12/27/2015

有馬記念:伏兵ゴールドアクター(吉田隼)が先行抜け出しで大金星

 名手武豊騎手に騎乗依頼がない今年の有馬記念は寂しい限りも、優勝馬は伏兵馬「ゴールドアクター(吉田隼)」、4番手先行から直線、スローの流れのキタサンを直線で交わし、早めに抜け出して、そのまま押し切って、(馬・騎手共に)初G1勝利の大殊勲、GOAL後に勝利の歓喜から、左拳と1本指を高らかに天に突き上げ「1着だ!」と雄叫びを挙げた。
 そして今回は(前回とは相違し)奇数枠が先着、それは流れがスロー展開で、直線勝負は「用意ドン」の勝負になっては、差し馬の出番はなし、典型的な先行馬の前残り、遅いペースに皆が翻弄され、鋭い脚を封じられ、有力どころの差し馬たちは、撃沈でした。
 期待一身の1番人気に推されたゴールドシップは、最後方から向正面で果敢に動いて、外を回って3角からの捲りで先団4番手まで上がって、直線に大いに最後の雄姿を見せてくれるものと、期待を持たせる見せ場はあったが、ここまででバッタリ、やはり先着果たせず8着まで、引退式に華を添えられず残念でした。
 本日の戸崎圭太騎手は、いつにない爆走、中山の1Rから騎乗機会5連勝、結果8戦5勝2着1、着外2では他の騎手達はタジタジ、福永祐一騎手は落馬負傷で勝ち星が停止のままでは、今期東西で悠々と断トツの「130勝」を挙げ、昨年に続きJRAリーデングJKトップで締め括った。
  更に痛恨の出来事は、7週連続G1戦で、我が本命馬の勝利がなく、大荒れの精で誠に無念、これでは馬券は獲れませんね。大荒れ師走競馬そのものになりました。

 そして掲示板に点灯できた馬は、皆が先行馬が揃って先着を果たし(2番手先行のリアファルだけが失速)、中団以降からの差し、追込み戦法の馬は、全て脚色が同じ状態(最速タイムは6着したトーセンレーヴで「34秒4」)では、前との差は全く縮まらず、枕を並べて撃沈の着順にはファンはガッカリになります。
 我が期待のラブリーデイ(川田)は、ハイペースになると読んだのか、好枠4番も、いつもよりは後方、6番手内ラチまで下げて我慢したのが、これが最後まで響き、スローの流れでは、離れた3番手グループでは(攻め手2番手グループの位置どり出来なかったことが先着出来ない主原因)、前の進路が空かず、追い上げもイマイチで、勝利したアクターの直後で、終始競馬したが、馬群を割って抜け出す脚は(先行馬で差し馬ではないのでイマイチ)残っていなかったから、完全に力負け残念なのです。
  単純に評価すれば、勝利馬アクターは理想的位置どり(先行2番手グループで)と乗り方、方や我がラブリーデイは、最後の末脚は同じでも位置獲りの差が、そのまま着順の結果でした。

 でも勝てるチャンスは、多くあった気がする。3角では可なりのペースアップしたため、中団まで一気に下がったように見える位置にはガッカリ、とても痛かったが、4角を回った直後で、前がポッカリ空いて(写真参照)、キタサンの真後ろに3馬身ほど空いたところを、一気に詰められる勢いがなかったこと、そしてキタサンとマリアライトの間を割って、突き抜ける余力もなかったこと、更に外からアクター、サウンドに次々に前に上がって行ったことが壁になったこと、このため完全に外に出すタイミングが遅れたこと、それでも今までにない、猛烈な鞭に応え、末脚を伸ばすも、完全に前がポケットで抜け出せず万事休す、差のない5着が精一杯の雪崩れ込みになったこと、これらは皆、位置獲り、コース獲り不利を、全て被って仕舞ったためなのです。

