5/18/2014

東京 ヴィクトリアM:ヴェルシーナ(内田博)が歓喜の逃げ切り連覇

期待のスマートレイアー(武豊)は末脚伸ばせず8着無念
 好スタートを決めたヴェルシーナ(内田博)が、軽快に素早くハナに立って逃げ込み、長い府中の直線を後続馬の追い上げを辛くも凌いで、逃げ切り快勝、オーナー(大魔人)譲りのスタートから終いまで17騎を完封して、昨年度に続くこのレース連覇の偉業、スタンド前に凱旋した内田博幸騎手は、勝利のガッツポーズを連発、歓喜の余り、愛用ステッキをスタンドに投げ入れる大サービスまでして勝利に陶酔、今期重賞初勝利がGⅠ勝利でした。
 ヴェルシーナは故障なく重賞戦に連戦するも大敗続き、原因不明が続いていたが、今回大変身の1年ぶりの美酒、やはり我が見込んだ通りの実力馬も11番人気とは・・、優勝賞金9,000万円も獲得したのなら、祝杯パーティは、飲み放題ドンチャン騒ぎの嬉しいサンデーになったことでしょうか?
 (GOAL板まえ:1着ヴェルシーナ(内田博)、2着内ラチメイショウマンボ(武幸)、3着外ストレイトガール(岩田康)、4着ホエールキャプチャ(蛯名正)、5着キャトルフィーユ(ウイリアムズ))
 (直線残り200m:先頭逃げ込むヴェルシーナ(内田)、内2番手マンボ、内6番手ストレイト)

 2着には最内ラチ沿いを追い上げて差し切る勢いがありましたが、最後は脚色が一緒に成っては残念です。
 3着には仰天の末脚で、縫うように内ラチを突いて追い上げて来たストレイトガール(岩田康)が、アワヤの2着かもの勢いでGOALも、内のマンボ(武幸)に押し切られ3番手まででした。

 我が期待の◎スマートレイアー(武豊)と〇ホエールキャプチャ(蛯名正)は、中団から直線末脚勝負に懸けたが、前が止まらず、同じ末脚(33秒7)では差が詰まらず、前半の位置取りの差がそのまま着順結果に成っては誠に残念、僅差の8着、4着と惨敗、その他「大勢組の一員」藻屑になって仕舞った。
一方、勝利馬の馬主(元MLBマリナーズの守護神)佐々木主浩氏は、名誉ある表彰式は欠席、愛馬の快挙より「ゴルフ三昧」を優先したようで、殊勲の勝利ヴェルシーナと内田博幸騎手へ祝福の抱擁も、祝辞も握手も、美女の夫人に任せて、晴れの舞台にオーナーにも見捨てられても、勝利する馬主孝行の関係者たちには脱帽なのです。(写真:左から友道師、内田騎手、馬主代理の佐々木夫人)

今期初重賞勝利の内田博幸騎手」:JRA通算GⅠ勝利が11勝目
ハナを奪ってのレース、予想通りの展開でしたか?・・)やはり来る馬が居れば控えようかなと思っていた。スピードが有る馬でそれを生かしたいと思って、東京の今の馬場が、結構止まらない馬場なので、少々無理しても頑張って呉れるんではと思って、一か八かの作戦(懸け)で、最近ズーッと成績が出ないので、気持よく走らせたいなと思って騎乗しました。
どの辺からこれはイケルと思いましたか?)最後の1F(棒)が見えた時、もう一寸だから頑張って呉れと願っていた。後ろから来る足音が聞こえていたが、ナンとか堪えてくれと思って乗っていました。馬が本当に頑張って呉れたと思っています。
連覇になりますが・・)本当にレースを連覇が出来て、今までは中々成績が出せないでいたが、これで「借りを返せたかな」と思います。
内からマンボ、外からも挟まれタフな競馬のようでしたが・・)間に挟まれて逆にこの馬には良かったのではと思います。
次の目標は・・)未だ何も決まっていないのですけど、先生やオーナーなど皆で話し合って、この馬に一番合った走り易いレースを選んで使って行きたいと思います。こう言う風に走って呉れれば力を出せる馬なので、今までが、なぜか中々結果を出せなかったが、体調もあるし「このレースを勝つために温存していた」かも知れないし、このレースを勝てれば「オンの字」だと思います。

