5/09/2015

東京 プリンシパルS:期待のアンビシャス(ルメール)が快勝しダービーキップ

*京都11R 京都新聞杯:サトノラーゼン(川田将)が早めに馬群を鋭く割って抜け出し快勝
 スピリッツミノル(酒井)、タイセイアプローズ(松山)が先行する3番手内ラチで競馬したダノンリバティ(浜中)が、直線を向いて、一気にスピリッツミノルと内ラチで先頭争いするところを、5番手からサトノラーゼンが馬群を裁いて早めに先頭に躍り出てその勢いのまま押し切るところに、外から併せ馬で猛追したポルトドートウィユ(武豊)とアルバートドック(藤岡康)と叩き合いして入線も、先に抜出したサトノラーゼンに「1/2馬身」届かずも、際どく内で◎ポルトドートウィユが「ハナ差」凌いで2着を確保、中団からの位置獲りの差が大きく、先着馬より末脚が優秀でも、2着は残念でした。
 これで、1・2着馬は、重賞での賞金加算が出来て、張れて「日本ダービー」への参戦が確実な状況に、厩舎関係者達は嬉しい安堵を見せた一戦でした。
 期待した馬達が、揃って掲示板に「点灯」出来る着順、可なり実力通りの入線は良かったです。
土曜*京都11R 京都新聞杯(G2 3歳OP、芝2200m、1着賞金5200万円)結果:良馬場
1着▲(4)サトノラーゼン  牡3(56川田将、池江寿、Dインパクト、先、500下1着)2番人気(34.5)
2着◎(2)ポルトドートウィユ牡3(56武 豊、高野友、Dインパクト、差、OP4着)1番人気(34.3)
3着△3(15)アルバートドック牡3(56藤岡康、松田博、Dインパクト、先、G3-4着)6番人気(34.1)

タイム2:11.3 (4F46.8-3F34.9-2F23.5-1F11.6)
 単勝460円、馬連1,110円、馬単2,460円、3連複2,860円、3連単13,160円
予想評定 C評価(60点):◎の位置取りの差で▲に敗れ残念、〇は直線で積極策で粘るも5着無念なり。
4着△1(3)トーセンバジル 牡3(56岩田康、藤原、Hビンジャー、差、中山G2-5着)4番人気(34.0)
5着〇(1)ダノンリバティ 牡3(56浜中俊、音無秀、Kカメハメハ、差、中山G1-8着)3番人気(34.8)
6着*(9)スピリッツミノル牡3(56酒井学、本田優、Dスカイ、逃げ、中山G1-9着)5番人気
7着*(11)レントラー   牡3(56北村友、松永昌、Hクライ、先行、阪神500下4着)10番人気
8着△2(12)シュヴァルグラン牡3(56内田博、友道康、Hクライ、差し、阪神G3-5着)7番人気
9着*(6)シャッターチャンス牡3(56小牧太、荒川義、Nユニヴァース、差、未勝利1着)12番人気
10着*(14)ジェネラルゴジップ牡3(56幸英明、平田修、Nユニヴァース、差、500下5着)13番人気
(以下の着順馬は省略)

*東京11R プリンシパルS:断然の「アンビシャス(ルメール)」が貫録の勝利でダービーキップ
 ここはアンビシャス唯一頭の走りだけが注目の一番、果たしてダービー参戦出来たのか!
 大外枠のマルターズアポジー(村田)がスタートダッシュで大きく引き離して逃げてハラハラ、離れた2番手にマイネルシュバリエ(柴田大)が積極先行策、そして我が期待のアンビシャス(Cルメール)が、可なり縦長の展開の後方待機で、直線末脚勝負で前に届くのか心配の位置獲りでしたが、4角では後続馬が先行馬に追い付き直線、2番手で競馬のマイネルシュバリエ(柴田大)が、勢いよく大きく抜け出して、この馬がこのまま押し切るような勢いがありましたが、中団から直線早めに仕掛けて2番手に上がったケツァルテナンゴ(戸崎圭)が、グイグイ先団に迫り交す勢いが・・。

 そしてようやく(エンジンが点火したのか)外から追い込んで来た期待のアンビシャス(Cルメール)が、届くのか微妙な脚色に思えたが、一転一気に差を詰めて、先団を纏めて交わし「1馬身」突き抜ける素晴らしい末脚に感激、ここでようやく「ダービー」参戦のキップをゲット出来で「流石に見込んだ甲斐があった良血の逸材」と安堵も、直線での末脚勝負に徹した「C・ルメール騎手」の好騎乗に脱帽なり。
 そして、こんな時に限って、相手は何故か超人気薄と(いつも相場が)決まっているのですね。
「1-8-18」番人気の目など、いくら考えても、総流しでも、我が狭い頭脳と腕では買える代物ではなく、見事にいつもの撃沈決着、この積極果敢な穴馬2騎が前に揃って残しては、末脚派の他馬は不甲斐なく、そして唖然成りです。
 (直線残り200m:逃げ込むMシュバリエ、2番手ケツァルテナンゴ、外アンビシャス(ルメール))

