3/12/2016

中日新聞杯:サトノノブレス(川田)が直線一気の末脚で重賞3勝目

 直線の競り合いが大激戦の中、先団6番手から直線で、鋭い差し脚で、纏めて交わしたハンデ頭58kgも(ナンノソノ)、断然人気のサトノノブレス(川田将)が、追い上げる後続馬を「1/2馬身」振り切って競り勝ち、これで川田将雅騎手は、今期重賞4勝目、通算重賞勝利が47勝目を飾った。
 川田騎手コメント:「前が止まらない馬場だったので前めの位置でレースを進めました。直線でもしっかり動いて、58kgでもよく頑張ってくれました。」
 2着以降が「クビ、クビ、ハナ差」の激戦を、辛くも先行粘り込んだファントムライト(戸崎圭)、そしてノブレスの直後に付けた(目黒記念2着馬も今期不調が続いていた)伏兵13番人気レコンダイト(武豊)が猛追して来て馬券に絡んでは大穴決着になります。
 我が期待の本命ブライトエンブレム(Cルメール)は、中団のまま直線勝負に(僅か3馬身遅れ)競り負け10着で期待外れ残念なり。
土曜*中京11R 中日新聞杯(G3、4歳以上OP、ハンデ、芝2000m、1着4100万円)結果:良馬場
1着△2(5)サトノノブレス 牡6(川田将、池江、Dインパクト、先、京都G2日経新3着)1番人気(34.4)
2着△1(15)ファントムライト牡7(戸崎圭、藤原、Oハウス、差し、東京OP-2着) 9番人気(34.7)
3着*(13)レコンダイト  牡6(武豊、音無、Hクライ、差、東京G2-10着)13番人気(末脚3F34秒3)
4着注(16)ヤマニンボワラクテせん5(藤懸貴、松永幹、Kカメ、先、中山G2-5着)5番人気 (35.0)
5着〇(4)バウンスシャッセ 牝5(田辺裕、藤沢和、Zロブロイ、差、中京G3愛知1着)6番人気(35.0)

タイム2:01.3(4F46.9-3F34.9-2F23.2-1F12.0)
 単勝560円、馬連4,140円、馬単7,910円、3連複52,450円、3連単251,670円
予想評定 D評価(20点):我が期待の◎が先着と同じ末脚では中団のまま前に迫れず完敗。
6着*(18)クルーガー   牡4(福永祐、高野、Kカメハメハ、先、中山1600下1着)2番人気
7着*(3)メドウラーク  牡5(Dバルジュー、橋田、Tギムレット、差、小倉G3-14着)12番人気
8着▲(11)ケツァルテナンゴ 牡4(Aシュタルケ、笹田、Cテナンゴ、先、東京OP1着)8番人気
9着△3(14)ヒストリカル  牡7(田中勝、音無、Dインパクト、差、京都G2京都記念4着)4番人気
10着◎(8)ブライトエンブレム牡4(ルメール、小島茂、Nユニヴァース、先、中山G3-6着)3番人気(34.5)
18着注(10)アルバートドック牡4(松若風、須貝、Dインパクト、差、小倉G3小倉大賞典1着)7番人気
(出走18頭)

*中山11R アネモネS:抽選枠突破(やはり素質馬)チェッキーノ(柴山)が快勝し桜花賞キップゲット
 我が期待の素質馬(コディーノの妹)チェッキーノ(柴山雄、藤沢和厩舎)は、後方から徐々に中団まで上がって直線、内から外に出して、ジワジワと先団に迫り、粘り込むアッラサルーテ(石橋脩)などを纏めて交わし、余裕のある差し脚で、GOAL前で一瞬で「1馬身1/4」突き放す二の足、激戦の後続馬を尻目に期待に応え快勝でした。
  2着には、スタートでは外後方でしたアッラサルーテ(石橋)が向正面で一気に先団まで上がって直線は先頭で回り、GOALまで際どく逃げ粘り込んだが、チェッキーノに差されるも、4番手先行のペプチドサプル(古川)に追い上げられたが、辛くも「アタマ差」凌いで2着を確保、1勝馬の身でも晴れて「桜花賞の優先権」を確保出来て、参戦が叶う(とても大きな)「アタマ差」の粘り込みになった。

