8/17/2012

今週は老兵の「予想定義」講座なのです

 お盆休みで競馬は「小休止」と一旦は決めたが、暇でクビを長くして待っていて呉れる一部のファンが一人でも覗いて頂くのであればと思い、我が出血大盤解説風の大胆予想定義を含め、遅ればせながら土曜の準メーンも「ツブヤイテ」見ました。あくまで我が「競馬予想の楽しみ方」なのです。

期待はデュアルスォード(岩田康)の激走のみ
*メーンがOP戦で楽しいのですが「我が予想での持論」本命印の条件は、条件戦や特別戦そしてOP戦で投資するウエイトが少し相違が有りますが、目立った期待馬が居ない場合は
1 購入回避(山頂目前も勇気ある撤退、回避の決意、アルピニスト精神)、勝負レースを厳選、我が老兵のように毎レース参戦が究極の競馬道と自負が、すなわち中毒症なのです。
2 最低限でも買い目は「前走で差のない入着、そして(同じクラスで)前々走2・3着には入着または下のクラスで快走1着」している馬を、次走に期待を込めて(調教時計と馬体重を確認、更に鞍上強化など加味し)◎〇▲に抜擢、決して着順でなく走行内容が充実(着差、上がりタイム、展開の有利性)で判断します。
 本命が1・2着に入線出来れば、万々歳で予想は100点でプロ、馬券は的中と同じ事、後は馬券の種別、買い目になるのです。
 3連単にイキナリ走るのが外れの始まり、馬単か馬連か、固く纏め買いで勝利するにはワイドや複勝になるだけ、サラリーマンは大口買いはとても無理なので、少ない小遣いでパラパラ穴目買いが定番も、これが外れに発車を駆ける始まりです。

 また予想は完璧でもレース「展開のアヤ」で着順が大きく変わります。これが競馬ナンです。
*痛恨の競馬がコンナ展開なのです。競馬以前の理由なのです。
1 スタートやコーナーで落馬負傷、コーナーで回り切れずに外ラチまで逸走(これが結構いますね、新馬戦や初出走コースで)、更に芝の切れ目やカメラのシャッター音、フラッシュなどに驚いて逸走するのもいます。
2 斜行降着・失格制裁(折角上位に入線出来ても結果がこれでは無念)
3 先行脚質の馬が煽ったり躓き出遅れすること(スタートが全てではないが、大きな損失)
4 内枠馬がラチ沿い待機も肝心な場所で抜け出し失敗、前の馬が壁で追い出し遅れ(最初から予想できるので回避が常識なのですが)
5 自信過剰の騎乗に思える、4角大外回って追い上げも当然届かず(最短距離を走れ!)
6 展開の読み違いで先行馬に上手くスローに逃げ残られ追い出し遅れ負けする(読みが甘い)など負ける要因は本当に多数ある。
でも勝てる要件は少ない。ナンといっても、
1 先行し直線を向いて先に抜出し押し切る「先行抜け出し策」が一番です。
2 そして卒なく競馬(4角までに先団に追い付き)、直線で末脚を発揮して強い競馬で突き放す、あるいは際どくもGOAL前でキッチリと競り勝ちすること
 なのですが、責めて大敗しても(期待した馬が)ヤッパリ強し!との印象が少しでも持てるそれなりの走り方を見せて頂きたいのです。不可解なレースで負けた原因も分からず仕舞の競馬だけは困ります。次走の対応も修正も出来ないので以降の取捨に、そして競馬になりませんから。

*こんなに長々能書きしても当たらないことが多い、ですからプロ予想や専門紙でも、皆さんがゾッコン信頼がイマイチ得られないゲーム、専門紙は考え方が整理出来るデータを乗せて頂けるだけで(私は)良いのです。
 各自それなりの考えが楽しみで、スリルなのですから、チョトやソット我が素人が口を酸っぱく能書き言っても「馬の耳に念仏、馬耳東風」と昔から例えのとおり、決して聞き入れることはありません。自我流(自己流とも俺流ともいう)が主流ナンです。ナント100人居れば120通り位の自己流儀が炸裂して、どうしてこの馬が本命なの?といつも思うのです。何が推奨理由なのか教えて!と日々思うのです。
 競馬予想にも「ゲン担ぎ」があります。どこの道を通ったとき大穴当たったからとか、赤鉛筆より青鉛筆が良いとか、馬名がカッコー良いとか、誕生日がドーノとか、サイコロで買い目を決めたとか、色々好き勝手に予想していますネ。これが初心者が通る道で現実、それでも結構「大穴を的中」出来ますから、目を瞑っても到底買えない馬券でも、エイヤー!と(違った理論でないと)買え無いのが現実、これが不思議です。
 その中で予想を「騎手や厩舎が頼り」・・は相当鋭い勘!(この考えは推奨できます。競馬道に素質を感じます)、勝利には「馬の実力7分、騎手3分」との例えが今でも生きている通りで、GOAL前のデッドヒートに、1,000m以上も走って、着差が「クビ、ハナ」差の争いが多くあります。このとき騎手の腕が差が大いにモノ言いますからネ。

