5/26/2019

東京優駿:ロジャーバローズ(浜中)が先行抜け出しで大殊勲のダービー制覇

[WIN5-5]*東京11R 東京優駿:断然人気サートゥルナーリア(レーン)は出遅れ4着残念
 最内枠のロジャーバローズ(浜中)が、大逃げしたリオンリオンの2番手先行から、抜け出し、ダービーレコードの高速決着、で初重賞勝利が、夢に見たG1戦の最高峰「日本ダービー」制覇の快挙、浜中俊騎手は、初ダービー制覇に「全くその実感が未だないが(馬は)少しは残っている感じがあった」と激走後の感想を述べた。この馬は既に「凱旋門賞」へ出走登録している。
 管理する「角居調教師」は、サートゥルナーリア、ロジャーバローズの2頭出しで、人気薄の方が、断然の人気馬に代わってのダービー制覇して、2007年「ウオッカ(牝馬)」で勝利して以来、12年振り2回目のダービー勝利になる。
 そしてオークスに続いての穴馬は、何故か「12番人気」の激走、今回は頭(1着馬)では買えない目でした。

 スタートで期待のサートゥルナーリア(レーン)は、前扉から潜って出る仕草をしては、痛恨の出遅れで、縦長展開の後方からの競馬、リオンリオン(横山武)が、可なりのハイペースで大逃げ、前半5Fが「57秒8」で引き離して直線、大きく離れた2番手で積極競馬した最内枠のロジャーバローズ(浜中、12番人気)が、直線半ばで、逃げ込むリオンリオンを外から交わし、待望の先頭に立ち突き進むところに、ようやく大きく離れた4角で、3番手までに上がったダノンキングリー(戸崎)が、先団に迫り、交わせる勢いがあったが、外に馬体を離して入線も、惜しくも「クビ差」届かず、戸崎騎手は、昨年エポカドーロで「1/2馬身差」でワグネリアン(福永)の2着に続き、又もやダービー2着の無念なりでした。
 「2馬身1/2」離れた3着争いも過激、サートゥルナーリア(レーン)が、3着は確保出来たかに一瞬は思えたが、内からヴェロックス(川田)が猛追、GOAL寸前で「1/2馬身」差し脚が勝り、離れた3番手に上がった。
 (直線残り200m:先頭が1バローズ、追い上げる2番手にキングリー、外からサートゥル)
今期初G1勝利の浜中俊騎手」:JRA通算G1勝利9勝目(JRA通算重賞勝利42勝目)
(遂にダービー遣りましたね・・)ビックリしてます。(GOALの瞬間は・・)本当に必死で・・、チョットは残っているのではと・・思っていたんですが、マ~チョット分からいな~と。(ゴール板に「1」が挙がりましたがその時は・・)本当に無になって、ナンだか(頭の中が)真っ白で、ビックリし過ぎて、ナンだか分からないのですが、その位、ビックリでした。(先行のリオンが57秒台で、その流れはどう・・)バローズはある程度、流れが速くなった方が良いと思っていたので、自分が思っていたよりは、いい展開だと思っていたので、後ろ(の馬が来るの)を待たずに、差されても「しょうがない」との気持ちで、直線で追い出しに行ったのですが・・。(直線での手応えは・・)坂の上では逃げている馬を交わして、もう一段、馬が辛抱して走ってくれて、本当に走り、走り尽くしてくれたなーと、思いはします。(改めてこの馬の強さ、そして今後の抱負は・・)本当に長く、持久力を生かすような競馬が得意だと思うが、それを生かす、そういうタフなところが、非常に一つの武器だと思うし、なにせダービー馬になりましたし、この先も期待し出来る、いい馬だと思います。(初めての勝利と関係者やファンの祝福には・・)多く方にお声を懸けてもらって、それでもナニか実感が沸かないとか、フワフワしているのが正直なところなのですが、でも「勝った」ということは、頭に実感はあるので、これからドンドン「余韻」に浸りたいなと思います。

*東京11R 東京優駿(G1、3歳OP、芝2400m、1着2億円):良馬場
着順、馬番、期待、馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚)
1着(1)*ロジャーバローズ(牡3浜中、角居、Dインパクト、京都G2-2着)12人気(35.1)
2着(7)〇ダノンキングリー(牡3戸崎、萩原、Dインパクト、中山G1-3着)3人気(34.5)
3着(13)▲ヴェロックス  (牡3川田、中内田、Jウェイ、中山G1-2着)2人気(34.3)
4着(6)◎サートゥルナーリア(牡3レーン、角居、Rカナロア、中山G1-1着)1人気(34.1)
5着(9)*ニシノデイジー  (牡3勝浦、高木、Hジャー、中山G1-17着)13人気 (34.3)

