4/08/2018

桜花賞:アーモンドアイ(ルメール)が脅威の末脚で第一冠

[WIN5-5]*阪神11R 桜花賞:アーモンドアイが断然のラッキーライラック撃破
 Cルメール騎手が歓喜の余り「トリプルクラウン(3冠)考えられるね」と、さり気なく素質を高評価のリップサービス炸裂! 
最内枠のラッキーライラック(石橋)が、好スタートを切って一旦は「ハナ」に立つも、コーディエライト(和田)、ツヅミモン(秋山)が、先団で競馬を主張したため、押さえて3番手の内ラチに下げての我慢の競馬で淡々と4角を回って、直線で逃げ込むコーディエライトの外から、競り懸けるも、渋とく抵抗されて中々交わせず、残り200のハロン棒で、ようやく先頭を奪い、そのままの勢いでは、とても危うしの脚色に見えたがその予感が早くも的中か・・、それに比べて、中団まで一気に上がって来たアーモンドアイの素晴らしい脚色、最後方に近い、縦長の16番手待機から、直線を最後方から外に出して猛追、その威力だけが、際立って、息を飲む展開、流石(シンザン記念覇者)アーモンドアイ(ルメール)の脚が鋭く、先団が止まって仕舞ったように見え、見事な末脚「33秒2」で、その威力、全く寄れない真っすぐな走りでゴボウ抜き、内のラッキーライラックに「並ぶ間もなく」綺麗に差し切る迫力には呆然、唯々口を開けて見ているだけのスピード感、この混戦舞台を大きく「1馬身3/4」も、突き放す圧勝劇で戴冠、嬉しい第ー冠をアパパネの記録を塗り替える「桜花賞レコードタイム」で飾った。
 2010年4月、国枝厩舎のアパパネ(蛯名騎手)が、桜花賞で記録した「1:33.3」を9年振りに「0秒2更新」なのです。それも同じ国枝厩舎の馬で達成した。
(4角回り直線:最後方から大外回るアーモンドアイ、先頭に並ぶラッキーライラック)

 無敗で桜花賞制覇を大いに期待していたラッキーライラック(石橋)、アーモンドアイの鋭い末脚に「1秒3」も競り負ける事態では、あの位置取りから、軽く差し込まれる屈辱で、今日は完敗「止む無し」になります。
 3着には、直線で中団から馬群を割って抜け出したリリーノーブル(川田)が、2番手馬に「1/2馬身」遅れて届いた。
「今期初G1制覇のCルメール騎手」:JRA通算G1勝利15勝目(通算重賞勝利57勝目)
(とても強かった・・)ハイ、信じられないネ、一番後ろで直線で凄い脚(3F33秒2)を使った。僕も馬で凄い行きっぷりだった。(余り味わったことがない直線で・・)直線では自分で走りました。(私は)真っすぐだけを(気を付けた)ハハハ。でも素晴らしかったです。(インでライラックが居たが並ぶ間もなく・・)そうね、余り(内の馬は)見ていない、僕は一番後ろからだったから、前の馬だけ見ていた。だから直線でバランスが良かった。瞬発力が凄く良かった。(久し振りの騎乗でしたが成長を感じたか・・)大人になったね、パワーアップした。この間も重い馬場で、凄かったね、ラスト50mは反応が素晴らしかった。今日はラッキーライラックが1番人気だった。けど未だ一杯(勝てる)自信があった。距離だけ心配した。スタートの後は、未だスピードがなかった、一番大切なのは、ラスト50mだからネ、素晴らしかった。(オークスに向けて・・)絶対、長い距離で行ける、オークスでも勝てると思いますね。だからトリプルクラウンを考えられますね。(次も期待して・・)ゴッツァンです。
*阪神11R 桜花賞(G1、3歳牝馬OP、芝1600m、1着1億0500万円):良馬場
着順(馬番)期待、馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、脚質、前走(馬場.格.着順)
1着(13)△1アーモンドアイ(牝3ルメール、国枝.Rカナロア.京都G3-1着)2人(33.2)
2着(1)◎ラッキーライラック(牝3石橋、松永幹.オルフェV.阪神G2-1着)1人(34.5)
3着(9)〇リリーノーブル(牝3川田、藤岡、Rシップ、阪神G2-3着)3人気(34.3)
4着(7)・トーセンブレス(牝3柴田善、加藤征.Dインパクト.中山G3-2着)8人(34.2)
5着(17)▲マウレア  (牝3武豊、手塚、Dインパクト、阪神G2-2着)4人気(34.4)

