1/12/2019

フェアリーS:後方待機フィリアプーラ(丸山)が直線一気の末脚で初重賞勝利

 連続3日開催の初日(土曜)は大荒れ展開、断然の期待馬が大きく失速、代わって何故か「1番」馬など、見事な追込み「4本」が決まる仰天の寒空には参りました。
(土曜)*中山11R フェアリーS:フィリアプーラの2番手がホウオウカトリーヌ
 サンタンデール(木幡巧)が先行し直線、外4番手から期待のアクアミラビリス(デムーロ)が、軽く突き抜け圧勝と期待したが末脚がイマイチで揉がいて伸びず残念、外から後方待機のフィリアプーラ(丸山)、中団のホウオウカトリーヌ(大野)、そして先行したグレイスアン(戸崎)の叩き合い、フィリアプーラが、ホウオウカトリーヌとの競り合いに「アタマ差」先着し、初重賞勝利した。
 本日、断然の本命馬に騎乗したMデムーロ、そしてCルメールの両騎手、郷里に帰省しノンビリし過ぎて「時差ボケ」、尽く精彩を欠き、大敗を繰り返しては残念、馬より騎手が「休養明けボケ」しては、大きな馬券が炸裂、新年3日目の開催からの参戦で(明らかに)気合不足の影響か、勝利なしになった土曜日、乗っているだけで圧勝出来る馬でも、大敗連発では「シッカリシロー!」と怒鳴り付けたいです。
「今期初重賞勝利した丸山元気騎手」:JRA通算重賞勝利5勝目
(後方からの競馬で・・)そうですね、スタートは(上手く)出たんですけど、リズム良くと捕えていたので、あの位置取りになりましたけどハイ!(直線は切れる馬で・・)前半で折り合った分、上手い走りを見せて呉れましたね。(初めての騎乗でこの馬の強みは・・)オンナ馬で未だ若いので、未だ精神状態は安定しないところがあるんですけど、競馬に行ったら乗り易いし、終い(末脚)は確実に使ってくれるので、いいと思います。(桜花賞のマイル戦では・・)また乗せて貰えるチャンスがあれば、この馬のいいところを引き出したいな~と思います。(初勝利が重賞勝利で・・)そうですね、一発目で勝てて良かったと思います。(今年の抱負を・・)去年以上の成績を、そしてまた大きいところを勝てるよう頑張ります。
*中山11R  フェアリーS(G3、3歳牝馬OP、芝1600m、1着3500万円):良馬場
着順.期待度(馬番)馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚秒)
1着△2(1)フィリアプーラ(牝3丸山、菊沢、Hジャー、中山未勝利1着)3人(34.5)
2着△1(8)ホウオウカトリーヌ(牝3大野、栗田、Mゴッホ、中山5下1着)4人(34.7)
3着*(13)グレイスアン(牝5戸崎、斉藤誠、Dブリランテ、東京新馬1着)5人(35.3)

タイム1:36.0 (4F47.7-3F35.3-2F23.1-1F11.6)
 単勝760円、馬連2,890円、馬単5,410円、3連複9,490円、3連単54,740円
予想評定D評価(20点):期待の本命馬が失速5着、伏兵馬が揃って先着では完敗です。
4着*(3)エフティイーリス(牝3蛯名、金成、Rシップ、東京未勝利1着)2人気
5着◎(11)アクアミラビリス(牝3デムーロ、吉村、Vピサ、東京新馬1着)1人(35.2)
10着〇(2)アゴベイ  (牝3北村宏、尾関、Hクライ、中京5下2着)6人気
11着△3(9)プリミエラムール(牝3武藤、田島、ダンカーク、東京未勝利1着)13人
(出走16頭):3連単=1着(11)-2着(2.8)-3着(2.8.1.9)=6点
*コーナー通過順位
2角:(*5,9,13)(4,7)(10,11,16)(6,8)(3,15)(1,2)-12,14
3角:5(9,13)(4,7,11)(6,8,10,16)(1,3,15)2,12,14
4角:(*5,9)(4,13)(7,11)(6,8,10)(2,1,16,3,15)12,14

(土曜)*中山10R  初春S:伏兵モアニケアラ(横山典)が圧巻の末脚でゴボウ抜き快勝
 大外枠スマートレイチェル(酒井)が先行し直線、先団で競馬のスピールアスール(戸崎圭)が馬群の中から際どく先頭に立つも、後方待機した伏兵馬モアニケアラ(横山典)が、外から鋭い末脚で一気に馬群を纏めて交わし去り「1/2馬身」突き抜ける快勝でした。
 2・3番手争いが過激「アタマ、クビ、アタマ差」でドッと雪崩れ込んだが、我が期待の本命イーグルバローズ(ルメール)は、今日はダッシュが付かず、初めて先行できず後方からの競馬で、最後の直線の勝負も末脚はイマイチで、掲示板にも乗らない着順とは・・6着無念なり。
*中山10R  初春S(4歳以上1600万下HD  ダ1200m、1着1820万円):良馬場
1着*(6)モアニケアラ(牝7横山典、松永幹、Mカフェ、中山16下9着)11人気(35.9)
2着〇(4)スピールアスール(牝5戸崎圭、武藤、Kキセキ、中山16下2着)2人(36.9)
3着*(9)タガノヴィッター(牡6デムーロ、牧浦.Kキセキ.中山16下6着)5人(36.5)

