土曜*東京11R アイルランドT府中牝馬S:クロコスミアが断然のヴィブロスを撃破
果敢に先頭で競馬したクロコスミア(岩田)が、直線でも粘り切り、2番手に一旦はトーセンビクトリー(福永)が上がったが、内ラチから中々外に出せず、出られずで、勝負が決まり掛けてから、ようやく外が空いて、ここから外に出し一気に追い上げる展開では流石のG1馬でも距離が足りず(位置取りの失敗で)、断然のヴィブロス(ルメール)でも間に合わず無念、よくここまで追い上げたが、逃げ馬に「クビ差」振り切られ、岩田康誠騎手の「殊勲の一発大駆け」が決まり快勝し、エリザベス女王杯優先出走権を獲得出来た。
期待のヴィブロス(ルメール)は、最内枠が仇になって、中団の内ラチで終始競馬して、直線でも、前も外も全く空かず、進路が空いたのは残り100m付近では、外に出すタイミングが致命的な遅れでは、前の馬が前半戦はスローで逃げて、直線で一気にGOーでは、止まらず逃げ込まれてしまい、万事休すになりました。
後方待機のアドマイヤリード(戸崎)が、直線で外から一気に追い上げ(流石のG1馬の末脚)、3番手にまでに届ききっ着した。
「今期重賞勝利7勝目の岩田康誠騎手」:JRA通算重賞勝利90勝目
(見事な逃げ切り勝ちで・・)嬉しいです。(レースでは・・)今日は行く(先行)馬もいなかったので、自分のペースに持ち込んで、巧く行ったと思います。(後ろからG1馬が・・)4角手前から自分で(アクセルを)踏んで行って、引き離して、どこまで粘れ(切れ)るかなと思った。巧いことGOALまで粘れたと思います。(エ女王杯出走キップですが・・)そうですね、段々強くなって来ているんで、落ち着きもあるし、凄く成長しているかなと思います。
*東京11R 府中牝馬S(G2、3歳上牝馬OP、芝1800m、1着5500万円):稍重馬場
着順(馬番)期待度、馬名(性歳.騎手.厩舎.産駒.前走(馬場.格.着順)人気(末脚秒)
1着*(11)クロコスミア(牝4岩田、西浦、Sゴールド、札幌1600下1着)5人(33.7)
(1着馬にエリザベス女王杯優先出走権)
2着◎(1)ヴィブロス(牝4ルメール、友道、Dインパクト、UAEG1-1着)1人(33.2)
3着△1(7)アドマイヤリード(牝4戸崎、須貝.Sゴールド.札幌G3-6着)2人(32.9)
タイム1:48.1 (4F46.2-3F33.7-2F22.5-1F11.5)
単勝1,040円、馬連2,190円、馬単5,020円、3連複2,440円、3連単19,390円
予想評定 C評価(60点):肝心の頭が無印で変わっては完敗です。
4着〇(4)クイーンズリング(牝5デムーロ、吉村、Mカフェ、東京G1-6着)3人気
5着*(5)トーセンビクトリー(牝5福永、角居、Kカメ、札幌G3-2着)7人気
6着注(9)キンショーユキヒメ(牝4内田、中村、Mサムソン、阪神1600下1着)9人気
8着△3(3)デンコウアンジュ(牝4蛯名、荒川、Mサムソン、東京G3-8着)8人気
10着▲(12)ワンブレスアウェイ(牝4田辺、古賀慎.Sゴールド.福島1600下1着)4人気
12着△2(10)クインズミラーグロ(牝5武豊、和田道、Mカフェ、札幌G3-3着)6人気
(出走14頭):3連単=1着(1)-2着(4.12)-3着(4.12.7.10.3.9)=10点:外れ
*コーナー通過順位
2角:(*11,13)(5,6)10(1,14)12,9(3,7,8)4-2
3角:11,13(5,14)6(1,10)(9,12)(3,8)(7,4)2
4角:11,13(5,14)6(1,10)(3,9,12,4)8,7,2
土曜*東京10R 白秋S:ビップライブリー(大野)が中団から差し切る
外枠のアロンザモナ(岩田)が先手を獲って逃げ込むも、直線での追い比べでは、3番手からスターオブペルシャが先に抜け出し、押し切るかに見えたが、期待のビップライブリー(大野)、そしてロイヤルストリート(戸崎)が、中団から一気に追い上げ、GOAL前が大激戦「アタマ、ハナ、クビ差」で入線、外のビップライブリー(大野)が僅かに突き抜けた。
*東京10R 白秋S(3歳以上1600万下、芝1400m、1着1820万円):稍重馬場
1着◎(3)ビップライブリー(牡4大野.清水.Dメジャー.阪神1600下2着)2人(33.5)
2着▲(2)スターオブペルシャ(せ4ルメール.藤沢和.Dメジャー.阪神1000下1着)1人(33.9)
3着〇(4)ロイヤルストリート(牝5戸崎、藤原、Dインパ、阪神1600下5着)5人(33.7)
タイム1:21.9 単勝340円、馬連540円、馬単950円、3連複930円、3連単3,470円
4着△1(5)クライムメジャー(牡3デムーロ、池江、Dメジャー、中京1000下1着)3人
5着*(9)タイセイスターリー(牡3武豊、矢作、Mカフェ、東京G1-15着)4人気
6着△2(1)ロードセレリティ(牡4福永、高柳、Kカメ、阪神1600下10着)人気
10着△3(8)ドラゴンストリート(牡6三浦、田島、Dインパ、中山1600下4着)9人
(出走10頭):3連単=1着(3)-2着(4.2)-3着(4.2.5.1.8)=8点:的中!
