6/29/2014

阪神:断然人気ゴールドシップ(横山典)が史上初宝塚記念2連覇達成!

我が期待のジェンティルドンナ(川田将)は末脚なく失速9着
(GOAL前:1着快勝ゴールドシップ(横山典)、2着カレンミロテック、3着ヴィルシーナ)
(4角:5番手で回る芦毛馬体ゴールドシップ、直後の外に付いて回ったジェンティルドンナ)

 良馬場発表も「やや重」のように、蹴上げる後方に芝が大きく跳ね飛ぶほど緩い馬場だ。スタートを決めたヴィルシーナ(福永祐)が先行、大外のフェイムゲーム(北村宏)、そしてカレンミロテック(池添謙)が先団で競馬、出が悪かったゴールドシップ(横山典)が最後方からでしたが、GOAL板では徐々に先団4番手まで上がり、その直後の内にジェンティルドンナ(川田将)、更に直後にメイショウマンボ(武幸)が付いて行く展開で直線、逃げ込むヴィルシーナ(福永祐)、3番手からカレンミロテック(池添謙)が交わして先頭に立ったが、中団から芦毛の馬体ゴールドシップ(横山典)が、同じ位置に付いて来たジェンティルドンナ(川田将)を、一瞬で突き放し(直線だけで1秒も)置き去り、最速上がりタイム(35秒2)で追い上げて、先団を纏めて交わし「3馬身」も突き放して感涙の1着GOAL、歓喜に沸く多くのファンが待つスタンドに、笑顔で(今期2度目になる)愛用のステッキを投げ入れるファンサービスして凱旋、この「宝塚記念」を昨年度に続く連続1着の史上初連覇の偉業を達成した。

  勝利したゴールドシップは、阪神コース、この少し湿って重い馬場が、他の馬よりは断然の得意のようで、祖父Sサイレンスよりは、母方の父メジロマックイーンを彷彿する肌色と力強さ、そして根性が、この力走になったと感じる。勝つときは、いつも突き放しての圧勝劇になる。
 更に今秋遠征し凱旋門賞の勝利に弾みを付けた一戦でした。(横山典弘騎手で挑戦だ)

 そして方や、我が期待の本命ジェンティルドンナの惨敗は意外、ドバイ遠征の疲れが未だ回復していないのか、シップに4角で一気に突き放されたことを見れば、6冠の実力馬が、決してそのような馬では無く、昨年よりもこの強行軍で体調不良か、馬場の精か、騎手との相性が悪かったのか、いろいろ注文が付くようでは良くないし、今後ゆっくり夏を休養し、秋競馬で復活走を見せて下さい。

「快心の勝利に破格の笑顔、今期ダービーに続きGⅠ-2勝目の横山典弘騎手」:JRA通算GⅠ*23勝(重賞150勝)
 ゴールドシップがチャント(しっかり、問題なく)走って呉れました。スタートは余り速くない馬なので、大外だったし良い枠に入ったなと(思った)。いいレースを進められた。最後まで(馬に)お願いして乗りました。頑張って下さいと・・、その通りでした。道(コース)は結構悪かったので、乗っている感じでは、伸びた結果ではなかったが、馬の方はケロッとしていました。(ファン投票1位の感じは・・)結構ありました。ちょっと賢い馬なので、どういう風になるのかは、馬は力があるのは分かっていたが、(騎乗)依頼を受けた時は嬉しかったのですが、その日の気分で大分変わるのではないかと見えたので、今はホッとしています。しっかり走って呉れたので・・。(宝塚記念の史上初連覇になりますが・・)素晴らしいことです。昔勝ったメジロライアンのときのように嬉しいです。皆さんの気持ちが(馬に)伝わったようで、真面目にしっかりと走ってくれました。(私は)乗っかっているだけでした。皆さんの応援が有ったからこその勝利で、ありがとう。また応援よろしくお願いします。
期待に応えてホッと胸を撫で下ろした須貝尚介調教師」
 凄く典(のり:典弘騎手)と馬がコミユニケーションを取れた結果だと思う。今年はファン投票1位だったので、それで皆の期待に応えなければと思い、典とシップがお互いの呼吸を合わせて呉れたなと思う。(勝てて)ホッとしました。応援ありがとうございました。

