3/13/2021

中山牝馬S:ランブリングアレー(武豊)の差し脚が届き勝利

  今週は、関東他で激しい春雷と豪雨が長く続いては、「中山・中京・阪神」の3場が、共に極端な馬場悪化になって、大荒れの展開は避けられず、重馬場が得意な馬には、とても叶わずで、凱歌になります。 
(土曜競馬)*中山11R 中山牝馬S:逃げたロザムール(北村宏)が惜敗「ハナ差」2着
 この馬場ですから逃げるが勝ちなのですが、果敢に先行したロザムール(北村宏)が直線でも内ラチ沿いで逃げ込み、快勝に思えたが、中団待機のランブリングアレー(武豊)が大外を回ってジワジワ追い込み、GOAL前で馬体を離して入線、際どくも「ハナ差」外差しが叶って重賞初勝利、流石の「土曜男」の異名通りの武豊騎手が、力腕発揮し炸裂でした。
  345着も「クビ、クビ差」で激戦、3着は、昨年度の覇者フェアリーポルカ(和田竜)が、その力量発揮し後方から4角で先団に上がって直線で食い込んで来た。
 我が期待し本命にしたドナアトラエンテ(戸崎)は、先団4番手で競馬したが、直線で前走のようには脚を裁けず、バテバテ後退の9着失速は残念でした。

「今期重賞勝利2勝目の武豊騎手」JRA通算重賞勝利344勝目
(今週も大接戦で・・)同着でなくて良かった。(スタートから振り返って・・)乗り易い馬なんで、回りの馬の出方を見て行こうかと思ったんですけど、枠が外で、割と外々と回って来たんですけど・・。(1000mが625の流れで・・)ナニしろ芝がね~、凄い水を含んでいるんで、チョットペースは、掴み難らかったですけど、最後は皆、どの馬もキツかったと思うけど、良く我慢してくれた。(昨夏の小倉以来の騎乗で・・)馬は、凄く落ち着いていて、状態は良かったです。(今後の可能性は・・)こういう馬場を克服してくれて、今後また、更なる大きなレースで、頑張れたらいいな~と思います。
*中山11R 中山牝馬SG34歳上牝OPHD)、芝1,800m、13600万円):不良馬場
着順(馬番)期待、馬名(性歳騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順))人気(末脚)
1(13)ランブリングアレー(牝5武豊、友道、Dインパ、中京G3-2着)7人気(39.2)
2(11)▲ロザムール(牝5北村宏、上原、Rキングダム、中山G3-4着)5人気(39.9)
3着*(7)フェアリーポルカ(5和田竜、西村、Rシップ、小倉G3-8)6人気(39.5)
4着*(16)ホウオウピースフル(4大野、大竹、オルフェV、中山OP-4)12人気
5(5)△シャドウディーヴァ(牝5岩田康、斎藤誠、Hクライ、東京G3-3着)8人気


タイム154.8 (452.2339.9―227.2―114.4
 単勝1110円、馬連6440円、馬単14310円、3連複19250円、3連単147950

予想評定 D評価(20点):期待2騎がワン・ツー決着も、肝心な本命失速で完敗!
6(8)*デンコウアンジュ(牝8柴田善、荒川、Mサムソン、小倉G3-5着)13人気
7(2)△リアアメリア(牝4福永、中内田、Dインパ、阪神G1-7着)3人気
8(15)△サトノダムゼル(牝5田辺、堀宣行、Dインパ、中京G3-7着)2人気
9(9)◎ドナアトラエンテ(牝5戸崎、国枝、Dインパ、中山3C-1着)1人気(40.6)
10(10)*スイープセレリタス(牝5横山武、藤沢和、Hクライ、中山G3-8着)16
13(14)注シーズンズギフト(牝4津村、黒岩、Eネイア、中山G3-4着)9人気
15(3)△アルーシャ (牝6ルメール、藤沢和、Dインパ、中山L-2着)4人気
(出走16頭):3連単=913.1113.11.3.15.58点:外れ
*コーナー通過順位
1角:11,10(1,9)15,2,12(3,13)4,7(6,14)8(5,16)
2角:11,10-(1,9)15,2(3,12)13,7,4,14,6,8(5,16)
3角:(11,10)9(1,2,15)(7,3)13(14,12)4(5,8)-(6,16)
4角:(11,10)(7,9)-(1,3,2,15)(14,13)(4,8)(12,5,16)-6
 
