6/23/2013

宝塚記念:ゴールドシップ内田博が圧勝、ジェンティルドンナ岩田康は3着

阪神11R:ゴールドシップ(内田博)が期待に応え復活圧勝、ジェントィル岩田康競り負け3着
 やはり思った通り、この(渋った)馬場では勝つのはゴールドシップ(内田博)が圧勝します。1番人気のジェンティルドンナ(岩田康)は、あの切れ脚が封じられて競り負け3着でした。

 馬場発表は「良」でも我が目には開催レースから見て、明らかに上がりタイムやゴコボコの重馬場の走りに見える。掘れて蹴り上げる泥が後方に大きな塊で飛ぶ展開は、これではジェンティルの鋭い末脚には不向き、カミソリのような切れる脚には堪える馬場、方やゴールドシップの鉈(なた)のような渋い馬力馬に向いた馬場で、その力の差は歴然なのです。加えていつも最後方から直線だけの末脚勝負が多い競馬では(馬場が渋って)届かずの競り負けになるのですが、今日は違った位置取り、ジェンテルドンナの外に直付の先行策では、直線勝負で競り負けする訳はありません、楽勝か圧勝かになります。この馬の馬力にはどの馬も相手ではありません。
 (直線の入り口で:シルポートを叩いて先頭で押し切るダノン川田将、3・4番手に期待の芦毛のシップ内田博がスパート懸ける、そして内ラチから外に出そうとするジェンティル岩田康と接触)
  
 スタートして直ぐにシルポート酒井が先頭に立って、そしてダノンバラード川田将が2番手、その外に断然の人気ジェンティルドンナ岩田康が3番手で先行、そこに外からナント、なんと、ゴールドシップ内田博がジェンティルの外4番手に馬体を併せての競馬でしたが、初めての位置取りで、渋い馬場を意識して確勝を期しての戦法「先行策ダー!」と、我が思いと一致、普通に走っても圧勝を予感した。

 向正面では早くもシルポートが20馬身以上も、大きく引き離して玉砕的な走法には波乱があるかも・・の期待十分でしたが、3角から動けばロングスパートになる展開、ここから懸命に内田博がシップに鞭を入れて追い出すも一向に動かないシップ(馬がよく競馬を知っているのか)、内のジェンティル岩田康は持ったままでは、ここでは明らかにジェンティルの先着体制に思えたが、感動の直線に向いて、シルポートを交わしてダノンバラード川田将が積極先行策で先頭に立った。

 その直後で回った、ジェンティルとゴールドシップの動きに注目も、今まで鞭を入れても一向に動かなかったゴールシップが、ここで内田博騎手のGOサインに応えて、馬が一気にヤル気を出して持ち前の脚を繰り出し、内ラチのジェンティルが悪い内コースを嫌って外に出そうと馬を外に向けるも、シップが一足先に仕掛け追い出したため、結果的にこれが壁になって、外への進路を封じられ(写真2参照)、JCで見せた直線でオルフェーヴルを外に弾き飛ばしたあの勢いは無く(写真3参照)、先ず競り落とされ無念、シップはグングン先頭のダノンをも、並ぶ間もなく突き放して待望の先頭に躍り出た。
(参考写真(JC直線で見せた勢い):逃げ込む内ビートブラック、外のオルフェーェルでしたが、強引に内ラチに割り込んで外に弾くジェンティルドンナ岩田康)

 あの歓喜の有馬記念のような圧勝劇の気配、グイグイ先頭で走り切って引き離す一方的な圧勝のGOALーIN、あとの楽しみは2・3着馬はどの馬か?になるのですが、ダノン、ジェンティルの順で追って来て、そこにフェノーメノ蛯名正が際どく迫ったが、脚色がみな同じでは、ジェンティルを交わせず4番手までが精一杯、後方グループの5番手にトーセンラー武豊が・・・の皆大人しく沈黙していては、あっけない一戦で決着した。
 
「期待に応え快勝した内田博幸騎手」:今期ヴィルシーナ(ヴィクトリアM)に続くGⅠ「2勝目」
 強いゴールドシップが帰って来ました。長距離でいい動き、調教でもいい動きをしていた。押していけばいいレースが出来る馬、前に行けるこの馬いくらでも(前に)行くので、強いメンバーが揃った中でも期待の方が大きかった。これからの活躍が楽しみです。馬は生き物で当日馬が走りたくない~ではいくら押しても走らない。今日は馬の方がヤル気満々でした。本来の力を出せば力は出し切れる。何回も言うが、馬は生き物、何があるかは分からないが、私は馬に騎乗しヤル気を出させるだけです。(今後の出走目標は)秋になれば先生や馬主さんと相談して、この馬に一番いいレースに出走することです。天皇賞・春で期待に応えられず惨敗して申し訳ない。ここでリベンジ出来ました。
無念3着ジェンティル岩田康騎手」:
 ハミを噛んで走って、少し重い馬場を気にして伸び切れず・・・・無念。