 そして今日の快勝で、無事ダービー参戦キップを得るも、問題は沢山残っている。今日は確勝を喫して必勝体勢の100%仕上げのようで、「馬体重ー6kg」と絞れて、初めて460kgを切って細目の身体、この後栗東に戻って、今日の疲れを立て直し、3週間後に再度東京に入厩参戦は、結構な強行軍になる。本当の戦いはこのダービー当日の体調、参加するだけが名誉と目的では不満足、万全の体調で、使い詰めの疲労やダメージを最小限に抑えて、激戦を克服出来るのかに懸かってくるのです。→(後刻情報では)やはり疲労が大きく折角のダービーキップも、参戦せず放牧に出す決定があったようです。

今期重賞2勝目のクリストフ・ルメール騎手」:JRA通算重賞勝利20勝目
鮮やかに勝利おめでとう・・)(勝てて)良かった。この馬チョット掛かるところがある。今日はバックストレッチで掛かった。4コーナーではリラックスしていたが、直線で後ろの馬が来ましたが、ラスト100mで凄い脚で走りました。(本番のダービーでは・・)ダービーは(とても)難しい(レース)です。距離2400mは3歳馬には難しい。アンビシャスは良い馬です。だからチャンスはあります。

土曜*東京11RプリンシパルS(ダービーTR、3歳OP、芝2000m、1着1900万円)結果:良馬場
1着◎(16)アンビシャス牡3(56Cルメール、音無秀、Dインパクト、先行、G3-3着)1番人気(34.1)
(*1着馬に「ダービー」優先出走権)
2着*(9)ケツァルテナンゴ 牡3(56戸崎圭、笹田和、Cテナンゴ、差し、G3-6着)8番人気(34.8)
3着*(1)マイネルシュバリエ牡3(56柴田大、和田正、Bプラン、先行、OP14着)18番人気(35.3)

タイム2:00.2 (4F47.6-3F35.0-2F23.6-1F12.1)
 単勝190円、馬連4,560円、馬単6,000円、3連複141,180円、3連単446,510円
予想評定 C評価(50点):期待の本命馬が快勝も、相手が超劇薄人気が飛び込んで大穴炸裂無念なり。
4着*(14)ムーンクレスト 牡3(56木幡広、本田優、Aムーン、先行、京都500下1着)16番人気
5着△1(8)オールマンリバー牡3(56松岡正、五十嵐忠、Kカメ、先、阪神500下4着)9番人気
6着*(17)バイガエシ   牡3(56藤岡佑、作田誠、Gポケット、先行、京都500下1着)3番人気
7着*(6)ロードフェリーチェ牡3(56嘉藤貴、昆 貢、Hビンジャー、追込、京都OP7着)12番人気
8着*(15)サトノアッシュ 牡3(56石橋脩、中竹和、Kカメハメハ、先行、中山500下1着)15番人気
9着*(10)ラブユアマン  牡3(56柴田善、尾関知、Sゴールド、先行、東京500下11着)14番人気
10着*(7)ジュヒョウ   牡3(56田辺裕、高野友、Sゴールド、差し、阪神G3-11着)13番人気

12着〇(4)ダッシングブレイズ牡3(56蛯名正、吉村圭、Kジョイ、差し、阪神500下1着)2番人気
14着△2(3)エミネスク 牡3(56田中勝、牧光二、Nユニヴァース、差し、中山500下1着)4番人気
18着▲(11)オメガゴールドレイ牡3(56横山典、松永幹、Kカメハメハ、先、500下2着)5番人気
(その他の馬は省略)

*新潟11R 中ノ岳特別:ロードフォワード(川須栄)が中団から抜け出し快勝
 期待の人気馬に「オーストラリア」から2度目の日本参戦になるママさんJK、気負い過ぎたのかスタートから波乱一杯でした。
 期待のクラシックメタル(リサ・オールプレス)が、スタートで(いきなり)大きく煽って後方からの競馬では、先行タイプの馬が持ち味を出せませんね。パサパサの乾いたダート競馬では、追い上げる鋭い末脚は無く、残念ながらスタートが全てで、ここで早くも終わりの展開、直線の追い上げが「38秒0」では、前に届く筈もなく大敗の残念賞でした。
 代わって直線で、先行粘り込むインストレーション(吉田隼)を、ロードフォワード(川須栄)が中団から競り落として1着、後方から追い上げたホワイトフリート(伊藤工)が届いて3着、印を付けた4騎の内、◎を除いた3騎でスンナリ万馬券決着では唖然成り。
土曜*新潟11R 中ノ岳特別(4歳以上1000万下、ダート1800m、1着賞金1320万円)結果:良
1着△(5)ロードフォワード牡4(川須栄、高野友、Nユニヴァース、先、1000下5着)5番人気(37.1)
2着〇(14)インストレーション牡4(吉田隼、中川公、Sミニスター、先、1000下3着)2番人気(37.4)
3着▲(13)ホワイトフリート牡5(伊藤工、久保田貴、クロフネ、先行、1000下6着)6番人気(37.2)

タイム1:52.2 単勝780円、馬連1,640円、馬単3,990円、3連複5,840円、3連単32,060円
9着◎(3)クラシックメタル牡4(Lオールプレス、二ノ宮、クロフネ、先、1000下3着)1番人気(38.0