 逃げたキタサンが3着に粘り切ったことを考えれば、中盤の位置獲りを下げたことを、4角までに挽回した末脚は致命的な体力消耗になったこと、目標は、勝利馬アクター直後は良かったが、コースが空かなかったことを考えれば、結果的には、キタサンの直後の位置獲りの方が良かった(追い上げる際の、進路獲りが有利なチャンスが多くあったから)のかもと思うが、それが出来なかったのは、JCで直線を早めに先頭に立ってGOAL寸前で2騎に差されたことが「脳裏」にあったので自重したのでは・・、中山の坂のある短い直線では、先行抜け出し策が、もっとも勝利度が多い戦法で、結果はいつもの通り、先行馬の前残り決着を見れば、川田将雅騎手の痛恨の「読み外れ」、俺の馬は「2冠馬なのだ1」と、威張って、いつもの強引さで押し切れば良かったのかも・・この大きな一番に「大事に乗り過ぎた」結果が裏目に出たように思えた。
 (GOAL前:1着ゴールドアクター(吉田隼)、2着サウンドオブアース(デムーロ)、3着キタサンブラック(横山典))
 (4角:先頭キタサンブラック、外2番手マリアライト、その外にゴールドアクター、芦毛ゴーリドシップ、内ラチに我が本命ラブリーデイ)

「今期重賞2勝も初G1勝利の吉田隼騎手」:JRA通算重賞勝利9勝目、菊花賞3着の後、休養を挟み、1000万下から驚異の4連勝、しかもG1勝利まで制覇したニュースーパーホース誕生になる。
 スタンドを見ても「今日は一杯入っているな~と」思って、今日は楽しく乗ろうと、イメージ通り乗れました。(有馬で人馬共初のG1勝利の感想を・・)未だ実感は湧かないのですが、中山の競馬では、この馬で初めて乗るので、イメージだけはいいイメージなので、本当にコースの相性もいいと思っていたので、結果を出して「ホッ」としています。(混戦から抜け出したときは・・)(枠は)真ん中から内に引けたので、イメージ通りに行ったのですが、4角では被されて、強い馬が前にいるイメージでしたが、こんなタイミングで抜け出したので、後は「ナントカしてくれ!」と(思っていた)。(この馬の成長度はどんな風にかんじられましたか?)本当に(馬が)いい時に乗せて貰えたので、あとレースで使う度に、(馬に)学習させているので、乗っていて安心させられますね。(未だ未だ可能性はありますか・・)競馬は上手なので、僕が「変な邪魔な動きがなければ」、本当にこんなパフォーマンスが出来る馬なので・・。G1ジョッキーに成りたくてこの業界に入って来たので、遠ざかったときはモチベイションが下がったこともあったが、挫けなかったことが「良いこともある」のでまた頑張って遣っていきます。
(序盤の位置獲り)
 キタサン(横山典)、リアファル(ルメール)、サウンズ(デムーロ)、アクター(吉田隼)、マリア(蛯名)、そして
期待のラブリー(川田)が6番手に控えて競馬・・・シップ(内田)はスタートは普通に出て最後方待機
(向正面でシップが動く)
 向正面で一気に足を使って外から動いて先団4番手まで上がって
(4角手前の位置獲り)
キタサン(横山典)、マリア(蛯名)、アクター(吉田隼)、サウンズ(デムーロ)、ラブリー(川田)で直線へ
(直線の叩き合い)
 先行粘り込むキタサンを、3番手からアクター(吉田隼)が交わして夢に見た先頭に立って、外からサウンズ(デムーロ)が「クビ」まで迫るも押し切って、「人馬共G1勝利が初めて」の大殊勲、ここで締め括った。

