3/31/2013

オルフェーヴル(池添謙)が初戦で順調な仕上がり

 産経大阪杯に今期初出走した期待の最強馬オルフェーヴル(池添謙、池江寿厩舎)が期待に応えて圧巻の勝利を無事挙げて、次走の天皇賞・春に向けた順調な仕上がりを見せ、大観衆のスタンドが大いに沸いた一日でした。

中山11R:トウケイヘイロー(松岡正)逃げ切る殊勲、マッジューレ(蛯名)出遅れで届かず2着
 スタートで期待のダイワマッジョーレ蛯名正が痛恨の出遅れし、最後方からの競馬になって直ぐに脚を使って中団まで上がるもこれが(直線で影響大ありの)暗雲漂う展開に(早くもここで)我がガッカリの予感、ファイアー津村、トウケイ松岡、ドナウ福永祐が先行し、直線を向いて一気にトウケイ松岡が抜け出し、軽快に逃げ込むところに、ダイワの2騎が懸命に追い上げ、マッジョーレ蛯名正がトウケイ松岡に猛追して「クビ差」まで迫るも(出遅れが祟って)届かずの2着は当然の結果でした。
(トウケイヘイロー松岡の逃げ切り殊勲の1着、ダイワマッジューレ蛯名正2着)
幾ら末脚発揮する馬でも、4角大外回しでの捲り差しはコースロス莫大、到底届かな~い)

「WIN5ー⑤」中山11R ダービー卿CT(GⅢ、4歳以上OP、芝1,600m)結果、発走15:45
1着・(13)トウケイヘイロー(松岡正、清水久、Gヘイロー、先行、1600下1着)5番人気(35.1)
2着◎( 5)ダイワマジョーレ(蛯名正、矢作、Dメジャー、差し、前走GⅢ2着)1番人気(34.2)
3着▲(10)ダイワファルコン(北村宏、上原、Gポケット、先行、前走GⅡ2着)2番人気(34.8)

6着△1(15)リルダヴァル  (柴田善、池江寿、Aタキオン、差し、前OP4着)8番人気
9着注( 7)ホーカーテンペスト(横山典、藤沢和、Hウイング、追込、1600下1着)4番人気
10着〇( 3)ドナウブルー (福永祐、石坂、Dインパクト、差し、前走GⅢ10着)3番人気
12着△2( 9)リアルインパクト(和田竜、堀宣行、Dインパクト、差し、GⅡ8着)7番人気
タイム1:32.6 単勝920円、馬単4,290円、3連単16,390円
予想評定 C評価(50点):1着馬軽視は減点も◎2着確保で馬券対象馬なら50点、そして肝心の〇が10着失速しては完敗なのです。

阪神11R:オルフェーヴル(池添謙)が圧巻の勝利、ショウナン浜中俊が猛追の2着
 内枠のコパノ国分恭が大逃げして引き離す展開、断然人気のオルフェーヴル池添謙は中団よりも少し後方待機し、3角手前から仕掛け先団外で4角を回って直線、先ずダーク戸崎圭が先頭に、そしてトウカイ柴山がこれを外から交わしたが、直ぐにエーシンフラッシュと期待のオルフェーヴル池添謙が馬体を併せて一緒に伸び、エーシンに競り勝ち、待望の先頭に立って1着確定と思って、GOAL前で腰を上げて、写真のように追うのを止めてはいけませんね。

 後方から外を突いて一気に最速の「上がり32秒9」で鋭く末脚を伸ばしたショウナンマイティ(浜中俊)が、GOAL前でエーシンを交わし更に先頭に「1/2馬身」と迫ってGOALしたが、後で池添謙騎手はJRAから「最後までシッカリ追え!」とキッと(必ず)お叱りがあるものと思うレースでした。
 そして期待して印を打った全馬が1~6着まで独占入線して呉れたのは感激もヴェルシーナ内田博が6着では期待外れ無念でした。
 (4角で早くも先団4番手に取り付き、追い上げるオルフェーヴル)

人気に応えて快勝しホッとする池添謙騎手」
 いやも~断然の人気馬ですから、今期ショッパナのレースなので、結果を求められますから、(位置取りは?)スタートで出てから考え、ポンと出て、馬の後ろに付け我慢して、後ろにハマ(浜中俊)が居たので自分から(早めに)仕掛けないと、休み明けで馬がテンション高く、今日はこっちに帰ってから調子は良く、返し馬で改善できた。皆さんが求めるものが出来てホッとした。(この馬が凱旋門賞挑戦で果たして乗れる確勝がないがフランス・ロンシャンに修行に行く事を決めた)この馬のために行くので我慢です。