*コーナー通過順位
3角:10,1(2,5)(4,9)(3,7)6,8
4角:10,1(2,5)(4,9)(3,7)(6,8)
土曜*京都11R 清水S:直線でミスパンテール(酒井)が一気に末脚伸ばし際どく先着
6枠2騎が先行し直線、懸命に先団が粘り込むも、後方待機のレーヌドブリエ(四位)、そして内でミスパンテール(酒井)の2騎が、馬体を併せて激しく叩き合いして、先団を捕らえ、抜け出してGOAL寸前で、内ミスパンテールが下げた頭で「ハナ差」競り勝ち、穴決着馬券でした。
3番手は、4番手から内ラチ沿いで伏兵マコトサダイジン(松山)が届いた。
我が期待のレッドアヴァンセ(川田)は、中団から直線末脚勝負も、追い上げる勢いがなく、届かず仕舞いで可なり離された5着は無念なり。
*京都11R 清水S(3歳上1600下ハンデ、芝1600m、1着1820万円):良馬場
1着*(4)ミスパンテール(牝3酒井、昆貢、Dメジャー、阪神G2-10着)4人(33.3)
2着〇(5)レーヌドブリエ(牝5四位、矢作.Zロブロイ.阪神1000下1着)3人 (33.1)
3着*(1)マコトサダイジン(せ6松山、松田、Kカメ、新潟1000下8着)9人(33.6)
タイム1:35.0 単勝790円、馬連2,830円、馬単5,470円、3連複16,020円、3連単77,300円
4着△2(7)サロニカ (牝3浜中、角居、Dインパクト、中山G2-8着)2人気
5着◎(10)レッドアヴァンセ(牝4川田.音無.Dインパ.新潟1000下1着)1人(33.7)
11着△1(8)デンコウリキ (牡7池添、池添学、Tシャトル、函館1600下3着)8人気
(出走11頭):3連単=1着(10)-2着(5.8)-3着(5.8.7)=4点:外れ
*コーナー通過順位
3角:6-7(1,8)(2,4,10)5(3,9)-11
4角:6(7,8)1(2,10)(4,5)(3,9)-11
土曜*京都10R 三年坂特別:レオナルド(川田)が一気に差し切り快勝
期待のカイザーバル(四位)は、先行するビナイーグル(和田)の2番手で競馬して直線、抜け出すカイザーバルを、4番手から鋭く差し切ったレオナルド(川田)が、「1馬身1/4」も突き放し快勝でした。
*京都10R 三年坂特別(3歳以上1000万下、芝1600m、11500着万円):良馬場
1着△1(7)レオナルド(牡4川田、藤原、Aムーン、中京1000下4着)2人気(33.6)
2着◎(9)カイザーバル(牝4四位、角居、Eメーカー、阪神1000下2着)1人(34.1)
3着〇(3)チトニア (牝3松若、友道、Fビュティ、京都1000下6着)3人(33.6)
タイム1:33.8 単勝270円、馬連220円、馬単490円、3連複310円、3連単1,320円
4着△2(4)ビナイーグル (牡4和田、作田、Mボーラー、東京1600下9着)4人気
5着*(2)ユウチェンジ(牡4荻野極、森秀、Sカレント、阪神500下9着)7人気
6着△3(5)ベルカプリ(牝3池添謙、西浦、Dメジャー、阪神1000下10着)5人気
(出走9頭):3連単=1着(9)-2着(3)-3着(7.4.5)=3点:外れ
*コーナー通過順位
3角:4,9,5,7,3,2(1,8)-6
4角:4,9(5,7)(3,2)-8(1,6)
土曜*新潟11R 魚沼特別:ルックトゥワイス(北村友)が後方から直線一気に差し切る
折角開幕週のメーンRでも、寂しい7頭立てでは、気合が入らないが、的中して当然のれーすでした。
外枠のマイネポニータ(丹内が、どこまで逃げ粘れるかの懸けの戦法も、直線バッタリ、代わって粘り込むエリモジパングを、後方待機のルックトゥワイス(北村友)、そしてGOAL寸前で交わしたトレジャートローヴ(坂井)が鋭い末脚を発揮し、ワン・ツ-の固い決着でした。
