開催替わりの土曜競馬で、我が本命馬の戦績は1着1、着外4では勝負に成らず大敗なのです。
*阪神11R :今週も「ミルコ・デムーロ騎手」の笑顔が主役、騎乗機会4連続重賞勝利の快挙
マイルも走ってGOAL前が「ハナ、ハナ、クビ、アタマ、クビ差」の大激戦とは、思いも寄らずで、波乱で大穴決着になりました。
シゲルノコギリザメ(太宰)が先行し、直線半ばまで粘り、レオナルド(川田)が交わしてこのまま押し切り穴決着に思えたが、後方待機し4角で中団まで上がったレインボーライン(Mデムーロ)が、10Rと同じ仕掛けの競馬をしては、今度もとても届かないと思ったが、GOAL前の混戦に馬群を割って、良く(あの位置から)届いたものだと感心するばかり、最後は粘り腰、根性が際立ち、際どく「ハナ先」を下に突き出し辛くも混戦を制した。
これでMデムーロ騎手は、騎乗機会4連続で重賞4連勝、かつて武豊や岩田騎手の勢いに感じる。
2・3着には、中団待機のダンツプリウス(丸山)が・・そしてスタートで出負けし、最後方から競馬して、直線一気に追い込んだロワアブソリュー(Fヴェロン)の争いでした。
我が期待の1番人気ボールライトニング(福永)は、中団よりやや後方から、直線勝負するも、先着馬と同じ末脚も、4角での位置取り悪く、全く良いところを見せられず8着無念なり。
「今期重賞4連勝し絶好調のMデムーロ騎手」:JRA通算重賞勝利46勝目
(GOAL前は凄かったですね・・)ハイ凄いですね。本当に返し馬のときは、凄い調子がズーと良いと思った。厩務員さんが、ゲートの前でズーと言っていた。(この馬には)乗ったことはないが調子は良かった。本当に最後まで頑張った。写真(判定)は、勝ったか(どうかは)分からなかったけど、でもいい感じで、2着かもと・・でも(勝てて)良かった。(最初は後方からも途中で一気に前に・・)もうチョット前に行って欲しいけど、スタートでチョット時間が掛かった。体が冷たいみたいで(エンジンの掛かりが遅い)、4角で小牧(騎手)の外を回って、余り(皆が)外に(大回り今日は)行かないみたいで、良く考えて(今日の)ペースは遅かったので(前に取り付け)行けて良かったですハイ。
土曜*阪神11R アーリントンC(G3、3歳OP、芝1600m、1着賞金3800万円)結果:良馬場
1着*(6)レインボーライン牡3(Mデムーロ、浅見、Sゴールド、差、京都G3-6着)4番人気(34.6)
2着▲(12)ダンツプリウス 牡3(丸山元、山内研、Bタイム、差し、中山OP1着)9番人気(34.6)
3着*(15)ロワアブソリュー牡3(Fヴェロン、須貝、Zロブロイ、先、京都G3-7着)7番人気(34.1)
4着*(9)レオナルド 牡3(川田将、藤原、Aムーン、先、京都G3-5着)5番人気
5着〇(10)アーバンキッド 牡3(Fベリー、斎藤誠、Hクライ、差、中山OP2着)1番人気
タイム1:34.1 (4F47.4-3F35.0-2F23.6-1F12.3)
単勝680円、馬連5,840円、馬単10,730円、3連複39,820円、3連単194,110円
予想評定 D評価(0点):期待の◎〇が大きく失速し完敗、そして1着馬を無印では残念です。
6着△2(11)ヒルノマゼラン 牡3(古川吉、昆貢、Mカフェ、差、京都500下1着)3番人気
7着*(13)ビップライブリー 牡3(小牧太、清水久、Dメジャー、追、京都新馬1着)10番人気
8着◎(5)ボールライトニング牡3(福永祐、宮本、Dメジャー、先、阪神G1朝日杯11着)2番人気(34.6)
9着*(3)ウェーブヒーロー 牡3(和田竜、平田、Vピサ、先、東京500下9着)14番人気
10着△1(14)オデュッセウス 牡3(武豊、手塚、Fブラヴ、先、東京OP2着)8番人気
11着注(1)マディディ 牡3(フォーリー、友道、Sダディ、先、中京500下1着)12番人気
12着△3(7)シゲルノコギリザメ牡3(太宰啓、谷潔、Sホーネット、先、東京OP4着)6番人気
取消*(8)ロードブレイド 牡3(池添謙、高橋義、Kキセキ、差、京都新馬1着)
(登録馬15頭)
*阪神10R 御堂筋S:ラブラバード(川田)が先行抜け出し押し切る快勝
マイティースコール(小林)が先行する2番手に付けた芦毛のラブラバード(川田)が、直線で早目に抜け出し、その勢いのまま他の馬を「1馬身1/2」引き離して先頭でGOALした。