「WIN5ー④」阪神11R 産経大阪杯(GⅡ、4歳以上OP、芝2,000m)結果、発走15:35
1着◎( 5)オルフェーヴル(池添謙、池江寿、Sゴールド、差し、GⅠ2着)1番人気(33.0)
2着△1( 3)ショウナンマイティ(浜中俊、梅田、Mカフェ、差し、GⅡ3着)2番人気(32.9)
3着▲( 7)エイシンフラッシュ(デムーロ、藤原英、Kベスト、差、GⅠ4着)5番人気(33.5)

4着注( 6)トウカイパラダイス(柴山、田所、Gアリュール、先行、前走GⅢ3着)6番人気
5着△2( 4)ダークシャドウ (戸崎圭、堀宣行、Dインザダーク、差、GⅠ6着)3番人気
6着〇(14)ヴィルシーナ (内田博、友道、Dインパクト、先行、前走GⅠ2着)4番人気
タイム1:59.0 単勝120円、馬単420円、3連単1,670円
予想評定 C評価(65点):◎1着も〇6着は大減点、でも▲があわや2着の目は価値がある。

中山10R:コパノリッキー(福永祐)が先行して押し切る
 サトノ藤岡佑、ワイルド松岡が先行、我が期待のコパノリッキー福永祐は、中団からの競馬し4角では先団外を回って直線、3番手から先団を優に交わして先頭に立ってそのまま力強く押し切って1着した。2番手にはロード和田竜、逃げ粘り込みを見せたタイセイ秋山ほかの4騎が仲良く並んで入線でした。
WIN5ー③」中山10R 伏竜S(3歳OP、ダート1,800m)結果、発走15:10
着◎(14)コパノリッキー (福永祐、村山、Gアリュール、先行、前走OP3着)1番人気
2着▲(15)ロードクルセイダー(和田竜、浅見、フジキセキ、差し、前走OP5着)7番人気
3着・( 9)サトノプリンシバル(藤岡佑、矢作、Bデニ、差し、前走500下1着)4番人気

5着△1( 5)マイネルクロップ(柴田大、飯田、クロフネ、差し、前走GⅡ8着)3番人気
6着〇(12)ソロル    (北村宏、中竹、Sクリスエス、差し、前走OP2着)2番人気
14着△2(13)アップトゥデイト(石橋脩、佐々木、クロフネ、差し、OP10着)12番人気
タイム1:53.6 単勝280円、馬単4,060円、3連単24,750円

阪神10R:ローガン(浜中俊)が見事な追込み決め1着
 人気のエールブリーズ(川田将)が肝心のスタートで出遅れして最後方からの競馬になっては場内騒然、大外プレイズ(デムーロ)、そしてカシノ菱田らが先行し直線を向いたが、先団を纏めて差し切ったのが、最後方から大外を突いて一気に末脚を伸ばしたローガンサファイア(浜中俊)が鮮やかに差し切って我が期待に応え1着、出遅れて後方から追い込んだエール川田将が辛くも2着、3番手先行したアット内田博が粘って3着を確保した。
「WIN5ー②」阪神10R マーガレットS(3歳OP、芝1,400m)展望、発走15:00
1着◎(12)ローガンサファイア(浜中俊、佐々木、Dメジャー、差、500下1着)2番人気(34.0)
2着▲(13)エールブリーズ(川田将、鮫島、フジキセキ、差し、前走GⅢ3着)1番人気(34.4)
3着注( 4)アットウィル  (内田博、領家、Aムーン、追込、前走GⅢ6着)4番人気(34.9)

4着〇( 3)ワキノブレイブ  (四位洋、清水久、Mラヴ、先行、前GⅢ6着)8番人気
8着△2(10)ノーブルコロネット(池添謙、松永幹、Dインパクト、差、GⅡ4着)3番人気
12着△1( 8)マイネルエテルネル(バルジュー、西園、タマユズ、逃、GⅠ16着)7番人気
タイム1:21.2 単勝530円、馬単2,100円、3連単12,700円

