1/20/2013

中山11R:ダノンバラード(ベリー)が斜行も押し切る1着

 我が本命馬に追込み馬に多くを期待したが尽く不発失速し、馬券戦術が全てパーの完敗無残なサンデーでした。やはり勝利の女神は、積極的に「先行し直線早めに抜け出し」する戦法には微笑み、追込み派にはジダンダでしたね。

京都11R:トラバント(小牧太)の逃げ切り完勝、期待の新鋭スマイルタイム(藤田伸)失速
 先行した3騎がそのまま1・2・3着で決着した典型的な逃げ切り展開でした。スタート良くトラバント小牧太、スノー国分優、人気のエーシン川田の順で先行、4角回って直線もそのままの態勢でビッシリ競り合いのままでGOALでお疲れさん。
 後方待機組のメンバーが、ナンの反発、反撃もなく黙認していては、ナンの変化もない全く面白く無い競馬になっては無念でした。
「WIN5ー⑤」京都11R 羅生門S(4歳以上1,600万下、ダート1,400m)結果
1着・( 6)トラバント  (小牧太、音無、Tシャトル、先行、前走1600下4着)6番人気(37.3)
2着〇( 8)スノードラゴン(国分優、高木、Aコジーン、差し、前走1000下1着)2番人気(37.2)
3着△1(11)エーシンビートロン(川田、西園、Bタイム、先行、前1600下2着)1番人気(37.3)

8着△2( 1)ホクセツダンス(池添謙、宮本博、Aデジタル、差し、前走1600下3着)3番人気
9着◎( 3)スマイルタイム (藤田伸、大久保龍、Bタイム、先行、前走1000下1着)5番人気
12着▲(13)アマノレインジャー(水口、湯窪、Tシャトル、先行、前走1000下1着)10番人気
タイム1:23.3 単勝1,580円、馬単9,580円、3連単36,730円

中山11R:ダノンバラード(ベリー)が抜け出し1着、期待のアドマイヤ(内田博)届かず3着
 大逃げ期待のネコパンチ江田照が大きく引き離して逃げるも3角では捕まってズルズル後退、余りにも粘りのない走りに期待外れ、追い付いたゲシュタルト勝浦、マルカボルト石橋脩、トランス大野、中団から外を回って進出したダノンバラード(ベリー)が、4角で外3番手に上がって直線、内からゲシュタルトが抜け出すも、その後方からトランスが先頭を奪い返して逃げ込むところに、外から内ラチに切れ込んでダノンバラード(ベリー)がトランスワープの進路を急激に妨害して、立ち上がって抑える不利(下の写真参照)、そのトバッチリで3番手のゲシュタルトもブレーキを掛け立ち止まる連鎖反応の不利も発生、トランスは大きく後退してから立て直して再び追い出すも「審議の点灯もなし」、GOAL前で早くもベリー騎手が勝利のガッツポーズしながら嬉しい入線でしたが・・・。

 後検量のあと萩原調教師と大野騎手が、進路の取り方に「異議申し立て」して、後からJRAが「審議ランプが点灯」する始末、でも「すぐに却下」で着順は覆らずの無念な2着で、誰が見ても後味が極めて悪い裁定、新ルールでなくとも十分な審議対象事案で、審議ランプ位は点滅しても良いのでは・・と思えるが、でも「ベリー騎手」は騎乗停止の処分はありそうだ。(:今週の騎乗から開催日16日間の騎乗停止処分)