「WIN5ー⑤」阪神11R 宝塚記念(GⅠ、3歳以上OP、芝2,200m)結果
1着◎(10)ゴールドシップ 牡4(内田博、須貝、Sゴールド、追込、GⅠ5着)2番人気(35.2)
2着・( 4)ダノンバラード 牡5(川田将、池江寿、Dインパクト、差、GⅢ3着)5番人気(36.2)
3着〇(11)ジェンティルドンナ牝4(岩田、石坂、Dインパクト、差、海外2着)1番人気(35.9)
4着▲( 3)フェノーメノ  牡4(蛯名正、戸田博、Sゴールド、差、GⅠ1着)3番人気(35.8)
5着△( 6)トーセンラー  牡5(武豊、藤原英、Dインパクト、差、GⅠ2着)4番人気(35.8)

6着△( 8)ナカヤマナイト 牡5(柴田善、二ノ宮、Sゴールド、差、GⅠ12着)7番人気
7着・( 9)ローゼンケーニッヒ牡4(ウイリアムズ、橋口、クリスエス、差、1000下1着)8番人気
8着・( 7)スマートギア  牡8(松山弘、佐山、Mサンデー、差し、GⅢ5着) 10番人気
9着・( 2)・タニノエポレット牡6(浜中俊、村山、Dザダーク、差、1600下7着)11番人気
10着注( 5)シルポート   牡8(酒井学、西園、Wマズル、逃げ、GⅠ18着)6番人気
11着・( 1)ヒットザターゲット牡5(大野、加藤敬、Kカメ、差し、前GⅡ4着)9番人気
タイム2:13.2 (4F50.4-3F38.0-2F25.3-1F12.6)
単勝円290、馬連5,150円、馬単6,180円、3連複2,910円、3連単23,420円
予想評定 C評価(60点):頭が堅い時は相手は薄目予想は的中も、2着にダノンでしたネ。

東京11R:レッドスパーダ(北村宏)の先手抜け出し殊勲、ハナズゴール(吉原寛)が無念の2着
 先手を獲って逃げたサザン伊藤工、2番手にレッドスパーダ北村宏、そして我が期待のハナズゴール吉原とレオアクティブ横山典は最後方に待機しての競馬、直線を向いて一気にレッドスパーダ北村宏が大きく抜け出し単騎で逃げ込むところに、後方から外を突いて、期待のハナズゴール(吉原寛)、そしてレオアクティブ(横山典)が、鋭い末脚(33秒1~0)で追い上げるも先手で押し切られの届かず、3・2・1の逆さピラミッドの人気順、良くある展開の決着でした。
「WIN5ー④」東京11R パラダイスS(3歳以上OP、芝1,400m)結果
1着△1( 8)レッドスパーダ(北村宏、藤沢和、Tシャトル、先行、GⅡ12着)3番人気(34.0)
2着◎( 9)ハナズゴール (吉原寛、加藤和、Oマッテルゼ、差し、GⅠ6着)2番人気(33.1)
3着▲( 7)レオアクティブ(横山典、杉浦、Aムーン、追込、前走GⅡ4着) 1番人気(33.0)

5着△2( 3)ムクドリ   (田辺裕、加藤征、Mカフェ、差し、前走GⅢ13着)6番人気
除外〇(11)セイウンジャガーズ(石橋脩、杉浦、Fサンド、差し、前走GⅢ11着)
タイム1:20.1 単勝750円、馬単2,580円、3連単6,310円

函館11R:最後方からマカニビスティー(川島)が鋭く伸び1着、エアハリア(三浦)の先行2着
 アドバンス木幡、メダリア菱田が先行、期待のエアハリア三浦皇は3番手で競馬、直線では先行したエアハリア三浦とメダリア菱田が抜け出し叩き合いに、最後方で待機し、3角から先団に取り付いたマカニビスティー川島が直線で目の覚める末脚で直線伸びて見事に1着した。
「WIN5ー③」函館11R 大沼S(3歳以上OP、ハンデ、ダート1,700m)結果
1着・( 6)マカニビスティー(川島、矢作、Zロブロイ、前走OP9着)8番人気(36.4)
2着◎( 9)エアハリア (三浦皇、角居、Dキャット、先行、OP1着)1番人気(36.6)
3着・( 3)メダリアビート (菱田、岡田、Mオロ、前走GⅢ13着)12番人気(36.6)

5着▲( 4)ナリタシルクロード(松田大、崎山、Sウィーク、先行、前走OP1着)4番人気
6着△2(13)セイリオス   (四位洋、鹿戸、トワイニング、差し、前OP5着)5番人気
8着〇( 8)ツクバコガネオー(古川吉、尾形充、Kカメ、先行、前走OP10着) 3番人気
11着注( 5)トウショウカズン(大野拓、領家、クロフネ、先行、大井GⅢ5着)7番人気
12着△1(11)マスクトヒーロー(田中勝、新開、Hクライ、逃げ、1600下1着)2番人気
タイム1:44.3 単勝4,390円、馬単15,090円、3連単548,500円 