今期重賞初勝利の柴山雄一騎手」:JRA通算重賞勝利12勝目
(桜花賞キップですが・・)本当に嬉しいです。(直線の手応えは・・)直線でも手応えは良かったです。後は(最後まで)凌げるかでした。
(道中の折り合いとか性格は・・)最初の2角ではチョット(ハミを)噛んで居たのですけど、後はリラックスして走って呉れて良かったです。
(並んでから余裕があるように見えたが・・)ハイ、本当に余裕はありましたね。馬が良くなっていたので、その良さが出たと思います。このまま順調に行ってくれたら、まだ良くなる馬なので楽しみです。
土曜*中山11R アネモネS(3歳牝馬OP、芝1600m、1着賞金1900万円)結果:良馬場
1着◎(11)チェッキーノ 牝3(柴山雄、藤沢和、Kカメハメハ、差、中山未勝利1着)3番人気 (35.2)
2着*(16)アッラサルーテ牝3(石橋脩、手塚貴、Dメジャー、先、京都500下4着)14番人気 (35.8)
(桜花賞TR:2着まで優先出走権)
3着〇(10)ペプチドサプル牝3(古川吉、木原、Mカフェ、差、京都OP4着)2番人気 (35.5)
4着△3(12)エクラミレネール牝3(内田博、高橋裕、Mゴッホ、先行、東京G3-7着)6番人気 (35.7)
5着△1(14)リボンフラワー 牝3(三浦皇、池江、Dインパクト、先、阪神500下3着)4番人気 (35.2)

タイム1:35.5(4F47.7-3F35.6-2F23.8-1F12.3)
 単勝650円、馬連36,190円、馬単61,900円、3連複60,640円、3連単479,610円
予想評定 C評価(60点):我が期待の◎〇が1着と際どい着差3着善戦も、2着馬は無印無念なり。
6着▲(1)メイショウタチマチ牝3(柴田大、河内、Sウィーク、差、東京500下2着)1番人気
7着*(15)オウケンビリーヴ 牝3(大野拓、安田、クロフネ、先、名古屋未勝利1着)11番人気
8着*(6)ワンスインナムーン牝3(丸山元、斎藤、Aムーン、先、東京500下2着)7番人気
9着△2(3)メイショウバーズ 牝3(藤岡佑、本田、Tギムレット、逃、京都500下1着)5番人気
10着*(4)コウセイオリーヴ 牝3(木幡広、中野、Mサンデー、先、中山500下12着)16番人気
(出走16頭)

*中山10R サンシャインS:Dインパクトの伏兵馬インナーアージ(津村明)が直線で抜け出し勝利
 ジュンスパーヒカル(藤岡佑)、そしてマイネルオーラム(柴田大)が大きく引き離し先行、その3番手で競馬した伏兵インナーアージ(津村明)が、2周目の最後の4角で先団で回り、そのまま後続馬を「3/4馬身」振り切って1着GOALした。
 2・3番手の競り合いは、内にツクバアズマオー(吉田豊)、そしてプロレタリアト(杉浦)が追い上げ、僅かに「クビ差」で外プロレタリアトが差し切り上がった。
 我が期待のワールドレーヴ(松岡正)は終始、縦長展開の最後方待機で、馬場2周目の4角でも最後方から直線一気だけの競馬でも、末脚不発では、到底前には迫れず、「迎春S]のような鋭い末脚を期待したが、大失速で期待外れ残念でした。
土曜*中山10R サンシャインS(4歳以上1600下、ハンデ、芝2500m、1着1820万円)結果:良馬場
1着*(12)インナーアージ牝6(津村明、国枝、Dインパクト、差、東京1600下8着)9番気(35.8)
2着△1(7)プロレタリアト牝5(杉浦誠、小島茂、Hクライ、差、中山1000下1着)4番人気(35.4)
3着▲(5)ツクバアズマオー牡5(吉田豊、尾形、Sゴールド、先、東京1600下5着)1番人気(35.6)

タイム2:34.2 単勝3,620円、馬連14,620円、馬単33,860円、3連複13,910円、3連単154,680円
4着〇(1)ペンタトニック  牡5(石橋脩、大久保、Gポケット、差、阪神1600下5着)3番人気
5着△2(8)ケイアイチョウサン牡6(丸山元、和田雄、Sゴールド、追、東京1600下2着)8番人気
7着◎(2)ワールドレーヴ  牡6(松岡正、二ノ宮、Fライト、追、東京1600下3着)5番人気(35.5) 
9着△3(11)アカノジュウハチ 牡5(岩田康、尾関、Zロブロイ、先、東京1600下4着)7番人気
(出走12頭)

