2/28/2016

中山記念:久々出走ドゥラメンテ(Mデムーロ)が期待に応え復活勝利

 ダービー以来の出走に成る日本の至宝「ドゥラメンテ(堀宣行厩舎)」が、骨折治療を経て久々にファンの前でその雄姿を復活走で飾った。
 これで胸を張って強豪が集結する3月の「ドバイ参戦」出来る仕上り、そしてMデムーロ騎手は騎乗機会5連続重賞勝利の手腕に恐るべし、天才武豊騎手(98年セントウルS~菊花賞まで)と並ぶ「タイ記録」の偉業に成る。
  逃げ馬不在の中、ラストインパクト(Fベリー)が、果敢に先行してレースを引っ張り、期待のドゥラメンテが、中団の外に待機し、直線を向くや、Mデムーロ騎手が、早めに仕掛け先頭に立って押し切る戦法で、後続馬の皆が、脚色はイマイチに見えて、可なりの楽勝に思えたが、GOAL前でハラハラのドラマがあるとは思いも寄らずで・・。

 最後方待機し、直線外から猛追して来たアンビシャス(Cルメール)が、この場面で外から馬体を離して、GOAL前では「クビ差」まで迫る大迫力の勢いで「33秒6」の末脚にビックリ、皆が一瞬、交わされるかも・・と「ドッキリ」シーンがありました。
 ドゥラメンテが僅かに残して勝利したことは重要でも、余りにも早目のスパートで、早々に大きく抜け出し先頭に立ったので馬が「ソラ(早めに先頭に立ち一頭になると闘争心が萎え、走るのをやめる癖)」を使ったのか、久々で万全の仕上がりではなく、ミルコが確勝を感じて抑えたのか、仕上りが8分の出来で自重したのか・・など色々思案したが、アンビシャスの凄い脚色が極めて鋭く際立ったので、何故かバテバテ失速に見えたのが、チョイと心配でした。

 そしてドゥラメンテをマークし直後で競馬したリアルスティール(福永祐)が、菊花賞以来の出走でも、「1/2馬身」まで迫る3着、そして外を回っても、1着馬と同じ末脚で追い上げ4着以降を引き離すレースは、マズマズの好戦になった。
驚異の今期重賞5連勝したMデムーロ騎手」:JRA重賞勝利47勝目、そして通算勝利500勝達成!
(強いですね・・)ハイ強いです。凄いです。追い切りの時は、ズーと、また強いと思った。(自分)自身ズーと(強いと)思っていた。(先団から5番手で競馬でしたが・・)そんな感じで・・、いつも凄いスタートを(切り)良かった。久しぶりだったので中々煩さかったけど、問題はないけど、スタートから直ぐにいいポデションを獲ったので、久しぶりで、このイメージがありますね、前走が2400で今回は1800なので、チョット短いかも知れないと思ったけど、いいスタートといいポデションを獲ったので、(仕掛けは)早く先頭に行ったので、凄い物見をしていたので、いつもそんな感じで、他の馬に(迫られ)最後は(末は)甘くなったけど、未だ(少し残りがあって)良かったです。(直線の手応えは・・)そうですね、凄いいい手応えでしたよ。気持ち良いです。(JRA通算500勝達成です・・)ありがとうございます。知らなかったです。サッキはバレットさんが言っていたよ。未だと思っていた。あと2ぐらいと思っていた。良かったよ、重賞を5回も勝てて、5連勝は凄いですね。(ファンにメッセージを・・)今日はドゥラメンテに(逢いに)来たので、凄いファンが多いので、皆応援して呉れるので、本当に嬉しいです。いつもありがとうございます。
*我が本命に期待したイスラボニータ(蛯名騎手):それにしても9着は負け過ぎだ。敗因は分かりません。