 そしてサラリーマンの競馬ファンが多い理由が、上司やライバルそしてお得意様にガンガン言われパナシ、家に帰れば奥さんに・・など、競馬はその矛先、ストレス解消法なのですから。
 唯一「自分の判断で自分が責任取る」そんなゲームが大好きになるのは無理はありません。
 結果は(スタートすれば)直ぐに正解か未熟だったかは判明しますから、競馬ぐらい好きにさせて呉れ!の叫びだと思ってはいます。当てる確率を上げるには、1馬券は買わないこと(勝利度100点)、それでは面白みがありません、次の方策では、2 馬券の的中は出来なくとも、その結果を反省すること位は出来る筈で、これを続ければ買い目での失敗は少なくなり、勝率UPに繫がると思えるのですがどうでしょうか?(面倒くさいのイヤーなら仕方がありませんが)

 長年何度も失敗して見れば、(人の意見は)素直に「そうかも・・」と理解できるのですが、ある程度皆さんもガツーンと外れ連発して失敗しないと意味・理由が理解できないのでしょうか?それは遠廻りで残念、我が予想は「無料能書き」ですが外れれば、反省を込めて「無念、残念」を連呼、本命がなぜ失速したのかレース回顧し、その都度深くお詫びの連日です。
 でも有料専門紙はそうは行きません、それなりの責任と結果、お詫びは有るべき、自己責任ダ~だけは「ダメダー!」と思います。専門紙450円の価値、用紙代と印刷費、そしてまた週末に買って頂くための凌ぎ合いで予想料込みなのデース。

*予想に戻りますが、新潟メーン、今度のメンバーは驚いたことに、よくもこんなに苦しい低調なメンバーが本当に揃ったものです。
 直ぐに勝ち上がれるメンバーがいないようで心配で可哀そうに思える(関係者には本当に失礼なのですが)夏競馬はこんな風に敗者復活戦の場、有能な良血馬はこんな暑い夏は出走しません。 ゆっくり秋に備え涼しい北海道や生まれ故郷で休養し待機しています。
 でもファンのため、そして馬主や厩舎関係者の懐都合で、調教して止む無く出走しているのが現状、最下級条件の未勝利馬が勝つか5着まで入線出来ないと出走枠が限られてきます。故障や休養立て直し馬が休んでいる間の夏場で、早く勝ち上がらないと、春先のクラシック第一弾(桜花賞や皐月賞)までに勝利しないとJRAでは出走出来るレースがなくなり、(優先権は無いが出走枠が空いていればのは話で)上のクラス500万下で出走するか、引退や乗馬用に、少し見込みがあるのは深いダート適性があれば公営(売却)行きが現実となる厳しい世界なのです。

*ですがこのOP戦、前走勝ち馬から1秒以上も突き放され2桁着順の面々が多数、前々走もイマイチの成績、推奨出来る点が少なく大いに困惑、イキナリ駆け出す気配が感じられない組合せ、競馬も「勝てるのは一握り」で各レースで1頭だけ、重賞なら2着でも賞金加算で上のクラスに上がれるかもで、皆こんな風に負け馬ばかりが主流、世界なのです。
*でもこの中で「唯一」デュアルスォード(岩田康)だけが、本命に該当する戦績を有する馬で、この馬が勝たずに、他のどの馬が勝つというのですか?(逆切れしているのではありません)
*相手探しは前述のとおり、不可解なメンバーで大いに迷ったが、大きく離れた2番手の一戦、強いて挙げれば「怖いもの見たさに大荒れスリルを感じる方(これを穴党と言うみたい)」には最高の桧舞台になる。よって長期休養明けのマルカフリート(国分優)まで抑えてみるがどうでしょうか?(普通は一回買うのを休みが常識です)

土曜 新潟11R BSN賞(3歳以上OP、ダート1,200m)展望
◎( 8)デュアルスォード(岩田康、手塚、ヂュランダル)前走GⅢプロキオンS7着
〇( 6)インオラリオ  (内田博、吉村、Hブル)前走GⅢプロキオンS12着
▲( 3)アドバンスウェイ(木幡、武藤、Nユニヴァース)前走OP関越S8着
△1( 7)ゴーイングパワー(3歳柴田大、岩元、Sバクシンオー)前走1600下北陸S11着
△2( 4)マルカフリート (国分優、増本、アフリート)長期休養明け 前走OP室町S5着