*阪神11R 仁川S:アポロケンタッキー(小牧太)が先行抜け出し快勝、
 クリノヒマラヤオー、フォローハートが4角まで、先行するもここまで、ここで敢え無く大きく失速、代わって5番手から人気のアポロケンタッキー(小牧太)が優に抜け出し快勝、我が期待の本命ドコフクカゼ(Mデムーロ)は、最後方待機から3角で僅かに前に上がるも、後方過ぎる位置では前に届かず「2馬身1/2」も突き放される屈辱、今日もMデムーロ騎手の感が悪く届かずの一線でした。
3着にも後方から10番人気の伏兵馬アメリカンウィナー(松山)では、1・2着固くも3連単などは穴万馬券になりました。
 土曜*阪神11R 仁川S(4歳以上OP、芝2000m、1着賞金2200万円)結果:良馬場
1着〇(5)アポロケンタッキー牡4(小牧太、山内、Rフール、差、東京1600下1着)1番人気(36.2)
2着◎(1)ドコフクカゼ   牡6(Mデムーロ、友道、Wラッシュ、差、阪神OP4着)2番人気(36.3)
3着*(9)アメリカンウィナー牡7(松山弘、戸田、バーナーディニ、差、中山OP7着)10番人気(36.2)

タイム2:04.3 単勝220円、馬連240円、馬単480円、3連複4,410円、3連単13,840円
4着▲(10)マイネルバウンス 牡7(丹内祐、伊藤、Gアリュール、差、佐賀G3-5着)7番人気
5着注(3)キングノヨアケ 牡4(小崎綾、相沢、カネヒキリ、逃、中山OP11着)5番人気
8着△3(12)トウシンイーグルせん8(菱田裕、山内、Hクライ、差、京都OP9着)6番人気
10着△1(4)ミヤジタイガ  牡6(和田竜、岩元、Nユニヴァース、先、京都OP11着)3番人気
11着△2(11)フォローハート 牝5(岩崎翼、河内、Sペガサス、先、京都OP7着)4番人気
(出走12頭)

*阪神10R 山陽特別:断然人気のヴェルステルキング(Mデムーロ)が後方から鋭く抜け出し快勝
 ニホンピロアンバー、ウインスプラッシュの2騎が先行する最後方待機の我が本命コートシャルマン(四位)と、断然人気のヴェルステルキング(Mデムーロ)が、直線で外に出して、一気に抜け出しヴェルステルキングが「1馬身1/2」押し切って1着GOALでした。
 我が期待の本命コートシャルマンは、最後方からでは、その差が中々詰まらず遅れた2着では無念も、可なりの伏兵馬で穴馬券決着、3着にも伏兵ナインテイルズ(松田大)が絡んでは、3連単は万馬券になります。
土曜*阪神10R 山陽特別(4歳以上1000下、芝1400m、1着賞金1500万円)結果:良馬場
1着〇(5)ヴェルステルキング牡4(デムーロ、友道、Sバクシンオ、差、京都1000下5着)1番人気 (35.0)
2着◎(4)コートシャルマン 牝4(四位洋、松永幹、Hクライ、先、札幌1000下10着)5番人気(34.9) 
3着*(6)ナインテイルズ 牡5(松田大、中村均、Rグリン、先行、小倉1000下5着)8番人気(35.4)

タイム1:21.4 単勝190円、馬連1,210円、馬単1,500円、3連複8,000円、3連単23,430円
4着*(11)ウイングパラダイス牝5(和田竜、目野、Mサムソン、差し、小倉1000下12着)7番人気
5着▲(1)スマートプラネット牝4(酒井学、和田、Fブラヴ、先、東京1000下3着)3番人気
8着△2(12)ネオヴィクトリア牝6(秋山真、平田、Dインパクト、先、京都1000下4着)4番人気
9着△1(7)コウエイタケル 牡5(田中健、山内、Sゴールド、先、小倉1000下4着)2番人気
(出走12頭)