離された2・3番手争いは、先行し粘り込むマキシマムドパリ(武豊)を、中団から伏兵ヤマイチパートナー(太宰)が内ラチから交わして2番手に上がって決着した。
我が期待のペンタトニック(Mデムーロ)は、大外枠を気にして縦長展開の離れた最後方から、そして3角から追い出し外を回って4角で中団まで上がるも、結局は直線で大外に出しては、やはり最後方に置かれる展開、いくら先着馬と同じ末脚で走っても、通過するコース距離損しては、このクラスでは抜け出すには「卒なく走らなければ」勝てずで、Mデムーロ騎手の読み誤算、やっと掲示板点灯の馬券対象外の失速になります。
土曜*阪神10R 御堂筋S(4歳以上1600下、芝2400m、1着賞金1820万円)結果:良馬場
1着△3(11)ラブラバード 牡6(川田将、松田博、Sウィーク、差、京都1600下4着)6番人気(34.4)
2着*(3)ヤマイチパートナー牡6(太宰啓、高橋亮、Sハート、差、函館1000下1着)13番人気(34.1)
3着〇(5)マキシマムドパリ 牝4(武豊、松元、Kカメハメハ、先、中京G3-4着)1番人気(34.5)
タイム2:26.2 単勝1,960円、馬連138,190円、馬単191,280円、3連複94,280円、3連単1,256,490円
4着▲(1)アルター せん4(Cルメール、古賀慎、Nユニヴァース、差、阪神1000下1着)3番人気
5着◎(15)ペンタトニック牡5(Mデムーロ、大久保、Gポケ、差、京都1600下2着)2番人気(34.3)
10着△2(10)ジュンスパーヒカル牡4(Sフォーリー、友道、Fブラヴ、先、東京1000下1着)4番人気
11着△1(14)アドマイヤケルソ 牡8(Fヴェロン、橋田、Aドン、先、京都1600下5着)10番人気
(出走馬15頭)
*中山11R 総武S:バスタータイプ(内田博)が一気に差し切り勝利
キングノヨアケ(石川)が大きく引き離し先行した2番手ショウナンアポロン(岩田)が、直線で交わして抜け出し、押し切るかも・・の展開も、直線半ばで、中団待機して、一気に追い上げたバスタータイプ(内田)、イッシンドウタイ(横山典)の2騎が先団を捕らえ、バスタータイプ(内田)が1000下から1600下、そしてOP戦と破竹の3連勝、イッシンドウタイの追撃を「クビ差」制した。
問題の3着争い、最後方から猛追して来たサンマルデューク(武士沢)が、モズライジン(中谷)を、外から差し切って3着に上がった。
我が期待のゴールデンバローズ(戸崎圭)は、後方待機し直線の末脚勝負も、位置取りが後ろ過ぎて、先行馬と上がりタイムが同じでは、届く筈はなく、復活走ならず、誠に不甲斐ない残念賞なり。
土曜*中山11R 総武S(4歳以上OP、ダート1800m、1着賞金2200万円)結果:稍重馬場
1着△1(15)バスタータイプ 牡4(内田博、佐藤正、Wマズル、先、中山1600下1着)1番人気(37.4)
2着*(5)イッシンドウタイ 牡7(横山典、伊藤圭、Sマンボ、差、中京G2-7着)8番人気(37.2)
3着注(10)サンマルデューク牡7(武士沢、小島太、Rインメイ、追、中山OP1着)5番人気(36.8)
タイム1:51.9 単勝370円、馬連4,300円、馬単6,410円、3連複14,180円、3連単57,290円
4着〇(11)モズライジン 牡4(中谷雄、矢作、クロフネ、差、中山OP2着)4番人気
5着▲(2)バンズーム 牡5(田辺裕、久保田、Sクリスエス、差、中山OP2着)2番人気
8着◎(6)ゴールデンバローズ牡4(戸崎圭、堀宣、タビット、先、東京G3-11着)3番人気(37.6)
9着注(8)プロトコル 牡5(柴田大、牧光、Sヒーロー、先、東京G3-6着)6番人気
11着△2(7)キングノヨアケ 牡4(石川裕、相沢、カネヒキリ、逃、京都1600下1着)9番人気
13着△3(9)サージェントバッジ牡4(柴山雄、須貝、Sゴールド、差、京都OP3着)10番人気
(出走馬15頭)
*中山10R アクアマリンS:GOAL前大激戦、ローズミラクル(三浦)が早めに抜け出し押し切る勝利
コスタアレグラ(岩田)、クリノコマチ(嘉藤)が先行する3番手に付けた、我が期待のローズミラクル(三浦)が、直線を向いて直ぐに抜け出し、そのまま押し切って1着GOALした。
2・3着には、最後方で待機し、外を突いて直線一気に追い込んだ、プレイズエターナル(戸崎)、そしてアドマイヤゴッド(横山典)が、先行馬を捕らえ、先頭のローズミラクルに「クビ、ハナ差」まで迫ったが、惜しくも届かず、押し切られた。