「WIN5ー⑤」東京11R ヴィクトリアマイル(GⅠ、4歳以上OP牝馬、芝1,600m)結果
1着(14)△2ヴェルシーナ(内田博、友道康、Dインパクト、先行、GⅡ11着)11番人気(34秒3)
2着(4)▲メイショウマンボ(武幸四、飯田祐、Sマンボ、差し、GⅡ7着)  3番人気(33.5)
3着(1)*ストレイトガール(岩田康、藤原英、フジキセキ、差し、GⅠ-3着)6番人気(33.2)
4着(9)〇ホエールキャプチャ(蛯名正、田中清、クロフネ、先行、GⅢ1着) 2番人気(33.7)
5着(10)*キャトルフィーユ(ウイリアムズ、角居、Dインパクト、先、GⅢ2着)13番人気(34.0)
タイム1分32秒3 (上がりタイム:4F46秒3-3F34秒3-2F22秒9-1F11秒7)
 単勝2,830円、馬連8,450円、馬単28,650円、3連複50,720円、3連単407,940円
予想評定D評価(20点):印を付けた馬が1・2着でナンとか得点、肝心な本命失速で完敗です。
(以下6着~18着馬)
6着(13)*ケイアイエレガント(吉田豊、尾形充、Kカメハメハ、先行、GⅢ1着)14番人気
7着(3)△1デニムアンドルビー(浜中俊、角居、Dインパクト、追込、UAEGⅠ-10着)4番人気
8着(8)◎スマートレイアー(武豊、大久保龍、Dインパクト、追込、GⅡ1着)1番人気(33.7)
9着(12)*ゴールデンナンバー(三浦皇、鈴木康、Dメジャー、追込、GⅢ6着)12番人気
10着(15)*エクセラントカーヴ(戸崎圭、堀宣行、Dメジャー、差し、GⅢ9着)7番人気
11着(16)*ローブティサージュ(横山典、須貝尚、Wエンブレム、先行、GⅡ3着)15番人気
12着(11)*エバーブロッサム (田中勝、堀宣行、Dインパクト、差し、GⅢ15着)16番人気
13着(17)*フーラブライト (酒井学、木原一、Gアリュール、差し、GⅢ1着) 10番人気
14着(2)*クロフネサプライズ(柴山雄、田所秀、クロフネ、逃げ、GⅡ8着)  8番人気
15着(6)注ラキシス     (川田将、角居勝、Dインパクト、先行、GⅡ2着)9番人気 
16着(18)△3ウリウリ   (福永祐、藤原英、Dインパクト、差し、GⅡ2着) 5番人気
17着(7)*レイカーラ    (石橋脩、堀宣行、Kカメハメハ、差し、GⅢ7着)17番人気
18着(5)*プリンセスメモリー(北村宏、高橋博、Sボード、差し、GⅢ7着)  18番人気

京都11R 栗東S:期待のキョウワダッフィー(竹之下智)が差し切り快勝
 ここは短距離ダート戦で珍しく直線の末脚勝負の決着でした。
 我が期待のキョウワダッフィー(竹之下智)は、中団の外に待機し、3角から追い出し4角では先団外に取り付き直線、先行して押し切るウォータールルド(北村友)ほか先団を、外からグイグイ差を詰め交わし、GOAL前では、追い上げて来たウォータールルド(北村友)を振り切って嬉しい1着GOAL、離れた3着争いは際どく外エーシンビートロン(藤岡康)が競り勝った。
「WIN5ー④」京都11R 栗東S(4歳以上OP、ハンデ、ダート1,400m)結果
1着◎(7)キョウワダッフィー(竹之下智、笹田和、Kカメ、先行、OP1着)1番人気(36.0)
2着・(6)ウォータールルド (北村友、岡田稲、Wリーグ、先行、OP15着)7番人気(36.4)
3着・(13)エーシンビートロン(藤岡康、西園正、Bタイム、逃げ、OP3着)8番人気(36.8)

6着注(11)ナリタスーパーワン(池添謙、松永昌、Wエンブレム、差し、OP13着)2番人気
7着〇(2)エアウルフ    (藤岡佑、角居勝、Fデピュティ、先行、OP2着)5番人気
9着△1(8)ダノンレジェンド (和田竜、村山明、マッチョーノ、先行、OP8着)4番人気
14着△2(1)ハーロンベイ   (秋山真、岡田稲、Eクオリティ、差し、OP10着)6番人気
タイム1:23.1 単勝350円、馬連2,510円、馬単4,150円、3連単35,650円

新潟11R 赤倉特別:シャドウウィザード(吉田隼)が追込1着、ベルニーニ(菱田)惜しくも2着
 長い直線勝負で、中団から我が期待のベルニーニ(菱田裕)とカレンケカリーナ(勝浦正)が抜け出し押し切れる見ていたが、最後方で待機したシャドウウィザード(吉田隼)が、直線外に出して猛追し、前の馬達を纏めてゴボウ抜きの快挙で、圧巻の1着GOALでした。
「WIN5ー③」新潟11R 赤倉特別(4歳以上1,000下、ハンデ、芝2,000m)結果
1着・(1)シャドウウィザード(吉田隼、勢司、Hクライ、先行、1000下6着)6番人気(33.8)
2着◎(13)ベルニーニ   (菱田裕、岡田稲、Gポケット、先行、1000下7着)1番人気(34.4)
3着▲(11)カレンケカリーナ(勝浦正、安田隆、Hクライ、差し、1000下7着)4番人気(34.4)