 *中山10R アクアマリンS:センショウユウト(岩田康)が後方から差し切り快勝
 大きく引き離して先行したウィズ(藤井)と、ジュニパーベリー(大野)でしたが、直線でウィズが粘り込んで、そして3番手からトキメキ(木幡巧)と共に先行残すところに、後方待機のセンショウユウト(岩田康)が、この馬場でも鋭く脚を伸ばして「3馬身1/2」も突き放す快勝でした。
 我が期待のファーストフォリオ(武豊)は、後方待機から末脚伸ばせず、8着無念なり。

*中山10R アクアマリンS4歳上3CHD)、芝1,200m、11820万円):不良
1着△2(6)センショウユウト(6岩田康、笹田、Kキセキ.小倉3C-13着)10(36.9)
2着*(3)ウィズ (6藤井、清水久、Bタイド、小倉3C-9)8人気(38.6)
3着▲(14)トキメキ(牝4木幡巧、斎藤誠、Aムーン、中山2C-1着)3人気(38.0)
4着*(4)グッドマックス(4内田、堀井、Jウェイ、中山3C-6)5人気
5着〇(15)フレッチア     (牡6ルメール、木村、ダンシリ、東京3C-4着)1人気

タイム112.7 単勝2,950円、馬連23,600円、馬単46,850円、3連複42,340円、3連単397,020
7着△1(12)ジュニパーベリー(牝4大野、手塚、Gシップ、中山2C-1着)4人気
8(1)ファーストフォリオ(牝4武豊、須貝、Kカメ、中山3C-4着)2人気(38.1)
(出走16頭):3連単=115.1415.14.12.66点:外れ
*コーナー通過順位
3角:(3,12)-(4,13)14(7,15)(1,8)6,5(11,10)2,9
4角:(3,12)-(4,14)13,15(1,6)(7,8)5(2,11,10)-9
 
(土曜競馬)*阪神11R ポラリスS:ラプタス(幸英明)が鮮やかな差し切り勝利
 大外枠のリアンヴェリテ(国分恭)が果敢に大逃げ、直線でも懸命に内ラチ沿いで逃げ込んだが、可なり離された3番手から追込んできたラプタス(幸英明)が、鮮やかに「1馬身1/2」差し切り勝利でした。
 2番手以降が「アタマ、ハナ、アタマ、クビ差」の大激戦、際どく僅かに残したアンヴェリテが2着、3着にテーオーターゲット(西村)が競り勝ち、期待の52騎は、その次着では、参りました。
*阪神11R ポラリスS4歳以上OP、ダ1,400m、1着賞金2200万円):重馬場
1着*(3)ラプタス(せん6幸英明、松永昌、Dブリランテ、中山OP-13)4人気(36.2)
2着*(16)リアンヴェリテ(7国分恭、中竹、Gアリュール、中京OP-8)11(37.3)
3着▲(12)テーオーターゲット(牡5西村、吉岡、Kキセキ、東京OP-4着)3(36.1)
4(10)(10)サヴィ (牡7藤岡佑、中内田、Sセンス、阪神OP-11着)7人気
5(9)タガノビューティー(牡4石橋、西園、Hヒューズ、東京OP-2着)1(35.8)


タイム1:22.1 単勝760円、馬連21,230円、馬単32,140円、3連複55,500円、3連単314,470
6着△3(8)アイオライト(牡4川田、武藤、Rゲレーロ、中京3C-1着)2人気
8着△1(14)ニューモニュメント(牡5酒井、小崎、Hヒューズ、東京OP-6着)5人気
15着△2(2)ヨハン  (牡5池添、高橋康、Yブルグ、東京OP-5着)8人気
(出走16頭):3連単=910.1210.12.14.2.88点:外れ
*コーナー通過順位
3角:16-10(3,8)(7,12)2,5(9,11)(1,14,13)-(4,15)6
4角:16=(3,10)8(7,12)2(9,5)11(14,13)1,15(4,6)
 