[WIN5-⑤]*中山10R 有馬記念(G1、3歳以上OP、芝2500m、1着2億5000万円)結果:良馬場
着順(馬番)期待、馬名、性歳(斤量、騎手、産駒、脚質、前走(馬場、格、着順))人気(末脚、秒)
1着(7)*ゴールドアクター牡4(57吉田隼、中川、Sヒーロー、先、東京G2-1着)8番人気(34.8)
2着(9)注サウンズオブアース牡4(57デムーロ、藤岡、Nヴァース、先、東京G1JC5着)5番人気(34.7)
3着(11)〇キタサンブラック牡3(55横山典、清水、Bタイド、先、京都G1菊花1着)4番人気(35.1)
4着(16)*マリアライト牝4(55蛯名正、久保田、Dインパクト、差、京都G1エ女王1着)12番人気(35.0)
5着(4)◎ラブリーデイ  牡5(57川田将、池江、Kカメハメハ、先、東京G1JC3着)2番人気(34.7)

タイム2:33.0 (4F46.9-3F35.0-2F23.5-1F12.2)
 単勝1,700円、馬連6,840円、馬単13,780円、3連複20,360円、3連単125,870円
予想評定 D評価(0点):期待の本命馬が馬券対象外の着順では完敗です。
6着(10)*トーセンレーヴ  牡7(57ボウマン、池江、Dインパクト、差、東京G1JC9着)14番人気
7着(5)*アドマイヤマックス牡4(57岩田康、橋田、Aドン、差、東京G1JC16着)11番人気
8着(15)▲ゴールドシップ 牡6(内田博、須貝、Sゴールド、追、東京G1JC10着)1番人気
9着(8)*ワンアンドオンリー牡4(57浜中俊、橋口、Hクライ、先、東京G1JC7着)10番人気
10着(13)*ルージュバック 牝3(53戸崎圭、大竹、Mカフェ、差、京都G1エ女王4着)番人気

11着(6)△アルバート   牡4(57アッゼニ、堀宣行、Aドン、差、中山G2-1着)11番人気
12着(3)*ラストインパクト牡5(57菱田裕、松田博、Dインパクト、差、東京G1JC2着)9番人気
13着(2)*ヒットザターゲット牡7(57小牧太、加藤、Kカメハメハ、追、東京G1JC13着)13番人気
14着(14)*ダービーフィズ 牡5(57大野拓、小島太、Gポケッ、ト、差、東京G1J9着)16番人気
15着(1)*オーシャンブルー牡7(57石川裕、池江、Sゴールド、差、中京G2金鯱11着)15番人気
16着(12)△リアファル    牡3(55Cルメール、音無、Zロブロイ、逃、京都G1菊花3着)3番人気

(コーナー通過順位)
1角:(*11,12)-(7,9,16)-(4,5)(2,3)13,8(1,14)10,6,15
2角:(*11,12)(7,9,16)(4,5)2,3,13,8(1,14)10,6,15
3角:(2周目)11(12,16,15)(7,9)5(4,13)(2,3)(8,14,6)10,1
4角:(2周目)(*11,16)(7,15)13(4,12,9)3(5,14,6)(2,8,10)-1
G前:7.9.11.16.4.10.5.15.8.13.6.3.2.14.1.12

*阪神10R サンクフルHC:ムーンエクスプレス(秋山真)が先行馬を差し切る勝利
 先行粘り込むブレイクアウト(古川)でしたが、2番手からプルメリアスター(中谷)が抜け出し、そこに外からムーンエクスプレス(秋山)が競り合い、「1/2馬身」競り落とし1着GOAL、離れた3着には後続馬から
迫られるも4番手から粘り込んだ。
 我が期待の末脚勝負のヴェネト(藤岡康)は、5番手先行のまま、雪崩れ込むも、前に突き抜ける脚はなかったようです。
[WIN5-4] *阪神10RサンクフルHC(3歳以上1000下、ハンデ、芝1600m、1着1500万円)結果:良
1着▲(9)ムーンエクスプレス牝3(秋山真、鈴木孝、Aムーン、先、阪神1000下2着)4番人気(34.8)
2着・(6)プルメリアスター 牝3(中谷雄、矢作芳、Zロブロイ、差、小倉1000下12着)8番人気(35.1)
3着・(2)ニホンピロディール牝4(酒井学、大橋勇、Sディール、先、阪神1000下11着)11番人気(35.1)