タイム1:33.1「レコード」(4F46.5-3F34.4-2F22.9-1F11.6)
 単勝390円、馬連480円、馬単990円、3連複830円、3連単3,780円
予想評定 C評価(70点):脅威の末脚アーモンドアイ戴冠、期待の本命が2着で完敗。
6着(3)△3リバティハイツ(牝3北村友、高野、Kカメハメハ、阪神G2-1着)10人気
7着(5)・レッドサクヤ (牝3松山、藤原、Dインパクト、京都OP1着)12人気
8着(6)・スカーレットカラー(牝3岩田、高橋亮、Vピサ、阪神G2-3着)15人気
9着(18)・ツヅミモン (牝3秋山、藤岡健、Sリターン、東京G3-12着)16人気
10着(15)△2プリモシーン (牝3戸崎、木村、Dインパクト、中山G3-1着)6人気

11着(4)*アンコールプリュ(牝3藤岡康、友道、Dインパクト、阪神G2-2着)9人気
12着(16)△4フィニフティ (牝3福永、藤原、Dインパクト、東京G3-2着)5人気
13着(12)・デルニエオール(牝3池添、池江、Sゴールド、阪神G2-3着)13人気
14着(8)注ハーレムライン(牝3大野、田中清、Mカフェ、中山OP1着)11人気
15着(14)*レッドレグナント(牝3デムーロ、大竹、Rカナロア、中山OP2着)7人気
16着(11)・コーディエライト(牝3和田、佐々木、Dメジャー、阪神G2-15着)17人気
17着(10)・アンヴァル(牝3藤岡佑、藤岡健、Rカナロア、阪神G2-4着)14人気
取消(2)*アマルフィコースト(牝3浜中、牧田、Dメジャー、阪神G2-落馬)
(出走15頭):3連単=1着(1)-2着(9.17)-3着(9.17.13.15.3)=8点:外れ
*コーナー通過順位
3角:11,18(1,10)5(3,8,9)14(4,6)17,7,16(15,13)12
4角:(*11,18)(1,10,5)(3,8,9)(4,6,14,17)(15,7,16)13,12

[WIN5-4]*中山11R 春雷S:ペイシャフェリシタ(三浦)の差し脚が届く
 2番手先行のセカンドテーブル(水口)が、直線で抜け出し、その勢いで押し切る展開も、先団で競馬したペイシャフェリシタ(三浦)、そして期待の本命ディバインコード(北村宏)が、鋭く追い上げ、GOAL寸前で逃げ込むセカンドテーブルを、ペイシャフェリシタが、際どく「アタマ差」差し脚が届いて、嬉しいOP戦初勝利が出来た。
*中山11R 春雷S(4歳以上OPハンデ、芝1200m、1着2300万円):良馬場
1着〇(4)ペイシャフェリシタ(牝5三浦、高木、Hクライ、阪神G3-5着)1人気(33.6)
2着*(16)セカンドテーブル(牡6水口、崎山、Tニング、京都G37着)6人気(34.4)
3着◎(9)ディバインコード(牡4北村宏、栗田、Mゴッホ、阪神G3-8着)2人気(33.7)

タイム1:07.4 単勝410円、馬連3,050円、馬単5,010円、3連複4,550円、3連単26,050円
4着△3(2)アレスバローズ(牡6津村、角田、Dインパクト、京都G3-11着)5人気
5着△1(15)レジーナフォルテ(牝4杉浦、佐藤、アルデバラン2、中山16下1着)7人気
7着▲(3)ビップライブリー(牡5太宰、清水、Dメジャー、中山G3-5着)4人気
10着△2(5)スマートカルロス(牡6田中勝、浅見、Kキセキ、京都OP5着)12人気
11着△4(11)アドマイヤゴッド(牡6蛯名、須貝、Hクライ、中山OP4着)9人気
(出走16頭):3連単=1着(9)-2着(4.3)-3着(4.3.15.5.2.11)=10点:外れ
*コーナー通過順位
3角:10,16-12(4,15)(6,9)(3,11)-(1,2)(7,8)(5,13)14
4角:(*10,16)-12(4,15)(3,6,9)11,2(1,8)(5,7,13)14