土曜*中山10R アクアマリンS(4歳以上1600下、ハンデ、芝1200m、1着1820万円)結果:良馬場
1着◎(10)ローズミラクル 牡6(三浦皇、羽月、フジキセキ、先、中山1600下4着)1番人気(33.9)
2着△1(14)プレイズエターナル牡6(戸崎圭、安田、Aムーン、差、京都1600下3着)4番人気(32.9)
3着△3(9)アドマイヤゴッド 牡4(横山典、須貝、Hクライ、先、中山1000下1着)7番人気(33.5)
タイム1:08.7 単勝490円、馬連1,640円、馬単2,740円、3連複6,140円、3連単25,950円
4着*(8)ユキノアイオロス せん8(内田博、和田、Sプレジデント、追、中京1600下2着)10番人気
5着*(3)ナイトフォックス 牡4(田中勝、大竹正、Sバクシンオー、差、中山OP7着)5番人気
8着▲(7)タガノザイオン 牡9(石橋脩、石橋守、Gワンダー、差、中京1600下4着)11番人気
11着△2(13)カービングパス 牝4(柴山雄、藤沢和、Hビンジャー、差、中山1000下1着)2番人気
14着〇(12)ペイシャフェリス 牝5(蛯名正、高市圭、Sウィーク、逃、中山OP4着)3番人気
(出走馬16頭)
*小倉11R 皿倉山特別:ブライトバローズ(藤岡康)が中団から一気に抜け出し快勝
2周目の4角で先団に上がったワーキングプライド、スペキュレイターの2騎、直線で我が期待のスペキュレイターが一旦は先頭に立つも急速に失速無念、6番手から一気に末脚を伸ばした、ブライトバローズ(藤岡康)が抜け出し押し切って1着GOALした。
そこに、外を突いて、最後方から猛追したエクストレミティー(幸英明)、中団からゼットスマイル(藤岡祐)、そしてメイショウブシン(丸田)が、次々にレイトライザー(川須)を交わして先団に上がって決着した。
土曜*小倉11R 皿倉山特別(4歳以上1000下、芝2600m、1着賞金1400万円)結果:稍重馬場
1着△1(1)ブライトバローズ 牡4(藤岡康、堀宣、Kカメハメハ、先、小倉500下1着)1番人気(36.3)
2着*(11)エクストレミティー牡5(幸英明、梅田、Hクライ、差、京都1000下11着)9番人気(36.1)
3着*(2)ゼットスマイル 牡4(藤岡祐、宮徹、Hジャー、差、京都1000下9着)8番人気(36.5)
タイム2:38.7 単勝290円、馬連4,400円、馬単6,370円、3連複14,990円、3連単65,350円
4着〇(10)メイショウブシン 牡6(丸田恭、沖芳、Mサムソン、差、京都1000下5着)4番人気
5着△2(12)レイトライザー 牡6(川須栄、加藤敬、Sホーム、追、京都1000下3着)6番人気
8着◎(9)スペキュレイター牡6(松田大、木原一、リンカーン、先、小倉1000下3着)2番人気(37.5)
9着△3(7)クールオープニング牡5(北村友、橋口、Mカフェ、差、中京1000下6着)7番人気
10着▲(4)ワーキングプライド牝4(松山弘、岡田、Hジャー、差、京都1000下6着)3番人気
(出走馬13頭)
*記録フラッシュ:(引退直前に)松田博資調教師がJRA通算800勝達成!
阪神競馬第10Rで(11)ラブラバード(川田将雅騎手)が第1着となり、松田博資調教師(栗東)は、史上32人目・現役3人目のJRA通算800勝を達成しました。
コメント:区切りをつけられて良かったです。運が良かっただけです。(800勝を振り返って)過ぎたことは忘れました。未だレースがあるので、それまで仕事をするだけです。
(補足データ)松田博資師の主な戦績など
出走回数6,998回、800勝、勝率11.4%(連対率20.4%、3着内率30.4%)
重賞勝利73勝、内G1勝利19勝(特に桜花賞4勝(ベガ、マルセリーナ、ブエナビスタ、ハープスター))
年間最多勝利数49勝(2014年)、1983年から2016年まで35年で800勝は年平均勝利23勝になる。
騎手時代に障害戦で150勝挙げる活躍も、中山大障害では未勝利、調教師になっても、皆が目指す最高峰の「日本ダービー」ではなく、騎手で達成出来なかった中山大障害とは・・いちずな精神ですね。
・今年一緒に引退する同期のトレーナーは、異色の公営騎手出身の橋口弘次郎師(現在966勝)、そして武田博師(491勝)です。