「WIN5ー⑤」阪神11R 宝塚記念(GⅠ、3歳以上OP、芝2,200m)結果:良馬場
1着▲(11)ゴールドシップ (横山典、須貝尚、Sゴールド、差し、GⅠ-7着)1番人気(35.2)
2着*(5)カレンミロテック(池添謙、平田修、Hクライ、逃げ、前走GⅢ4着)9番人気(35.8)
3着*(3)ヴィルシーナ  (福永祐、友道康、Dインパクト、先行、GⅠ-1着)8番人気(36.3)
4着*(4)ヒットザターゲット(武豊、加藤敬、Kカメハメハ、差し、GⅠ-15着)12番人気(35.3)
5着△1(2)デニムアンドルビー(浜中俊、角居、Dインパクト、先行、GⅠ-7着)6番人気(35.9)
タイム2:13.9 (4F47.4-3F35.6-2F23.9-1F12.1)
 単勝270円、馬連8,990円、馬単10,210円、3連複57,870円、3連単251,440円
予想評定 D評価(10点):1着馬ゲットで10点だけ、相手馬の狙いも、◎〇も失速で完敗なり。

6着*(12)フェイムゲーム (北村宏、宗像義、Hクライ、差し、GⅠ-6着)7番人気
7着〇(7)ウインバリアシオン(岩田康、松永昌、Hクライ、差し、前走GⅠ-2着)2番人気
8着注(1)ホッコーブレイヴ (戸崎圭、松永康、Mサンデー、差し、GⅠ-3着)5番人気
9着◎(6)ジェンティルドンナ(川田将、石坂正、Dインパクト、先、UAEGⅠ-1着)3番人気(36.2)
10着*(8)トーセンジョーダン(内田博、池江寿、Gポケット、差し、GⅢ8着)11番人気
11着△2(10)メイショウマンボ(武幸四、飯田祐、Sマンボ、差し、前走GⅠ-2着)4番人気
12着*(9)ヴェルデグリーン (田辺裕、相沢郁、Gポケット、追込、GⅡ5着)10番人気


東京11R パラダイスS:鉄砲駆けミトラ(蛯名)一気に抜け出す、コウヨウアレス(柴田善)2着
 直線の末脚勝負も、2番手で先行したコウヨウアレス(柴田善)が懸命に粘り込むところに、4番手からマイネルディアベル(柴田大)との1・2着争いに見えたが、中団から(17か月振りの長期休養明け)ミトラ(蛯名正)が直線一気に末脚を伸ばして突き抜け、正しく鉄砲駆け快勝でした。
「WIN5ー④」東京11R パラダイスS(3歳以上OP、芝1,400m)結果:やや重馬場
1着・(5)ミトラ   (蛯名正、萩原清、Sクリスエス、先行、GⅢ14着)1番人気(34.6)
2着◎(8)コウヨウアレス(柴田善、古賀慎、Mカフェ、逃げ、1600下1着)5番人気(35.4)
3着▲(12)マイネルディアベル(柴田大、大和田、Nディライト、先、GⅠ-16着)2番人気(35.6)

4着△2(9)テイエムオオタカ(嘉藤貴、石栗龍、Wマズル、先行、前走OP16着)12番人気
8着〇(7)クッカーニャ (田中博、西園正、フジキセキ、先行、1600下1着)7番人気
11着△1(6)アルフレード  (大野拓、手塚貴、Sクリスエス、先行、GⅡ10着)6番人気
タイム1:22.5 単勝590円、馬連2,820円、馬単5,310円、3連単28,330円

函館11R 大沼S:ロイヤルクレスト(古川吉)先行抜け出し快勝、ヒラボク(藤田伸)届かず4着
 先行した3騎で決着した。3番手先行から3角で先頭を奪った積極策のロイヤルクレスト(古川吉)が直線もそのまま、他馬を引き離して悠々1着でGOAL、2着にも2番手からタイセイステング(田中勝)が、そして4番手からイッシンドウタイ(丸山元)が3着を確保の典型的な先行決着、我が期待のヒラボクマジック(藤田伸)が、最後方待機から追い上げるも、前に離され過ぎで4着がヤットの着順では残念です。
WIN5ー③」函館11R 大沼S(3歳以上OP、ダート1,700m)結果:良馬場
1着・(12)ロイヤルクレスト(古川吉、鈴木伸、Rインメイ、逃げ、OP12着)7番人気(37.0)
2着△2(11)タイセイステング(田中勝、新開幸、Gアリュール、先、OP12着)9番人気(37.1)
3着・(2)イッシンドウタイ(丸山元、伊藤圭、Sマンボ、差し、OP14着)11番人気(37.2)