 そして期待の1番人気に推されたルルーシュ(マクドノー)は(やはり軽視は正解)いつもの良い末脚を見せられず7着失速でした。
 それにしても良馬場でのOP戦が、上がり「3F36秒台」では、皆バタバタの末脚と言うこと。それなら後方から一気に差し切っても良い展開なのに、どの馬も35秒の脚は発揮できませんでしたね。
 「WIN5ー④」中山11RアメリカJCC(GⅡ、4歳以上OP、芝2,200m)結果
1着▲( 3)ダノンバラード(ベリー、池江寿、Dインパクト、逃げ、GⅡ8着)3番人気(36.0)
2着注( 5)トランスワープ (大野、萩原、Fブラヴ、差し、前走GⅠ17着)5番人気(36.1)
3着◎( 4)アドマイヤラクティ(内田、梅田、Hクライ、追込、前走GⅡ3着)2番人気(36.4)

4着△2( 1)サトノアポロ (蛯名正、国枝、Sクリスエス、差し、前走1600下1着)4番人気
6着〇(10)マルカボルト  (石橋脩、羽月、Nユニヴァース、先行、前走OP2着)6番人気
7着△1( 9)ルルーシュ  (マクドノー、藤沢和、Zロブロイ、先行、前走GⅠ8着)1番人気
12着△3(11)ネコパンチ (江田照、星野、Nイングランド、逃げ、前走GⅠ16着)7番人気
タイム2:13.1 単勝600円、馬単5,170円、3連単20,710円
予想評定 D評価(10点):1着馬に▲で10点、アドマイヤ内田が大きく届かずでは完敗です。

中京11R:グレープブランデー(ルメール)の末脚鋭く快勝
 先行したのはアイファー川須、ナムラ柴山、メダリア秋山でしたが、直線を向いて先行したナムラ柴山が抜け出すところに、中団で待機競馬したグレープ(ルメール)が馬群を割って一気に抜け出して後続馬を3馬身も突き放して快勝、人気のホッコウ幸英明が末脚伸ばし3着に届いて決着の一戦でした。
「WIN5ー③」中京11R東海テレビ杯東海S(GⅡ、4歳以上OP、ダート1,800m)結果
1着△3(15)グレープブランデー(ルメール、安田、Mカフェ、先行、GⅠ5着)4番人気(37.3)
2着・( 8)ナムラタイタン(柴山、大橋、Sビグラス、差し、前走大井GⅠ4着)8番人気(38.5)
3着▲( 6)ホッコータルマエ(幸英、西浦、Kカメ、先行、前OP2着)1番人気(上がり38秒2)

5着◎( 4)グランヂシチー  (津村、相沢、Kカメハメハ、差し、前走OP1着)2番人気
6着△2(13)ミラクルレジェンド(岩田康、藤原英、フジキセキ、差し、前走GⅠ6着)6番人気
7着〇( 2)ハードビートソング(藤岡佑、平田、Zロブロイ、先行、前走OP1着)3番人気
13着注( 8)サイレントメロディ(横山典、国枝、Sクリスエス、差し、船橋GⅡ2着)5番人気 
15着△1(12)バックトゥジエース(武幸、須貝、Kティック、先行、前走1600下1着)13番人気
タイム1:51.0 単勝660円、馬単10,070円、3連単33,790円
予想評定 D評価(10点):1着馬△で辛うじて10点も、本命◎5着失速では完敗です。

京都10R:マックスドリーム(上村)が捲って快勝、ダンツ藤田伸伸びず9着
 ドリーム鮫島、メイショウ中舘、ノーブル酒井が先行するも、3角手前で中団から外に捲って4番手に上がったマックッス上村が直線も大外から伸びて先行逃げ込みを図るコスモ小牧太を交わして見事に1着、更に粘るコスモをセイル川田が外から僅かに交わして2着に上がってGOALした。
 我が本命で先行力を期待したダンツ藤田伸は、先行するでもなく元気なく失速しては無念でした。
「WIN5ー②」京都10R 石清水S(4歳以上1,600万下、ハンデ、芝1,600m)結果
1着▲(11)マックスドリーム(上村、宮徹、Aマックス、追込、前走1000下1着)4番人気
2着〇( 9)セイルラージ  (川田、藤原英、Aタキオン、差し、前走1600下4着)2番人気
3着△2( 8)コスモソーンパーク(小牧太、池上、Rインメイ、先行、1600下9着)3番人気

