*2014干支(えと)が午年(うまどし)
12年毎に巡って来る「干支は午年」、馬年生まれの運勢が高揚する年だ。競走馬の12歳は、もう引退し種牡馬生活(2003年生まれ)、Dインパクトより1歳先輩になるKカメハメハ(05年、東京競馬場改装中のダービー制覇:写真1)、Hクライ、Dメジャーらになります。
今年はこの産駒が注目すべしとなる。またJRA(日本競馬会)は、空前の掻き入れ年、反面ファンには「掻き集められ損の展開」が待っている意味にも取れるので、巻込まれないようレース厳選、トバッチリを回避する方策が必要になる。
*キズナVSエピファネイア
今年の古馬陣は、有馬で鮮やか圧勝オルフェーヴル、そして「香港スプリント2連覇」したロードカナロアが引退して寂しいが、次世代馬が多く育ち、待機して安泰だ。
その古馬陣の代表格が、(ダービー馬)キズナ(佐々木昌)と(菊花賞馬)エピファネイア(角居)の再戦、キズナは順調なら凱旋門賞の再戦がありそうだ。
そして復調のゴールドシップ(須貝)、女傑ジェンティルドンナ(石坂)、(マイルCS馬)トーセンラー(藤原英)、(オークス馬)メイショウマンボ(飯田)、そしてデニムアンドルビー(石坂)の対決が楽しみだ。
そして3歳クラシック戦で有望株は、朝日杯FS覇者アジアエクスプレス(手塚)がアメリカ参戦の構想がある。また阪神JF惜敗2着ハープスター(松田博)などの有力馬が順調に活躍が期待できる。
*金杯展望: 老兵馬VS軽斤量馬に要注意
そして競馬界の新年は、やはり年明け初重賞(1月5日)、中山と京都で「金杯(4歳以上OP戦)」から始まる。(北半球産駒の)競走馬は、1月からは一斉に1歳加算されるが、その新春初重賞の金杯は、6歳で目が出なかった7歳馬(もう老兵で力なしと切り捨てが通説ですが)、未だ6歳馬と認識し、馬券検討の軸と思うべし。
その金杯で(老兵が)良く活躍し、更にその相手が、どちらもハンデ戦で軽斤量馬が快走し、穴馬券が炸裂の記憶が未だ強烈にあり、人気馬が総崩れで、人気薄の軽視馬が例年「お年玉馬券」として炸裂が毎年の金杯なのです。
*老兵AXファンはアメリカが日本に接近
我が「老兵AX」ブログは、いつも大本命馬として大きな期待を懸けるも失速が多く、残念・無念の嵐、これら連発版にも関わらず、現在世界「10か国」が「老兵AX」に、沢山アクセスを頂いて、嬉しく思います。
年間アクセス状況(写真2参照)
・日本 16445 ・マレーシア 125
・アメリカ 15490 ・ウクライナ 125
・ロシア 3428 ・フランス 66
・ドイツ 492 ・中国 62
・大韓民国 260 ・イギリス 47
新年に当たり、富士山の世界文化遺産(自然遺産ではない)、日本食(無形文化遺産)も登録されるなどで、急激に日本文化に興味が急騰して、世界の国々から観光客が急増、昨年初めて来日者数「一千万人」に達成の観光立国に成長、日本の文化は(外国から見れば)とても奇妙で奇抜に遭遇しますので、競馬で激戦が始まる前の「ひととき」を、正月の日本風習を世界の皆様に一部紹介します。日本人は(外国から見れば)とても風変わりな人種に見えて、誤解のないよう、この機会に、ご理解を得たいと思います。(NHKの「クールJapan」風で紹介)
*初夢で見られたら幸せ・・は「一富士、二鷹、三茄子」
初夢とは、新年で初めて見る夢のことですが、通常元日の夜見る夢で、2日朝に判明するもの、でも大晦日から元日にかけて「ご来光や神社などに参拝」するので夜更かしになり、元日は朝寝になるから、これで夢を見れば初夢にもなるやっかいなもの。正月過ぎても初夢は続く期間は広いが、御利益は段々薄れる。