中山9R:大外ラファウェイ(丸山)が逃げ切る殊勲、ノーザン(和田)復活の追い上げ届かず2着
 大外枠のラファウェイ(丸山元)が好スタートを切って終始先頭で走り抜き、直線も軽快に逃げ粘り込み、4番手から内ラチを突いて猛追した期待のノーザンリバー(和田竜)が馬体を併せるまで復活の追い上げで迫ったが「クビ差」届かず、先行馬に押し切られ惜敗無念の一戦になった。
 ここで(いつもの通り)早くも「WIN5」挑戦は失速、9番人気に巧く逃げ切られ「哀れ藻屑」と化しては無念なりです。
「WIN5ー①」中山9R 春風S(4歳以上1,600万下、ダート1,200m)結果、発走14:35
1着・(16)ラファウェイ (丸山元、鮫島、Tシャトル、逃げ、前走1600下8着)9番人気(36.7)
2着◎( 1)ノーザンリバー(和田竜、浅見、Aタキオン、差し、前走1600下6着)1番人気(36.0)
3着▲( 5)トーセンナスクラ(福永祐、古賀史、Bタイム、差し、前1600下7着)2番人気(36.8)

5着△2( 2)クランチタイム(津村、木原、Cトワイニング、逃げ、前1000下1着)10番人気
10着〇( 6)ワンダースピリット(藤岡佑、小崎、Bハーバー、差し、1600下10着)7番人気
12着△1(13)キクノフレヴァン(村田一、北出、スキャン、差し、前1600下7着)16番人気
タイム1:10.9 単勝1,700円、馬単9,540円、3連単55,940円

「WIN5」挑戦の道:前半戦荒れずに乗り切れれば後半は固く収まりそうだ!
予想①◎1〇6-②◎12〇3▲13-③◎14〇12-④◎5-⑤◎5〇3=24通り
結果①(・16)-②◎12-③◎14-④◎5-⑤(・13)=「的中1,037票」払戻635,910円
 ◎1着3か所的中も、最初と最後の2発も(僅差で届かずの)外しては完敗なのです。

記録フラッシュ」:松岡正海騎手が通算600勝達成!
 新鋭の松岡正海騎手(1984年7月生れ28歳)が、中山競馬第6R(3歳500万下)で2番人気「カフェリュウジン」に騎乗し見事後方からの追込決まって1着し、今期11勝と伸ばし、嬉しいJRA通算勝利600勝を達成した。通算6,846戦600勝(勝率8.8%)重賞24勝、極めて優秀な勝率を誇る若手のホープなのです。
 仲間が一応祝福しては呉れたが、笑顔と拍手、そして握手の後は、直ぐにライバルに戻りますから、余り盛り上がりに欠けますので、自分自身で祝杯の段取りするには、伏兵馬をメーン重賞を勝利することで「手酌酒」の祝杯を自ら挙げないと・・それが現実になっては、大したものですね。

ドバイワールドカップ:期待のジェンテルドンナ岩田康は惜敗2着無念

ドバイワールドカップデー(アラブ首長国連邦、ドバイ、メイダン競馬場)競走成績
UAEダービー:ケイアイレオーネ幸英明は終始後方から伸びず10着
 ケイアイレオーネ幸英明はスタートでチョイ出負け、終始最後方からの競馬、直ぐに内ラチ沿いに進路を取って直線勝負に懸けたが、直線でスピードが上がっても追い付けず後方のまま「僅か2頭」を抑えるだけの10着無念の結果に終わった。
 優勝したのが、直線で外3番手から鋭く抜け出したラインズ(ムーア)が、そのまま押し切って嬉しい1着でGOALでした。
(GOAL前:快勝1着4番ラインズオブバトル(Rムーア)、2着3番ナウスバン(リンチ))
(3角手前:最後方の内ラチで競馬するピンクの勝負服ケイアイレオーレ幸英明)
第4R:UAEダービー(GⅡ、3歳OP、AW1,900m、12頭立、1着賞金1億1,400万円)結果
1着( 4)ラインズオブバトル(アイルランド産:Rムーア騎手、オブライアン師)
2着( 3)ナウスバン    (アイルランド産:リンチ騎手、アーネン師)
10着(10)ケイアイレオーレ(日本:55kg、3歳OP、幸英明、西浦勝一師、Hハウス、7戦3勝)