タイム1:35.3 単勝850円、馬連18,390円、馬単31,010円、3連複147,870円、3連単809,030円
4着〇(13)アトム     牡4(松田大、池江、Dインパクト、差、中京1000下2着)3番人気
5着◎(7)ヴェネト    牡3(藤岡康、藤原、Dインパクト、差、阪神1000下1着)2番人気(35.0)
6着△1(8)サウンドバーニング牡3(武豊、安達、Hクライ、先、中山1000下2着)1番人気
9着△2(3)ラディウス   牡4(北村友、高野、Mカフェ、追、京都1000下2着)7番人気

*中山9R ホープフルS:ハートレー(ボウマン)が位置獲りの差で快勝
 後方待機したハートレー(ボウマン)、バティスティーニ(Cルメール)、そして最後方から期待のロードクエスト(Mデムーロ)の展開、直線で内ラチで先行粘り込むブラックスピネル(松若)を、馬場中央からハートレー(ボウマン)が交わし、そしてロードクエスト(Mデムーロ)が外を突いて追込みこの2騎の競り合い、その後はバティスティーニ(Cルメール)の3騎で決着も、問題は1着はどの馬か・・ですが、位置取りの差がこの直線での競り合いに大きく響き、新潟での長い直線での競馬とは違い、中山の坂では最速の上がりタイムで追い上げても、「1馬身1/4」も突き放され、届かず無念、ハートレーに後塵を浴びる2着には無念なり。
[WIN5-3] *中山9R ホープフルS(G2、2歳OP、芝2000m、1着賞金6500万円)結果:良馬場
1着〇(6)ハートレー  牡2(ボウマン、手塚、Dインパクト、差、東京新馬1着)3番人気(34.3)
2着◎(9)ロードクエスト牡2(Mデムーロ、小島茂、Mゴッホ、差、新潟G3-1着)1番人気(34.1)
3着△1(8)バティスティーニ牡2(Cルメール、松田国、Kカメ、先、京都500下1着)2番人気(35.1)

タイム2:01.8 (4F47.5-3F35.3-2F23.2-1F11.7)
 単勝740円、馬連1,220円、馬単2,850円、3連複840円、3連単7,790円
予想評定 60評価(点):敏腕デムーロ騎手の痛恨の読み違いで届かず2着は無念もマズマズ予想なり。
5着△2(1)アドマイヤエイカン牡2(岩田康、須貝尚、Hクライ、差、京都G3-3着)4番人気
6着△3(2)プランスシャルマン牡2(戸崎圭、斎藤誠、Gポケット、先、東京500下1着)5番人気
7着▲(11)ブレイズスマッシュ牡2(横山典、小笠、Tファントム、先、東京(重賞)1着)7番人気

*阪神9R 千両賞:レインボーライン(幸英明)が後続馬を振り切り勝利
 後方待機したレインボーライン(幸英明)、サンライズクロンヌ(武豊)が直線で叩き合い、先に抜け出したレインボーラインが、追い上げる外サンライズクロンヌ(武豊)を「アタマ差」振り切って2勝目を挙げた。
 離れた3着には、中団からリボンフラワー(松田大)が届いて決着した。
[WIN5-2] *阪神9R 千両賞(2歳500下、芝1600m、1着賞金1000万円)結果:良馬場
1着・(1)レインボーライン 牡2(幸英明、浅見、Sゴールド、先、東京G3-9着)4番人気(34.7)
2着◎(5)サンライズクロンヌ牡2(武豊、河内、ヴクトワールピサ、逃、阪神500下5着)3番人気(34.6)
3着〇(9)リボンフラワー 牝2(松田大、池江、Dインパクト、先、阪神未勝利1着)2番人気(35.1)

タイム1:35.8 単勝400円、馬連780円、馬単1,350円、3連複750円、3連単4,040円
4着△(7)ロジクライ   牡2(秋山真、須貝、Hクライ、先、京都未勝利1着)1番人気