日本人は(叶えたい夢を)縁起を担いで、疑似実現させる習慣が多いのです。昔からその文化の代表格が富士崇拝、日本の最高峰の霊山で象徴、葛飾北斎が東海道五十三次でも(遠くに)何枚も描いている。
我が見解は「遠くから眺める雄大な姿」が好き(写真3参考)です。裾野を大きく広げ、樹海や松原、周囲の湖や海に、逆さ富士として写る全風景が実に素晴らしい。四季を通じて姿を変え、これがまたとても美しく、世界文化遺産に登録なって、更に登山や観光客が増えたのは喜ばしいが、程々にして下さいね。
幾ら「絶世の美女」でも、近づいてイキナリ手に触れたくなる性(さが)は(相手の気持ちを最優先で考え、どう表現し、接した方が良いか)懸命に耐えるのが必要です。
軽装で山登りとして何も準備もせず、よじ登って「ご来光」をと出掛けるのは甚だ迷惑至極、遠くからそっと全体像を眺めるのが一番だと「わびさび」の世界を早く気付いて欲しのです。
そして鳥類の頂点に立つ鷹、弱肉強食の世界で頂点に立つと言われ、弱者が途中で強いものに淘汰されたくないと願う、あくまで夢(おとぎ話)の世界です。
そして茄子は「成す(成功する)」の言葉上の「ごろ合わせ」、人生が大成する意味でめでたい事が起きると喜ばれ、「おせち」料理の食材に込める思いや、大相撲の土俵に「勝ち栗、昆布、スルメなど」を神々に「お清めとお祓い」のために埋められる品々が、皆がこれに当たり、縁起担ぎなのです。
*花鳥風月(美しい崇めるものが、一同に会しこの世界観を見れるのは素晴らしいことの例え)
正月は、あの(のどかな)「春の詞」など「琴の調べ」を聞きながら(立派な屋敷なら)玄関には鮮やかな金屏風、そして金箔張りの「花鳥風月」の襖に、お色直して新年のお客を迎えるべきも、そのような立派な武家屋敷を所持している方は今はいない、強いて探せば「京都二条城ぐらい」だ。せめても小じんまりと玄関に(邪気を払う)門松を飾り、「床の間」に掛け軸を吊るす位が関の山、昔郷里では、三が日だけ飾った(中国から持ち帰った)家宝「桃源郷」の掛け軸、立派な桃が3つ実った枝を杖に、仙人が描かれた掛け軸を飾っていたが、どこに行ったやら・・、この桃1個で千年の長寿が得られ理想郷、せめて掛け軸の中だけでも正月気分と「描いた餅」なのです。
*不思議な日本人(あらゆる神を崇拝する多信教か=無宗教なのか)
大晦日やお盆には、お寺(仏教寺院)に参拝し、先祖の供養やお供え、そして「除夜の鐘」を突き煩悩のお祓い、新年には「やをよろずの神(目に見える七福神などのほか、自然に宿る天・月日・山・海・森・川・田畑・樹木・屋敷・釜戸・地べた、などあらゆる所に神が存在すると信仰している)」に「お神酒」を奉納し、新年の挨拶とあらゆる「厄除け祈願」し、全ての「神々」に敬意を払い新年を迎えます。実は浅く広く信仰で、無宗教と同じ位、余りにも一極集中し拘り過ぎると「隣国」が全てが敵に思え、討伐意識が生まれるなど弊害がでますから、我が方は宗教上の相違や理由で争いはしません。
そしてコメが主食ですが、蕎麦、うどん、ラーメン、パンなど、あらゆる穀物も好んで食べます。風土(地形、地質、季節)に合った作物を作ってそれを工夫して食べているということ。
でも特別な時期は、特に暮れは「年越し蕎麦」を(細く長生きしたいと)食べ、正月は神様に「お餅」をお供えし、一緒にこれを雑煮(各地で独特の仕立てがあり)で食べる習慣があります。お祝いごと(例えば子供の誕生、入学、高校・大学などに合格祝い、成人式、結婚式、長寿の祝いなど)があれば、「赤飯(餅米と小豆を蒸す(紅白:めでたいこと)):写真4」を炊いて祝い、重箱に詰め、親せきや近所に振る舞います。御先祖さまが実践してきた風習を長く継承(伝統)して来ているのです。