[WIN5-3]*福島11R 米沢特別:ローレルリーベ(嘉藤)が先行抜け出し快勝
 逃げるヒルノサルバドール(横山武)が、直線でも逃げ粘り込みしたが、中団から追い上げたルーレットクイーン(吉田隼)が競り勝ち、更に5番手から追い上げたローレルリーベ(嘉藤)が、先団を纏めて交わし去り、「1馬身1/4」突き放し嬉しい先着を果たして3勝目を挙げた。
 我が期待の本命カネノイロ(丸山)は、中団から一旦は4角で2番手まで上がったが、ここでバッタリの脚が止まっては9番手で入線、残念な期待外れでした。
*福島11R 米沢特別(4歳以上1000万下ハンデ、ダ1700m、1着1500万円):良馬場
1着*(4)ローレルリーベ(牡4嘉藤、奥平雅、カネヒキリ、中山10下6着)5人(38.3)
2着*(8)ルーレットクイーン(牝5吉田隼.武井.Dジャーニー.中京10下9着)9人(38.5)
3着△1(9)ヒルノサルバドール(牡5横山武、昆貢.Sゴールド.小倉5下1着)2人(39.0)

タイム1:45.7 単勝780円、馬連6,960円、馬単13,010円、3連複14,010円、3連単100,760円
4着*(14)ビスカリア(牝6丸山、山内、Vミリアン、中京10下5着)6人気
5着*(13)レッドウィズダム(牡5柴山、角居、Kカメハメハ、小倉5下1着)1番人気
6着〇(5)コティニャック(牡6勝浦、南田、Hクライ、中京10下6着)3人気
9着◎(15)カネノイロ  (牡5丸山、佐藤吉、パイロ、中京10下8着)4人気(40.4)
10着△3(1)ボーントゥレイン(牡5木幡巧、田村、Eメーカー、中山5下1着)12人気
15着△2(2)シトロプシス (牝5藤田菜、畠山、Gポケット、中山10下7着)11人気
(出走15頭):3連複=(15)-(5)-(9.2.1)=3点:外れ
*コーナー通過順位
1角:(*9,12)3(4,11)15(6,7)13-8-5(2,10)-(1,14)
2角:9,12,3,4,11(6,7)15,13,8=5,2,10-14,1
3角:9(15,13)(12,4,8)3(6,7,11)5-2-(14,10)1
4角:9(15,13,8)4-(12,5)11(3,6,7)14(1,2)10

[WIN5-2]*阪神10R 大阪―ハンブルクC:ヤマカツグレースが内ラチの利で競り勝つ
 この距離でも皆が後方待機で末脚勝負、それなら残る有利性は、選んだコース獲りになります。
 大外枠のエルフィンコープ(荻野極)が先行する2番手からスノーエンジェル(田中健)が、直線で抜け出すも、後方待機のヤマカツグレース(池添)が、最内ラチ沿いに進路を決め、ここから一気に追い上げ、巧く先頭に躍り出てそのまま押し切り嬉しい勝利した。
 最後方から末脚発揮したクリアザトラック(Mデムーロ)が、2番手に上がるも、後方待機のレインボーフラッグ(川田)が、馬群を割って猛追して交わし、内の先頭ヤマカツグレースに馬体を併せるまで迫ったが「クビ差」届かず、無念の2着はチョイ残念でした。
 我が期待のクィーンズベスト(武豊)は、この馬も後方過ぎる位置取りでは、同じ末脚では、突き抜けが出来ずで4着まででした。
*阪神10R 大阪―ハンブルクC(4歳上1600下ハンデ、芝1400m、1着1820万円):良馬場
1着△3(4)ヤマカツグレース(牝4池添、池添兼、Hジャー、阪神16下4着)9人(34.5)
2着〇(6)レインボーフラッグ(牡5川田、小崎.Gポケット.東京16下2着)4人(34.7)
3着▲(3)クリアザトラック(牡4デムーロ.角居.Dインパ.中山16下6着)2人(34.4)

タイム1:21.1 単勝2,610円、馬連8,070円、馬単18,820円、3連複13,280円、3連単139,570円
4着◎(2)クィーンズベスト(牝5武豊.大久保.Wフォース、阪神10下1着)1人気(34.7)
5着*(8)スノーエンジェル(牝6田中健、浅見、Sボード、小倉10下1着)11人気
7着△2(7)エスティタート(牝5横山典、松永幹、Dジャーニー、京都G3-3着)3人気
8着重注(5)キャプテンペリー(せん5大野、岩戸、クロフネ、東京16下9着)8人気
10着△4(10)モアナ    (牝4戸崎、高橋文、Kキセキ、中山10下1着)6人気
15着△1(14)ティソーナ(せん5Cルメール、藤沢和、Dメジャー、中山168着)5人気
(出走18頭):3連単=1着(2)-2着(6.3)-3着(6.3.14.7.4.10)=10点
*コーナー通過順位
3角:(*18,16)8(1,17)(10,11)(7,13)12(6,14)4,2(5,15)9,3
4角:18(8,16,17)11(1,10,13)(7,12,6,14)(4,2,15)5(9,3)