[WIN5-5]*中山11R 中山記念(G2、4歳以上OP、芝1800m、1着賞金6200万円)結果:良馬場
1着▲(9)ドゥラメンテ 牡4(57Mデムーロ、堀宣、Kカメハメハ、差、東京G1-1着)1番人気(34.1)
2着△1(10)アンビシャス牡4(55Cルメール、音無、Dインパクト、差、東京G1-5着)4番人気(33.6)
3着〇(2)リアルスティール牡4(55福永祐、矢作、Dインパクト、差、京都G1-2着)2番人気(34.1)
4着△2(5)フルーキー  牡6(56戸崎圭、角居、Rチョイス、先、中山G3-3着)6番人気
5着*(8)レッドレイヴン 牡6(56柴田善、藤沢和、Sストライク、差、中山G2-14着)8番人気

タイム1:45.9 (4F46.5-3F34.9-2F22.9-1F11.8)
 単勝210円、馬連800円、馬単1,100円、3連複920円、3連単3,780円
予想評定 D評価(30点):流石のドゥラメンテは、普通の出来でも快勝、心配損でした。
6着△3(7)ラストインパクト牡6(56Fベリー、角居、Dインパクト、差、中山G1-12着)7番人気
7着注(3)ロゴタイプ   牡6(57田辺裕、田中剛、Rグリン、先、京都G1-9着)5番人気
8着*(1)サトノギャラント牡7(56柴山雄、藤沢和、Sクリスエス、追、東京G3-11着)10番人気
9着◎(6)イスラボニータ 牡5(57蛯名正、栗田、フジキセキ、差、京都G1-3着)3番人気(34.9)
10着*(4)マイネルラクリマ牡8(56柴田大、上原、Cベアハート、先、東京G1-11着)9番人気
11着*(11)カオスモス   牡6(56内田博、森秀、Mラヴ、先、新潟OP15着)11番人気
(出走馬11頭)

*阪神11R 阪急杯:ミッキーアイル(松山)が久々に先行逃げ切り快勝
 軽快に先行したミッキーアイル(松山)が、直線でも脚色が衰えず、そのまま押し切って1着GOAL、浜中騎手のお手馬が、落馬負傷で松山騎手にお鉢が回っての快勝に「ニッコリそして残念」の2分化でした。
 2番手に付けて追走した我が本命レッツゴードンキ(岩田)が直線の競り合いに根負け失速しては残念、3番手先行したブラヴィッシモ(川田)が逃げ粘るも、中団からオメガヴェンデッタ(武豊)が末脚が冴えブラヴィッシモを「クビ差」交わして2着に上がった。
[WIN5-4] *阪神11R 阪急杯(G3、4歳以上OP、芝1400m、1着賞金4100万円)結果:良馬場
1着▲(13)ミッキーアイル  牡5(松山弘、音無、Dインパクト、先、香港G1-7着)1番人気(34.7)
(1着馬に高松宮記念優先出走権)
2着△1(11)オメガヴェンデッタせん5(武豊、安田、Zロブロイ、差、京都G3-12着)4番人気(34.3)
3着△2(3)ブラヴィッシモ 牡4(川田将、須貝、Fロック、差、阪神OP-5着)5番人気(34.4)
4着〇(5)ミッキーラブソング牡5(小牧太、橋口、Kカメハメハ、先、京都G3-3着)3番人気
同着*(7)サドンストーム  牡7(武幸、西浦、Sホーム、差、京都G3-10着)13番人気

タイム1:19.9 単勝380円、馬連1,510円、馬単2,660円、3連複4,070円、3連単18,050円
予想評定 D評価(20点):ドンキを本命に推奨も外しては完敗です。
6着◎(9)レッツゴードンキ 牝4(岩田康、梅田、Kカメハメハ、逃、京都G1-6着)2番人気(34.7)
7着*(10)ダノンシャーク  牡8(Fヴェロン、大久保、Dインパクト、差、阪神G2-5着)7番人気
8着*(4)ヒルノデイバロー 牡5(四位洋、昆貢、Mカフェ、先、京都G3-7着)6番人気
9着*(14)ゼロス      牡7(岩崎翼、松元、Kカメハメハ、先行、京都OP7着)170番人気
10着*(17)タガノブルグ   牡5(秋山真、鮫島、Yブルグ、追込、東京G3-12着)14番人気
11着△3(18)ケントオー   牡4(和田竜、西橋、Dインザダーク、差し、京都OP-3着)8番人気
(出走馬18頭)