阪神10R:セイクリットセブン(川田)の先行抜け出し快勝、リベリタス(浜中)変身出来ず5着
 メイショウ岩田康、セイクリット川田将、トモロ熊沢、マイネ蛯名正が先行して、期待のリベルタス浜中俊は中団、オールアズ高倉陵は最後方からでは大いに不安、向正面からオールアズが動いて外を回って追い出して中団まで上がって大外で直線、2番手から一気に抜け出したセイクリッドセブン川田将がグイグイ先頭でこのままの体制で押し切り、後続馬は付いてこれず悠々と1着でGOALでは唖然、やはりここは私には鬼門でしたね。
 2番手にようやくスマートリバティー(ウイリアムズ)、そしてマイネジャンヌ(蛯名正)が追い上げるも後も祭りでした。
 我が期待の◎〇▲は仲良く大きく失速し無念、馬場が荒れては、先手を獲った馬にはタジタジ、追込み末脚派には無残な成績でした。
「WIN5ー②」阪神10R 尼崎S(3歳以上1,600万下、ハンデ、芝2,000m)結果
1着・( 4)セイクリットセブン(川田将、松田博、フジキセキ、差し、1600下12着)7番人気
2着・( 5)スマートリバティー(ウイリアムズ、宮徹、Sゴールド、差、1600下5着)4番人気
3着△2( 3)マイネジャンヌ  (蛯名正、清水久、Rインメイ、先行、前走8着) 5番人気

5着◎(11)リベリタス  (浜中俊、角居、Dインパクト、先行、前走1600下10着)3番人気
7着△1( 2)メイショウサミット(岩田康、高橋義、Sクリスエス、逃げ、前走2着)2番人気
9着▲( 7)アドマイヤフライト(福永祐、橋田、Mカフェ、先行、前走1600下14着)1番人気
13着〇( 9)オールアズワン(高倉陵、領家、Nユニヴァース、差し、前1600下5着)6番人気
タイム2:02.6 単勝2,600円、馬単22,150円、3連単142,120円

東京10R:オールドパサデナ(吉原寛)が差し切り1着、ナリタ(横山典)変身も惜敗2着
 公営金沢所属の吉原寛騎手が東京遠征で(障害除く)全Rに騎乗で大活躍、ここでも中団から差して1着し、本日ここまで2勝を挙げるなど大迫力でした。
 スタートで期待の対抗馬ヘアー吉田豊は煽って大きく出遅れして最後方からでは短距離戦の競馬に成らず追込馬でも早くも無念、テイクエイム大庭が大逃げして引っ張り、2番手にキクノ宮崎の展開、直線でキクノストーム宮崎が大きく抜け出し押し切る勢いに中団で待機した人気のナリタ横山典、そしてオールド吉原が同じ位置取りから猛追して来てGOALまで際どくキクノストームを差し切ってオールド吉原が1着、辛うじて交わしたナリタ横山典がキクノを交わし2着に上がって決着し、ここで早くも「WIN5」が全滅になっては無念です。
「WIN5ー①」東京10R清里特別(3歳以上1,000万下、ダート1,400m)結果
1着△2( 2)オールドパサデナ(吉原寛、久保田貴、Eマーカー、追、取消)3番人気(35.4)
2着◎(16)ナリタスーパーワン(横山典、松永昌、Wエンブレム、1600下6着)1番人(35.4)
3着・(12)キクノストーム (宮崎、吉田直、Sリバティ、先行、1600下12着)8番人気(36.0)

4着△1( 1)タールタン   (石橋脩、吉村圭、タピット、差し、前走1000下2着)5番人気
12着〇(11)ヘアーオブザドッグ(吉田豊、鈴木康、Gアリュール、追込、500下1着)7番人気
16着▲( 8)グレン      (松岡正、中川公、Sヴィグラス、逃げ、1000下1着)6番人気
タイム1:23.2 単勝540円、馬単2,030円、3連単28,950円

WIN5」挑戦の道:「WIN5ー②」が鬼門、宝塚は穴狙い◎ゴールドシップに注目
予想①◎16〇11-②◎11〇9▲7-③◎9-④◎9〇11-⑤◎10〇11=24通り
結果①(△2)-②(・4)-③(・6)-④(△8)-⑤◎10=「的中24票」払戻26,154,770円
 コンナことも起きるのですね、偶然でも恐ろしい確率、「WIN5」の目が「2ー4ー6ー8ー10」と何かフザケタ番号で並んでは愕然なり、結果は最初のRから外れ、そして不安の鬼門も予想とおり散々、最後の◎シップ1着だけではダメ、期待の本命◎が2着3回で惜しいが完敗です。