ドバイゴールデンS:タイセイレジェンド(ムーア)は積極的な先行策も直線一気に失速12着
 スタートを巧く出て終始2番手で競馬、4角まで先団を維持して直線を向いたが、ここで一気にスピードが上がった途端、後方にズルズル後退していくタイセイレジェンドは12着、後方グループの馬達が纏まって一気に先団に上がって、中団待機の地元ドバイの1番人気「レイナルドザウィザー(マレン騎手)」が期待に応えて鋭く抜け出し、内から追い上げたバルモントを抑えて見事1着した。
 (直線入り口:内3番手に下がる(青勝負服)タイセイレジェント)
第6R:ドバイゴールデンS(GⅠ、3歳以上OP、AW1,200m、13頭立、1着1億1,400万円)結果
1着( 5)レイナルドザウィザー(UAE産:マレン騎手、シーマー師)タイム1:12.11
2着( 6)バルモントマスト(アイルランド産:ムルタ騎手、ライナム師)
12着( 9)タイセイレジェンド(日本:57kg、6歳牡、Rムーア、矢作芳一師、Kカメ、24戦6勝)

ドバイシーマクラシック:断然人気も惜しい2着ジェンティルドンナ(岩田康誠)
 (コース前に改装されたパドックから本馬場に入る各馬)
 (GOAL前の激走、1着青帽子セントニコラス、2着外赤帽子ジェンティルドンナ岩田康騎手)
 (残り50m:2番手ジェンティルドンナ)
(直線入り口:抜け出すセントニコライスアビー、外2番手にジェンティルドンナ岩田康誠)
(3角手前:外3番手にジェンティル岩田康、中団内ラチにトレイル武豊)

 スタートを決めたトレイル武豊とジェンティル(岩田康)が先行し、直ぐトレイルを外から交わして3番手外に付けた期待のジェンティルドンナが(昨年の2着馬)セントニコライルアビーの外でゆったり余裕で3・4角を回って直線、2番手から一気に先頭を奪ったセントニコライスアビー(Jオブライエル騎手)が逃げ込みを図るところに、2番手に上がったジェンティルの追い出しでこの2頭の一騎打ちになったが、その差「1馬身」が中々縮まらないまま、力尽きた感じで外に馬体を併せることが出来ず苦しがり、先頭馬の真後ろに寄れ(3着馬には大きく引き離すも)、更に着差が広がる「2馬身」も突き放されては無念の2着でGOAL、世界NO:1の夢は今回逸した一戦でした。
 我が主敗因と思い付く内容では
 1.スローで外々と回る距離ロスの展開
 2.直線の末脚勝負で、先にスパート懸けたセントニコライに突き放された仕掛けタイミング
 3.久々の競馬で少し馬体が重かったのかも
 4.昨年も思ったが、レース前に派手な花火打ち上げ、大音響での「歓迎セレモニー」の影響
 5.ナイター競馬、暑い気象と環境、動物が一番嫌う「時差」など「アウェー」の遠征対戦・・など
 これらの全てを克服し「優勝」を勝ち取る試練が、如何に過酷なのかのがです。

 もう一方の期待馬トレイルブレイザー(武豊)は、一旦先団に居たが、ジェンティルに交わされた直後には、後方に下げて4角までは中団の内ラチ馬群の中にいたが、直線末脚が残って居なく、大きく失速して最下位11着に終わった。馬は調子が良く、出た也で先行しても良いと話していた武豊でしたが・・国際遠征豊富な人馬なのに誠に無念なり。
 (無念の岩田康誠騎手)
 悔しいです。残念です。ズ~とハミを噛んでいたから・・。特に大外で競馬した訳でもないし、直線交わせそうで伸びなかった。
(石坂調教師)惜しい競馬でした。久々の競馬で重かったのかも。次回は必ずここに戻って雪辱果たしたい。
勝利したオブラエル騎手
 昨年の雪辱果たせて嬉しいです。ペースはゆったりで(直線で日本馬が追い駆けて来たが)こちらもタフな馬ですから。
第8R:シーマクラシック(GⅠ、4歳以上OP、芝2,410m、11頭立、1着2億8,500万円)結果
1着・( 6)セントニコライスアビー(6歳牡、アイルランド産駒、Jオブライエル、Aオブライエン)
2着◎( 8)ジェンティルドンナ(54.5kg4歳牝、岩田康誠、石坂正師、Dインパクト、9戦7勝)
11着▲( 7)トレイルブレイザー(57kg、6歳牡、武 豊、池江泰寿師、Zロブロイ、20戦6勝)