*小倉11R 関門橋S:キャンベルジュニア(藤岡祐)が断然の人気に応え先行抜け出し快勝、
 サマールナ(古川)が先行する2番手に付けた断然人気キャンベルジュニア(藤岡祐)が、4角で先頭に立ち、直線を大きく抜け出し、その勢いのまま独走の「3馬身1/2」引き離し、人気に応えて快勝した。
 離れた2・3着争いが大激戦、3番手先行したフェルメッツァ(吉田隼)と中団から末脚を伸ばしたザトゥルーエアー(松若)の競り合いは、馬体を併せてGOALも「ハナ差」フェルメッツァが、先行の利で僅かに残して決着、我が予想が珍しく◎〇▲△の順で感涙の入着でした。
[WIN5-3] *小倉11R 関門橋S(4歳以上1600下、芝1800m、1着賞金万円)結果:良馬場
1着◎(10)キャンベルジュニア牡4(藤岡祐、堀宣、Eスタデラゴ、先、中山1600下2着)1番人気(34.6
2着〇(7)フェルメッツァ 牡5(吉田隼、松永幹、Dインパクト、差、中山1000下1着)2番人気(35.0)
3着▲(8)ザトゥルーエアー牡5(松若風、高橋義、Mサムソン、差、中京1000下1着)4番人気(34.9)

タイム1:45.5 単勝170円、馬連430円、馬単610円、3連複1,450円、3連単3,220円
4着△1(12)レッドソロモン 牡4(Dバルジュー、庄野、Mサムソン、先、京都G1-17着)3番人気
5着*(3)ブリュネット  牝6(川須栄、千田、Dメジャー、先、東京1600下5着)8番人気
6着△2(1)ピースオブジャパン牡4(鮫島克、宮徹、Dメジャー、差、小倉1000下1着)6番人気
(登録馬13頭)

*中山10R ブラッドストーンS:ワイドエクセレント(勝浦)が外を回って追い上げGOAL寸前差し切る
 直線で3番手先行したフクノドリーム(松岡正)が、大きく抜け出し押し切るところに、中団から外を突いて追い上げたワイドエクセレント(勝浦正)が、馬体を併せるまで迫り、GOAL寸前で外から「クビ差」差し切って1着した。
 我が期待のモルジアナ(横山典)は、中団待機し直線勝負も、脚色が皆同じでは差し切れず、「3/4馬身」届かず無念の3着競り負けでした。
[WIN5-2] *中山10R ブラッドストーンS(4歳以上1600下、ダート1200m、1着1820万円)結果:良
1着*(12)ワイドエクセレント牡6(勝浦正、尾形和、Mリュート、先、東京1600下13着)8番人気(36.4)
2着△1(11)フクノドリーム  牝5(松岡正、杉浦、Yブルグ、先、中山1600下6着)2番人気(36.5)
3着◎(9)モルジアナ    牝4(横山典、木村、ドバウィ、差、中山1000下1着)1番人気(36.4)

タイム1:11.6 単勝1,960円、馬連3,900円、馬単9,330円、3連複2,790円、3連単25,890円
4着*(1)アンリヴィールド 牝7(石橋脩、牧田、Fキャット、差、京都1600下18着)12番人気
5着▲(5)ゲマインシャフト 牡6(柴田大、伊藤、Fブラヴ、差、中山1600下2着)3番人気
6着△2(4)ロードガルーダ 牡7(Cルメール、池江、Aタキオン、先、阪神1600下5着)4番人気
10着〇(3)グラスエトワール牝4(木幡初、牧光、ヴァーミリアン、先、東京1600下3着)9番人気
(出走馬13頭)