4着△2(12)モシモシ     (横山和、高橋祥、Gポケット、追込、1000下8着)8番人気
7着△1(3)アメリカンダイナー(津村明、相沢郁、Dヒューマー、先行、500下1着)3番人気
11着〇(8)トーセンギャラリー(川島信、佐々木昌、フジキセキ、差し、1000下3着)2番人気
タイム2:01.0 単勝1,080円、馬連2,330円、馬単5,540円、3連単37,140円

東京10R 青竜S:ノースショアビーチ(村田)が逃げ快勝、ベストルーラー(福永)末脚鈍く6着
 スタート決めたノースショアビーチ(村田)が、軽快に逃げ、直線も懸命に逃げ込み、追いすがるアナザーバージョン(ウイリアムズ)を振り切って、やはり乾いたパサパサのダート戦は「逃げるが勝ち」の戦法がズバリ決まっては後方組は用無しの展開、上手く押し切っての1着GOALでした。
 3着には後方から追い込んだ、ここも伏兵馬ペアン(内田博)が届き、大穴馬券の決着に唖然成り。我が期待のベストルーラー(福永祐)は、中団から直線勝負するも、前が止まらず、バテずで、追い上げも出来ずでは6着、掲示板も外す結果では、人気馬総崩れして大穴になります。
「WIN5ー②」東京10R 青竜S(3歳OP、ダート1,600m)結果
1着・(6)ノースショアビーチ(村田一、田中剛、Kカメ、先、500下1着)7番人気(3F37秒3)
2着注(13)アナザーバージョン(ウイリアムズ、久保田、クロフネ、先、OP10着)4番人気(37.2)
3着△2(3)ペアン     (内田博、菅原泰、Hゲーム、逃げ、500下1着)3番人気(36.6)

4着△1(9)ロスヴァイセ(川田将、小崎憲、Sクリスエス、先行、500下1着)8番人気
6着◎(12)ベストルーラー  (福永祐、石坂正、Rルーラー、逃げ、OP6着)6番人気(37.0)
10着〇(10)オメガヴェンデッタ(北村宏、安田隆、Zロブロイ、先行、OP3着)1番人気
14着▲(8)ローブデソワ   (武豊、今野貞、Sウィーク、差し、OP3着)2番人気
タイム1:37.4 単勝1,190円、馬連4,200円、馬単9,840円、3連単60,910円

京都10R 葵S:リアルヴィーナス(藤岡康)が直線一気、期待アスコルティ(秋山真)失速11着
 逃げ込むシゲルカガ(幸英明)を、中団の馬群から抜け出したリアルヴィーナス(藤田伸)が、先団を捕え差し切り快勝、同じく中団から追い上げたエルカミーノレアル(藤岡佑)が、内で粘り込むラインスピリット(古川吉)、エイシンオルドス(和田竜)を交わして3番手に届いた。
 我が期待のアスコルティ(秋山真)は4角を4番手で回るもここまで、一気に失速して11着とは期待外れに成って残念でした。
「WIN5ー①」京都10R 葵S(3歳以上OP、芝1,200m)結果
1着・(3)リアルヴィーナス(藤岡康、安達、Nユニヴァース、先行、GⅡ15着)9番人気(33.5)
2着・(8)シゲルカガ   (幸英明、谷潔、パイロ、逃げ、前走OP5着)5番人気(3F34.3)
3着・(7)エルカミーノレアル(藤岡佑、小崎憲、Kカメ、差し、OP7着)10番人気(33.7)

4着〇(2)ラインスピリット(古川吉、松永昌、Sボード、逃げ、OP橘S3着)1番人気
5着△1(1)エイシンオルドス(和田竜、坂口則、フジキセキ、先行、GⅢ4着)6番人気
8着△2(5)ネロ      (藤田伸、森秀、ヨハネスブルグ、差し、GⅢ8着)2番人気
11着◎(4)アスコルティ (秋山真、国枝栄、Dダンサー、先行、500下1着)4番人気(35.3)
タイム1:07.5 単勝1,780円、馬連9,200円、馬単19,100円、3連単440,510円

「WIN5」挑戦の道:今週も稀に見る混戦、余り手広く流しても結果は同じ、的中は困難と見る。
予想①◎4〇2-②◎12〇10-③◎13〇8-④◎7〇2-⑤◎8〇9=32通り
結果①(・3)-②(・6)-③(・1)-④◎7-⑤(△14)=「的中3票」払戻1億4,613万6380円
 わが予感の通り「的中は困難・・」は見事に不名誉の的中、無印馬1着の3連発では撃沈あるのみ、「9-7-6-1-11」番人気と決着しては、久々に1億円超えの大穴になりました。