人気は、前走中京G1「チャンピオンズシップ」の1・2着馬、サウンドトゥルーVS.アウォーディーで人気2分していたが、そこを割って力強く勝利を収めたのが、(2走前G3みやこS覇者)アポロケンタッキー(内田博)、その2騎を優に蹴散らし(公営大井の地で)初G1勝利を挙げた。
内田博幸騎手は、JRAでは移籍直後の迫力は、後から来た戸崎圭太騎手に捲られて、影を潜めて物足りない状況が続いているが、元大井のトップジョッキの地になれば、その真価を十分に発揮した一戦になりました。
内からコパノリッキー、アウォーディー、そしてアポロケンタッキーで先行、直線で内ラチからコパノ、アウォーディー、アポロ、サウンドで競り合い、ここから早めに追い出したアポロケンタッキー(内田博)が、馬群を割って抜け出し、後続馬に「1馬身1/2」突き放し快勝した。
2・3着争いが激戦、懸命に先行粘る内のアウォーディーに、外からサウンドトゥルーがGOAL前で迫るも「クビ差」内で粘り切られ届かず、惜しくも3着まで、4着以降は4馬身も離れてノンコノユメ(ルメール)が届き、いつもの事ですが(坂路調教で鍛えた足腰で)JRA組が、上位7着まで全独占舞台で、賞金(1億3600万円)総獲り、これで良いのでしょうか?・・で心配になります。
*大井競馬の売り上げ新記録:
1日の大井総売り上げが、驚異の「61億9500万円」、メーン「東京大賞典」1R分は、約6割の「37億3300万円」、今までの売り上げ記録が、11月の川崎JBCで記録した「48億7400万円」なので約28%増収入、参戦した武豊、ルメール、そして戸崎、内田などのJRA騎手様々になったようだ。
*大井競馬 東京大賞典(G1、3歳以上OP、ダート2000m、1着賞金8000万円)結果:重馬場
1着(11)アポロケンタッキー牡4(内田、山内、Lヒューア、差、中京G1チャンピオン5着)5人気
2着(8)アウォーディー 牡6(57武豊、松永幹、Jポケット、先、中京G1チャンピオン2着)1人気
3着(14)サウンドトゥルーせん6(57大野、高木、Fピュティ、追、中京G1チャンピオン1着)2人気
4着(5)ノンコノユメせん4(57ルメール、加藤征、トワイニング、中京G1チャンピオンS7着)4人気
5着(2)コパノリッキー牡6(57戸崎、村山、Gアリュール、先、中京G1チャンピオンS13着)3人気
タイム2:05.8(4F48.5-3F36.3)
単勝1,630円、馬連1,050円、馬単4,110円、3連複590円、3連単10,780円
6着(4)モズライジン牡4(57田辺裕、矢作、クロフネ、先行、中京G2グランドC4着)7番人気
7着(9)カゼノコ 牡5(57川田将、野中、Aデジタル、追込、京都G2みやこS10着)6番人気

*山内研調教師:正直に勝てるとは思っていなかったが嬉しいです。前回よりは良くなって来て、ヒョットしたら勝てるかもと、前回は時計では一杯でしたが、上積みがあったのでは、大井の馬場は経験者でないと思い、内田博騎手に頼めて、騎乗に柔らかみがあって良かった。1角回る時はペースが緩く、ヒョットしたら(この馬のペース)と思った。馬が強くなって来たようだ。G1勝てるとは思っていなかったが、今後は2000m戦を考えなければと思います。これからも応援して貰えばと思います。