タイム2:22.6(ダービーレコード)「4F48.1-3F35.9-2F23.9-1F12.0」
 単勝9,310円、馬連11,200円、馬単47,090円、3連複12,050円、3連単199,060円(355人気)

予想評定 D評価(20点):期待の本命馬が失速では完敗です。
6着(10)注クラージュゲリエ(牡3三浦、池江、Kカメ、中山G1-5着)7人気
7着(14)△2ランフォザローゼス(牡3福永、藤沢和、Kカメ、東京G2-2着)5人気
8着(11)△3レッドジェニアル(牡3酒井、高橋忠、Kカメ、京都G2-1着)11人気
9着(16)*タガノディアマンテ(牡3田辺、鮫島、オルフェV、京都G2-5着)15人気
10着(8)*メイショウテンゲン(牡3武豊、池添兼、Dインパ、中山G1-15着)10人気

11着(5)*マイネルサーパス(牡3丹内、高木、Aアナザー、東京L-9着)18人気
12着(3)△4エメラルファイト(牡3石川、相沢、クロフネ、中山G2-S1着)14人気
13着(17)*ナイママ   (牡3柴田大、武藤、Dバラード、京都G2-4着)17人気
14着(2)*ヴィント    (牡3竹之下、千田、Mロッソ、京都5下1着)16人気
15着(15)△1リオンリオン  (牡3横山武、松永幹、Rシップ、東京G2-1着)6人気
16着(18)*シュヴァルツリーゼ(牡3石橋、堀宣、Hクライ、中山G1-12着)9人気
17着(4)*サトノルークス(牡3池添、池江、Dインパクト、中山G1-14着)8人気
18着(12)注アドマイヤジャスタ(牡3デムーロ、須貝、Jウェイ、中山G1-8着)4人気
(出走18頭):3連単=1着(6)-2着(7.13)-3着(7.13.15.14.11.3)=10点
*コーナー通過順位
1角:15-1,4,3(7,10)13(5,14,18)-6,17(2,9)(11,16)-(8,12)
2角:15=1-4,3,7,10(5,13)(14,18)6(9,17)11(2,16)(8,12)
3角:15=1=4-3(7,10)(5,13)(14,18)(9,6)(11,17)12(2,16)8
4角:15=1-(7,4)(5,3)10,13(9,14)(18,6)(16,11,17)(2,8,12)

「番外編」*東京12R 目黒記念:ルックトゥワイス(レーン)が直線一気の末脚で差し切り高速決着
 8枠2騎が先行し直線、ゴーフォザサミット(石橋)が交わして先頭に立つも、外から後方待機のルックトゥワイス(レーン)が、一気に鋭い末脚で追い上げ「1馬身1/4」突き抜け勝利、レーン騎手は、ダービーの屈辱をここで晴らしても、遅すぎで困りますね。そしてアイスバブル(アヴドゥラ)、ソールインパクト(福永)が続いて入線して決着でした。
 我が期待のブラストワンピース(池添謙)は、期待に応えられず8着大敗は期待外れの残念でした。

*東京12R 目黒記念(G2、4歳以上OP(HD)、芝2500m、1着5700万円):良馬場
着順.期待度(馬番)馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚秒)
1着▲(10)ルックトゥワイス(牡6レーン、藤原、Sゴールド、新潟G3-4着)3人気(34.3)
2着△1(5)アイスバブル(牡4アヴドゥラ、池江、Dインパ、東京16下1着)5人気(34.7)
3着*(3)ソールインパクト(牡5福永、戸田、Dインパクト、阪神G2-4着)9人気(35.3)

タイム2:28.2(レコード(1秒4更新))「4F47.5-3F35.8-2F23.8-1F11.8」
 単勝730円、馬連4,490円、馬単7,500円、3連複18,420円、3連単90,500円
予想評定 D評価(20点):期待のG1馬が失速8着では完敗です。
4着△2(7)ゴーフォザサミット(牡4石橋、藤沢和、Hクライ、中山G2-5着)6人気
5着〇(4)ムイトオブリガード(牡5武豊、角田、Rシップ、阪神G1-8着)2人気
8着◎(6)ブラストワンピース(牡4池添、大竹、Hジャー、阪神G1-6着)1人気(35.8)
10着△3(12)パリンジェネシス(牡5川田、清水、Tボウル、中山16下1着)4人気
(出走13頭):3連単=1着(6)-2着(4.10)-3着(4.10.5.7.12)=8点:外れ
*コーナー通過順位
1角:13-12(7,9,11)(3,8,6)-5,1,4-10-2
2角:13(12,11)(7,9,6)(3,8)(1,5)4,10-2
3角:13(12,11)(7,6)(3,8)(1,5)4,10-2
4角:13-12(7,11)(3,6)(1,8)5(4,10)-2