6着△1( 2)メイショウサミット(中舘、高橋義、Sクリスエス、逃げ、前1600下5着)5番人気
9着◎( 4)ダンツミュータント(藤田伸、本田優、Mラヴ、先行、前走1600下3着)1番人気
タイム1:34.7 単勝750円、馬単3,310円、3連単12,070円

中山10R:力強く先行し抜け出したケイアイエレガント(吉田豊)が快勝
 ゴールド北村宏、ケイアイ吉田豊、メスナー柴田大、フェスティヴ田中勝が先行、直線を向いてケイアイ吉田豊、フェイスティヴ田中勝が抜け出し、そのままの態勢で押し切って1・2着でGOAL、中団から唯一クラックシード大野が追い上げて3着に届いた。ケイアイ吉田豊の強い競馬で押し切った迫力は良かったが、長く2桁着順を繰り返して低迷していた馬で、急速な変身には脱帽、チョイト推奨出来ずに無念、そして我が期待の◎〇、ウイン内田博は先団で、ミエノ(ベリー)は最後方からで競馬も、ともに失速しては早くも「WIN5」が全敗、無念なり。
「WIN5ー①」中山10R 若潮賞(4歳以上1,000万下、ハンデ、芝1,600m)結果
1着・( 8)ケイアイエレガント(吉田豊、尾形、Kカメ、差し、前走1000下10着)7番人気
2着△1(10)フェスティヴタロー(田中勝、天間、Rグリン、逃げ、前走1000下2着)2番人気
3着△2( 9)クラックシード  (大野、鈴木康、Kカメ、差し、前走1000下7着)5番人気

4着注( 2)ミネオピューマ (三浦皇、清水久、Aムーン、追込、前走1000下8着)6番人気
5着◎( 6)ウインクリアビュー(内田博、鈴木伸、Kカメ、差し、前走牝1000下2着)1番人気
9着〇( 4)ミエノゴーゴー(ベリー、堀宣、Hプロテクター、差し、前走1000下10着)4番人気 
10着▲(11)プレノタート (蛯名正、牧浦、Gポケット、追込)前走牝馬1000下3着)3番人気
タイム1:34.9 単勝1,080円、馬単4,250円、3連単31,760円

「WIN5」挑戦の道 意外に固い決着(ならいいな~)
予想①◎6〇4-②◎4-③◎4〇2-④◎4〇10-⑤◎3〇16=16通り
結果①(・8)-②(▲11)-③(△15)-④(▲3)-⑤(・6)=「的中34票」払戻17,109,630円
 最初から外しては完敗ですが、期待馬の本命が全滅では散々な一日でした。

「記録フラッシュ」: 川田将雅騎手がJRA通算勝利600勝達成!
 川田将騎手は京都競馬で、人気を背負った馬に再三騎乗し、爆走の3勝(5R・7R・12R)し遂にJRA通算勝利600勝を達成した。
 記録が掛ったメーンRでも1番人気エーシンビートロンに騎乗したが惜しくも3着、そして本日のラスト騎乗チャンス最終12Rで、5番人気メイショウコンガーに騎乗し、果敢に逃げ先行し巧く押し切って1着で達成した。
 500勝の区切りでも2011年の暮れの2歳未勝利戦で、この馬に騎乗しての達成でしたが、誠に珍しい巡り合わせ、趣き深い珍事になりました。それにしてもメイショウコンガーがヤット2勝目なのですが、川田騎手が100勝するまで、全く勝てなかった方が珍記録のように思えますね。
 川田将雅騎手は85年10月生まれ、04年騎手免許を受けた10年目の若手有望騎手で、騎乗数5,856戦600勝(勝率10.6%)、重賞勝利23勝、内GⅠ勝利3勝(皐月賞、菊花賞、オークス)している。