ディープフィールド(内田博)を抜擢
*好調馬が揃って大混戦(相撲に例えると十両級、いつも混戦と似た)このレース、公営から中央に編入Dインパクト産駒ディープフィールド(内田博)が、前走芝でイキナリ快勝した大物感が漂う本命に大抜擢、相手は多数派工作しか考え付かない激戦の一戦、このクラス特別戦で好戦して来たメンバーに手広く流して(残念ながら)抜き出た馬を探せないので様子見なのです。
土曜 新潟10R 月岡温泉特別(3歳以上1,000万下、ハンデ、芝1,600m)展望
◎( 4)ディープフィールド(内田博、音無、Dインパクト)前走500下1着
〇(14)コスモソーンパーク(松岡正、池上、Rインメイ)前走1000下豊栄特別3着
▲(10)クリーンエコロジー(蛯名正、須貝、Kカメハメハ)前走1000下火打山特別3着
△1(15)カネトシディオス (岩田康、田中清、Kカメハメハ)前走1000下豊栄特別2着
△2( 8)イデア      (中舘英、河内、Gポケット)前走1000下九州スポ杯4着
△3( 1)キッズニゴウハン(田中勝、牧光、Kカメハメハ))前走1000下豊栄特別4着
注(17)マイネルアダムス(3歳柴田大、菅原、Aマックス)前走OP葵S3着

3歳牝馬ポップアイコン浜中俊に期待
*3歳馬の対決、牝馬のポップアイコン浜中俊と牡ダイヴァーダウン武豊の対決も牝馬の△2kg有利と、勢いの浜中俊と武豊の馬より先行力で本命にした。3番手に牝馬切れのある脚を期待して揃えた。
土曜 小倉11R TVQ杯(3歳以上1,000万下、ハンデ、ダート1,700m)展望
◎(15)ポップアイコン (3牝51 浜中俊、吉村、Dメジャー)前走牝馬500下1着
〇(13)ダイヴァーダウン(3歳53 武豊、松永昌、Bタキシード)前走500下唐津特別1着
▲( 4)スナークホロイン(5牝52 国分恭、野村、Sバクシンオー)前走1000下八女特別13着
△1(10)ヤマニンパソドブル(5牝51 酒井、田島、Sクリスエス)前走1000下ラジオ福島10着
△2( 5)ビタースィート (5牝54 川須、加用、Aアレックス)前走1000下吹田特別10着

メイショウツガル幸英明が断然で抜け出す
*ここではコンスタントに安定した戦績メイショウツガル(幸英明)が断然の本命、相手に手広く3頭指名、アッシヴィ武豊、タマラマ川須、ダノン北村友に流して見るが堅くはない。
土曜 小倉10R 八幡特別(3歳以上500万下、芝1,200m)展望
◎(13)メイショウツガル (幸英明、武田、Kカメハメハ)前走500下伊万里特別2着
〇( 9)マッシビヒーロー (3歳 武豊、大橋、Zロブロイ)前走500下9着
▲(11)タマラマ     (せん3歳 川須、中竹、Rインメイ)前走500下2着
△1(15)ノンロゼ    (北村友、橋口、Fでピュティ)前走500下伊万里特別3着
△28 2)アイビーフォールド(川田、吉田直、Gポケット)前走500下小郡特別5着
△3( 7)ユキノサンライズ (田辺、領家、Sゴールド)前走500下10着
注(12)ディアエンデバー (高田、松永幹、Sバクシンオー)前走500下11着

リヴェレンテ三浦皇が断然
*このクラスで僅差連続2着しているリヴェレンテ三浦皇に期待、今度こその一戦になる。相手は8歳も元気なフサイチ四位洋と先行で失速したがサトノ的場勇を再度期待して指名、3番手の抑えに牝馬2騎を加える。
土曜 札幌11R ポルラS(3歳以上1,600万下、ハンデ、芝2,000m)展望 
◎( 1)リヴェレンテ  (三浦皇、浅見、Kカメハメハ)前走1600下TVh賞2着
〇( 9)ザサンデーフサイチ(8歳 四位洋、松田国、Dダーク)前走1600下五稜郭S9着
▲( 3)サトノタイガー (的場勇、的場均、Kカメハメハ)前走GⅢダービー卿13着
△1( 7)トモロポケット (丹内、河内、Gポケット)前走1600下関ヶ原S5着
△2(16)モーニングフェイス(5牝 吉田隼、大和田、Sウィーク)前走GⅢクイーンS6着
注(15)アドマイヤテンバ(5牝 池添謙、橋田、クロフネ)前走1000下藻岩山特別1着