高野友、Gアリュール、先行、1600下4着)5番人気
5着△1(4)マイネルバウンス牡6(丹内祐、伊藤大、Gアリュール、差し、1600下11着)9番人気
10着△3(2)ヴァンガード せん馬6(戸崎圭、高柳瑞、Aタキオン、差し、1600下5着)4番人気
*阪神10R ポラリスS:ニシケンモノノフ(中谷雄)g先行抜け出し快勝
ポアソンブラック(太宰啓)、エーシンビートロン(松山弘)が先行、ニシケンモノノフ(中谷雄)が、4番手先行から直線を向いて、直ぐに抜け出し、そのまま押し切って快勝、2・3着が激戦、先行したエーシンビートロンが粘り込むところに、中団から追い上げてGOAL寸前で辛くも2番手に「アタマ差」届いて決着した。
「WIN5ー②」阪神10R ポラリスS(4歳以上OP、ハンデ、ダート1,400m)結果:重馬場
1着△1(8)ニシケンモノノフ牡4(中谷雄、庄野靖、Mボーラー、先行、OP2着)3番人気(35.1)
2着◎(3)エアウルフ 牡8(Mデムーロ、角居勝、Fデピュティ、差、OP3着)2番人気(35.6)
3着△2(14)エーシンビートロン牡9(松山弘、西園、Bタイム、先行、OP16着)11番人気(35.8)
タイム1:21.5 単勝670円、馬連1,490円、馬単3,170円、3連複12,260円、3連単64,090円
8着〇(4)ポアソンブラック 牡6(太宰啓、本田優、Mラヴ、逃げ、GⅢ12着)1番人気
12着▲(2)ウォータールルド牡7(酒井学、岡田稲、Wリーグ、先行、OP2着)8番人気
*中山9R 潮来特別:マリアライト(蛯名正)が牝馬の切れ味で圧勝
有馬と同じ長距離戦、トーセンワープ、コスモユチャン、キンショウタイムなどが先行する中団待機の我が本命マリアライト(蛯名正)、1番人気のディスキーダンス(戸崎圭)は後方からの展開、2周目の3角から動いたマリアライトが、4角では先団の外で回って直線、ここから唯一頭、勢いよく抜け出し、後続馬を3馬身も引き離して圧勝でした。離れた2番手以降の争いが激戦、人気のディスキーダンスが後方から追い上げて2着、3着に大混戦の中から、伏兵馬エイダイポイント(岩部純)が、際どく先行粘り込み美味しい中穴決着でした。
「WIN5ー①」中山9R 潮来特別(4歳以上1,000万下、芝2,500m)結果
1着◎(9)マリアライト牝4(蛯名正、久保田貴、Dインパクト、差、1000下牝3着)2番人気(35.5)
2着〇(4)ディスキーダンス 牡4(戸崎圭、手塚貴、Sゴールド、差、1000下5着)1番人気(35.9)
3着△1(8)エイダイポイント牡7(岩部、菊沢、Nユニヴァース、差、1000下10着)7番人気(36.6)
タイム2:39.6 単勝370円、馬連590円、馬単1,210円、3連複3,300円、3連単11,600円
4着▲(5)ナンヨーケンゴー せん5(岩田康、斎藤、Tギムレット、差し、1000下10着)3番人気
6着注(11)ショウナンバッハ 牡4(田辺裕、上原博、Sゴールド、差し、500下6着)5番人気
8着△2(1)キネオワールド 牡4(吉田豊、尾関知、Sウィーク、追込、1000下10着)4番人気
「WIN5」挑戦の道:今週の番組も、固い中心馬が見つけられず困惑だ。
予想①◎9〇4-②◎3〇4-③◎8〇16-④◎1-⑤◎4〇3=16通り
結果①◎9-②(△8)-③(△15)-④(△13)-⑤◎4=「的中179票」払戻2,547,460円
本日1番人気苦戦で「2-3-3-6-2」人気で決着、今週も最初と最後がバッチリも「オセロゲーム」なら快勝になる展開も、無印箇所が無くマズマズの出来かもです。
*「記録フラッシュ」*武豊騎手が未踏記録の通算勝利3,700勝達成!
天才の異名を持つ武豊騎手(1969年3月生れ45歳)は、遂に前人未踏記録「通算3,700勝」達成した。騎乗するだけで記録更新に成る、記録男こと武豊騎手が、今度は勝利数で記録更新した。
中山競馬に参戦中の武豊騎手は、5Rで勝利し3,699勝とし、あと一つに迫った本日4戦目になる8Rで「ローズマンブリッジ(4番人気)」に騎乗、先団から抜け出し「ハナ差」辛勝の際どく制した。
今期20勝目がJRA通算3,700勝達成になる。
通算騎乗数18,958回で3,700勝は、ナント驚異の勝率19.5%の高率、この勝利数と勝率は、かつてJRA騎手では誰も記録したことが無い未踏の記録で、喜びのコメントでも「これからも騎乗技術を磨いて立派なジョッキーになる」と浮かれることなく、慎重に言葉を選んで再スタートを語った。
(武豊騎手の勝利後のコメント)
そうですね28年余り掛って達成した記録なので、大変嬉しく思います。最後はナンとか勝てたかなと、(流石の「ハナ差」で競り勝ちでしたが・・)偶々ですョ。まだまだ現状の状態で満足しているのではなく、もっともっと勝って、皆さんの期待に応えて行きたいと思います。この数字を自分にとっては、単なる通過点と思っているので、まだまだ騎乗技術を磨いて、立派なジョッキーになれるよう、頑張って行きたいと思います。