[WIN5-4]*京都10R 安土城S:ダイアトニック(北村友)が後方から競り勝つ
 ツーエムマイスター(荻野)が先行し直線、後方待機の5枠2騎が、直線で追い上げ、抜け出し叩き合いして、外ダイアトニック(北村友)が、内リバティハイツ(藤岡佑)に僅かに「クビ差」先着、期待に応え競り勝った。
「1馬身1/2」遅れて3着にも、同じ後方位置で競馬のリライアブルエース(中谷)が届いて、2・3着に穴馬が絡んでは、小波乱の一戦でした。
*京都10R 安土城S(L:4歳以上OP(HD)、芝1400m、1着2500万円):良馬場
1着◎(7)ダイアトニック(牡4北村友、安田隆、Rカナロア、中山G3-4着)1人気(33.7)
2着*(6)リバティハイツ(牝4藤岡佑、高野、Kカメ、阪神G2-10着)6人気(33.4)
3着*(3)リライアブルエース(牡6中谷、矢作、Dインパクト、東京G2-6着)5人気(33.9)

タイム1:19.6 単勝250円、馬連1,830円、馬単2.490円、3連複4,900円、3連単17,780円
4着▲(13)ラヴィングアンサー(牡5津村、石坂、Dメジャー、東京16下1着)3人気
5着*(9)カルヴァリオ(せん6吉田隼、大竹、Mゴッホ、阪神G2-11着)7人気)
7着△1(4)サフランハート(牡6松岡、北出、Aオーラ、京都G3-10着)11人気
8着△2(8)カラクレナイ(牝5和田、松下、Rグリン、京都OP2着)4人気
10着△3(5)グランドボヌール(牡5城戸、鈴木孝、Eメーカー、中京16下1着)8人気
13着〇(1)トゥザクラウン(牡5藤岡康、池江、Kカメ、東京G2-4着)2人気
(出走13頭):3連単=1着(7)-2着(1.13)-3着(1.13.4.8.5)=8点:外れ
*コーナー通過順位
3角:11(1,2)5(4,8,12)-(3,7)9,6,10,13
4角:11(1,2)(4,8,5)(3,7,12)9(6,10)13

[WIN5-3]*東京10R むらさき賞:フランツ(Mデムーロ)の末脚発揮で際どくも届き勝利
 GOAL前で「クビ、ハナ差」の大激戦でした。プレミオテーラー(柴田大)が、先行する3番手先団で競馬のレッドイグニス(武豊)が、直線で抜け出し、押し切る勢いに思えたが、期待のフランツ(Mデムーロ)が、後方待機から直線一気に「末脚33秒1」で追い上げ、GOAL前で際どくも「クビ差」競り勝ち、人気に応え勝利、外から順番に先着でした。
「ハナ差」で先行した伏兵馬プレミオテーラー(柴田大)が、3着に粘り込んで、波乱の決着でした。

*東京10R むらさき賞(4歳以上1600万下(HD)、芝1800m、1着1820万円):良馬場
1着◎(2)フランツ(牡4Mデムーロ、音無、Dインパクト、阪神16下2着)1人気(33.1)
2着△1(6)レッドイグニス(せん6武豊、鹿戸、Hクライ、中山16下3着)4人気(33.9)
3着*(8)プレミオテーラー(牝7柴田大、河内、Sゴールド、東京16下10着)9人気(34.3)

タイム1:44.4 単勝260円、馬連920円、馬単1,320円、3連複14,100円、3連単47,140円
4着〇(3)トラストケンシン(牡4三浦、高橋文、Hクライ、東京10下1着)3人気
5着*(1)サトノグラン(せん5坂井、矢作、Hクライ、東京16下10着)8人気
7着△2(10)ファストアプローチ(せん4福永、藤沢和、Dアプローチ、東京10下1着)6人気
(出走10頭):3連単=1着(2)-2着(3.6)-3着(3.6.10)=4点
*コーナー通過順位
2角:8-6(7,10)(1,9)(3,5)-2,4
3角:8,10(6,9)(1,7)(3,5)-2,4
4角:8,10(6,9)(1,7)(3,5)-2,4