*阪神10R 但馬S:ダノンマジェスティ(川田将)が先行抜け出し快勝
  アルサトワが、先行し逃げ粘るところ、期待のダノンマジェスティ(川田)が、2番手から末脚を伸ばして快勝、後方待機から末脚を伸ばしたムジカ(秋山真)、モズナガレボシ(菅原)が、サルサトワを交わして2・3着に上がって決着した。

*阪神10R 但馬S4歳以上3CHD)、芝2,000m、1着賞金1820万円):稍重
1(10)ダノンマジェスティ(牡6川田、音無、Dインパ、中京3C-2着)1人気(36.5) 
2着▲(5)ムジカ     (牝4秋山真、鈴木孝、Eネイア、中山3C-6着)3人気(36.1)
3着△2(1)モズナガレボシ(牡4菅原、荒川、Gボス、小倉2C-1着)2人気(36.5)
4着*(9)アルサトワ(4幸英明、斉藤崇、Rシップ、阪神2C-1)5人気
5着*(8)ドゥーカ(8国分恭、野中、Tシャトル、中京3C-10)8人気


タイム200.7 単勝160円、馬連540円、馬単710円、3連複810円、3連単2,330
6着△1(6)ミトノマルーン(牡5藤岡佑、武英、Rカナロア、中京3C-13着)6人気
9着〇(3)ベレヌス(牡西村、杉山、Tボウル、阪神3C-4着)4人気
(出走10頭):3連単=103.53.5.6.16点:的中!
*コーナー通過順位
1角:9,10,3(2,6)4-8(1,7)5
2角:9,10(2,6)3,4(1,8)7,5
3角:9(10,6)(2,3,8)(1,4)(5,7)
4角:9,10(6,8)3(2,5,1,7)-4

*阪神 8R 阪神スプリングJ:メイショウダッサイ(森一馬)が期待に応え圧勝
 最後の向正面で2番手から先頭に立ったスマートアペックス(中村)に、断然人気のメイショウダッサイ(森一馬)が、外から馬体を離して進出し直線、最後の障害飛越から、一気に突き放し7馬身も振り切って、流石の圧勝劇、自らの誕生日を重賞勝ちで祝った一戦でした。
 これで森一馬騎手は、JRA6場での障害重賞戦を勝利、高田潤騎手に続き2人目になる。
 問題の3番手には、一団の中から、終始最後方で競馬した3番人気のシンキングダンサー(石神)が上がっては、1番人気の3連単馬券は、一気に外れで残念なり。

*阪神 8R 阪神SJJG2:障害4歳以上OP、芝3,900m、1着賞金4100万円):稍重
着順(馬番)期待、馬名(性歳騎手、厩舎、産駒、前走(馬場..着順))人気(末脚)
1(4)◎メイショウダッサイ(牡8森一、飯田、Sマンボ、中山JG1-1着)1(13.6)
2(6)スマートアペックス(牡4中村、浅見、Hクライ、中山OP-1着)2人気(13.6)
3(5)シンキングダンサー(せん8石神、武市.Cジェット.中山JG1-8着)3(13.7)
4(2)△サトノエメラルド(牡6高田、安田隆、Kカメ、中京阪神JG3-4着)5人気
5(8)注ビッグスモーキー(せん6植野、清水久、Kカメ、中山JG1-10着)6人気
 
タイム424.6 (451.1338.1
 単勝130円、馬連230円、馬単270円、3連複400円、3連単830円(1番人気)