4着◎(10)ヒラボクマジック(藤田伸、大竹正、Aデジタル、差し、1600下1着)5番人気
7着△1(6)フリートストリート(吉田隼、角居勝、ストリートセンス、先行、GⅢ6着)4番人気
8着▲(3)グランプリブラッド(松田大、矢作芳、Dインパクト、先行、GⅢ7着)2番人気
10着△3(13)ナリタシルクロード(菱田、崎山博、Sウィーク、先行、前走OP3着)8番人気
11着注(9)クリソライト   (三浦皇、音無秀、Gアリュール、先行、OP4着)1番人気
13着〇(4)ヒルノマドリード(四位洋、昆貢、Mカフェ、先行、前走GⅢ16着)3番人気
タイム1:44.0 単勝1,410円、馬連11,670円、馬単20,520円、3連単604,130円

阪神10R SスズカC:タガノグーフォ(戸崎圭)がスノードンに競り勝つ、ジェントルマン失速
 直線の末脚勝負、期待のジェントルマン(ウイリアムズ)は後方大外から追い上げるも脚色悪く全く伸びない万事休す、3番手先行し粘り込むエーシングングン(酒井)を、中団外からスノードン(北村友)が一番末脚が良く見え突き抜けるものと見えたが、内からタガノグーフォ(戸崎圭)が、末脚を伸ばし、競り落して僅かに「ハナ差」突き抜ける殊勲で1着した。
「WIN5ー②」阪神10R SスズカC(3歳以上1,600万下、ハンデ、芝2,000m)結果
1着△1(6)タガノグーフォ(戸崎圭、松田国、Nユニヴァース、差、1600下11着)7番人気(35.4)
2着〇(2)スノードン  (北村友、安田隆、Aムーン、差し、前走1600下3着)3番人気(35.4)
3着▲(1)エーシングングン(酒井学、田所秀、Gポケット、追込、1600下6着)2番人気(36.0)

5着注(5)アドマイヤケルソ (福永祐、橋田、Aドン、差し、前走1600下9着)6番人気
6着◎(8)ジェントルマン(ウイリアムズ、中尾、Sクリスエス、差し、1600下3着)1番人気(36.6)
7着△2(7)ローゼンケーニッヒ(小牧太、橋口弘、Sクリスエス、追込、1600下8着)4番人気
タイム2:02.1 単勝1,820円、馬連7,080円、馬単15,150円、3連単96,680円

東京10R 清里特別:アスコットシチー(江田照)逃げ切り快勝、ビッグリバティ競り負け3着
 アスコットシチー(江田照)が軽快に先行、そしてダンシングミッシー(嘉藤)、モリトビャクミ(吉田豊)が付いて行き直線、先行したアスコットシチーが脚色衰えず、大きく抜け出し長い直線押し切る勢いで、ダンシングミッシー(嘉藤)、ビッグリバティ(石橋)が追い上げるも届かず、逃げ馬に押し切られ無念の2・3着でした。
「WIN5ー①」東京10R 清里特別(3歳以上1,000万下、ダート1,400m)結果:重馬場
1着・(15)アスコットシチー(江田照、作田誠、Kホーム、差し、1000下13着)12番人気(35.6)
2着〇(8)ダンシングミッシー(嘉藤貴、田島俊、Sミニスター、差し、1000下5着)3番人気(35.2)
3着◎(4)ビッグリバティ  (石橋脩、大和田成、Sリバティ、先行、1000下3着)2番人気(34.8)

5着△1(5)モリトビャクミ  (吉田豊、水野貴、Sボード、差し、前走GⅡ14着)1番人気
6着△2(16)トップオブザヘヴン(蛯名正、本田優、Kカメハメハ、差し、1000下4着)8番人気
タイム1:22.6 単勝6,070円、馬連19,900円、馬単51,220円、3連単205,570円

「WIN5」挑戦の道:今週はGⅠ戦が3騎接戦で、手広く流すことになった。
 予想①◎4〇8-②◎8〇2-③◎10〇4-④◎8〇7-⑤◎6▲11=32通り
結果①(・15)-②(△6)-③(・12)-④(・5)-⑤▲11=「的中8票」払戻108,842,250円
「12-7-7-1-1」人気で決着、最初から外し万事休す、しかも3か所も無印で完敗です。

「記録フラッシュ」浜中俊騎手がJRA通算600勝達成!
 日曜の阪神6Rで「スペキュレイター(6番人気)」に騎乗した浜中俊騎手(88年12月生れ(26歳))が、見事1着入線し、JRA通算600勝を達成した。史上66人目(現役28人目)の達成になる。そして8Rでも勝利し、騎乗回数5,767回での「601勝」は、勝率10.4%にもなり、驚異の戦績なのだ。