*中山8R フェアウェルS:キープインタッチ(Mデムーロ)が鋭い差し脚で差し切る
 先行して直線抜け出したリッカルド(大野拓)が、このままの体勢で、押し切るところに、後方待機し3角から中団まで上がり、直線で末脚を使ったキープインタッチ(Mデムーロ)が、馬体を合せて、際どく「ハナ差」差し切る殊勲、流石のMデムーロ騎手の力腕でした。3着には、先行粘り込んだハギノタイクーン(川田)が残した。
[WIN5-1]*中山8R フェアウェルS(3歳以上1600下、ダート1800m、1着1820万円)結果:良馬場
1着△2(9)キープインタッチ牡5(デムーロ、古賀慎、トワイニング、先、東京1600下8着)2番人気(38.8)
2着◎(6)リッカルド     せん4(大野拓、黒岩、Fリシャール、先、中山1000下1着)1番人気(39.5)
3着▲(1)ハギノタイクーン 牡6(川田将、松田国、Kカメハメハ、差、阪神1600下3着)6番人気(40.1)

タイム1:53.2 単勝470円、馬連900円、馬単1,800円、3連複2,700円、3連単11,190円
4着△1(3)クロスボウ    牡5(吉田豊、国枝、Gアリュール、差、東京1600下2着)4番人気
5着〇(15)ニットウビクトリー牡6(柴田善、高橋文、Hプロテクター、追、東京1000下1着)5番人気
9着△3(5)バーディーイーグル牡5(蛯名正、国枝、Bタイム、追、東京1600下6着)11番人気
 
「WIN5」挑戦の道:今年の幸運で、帳尻を合わも是が非でも要的中へ必至、でも大荒れ水泡かも。
予想①◎6〇15ー②◎5〇9ー③◎9ー④◎7ー⑤◎4〇11=8通り
結果①(△9)-②(・1)-③(〇1)-④(▲9)-⑤(・7)=「的中194票」払戻4,574,900円
「2-4-3-4-8」人気で決着、最初から外し更に全滅無念、有馬だけはと気合いが懸かるも「最終の美」飾れず残念。

*6冠馬「ゴールドシップ」引退式
 豪快な捲り圧勝、そしていつもハラハラの失速馬、その(Mマックイーン譲りの)芦毛ゴールドシップが、有馬記念が行われた中山競馬場の本馬場で引退式が行われた。彼の功績を讃えて、競馬が終了したスタンドに、多くのファンが名残を惜しんで、送別したが、関係者の皆が苦楽を共に、育て甲斐があったと、涙を流すシーンがとても印象深いものになった。この豪傑に騎乗した内田博幸、横山典弘、岩田康誠の各騎手も同席して送別に加わり、その苦労話も言葉に成らず、感涙ばかりでした。
  一度も馬体故障で休養したことがなく強靭な馬体、有馬記念に3歳から4連続参戦はこの馬位です。
▽シップのプロフィール
 2009年3月6日生まれ、芦毛牡6歳、北海道日高町(出口牧場)、父Sゴールド、母ポイントフラッグ(母の父Mマックイーン)、調教師須貝尚介、馬主小林英一HD
 生涯戦績:27戦13勝(2着3、3着2、着外9)、G1勝利6勝(天皇賞・春、宝塚記念2回、有馬記念、菊花賞、皐月賞)、収得賞金約14億円・・。
 初めて海外遠征、ロンシャンでの凱旋門賞挑戦も最後方からの追込み戦法では不発、各国メデアは「本当に勝ちに来たの?」と揶揄されても(いつもの)戦法変えずで・・、その前哨戦の「札幌記念」で3歳牝馬ハープスターに(大きな斤量差で)競り負けしたのが痛恨の屈辱、今回の最終ラン有馬記念は(昨年のジェンティルドンナのように格好良く勝利を挙げられず)8着で「有終の美」を飾れず無念なり。
(3歳暮れの有馬記念で、豪快な追込で古馬陣営を蹴散らし快勝した絶頂期ゴールドシップの雄姿)