[WIN5-2]*京都 9R 御池特別:ダイシンバルカン(松若)が先行逃げ切り快勝
 外枠のダイシンバルカン(松若)が、軽快に先行し直線も、追い上げる後続馬がなく、前が止まらず、逃げ切り快勝でした。
 期待のタイセイアベニール(幸英)、アルモニカ(丸山)が、中団から直線で追い上げるも「1馬身1/2」、そして「クビ差」も届かず、逃げ切りを許してしまっては残念、追い上げタイミングが遅すぎが敗因です。
*京都 9R 御池特別(4歳以上1000万下(HD)、芝1200m、1着1500万円):良馬場
1着*(13)ダイシンバルカン(牡7松若、吉田、Sバクシンオー、福島10下7着)9人気(33.6)
2着◎(12)タイセイアベニール(牡4幸英、西村、Bバド、京都10下2着)1人気(33.1)
3着▲(5)アルモニカ(牝4丸山、西村、Rカナロア、小倉10下取消)5人気(33.4)

タイム1:08.0 単勝2,800円、馬連3,740円、馬単10,790円、3連複19,880円、3連単195,680円
4着*(7)アーヒラ  (牝4杉原、石毛、Sボード、新潟10下10着)12人気
5着*(3)メイショウシャチ(牡6吉田隼、石橋、Mボーラー、京都10下4着)4人気
9着△(6)ワールドフォーラブ(牝5和田、音無、Dインパクト、京都10下3着)2人気
10着〇(2)リュニヴェール(牝4川又、浅見、Hクライ、新潟5下1着)7人気
(出走16頭):3連単=1着(12)-2着(2.5.6)-3着(2.5.6)=6点:外れ
*コーナー通過順位
3角:13(7,9,11)15(5,12)(3,16)(2,8)10(1,14)4,6
4角:13-9,7,5(2,3,11,12)(1,8,10,15,16)4,14,6

[WIN5-1]*東京 9R 薫風S:レピアーウィット(レーン)が先行抜け出し勝利
 グッドラックサナー(野中)が、先行する先団で競馬のレピアーウィット(レーン)が、直線で一気に抜け出し勝利、中団待機の大外枠のスウィングビート(デムーロ)は2番手に一旦は上がったが、後方待機のショーム(横山武)の末脚が勝って、競り勝ち2番手に上がった。
 そして内で3着が激戦、フィールドセンスが追い上げるも、内ラチでスウィングビートが粘り込んで3着は確保した。
*東京 9R 薫風S(4歳以上1600万下、ダ1600m、1着1820万円):良馬場
1着△1(10)レピアーウィット(牡4レーン、堀宣、Hヒューズ、中山10下1着)2人(36.0)
2着注(4)ショーム(牡4横山武、鈴木伸、Eシチー、東京16下10着)3人気(35.8)
3着◎(15)スウィングビート(牡4デムーロ、加藤、タビット、東京16下2着)1人気(36.2)

タイム1:36.7 単勝420円、馬連2,140円、馬単3,390円、3連複3,040円、3連単14,990円
4着▲(3)フィールドセンス(牡5福永、千田、Sセンス、東京16下4着)4人気
5着〇(5)クレマンダルザス(せん6石橋、松永幹、Wラッシュ、東京16下6着)5人気
8着△2(8)グアン  (牝4武豊、武幸、オルフェV、京都16下10着)8人気
11着△3(9)フィスキオ(牡5戸崎、栗田、Aアナザー、東京10下1着)7人気
(出走15頭):3連単=1着(15)-2着(5.3)-3着(5.3.10.8.9.4)=10点:外れ
*コーナー通過順位
3角:6,8(3,10)(11,12)(1,15)13(2,4)(9,5)(7,14)
4角:(*6,8)(11,3,10)12(13,15)(1,4)(2,5)(9,14)7

[WINー5] *挑戦の道:下級条件も加わり、前半は荒れる展開だが、本日は「ダービー」一筋で行く。
予想①◎15〇5-②◎12〇2-③◎2〇3-④◎7〇1-⑤◎6〇7=32通り
結果①(△10)-②(*13)-③◎2-④◎7-⑤(*1)=「的中16票」払戻29,189,530円
「2-9-1-1-12」番人気で決着、最初から2連続外し更にダービーも外しては完敗です。

*記録フラッシュ:松岡正海騎手がJRA通算11,000回騎乗達成!
 京都第1Rで(1)ストームガストに騎乗した松岡正海騎手(美浦)は、JRA史上30人目・現役18人目のJRA通算「11,000回」騎乗を達成した。
 騎手コメント:10,000回騎乗を達成した時(2017年第4回東京第7日6R)よりも、様々なことを感じたり、考えたりしながら騎乗することが出来、競馬の奥深さを感じています。騎手としてレースに騎乗出来ることは、幸せなことですが、しっかりと結果を出さないといけないので、11,000回の経験を生かして、これからも頑張りたいです。