[WIN5-1]*中山10R 隅田川特別:ベストリゾート(北村宏)が先行抜け出し押し切る
 スパーブデイ(武士沢)が先行し、中団から先団3番手まで上がったベストリゾート(北村宏)が、直線で抜け出し、後方から追い上げて来たエメラルスター(津村)、そしてエアシーラン(酒井)の進撃を「3/4馬身」封じて押し切り、嬉しい3勝目を挙げた。
*中山10R 隅田川特別(4歳以上1000下ハンデ、芝1600m、1着1500万円):良馬場
1着△1(8)ベストリゾート(牡4北村宏、木村、Hジャー、中山10下5着)3人気 (34.7)
2着◎(1)エメラルスター(牡4津村、相沢、Tシャトル、阪神10下3着)1人気 (34.4)
3着*(9)エアシーラン(牡6酒井、小崎、デュランダル、阪神10下9着)9人気(34.5)

タイム1:35.0 単勝390円、馬連480円、馬単1,060円、3連複3,340円、3連単14,080円
4着〇(7)スカルバン  (牡4三浦、武井、Tシャトル、東京10下8着)2人気
5着*(3)レッドアフレイム(牡6内田、久保田、Dインパクト、中京10下11着)5人気
10着△2(2)ストーミング(牡7長岡、柄崎、Sホーム、中山10下14着)10人気
(出走10頭):3連単=1着(1)-2着(7.8)-3着(7.8.2)=4点:外れ
*コーナー通過順位
2角:4,10(3,7,8,9)(1,6)-5,2
3角:4,10(3,8)7(1,9)6(2,5)
4角:4(10,8)3,7(1,9)-(6,5)2

[WINー5] *挑戦の道:桜花賞だけは固い決着も、最初の方で外しては無念。
予想①◎1〇7-②◎2〇6-③◎15〇5-④◎9〇4-⑤◎1=16通り
結果①(△8)-②(△4)-③(*4)-④〇4-⑤(△13)=「的中103票」払戻4,614,100円
「3-9-5-1-2」人気で決着、いつも福島が鬼門で、大敗の完敗になります。

*記録フラッシュ:
▽西浦勝一調教師がJRA通算400勝達成!
 福島第9Rで(16)スパイチャクラ(丸山元気騎手)が第1着となり、西浦勝一調教師(栗東)は、現役43人目のJRA通算400勝を達成した。
 コメント:400勝まであと1勝となってからが長かったです。オーナーも早く勝たせたいと言ってくれて色々と協力をしてくれていたので、ようやく区切りの勝利を挙げられてホッとしています。これからも次の1勝を目指して頑張って行きますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
▽武豊騎手がJRA通算21,000回騎乗達成!
 阪神第11R(桜花賞)で(17)マウレアに騎乗した武豊騎手(栗東)は、中央競馬史上初の「JRA通算21,000回騎乗」を達成した。
 コメント:これほど沢山の騎乗が出来のは幸せなことです。(3,972勝利もその陰で)17,000回負けているので打たれ強くなりました。もっともっと乗って行きたいと思います。
▽丸山元気騎手がJRA通算400勝達成!
 福島第9Rで(16)スパイチャクラに騎乗し第1着となった丸山元気騎手(美浦)は、現役40人目のJRA通算400勝を達成した。
 コメント:ゴールするまで必死に追いました。西浦調教師と同時に400勝を達成することが出来て良かったです。今年で10年目になりましたが、今年は、順調に勝てているので、この流れを大事にして行きたいです。福島競馬場では、多く勝たせて頂いて相性がいいと感じていますが、またGⅠレースでも騎乗出来るように、これからも一生懸命頑張って行きます。
*藤田菜七子騎手奮闘記:福島競馬で今期5勝目を挙げる!
 福島競馬に参戦の藤田菜七子騎手が、第5R(3歳牝馬未勝利戦、芝2000m、5番人気)マルーンエンブレム(小島茂之厩舎)に騎乗し、大胆にも縦長展開の後方待機し、直線末脚勝負で、見事に先団を纏めて差し切り快勝でした。
 小倉競馬2月24日に勝利以来の43日振りの勝利で、嬉しい今期5勝目になる。