*新潟11R 魚沼特別(3歳以上1000万下、芝2000m、1着1500万円):良馬場
1着◎(6)ルックトゥワイス(牡4北村友、藤原、Sゴールド、中京1000下2着)1人(33.3)
2着〇(3)トレジャートローヴ(牡4坂井、矢作、Hジャー、阪神500下1着)2人(33.6)
3着△2(5)ヒメタチバナ(牝4丸田、柴田人、Nフェスタ、新潟1000下6着)4人(34.0)
タイム1:58.6 単勝130円、馬連210円、馬単260円、3連複300円、3連単640円
4着*(2)エリモジパング(牡7黛弘人、中野、Mカフェ、東京1000下11着)7人気
5着△1(4)ビップレボルシオン(牡6吉田隼、清水久、Mカフェ、阪神1000下3着)3人
(出走7頭):3連単=1着(6)-2着(3)-3着(4.5)=2点:的中!
*コーナー通過順位
3角:7-2,1,5(4,6)-3
4角:7-2(1,5)(4,6)3
*記録フラッシュ:
▽吉田豊騎手がJRA通算1,200勝達成!
東京第6Rで(5)アポロナイスジャブに騎乗し第1着となった吉田豊騎手(美浦)が、史上23人目・現役11人目のJRA通算1,200勝を達成した。
騎手コメント:先週の時点で1,200勝という数字は分かっていたので、早く達成したいと思っていました。東京競馬場は、沢山勝たせてもらっていますので、思い出深い競馬場です。良くここまで来れたなと思っていますし、まだまだ頑張りたいです。
▽藤岡健一調教師がJRA通算400勝達成!
京都第5Rで(1)ロンロネオ(藤岡佑介騎手)が第1着となり、藤岡健一調教師(栗東)は、現役49人目のJRA通算400勝を達成した。
調教師コメント:オーナーをはじめ、牧場スタッフや厩舎スタッフなどの関係者、そして応援して下さるファンの皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。400勝は、あくまで通過点だと考えていますので、これから更に勝ち鞍を伸ばして行きたいです。300勝を達成してから3年少しで100勝ペースなので、500勝・1,000勝に向けて更にペースを上げて頑張りたいと思います。
*菜七子奮闘フラッシュ:遂にJRA女性騎手の年間最多(タイ)「11勝」を達成!
新潟競馬に参戦の藤田菜七子騎手が、第3R(3歳以上500万下、ダ1200m、15頭立て)で、トッブライセンス(尾関厩舎、3番人気)に騎乗、好スタートを決めたが、先陣争いには馬が付いて行けず、ここで無理をせずに中団に抑えたのが結果的には良かったのですが、この幸運を味方に、ジーと溜めた末脚で直線を向くと、外に出してからの競り合いは、鮮やか見事に決まって、グイグイ先団を1頭づつ交わして行くシーンは、正しくスローモーションを見ているような醍醐味、その脚色から「菜七子!行け行け必ず届くー!」と大興奮、大いに「肩に力が」入ったが、先団5頭位を見事に差し切る殊勲、最後まで馬の力を信じて、中団待機策は大いに不安の展開も、得意の先行策で多くの勝利を手にして来た菜七子騎手、良くぞ「腹を括って」決めた勝負、勢い一番で大きく抜け出し快勝、後続の追い上げもなく「ヤッター!」でした。
先週土曜日に、逃げ込み10勝目を挙げたばかり、今週も会心の勝利を上げる快挙、今期遂に「11勝目」を挙げた。この記録は、20年前に「牧原由貴子騎手」が達成したJRA女性騎手の記録に並んだ。
「牧原騎手(左写真)」と言えば、可なり前の話になるが、新潟(右回りから左回りに変更し、直千競馬の)新装開催の夏競馬の年、大渋滞でも、ようやく間に合った第6Rの新馬戦、単複を沢山買い込んだR、断然1番人気馬に騎乗、ハラハラしながらも勝利した後、熱狂的なファンに、スタンドまで降りて来て、初めて手軽にサインしていた姿が印象的、女性騎手が、アイドル化になった先駆者に思える。