*阪神8R 阪神スプリングJ:サナシオン(西谷)が本命期待に応え逃げ切り圧勝
 本命に期待した先行馬サナシオン(西谷)が、好枠からスタートを決め、早々と軽快に大きく先行、一時は2番手のアップトゥデイト(白浜)を10馬身以上も離して一人旅、馬場を2周し最後の4角で僅かに差を詰めた1番人気芦毛アップトゥデイトでしたが、サナシオンが直線の最後「置き障害」を慎重に飛越、最後まで勢いは衰えず、期待した通り、2番手芦毛馬を「5馬身」も突き放し障害重賞4連勝の目を粉砕、逃げ切り快勝でした。
 8馬身も離れた3番手争いは、最後方からの競馬オースミムーン(高田潤)と、3番手先行のヴィーヴァギブソン(平沢、5番人気)の競り合いは、ヴィーヴァギブソンが、先行粘り込みし競り勝って、チョイと穴目の「3連単59.6倍」とは・・実に美味しい馬券でした。
 前走「中山大障害」では、サナシオンが、最後の障害に躓き急速に失速「3着」競り負けした教訓を糧に、今日の斤量比較は俄然有利で、裸馬同然のサナシオンの大逃げ展開に、とても着いて行けず、流石の(乗替)白浜雄騎手アップトゥデイトは、タジタジ離れた2着完敗でした。
土曜*阪神8R阪神スプリングJ(J・G2、障害4歳以上OP、芝3900m、1着4100万円)結果:良馬場
1着◎(1)サナシオン   牡7(61西谷誠、松永幹、Sクリスエス、逃、中山G1-3着)2番人気 (1F13.5)
2着〇(4)アップトゥデイト牡6(62白浜雄、佐々木、クロフネ、先、中山G1-1着)1番人気 (1F13.5)
3着△2(2)ヴィーヴァギブソンせん9(60平沢健、作田、Wマズル、先、東京OP3着)5番人気(1F13.6)

タイム4:22.5 単勝250円、馬連220円、馬単470円、3連複2,080円、3連単5,960円
予想評定 A評価(95点):期待通り◎〇△で決着、◎が大逃げ快勝、でも3着がチョイ薄めは減点。
4着△1(13)オースミムーン 牡7(61高田潤、松下、Aムーン、先、東京OP1着)3番人気
5着*(9)マイネルフェスタ牡6(植野貴、中村、Sクリスエス、差、京都おp6着)6番人気
12着△3(5)カシマシンセイ 牡7(60五十嵐、奥村、アッミラーレ、先、中京OP3着)11番人気
(出走13頭)

*記録フラッシュ:柴田善臣騎手がJRA通算勝利2,200勝など、土曜競馬で数々の記録更新!
▽柴田善臣騎手がJRA通算2,200勝達成!
 中山第3Rで(10)ワイルドゲームに騎乗し第1着となった柴田善臣騎手(美浦)は、史上5人目・現役4人目のJRA通算2,200勝を達成しました。
コメント:年齢も年齢ですが、今年は注目されている若手もいますので、自分も負けないように長く乗りたいと思います。ここまで勝てたのも皆様の声援のお陰だと思っています。関係者の方々にも感謝しています。精進して頑張って行きますので、応援よろしくお願いします。

▽C.ルメール騎手がJRA通算400勝達成!
 中京第10Rで(7)アストラエンブレムに騎乗し第1着となったC.ルメール騎手(栗東)は、現役35人目のJRA通算400勝を達成しました。
外国人騎手のJRA通算400勝達成は、2015年7月25日に達成したM.デムーロ騎手(2,666戦目)に次いで史上2人目となります。
コメント:13年前にJRAで初勝利を挙げたのも、本日400勝を達成出来たのも中京競馬場でした。とても嬉しいです。今年はいい馬にも乗せていただいて素晴らしいです。いつも応援ありがとうございます。毎レース頑張ります!

▽サクラバクシンオー産駒がJRA通算1,400勝達成!
 阪神第10Rで(5)ヴェルステルキング(M.デムーロ騎手)が1着となり、サクラバクシンオー産駒のJRA通算勝利数が1,400勝となりました。これは、1位:Sサイレンス(2749勝)、2位:ノーザンテースト(1757勝)、3位:ブライアンタイムス(1695勝)、そして4位:フジキセキ(1507勝)に続く、JRA史上5頭目の記録となります。

▽ディープインパクト産駒が父Sサイレンスの記録超え(Dインパクト産駒が6週連続(8連続)重賞勝利)
 2/7東京新聞杯(スマートレイアー)、同日きさらぎ賞(サトノダイヤモンド)、2/14共同通信杯(ディーマジェスティ)、2/21小倉大賞典(アルバートドック)、2/28阪急杯(ミッキーアイル)、3/5チューリップ賞(シンハライト)、3/6報知杯弥生賞(マカヒキ)に続く、今週中京「G3中日新聞杯」をサトノノブレスで勝利し、驚異の6週連続(8連続)重賞勝利達成で、父サンデーサイレンスが持つ記録を超えて、史上初の記録更新になった。