タイム1:10.9 単勝11,580円、馬連34,840円、馬単120,160円、3連複82,880円、3連単1,032,660円
4着▲(1)ルッジェーロ(牡4マーフィー、鹿戸、Kキセキ、中山16下4着)4人気
5着*(8)ライジングリーズン(牝5大野、奥村、Bタイド、中山16下5着)7人気
6着◎(11)イーグルバローズ(牡5ルメール、堀.Hヒューズ.中京10下1着)1人(36.3)
8着△2(13)ビービーサレンダー(牡6田辺、久保田、パイロ、中山16下3着)6人気
9着△1(16)スマートレイチェル(牝5酒井、西園、Kカメ、中山16下2着)3人気
(出走16頭):3連単=1着(11)-2着(4.1)-3着(4.1.16.13)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:(*16,7,14)(4,1,5)9(3,12)(8,15)(6,10,11,13)2
4角:(*16,14)(4,7)1,5(3,9)8(6,12)(11,15)(2,13)-10

(土曜)*京都11R  羅生門S:イシュトヴァーン(浜中)が期待に応え最先着も相手が薄目決着
 大外枠のサヴィ(藤岡佑)が好スタートを決めるも、控えては外々を回る羽目になっては痛い展開、代わってレイダー(岩田)が先頭を切って軽快に先導、直線でもアワヤの逃げ切りに思えたが、内ラチから3番手競馬した期待の本命イシュトヴァーン(浜中)が、直線で徐々に追い上げ、GOAL寸前で外から「クビ差」差し切り期待に応えて勝利した。
 3番手が、内から末脚を伸ばした伏兵馬クライシス(藤岡康)が、中団から届いては中穴決着で外れ残念でした。
 対抗馬に期待していたビックリシタナモー(松若)は、最後方から直線勝負も、意外と末脚伸ばせず7着無念なり。
*京都11R  羅生門S(4歳以上1600万下、ダ1400m、1着1820万円):良馬場
1着◎(1)イシュトヴァーン(牡4浜中、石坂、Rシップ、阪神10下1着)1人気(36.5)
2着△3(2)レイダー(牡5岩田、堀宣、Gアリュール、東京16下7着)4人気(36.8)
3着*(7)クライシス(牡6藤岡康、鮫島、Nユニヴァ、中山16下10着)7人気(36.3)

タイム1:23.8 単勝220円、馬連840円、馬単1,240円、3連複7,990円、3連単19,900円
4着△2(3)メイショウコゴミ(牝4武豊、飯田、クロフネ、阪神10下1着)3人気
5着△1(13)サヴィ (牡5藤岡佑、中内田、Sセンス、京都10下1着)2人気
7着〇(11)ビックリシタナモー(牡5松若、音無.Tボウル.中山16下11着)5人(35.9)
(出走13頭):3連単=1着(1)-2着(11.13)-3着(11.13.3.2)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:2,3(1,4)(6,13)(7,5)10-12(9,8)11
4角:2-(1,3)(6,4,13)(7,5)10(9,12,8)11

(土曜)*京都10R  北大路特別:シャンティローザ(北村友)が中団から差し脚が届く
 大外枠のサヤカチャン(高倉陵)が先行し直線、中団待機のシャンティローザ(北村友)、レオコックブルー(川須)、そしてアンネリース(丹内)が、外から追い上げ、シャンティローザが「クビ差」差し脚が、レオコックブルーに届いて勝利した。
 この勝利で、松永幹夫厩舎は、中山10Rに続き東西で、圧巻の2連勝になった。
 我が期待のラテュロス(秋山真)は、先団で競馬するも、アンネリースにも「ハナ差」競り負け4着では無念なり。
*京都10R  北大路特別(4歳以上1000万下牝馬、芝1800m、1着1500万円):良馬場
1着〇(1)シャンティローザ(牝5北村友.松永幹.Dシャンティ.京都10下3着)5人(35.2)
2着*(8)レオコックブルー(牝4川須、牧田、Bバド、阪神G2-14着)9人気(35.6)
3着*(3)アンネリース (牝5丹内、尾関、Vピサ、中京5下1着)7人気(35.2)

タイム1:48.0 単勝1,150円、馬連21,480円、馬単38,080円、3連複57,310円、3連単405,690円
4着◎(2)ラテュロス(牝4秋山、高野、Dインパクト、京都G1-5着)1人気(35.8)
5着△2(6)レッドランディーニ(牝4武豊、石坂、Dインパクト、阪神10下6着)3人気
6着△1(10)アーデルワイゼ(牝4福永、池添学、Eフラッシュ、中京10下3着)2人気
7着▲(4)ハイヒール (牝4和田、清水、Tホマレボシ、阪神10下3着)6人気
(出走13頭):3連単=1着(2)-2着(1.4)-3着(1.4.10.6)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:(*13,12)(2,8)-(1,10)4(3,6)11,7(5,9)
4角:13(12,8)2,10(1,4)(3,6)11,7(5,9)

*記録フラッシュディープインパクト産駒が史上最速「JRA通算1,800勝」達成!
 中山第9Rで(3)ミッキーポジション(横山典弘騎手)が1着となり、ディープインパクト産駒のJRA通算勝利数が「1,800勝」となった。これは、JRA史上2頭目の記録となります。また、産駒初出走の日から数えて「8年6ヶ月24日」での1,800勝達成は、サンデーサイレンス産駒の「9年8ヶ月26日」を上回る史上最速での達成となる。(写真:ダービー参戦時の雄姿Dインパクトと武豊騎手)