降雪のため順延した土曜15日の代替え競馬「クイーンS」、そして忙しない4日間開催が終了しましたが、本日の重賞は期待に応えた断然の人気フォーエバーモア(蛯名正)が、順当に先行抜け出しで勝ち上がり、桜花賞に向けて大きく前進した。
東京11R クイーンS:フォーエバーモア(蛯名正)が期待通り「桜」前線に名乗り
蛯名正義騎手は昨日(東京新聞杯)ホエールキャプチャに続いて連日の重賞勝利の快挙
* スタートして直ぐに先行したのはグリサージュ(江田照)、そして期待のフォーエバーモア(蛯名正)、サクラパリュール(北村宏)で淡々と進んで、3角で3番手に外からダイワソフィー(丸田)が上がって直線、内ラチ沿いで懸命に逃げ粘り込むグリサージュ(江田照)を、2番手の外から軽く交わした期待のフォーエバーモア(蛯名正)が、先頭に躍り出て突き進み、独走の勢いでしたが、後方待機し直線勝負に出たマジックタイム(後藤浩)が、ひしめく先行馬群を割って出て、鋭く末脚を伸ばして一気に追い込んで来て「フォーエバーモア」の外の馬体を併せるまで迫ってマッチレースも「クビ差」押し切られ(無念の)2着まででした。
* 問題の3着争いは、外から(最速の上がりタイム34秒0で)末脚伸ばした伏兵馬ニシノアカツキ(ブノワ)が、前の2騎には離されるものの、3番手を確保した。
* 我が3番手候補として期待の▲△△馬達は、期待に応えられず皆(枕を並べて)2桁着順とは期待外れで参りました。この時期の3歳若駒は、経験不足で、馬場が悪化の精もありますが、一般的には走りに安定度が有りませんので、△馬には波乱はありますね。
* そしてこのレース騎乗(中堅)北村宏司騎手は、区切りのJRA通算11,000回騎乗(史上25人目、現役17人目)を飾った。
火曜 東京11R クイーンS(GⅢ、3歳OP牝馬、芝1,600m)結果:やや重馬場
1着◎(6)フォーエバーモア(蛯名正、鹿戸、Nユニヴァース、差し、GⅠ-3着)1番人気(34.6)
2着〇(2)マジックタイム(後藤浩、中川公、Hクライ、追込、前走GⅠ-6着)3番人気(34.1)
3着注(14)ニシノアカツキ(ブノワ、武藤善、Oハウス、差し、GⅢ牝2着)5番人気(34.0)
11着△1(3)サクラパリュール(北村宏、尾関、Sプレジデント、先行、重賞4着)6番人気
14着▲(12)デルフィーノ (内田博、牧光、Hクライ、先行、前走500下3着)2番人気
15着△2(11)カノーロ (戸崎圭、堀宣、Dインパクト、差し、牝新馬戦1着)4番人気
タイム1:35.7 単勝180円、馬連480円、馬単690円、3連単4,270円
予想評定 A評価(95点):当然の快走、阪神JF組のワン・ツーで決まり、4点買い「3連単42倍」の低配当、でも3着馬評価が「注」では5点減点です。
東京10R 銀蹄S:タールタン (Fベリー)が鋭く抜け出し快勝、キタサンイナズマ(横山典)の逃げ切り期待も中団からの競馬では2着
4角まで引き離して先行したワールドエンド(三浦皇)、そして2番手にサクラレグナム(戸崎圭)、デルマヌラリヒョン(内田博)、タールタン(Fベリー)、キタサンイナズマ(横山典)の順で並んで直線、粘り込むワールドエンド(三浦皇)を交わしたキタサン、サクラが抜け出しこの2騎で決まったと思えたが、後方から最内ラチ沿いを一気に突き抜けたタールタン(Fベリー)が、切れ味が鋭く伸ばし押し切って嬉しい1着GOAL、離れて期待のキタサンイナズマ(横山典)とサクラレグナム(戸崎圭)が2・3着し、上位人気馬3騎で決着した。
火曜 東京10R 銀蹄S(4歳以上1,600万下、ダート1,400m)結果:重馬場
1着△1(4)タールタン (Fベリー、吉村圭、タビット、差し、1600下3着)3番人気(34.7)
2着◎(12)キタサンイナズマ(横山典、昆貢、Kヘイロー、逃げ、1000下1着)1番人気(35.2)
3着▲(6)サクラレグナム (戸崎圭、金城、Sプレジデント、差、1600下3着)2番人気(35.8)
5着△2(3)クロタカ (松岡正、手塚貴、Sダイヤ、差し、1600下6着)7番人気
7着〇(1)デルマヌラリヒョン(内田博、古賀史、Bライン、先行、1600下4着)5番人気
タイム1:21.9 単勝600円、馬連730円、馬単2,020円、3連単5,450円