*阪神10R 伊丹S:ラインルーフ(武豊)が先行抜け出し快勝
 外から叩いてマイネルハルカゼ(丸山)が強引に先頭に立って、2番手にラインルーフ(武豊)、我が期待の本命ミツバ(松山)は、後方待機から、向正面で外を回って中団まで上がって直線、一気にラインルーフが抜け出し、そのまま押し切って1着GOAL、これで武豊騎手は、この同一の伊丹Sを「10連勝」する快挙になります。
 そして2番手もマイネルオフィールの穴馬で決まりと思えたが、一気に末脚を使って追い上げたミツバ(松山)が、GOAL寸前で外に並んで「ハナ差」際どく届いて2着に上がった。
[WIN5-1]*阪神10R 伊丹S(4歳以上1600下、ダート1800m、1着賞金1820万円)結果:良馬場
1着〇(7)ラインルーフ 牡4(武豊、松永昌、Fデビューテイ、先、京都1000下1着)1番人気(36.7)
2着◎(9)ミツバ    牡4(松山弘、加用、カネヒキリ、差、京都1600下4着)2番人気(36.3)
3着*(5)マイネルオフィール牡4(フォーリー、飯田、Gアリュール、先、1600下14着)8番人気(36.5)

タイム1:51.4 単勝160円、馬連370円、馬単460円、3連複3,820円、3連単8,800円
4着*(6)セイスコーピオン 牡6(藤岡康、服部、デュランダル、差、京都1600下7着)6番人気
5着△2(3)グッドマイスター 牡7(Fヴェロン、安田、Aタキオン、差、京都1600下6着)4番人気
6着△1(8)スマートボムシェル牡4(池添謙、吉田、Gアリュール、差、小倉1600下13着)3番人気
8着△3(10)メモリーシャルマン牝7(国分恭、湯窪、Aケーティング、追、京都1000下1着)9番人気
(出走馬12頭)

「WIN5」挑戦の道:開催替わりで、今週の馬場は絶好の高速良馬場と見て、久々本命党の出番だ。
予想①◎9〇7-②◎9-③◎10-④◎9〇5-⑤◎5〇2▲9=12通り
結果①〇7-②(・12)-③◎10-④(▲13)-⑤▲9=「的中6,598票」払戻76,850円
「1-8-1-1-1」人気で決着、大抵は中山10Rで荒れて外し、6600票近い的中票も蚊帳の外で、我が予想は2か所外し無念。

*記録フラッシュ:途中からJRA移籍した戸崎圭太、Mデムーロの両騎手が共に同日500勝達成!
▽戸崎圭太騎手がJRA通算500勝達成!
中山競馬第8Rで(3)エターナルヒーローに騎乗し第1着となった戸崎圭太騎手(美浦:田島俊明厩舎所属)は、現役29人目のJRA通算500勝を達成しました。
コメント:多くのファンや関係者の方々のお陰で達成することができ感謝しています。まだまだ失敗も多いですが、よりよい結果を出すために努力していきますので、今後ともご声援よろしくお願いします。

▽M.デムーロ騎手がJRA通算500勝達成!
中山競馬第11Rで(9)ドゥラメンテに騎乗し第1着となったM.デムーロ騎手(栗東)は、現役30人目のJRA通算500勝を達成しました。
なお、3,171戦目での500勝達成は、現役騎手では武豊騎手(3,088戦目)に次ぐ第2番目に速い記録となりました。
コメント:凄く嬉しいです。昨年の3月にJRAのジョッキーになりましたが、この1年は本当に素晴らしい1年でした。500勝を昨年の日本ダービー(GI)を勝ったドゥラメンテで達成できたのも良かったです。いつも大きな声援をありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。

*巨匠3調教師がJRAを引退!
 阪神競馬場で、松田博資師、橋口弘次郎師、そして小倉競馬場で武田博師の3巨匠が、最後の出走馬を出走させて、これを最後に、長くJRAを支えて来たが、今月末で定年(70歳)引退することになった。
 大変お疲れ様でした。先に引退した池江泰郎氏のように、馬主に変身し、第3(騎手、調教師そして馬主への3段大変身)の人生を送るのでしょうか?