予想評定 C評価(60点):ダッサイ圧勝は当然、2着もアペックス、そして3番手がは人気順の決着で外れ無念なり。
6(1)△キャプテンペリー(せん8五十嵐、岩戸、クロフネ、中京障害OP-1着) 4人気 
7(7)*グランソード  (牡6難波、高野、Hクライ、小倉障害OP-12着)7人気
8(3)*プレシャスタイム(牡8北沢、藤沢則、Rインメイ、小倉障害OP-13着)8人気
(出走8頭):3連単=461.2.83点:外れ
*コーナー通過順位
1(2周目)1,6,4-8,2(3,5)=7
2(2周目)1,6,4-8,5,2,3=7
3(3周目)6,1,4-8,5,2=3-7
4(3周目)(6,4)-1-8,5,2=(3,7)
 
*中京11R 中京スポーツ杯:イッツクール(富田)が先行逃げ切りの勝利
  軽快に先行したイッツクール(富田)が、直線でも脚色衰えず、後続馬を「1馬身1/4」引き離して、逃げ切り勝利でした。
 23番手には、後方待機から追い上げた2騎、アイムポッシブル(北村友)、そして離れてエピックアン(松若)が届いたが、我が期待のドウドウキリシマ(松山弘)は、中団待機のまま、脚色が同じようで、前に進出が出来ず、8着無念なりでした。
*中京11R 中京スポーツ杯(4歳以上3C-、ダ1,400m、1着賞金1820万円):不良
1着*(7)イッツクール(5富田、武英、Aバラン、中京3C-5)3人気(38.1)
2着〇(15)アイムポッシブル(牝4北村友、小崎、Vミリアン、中京2C-1着)5(37.4)
3着*(6)エピックアン(6松若、大和田、クロフネ、東京3C-4)7人気(36.9)
4着△2(4)ホッコーライデン(牡7斉藤、松永康、Aデジタル、東京2C-1着)9人気
5着*(1)ハッピーゴラッキー(5岩田望、千田、パイロ、阪神3C-6)10人気

タイム123.2 単勝860円、馬連6730円、馬単14160円、3連複35860円、3連単225440
6着△1(3)プロスパラスデイズ(せん6太宰、昆貢、Hスパン、阪神3C-2着)6人気
8(12)ドウドウキリシマ(牡5松山、村山、Kブランコ、中京3C-2着)1人気(38.1)
15着△3(8)ヨドノビクトリー(牡7角田大、北出、クロフネ、中京3C-4着)11人気
(出走16頭):3連単=1215.315.3.4.86点:外れ
*コーナー通過順位
3角:7,14(5,9)(10,16)(15,12)(1,2,8)(11,13)4,6,3
4角:7-14,5(10,9)15(1,2,16,12)8(4,11,13)6,3
 
*記録フラッシュ:
▽松本大輝、古川奈穂の2新人騎手が初勝利を挙げる
 先週は、デビュー初日から初勝利を飾った2新人騎手、大沢大仁騎手(松永昌厩舎)、永野猛蔵騎手(伊藤圭厩舎)に続き、今週も2新人騎手が、嬉しい初勝利を挙げ、拍手で迎えられた。
 中京第6R4歳以上1C-,1400m)で、ヴァルキュリア(牝4,大久保龍厩舎、2番人気)に騎乗した松本大輝騎手(森秀行)が、後方待機から直線一気に差して10戦目で3番目の初勝利を挙げた。
 そして阪神第6R(31-,芝1600m、1番人気)で、バスラットレオン(牡3、矢作厩舎、1番人気)に騎乗した古川奈穂騎手(矢作)が、断然人気の自厩舎馬で、期待に応えて先行逃げ切り快勝(写真下)、8戦目で嬉しい初勝利を挙げ、新人騎手の4番目の勝ち上がり、藤田奈菜七子騎手デビュー以来、6年振りの女性騎手が勝利した。

 
▽ハーツクライ産駒が中京でJRA通算1,200勝達成!
 中京第12Rで、2番プリマヴィスタ(吉田 隼人騎手)が1着となり、ハーツクライ産駒のJRA通算勝利数が1,200勝、これはJRA史上12頭目の記録となる。