10/24/2021

阪神11R*菊花賞:タイトルホルダー(横山武)が逃げ切り快勝で戴冠

 [WIN5-5]*阪神11R 菊花賞:5馬身も離れた2着はオーソクレース(ルメール)
 内からスタートを決めて、気合を入れてハナ主張のタイトルホルダー(横山武)、3000mの長丁場で、最初から「ぶっ飛ばし」ては、大丈夫?と皆が控えたように抑えた走り、後方組は、スローの流れも、前は1000m「60秒」の平均的な競馬、そのまま好きなように先行させたままでは波乱必至、軽快に離し先頭で馬場2周し直線でも、大きく引き離して余裕の流れ、後方待機組の有力馬3騎(オーソクレース、ステラヴェローチェなど)が、猛追したが、前は「5馬身」も先にGOAL-INの圧勝劇、3歳クラシック最後の一冠は、馬名の通り「タイトルホルダー(横山武)」が、名実ともに戴冠が出来た。
 菊花賞勝利の横山武史騎手(22歳)は、関東リーデングトップで、騎乗馬は相違するが、「皐月賞エフフォーリアで勝利、ダービー(ハナ差)2着、菊花賞タイトルホルダーで勝利」の3歳クラシック戦の3冠レースに、大健闘の若手騎手が、頭角を現した1年になる。
 「5馬身」も離れた2番手以降は「アタマ、ハナ差」で激戦、内ラチ3着ディヴァインラヴ(福永)、中オーソクレース(ルメール)、外に我が期待の本命ステラヴェローチェ(吉田隼)が、惜しくも届かずの4着無念でした。

「今期G1勝利2勝目の横山武史騎手」:JRA通算G1勝利2勝目(JRA通算重賞7勝目)
(何度もガッツポーズで・・)前走はひどい競馬だったので、その分のリベンジというか、より勝ちたいとの気持ちがあったんで、その結果を出して良かったです。(完勝の感じに見える勝利に・・)体調で気持ち的には、チョット適正距離では長い感じがあったのですけど、もう強かったです。馬の力を信じて上げなかった自分に恥ずかしいです。難しいですね。(スタートを決め、ハナを取りに行ったイメージですが・・)いつも取り決めやすい、少し真面目なところがある馬ですが、一頭抜け出せばリラックスして、余裕のある馬に認識していたので、今回は無理してもハナに拘りました。(ペースは60秒で理想的な流れで・・)落とすならもうチョット落としても良かったが、馬も結構やる気だったし、馬とわざわざ喧嘩してペースを落とさなくてもと、どうせならリズム良く、運べばよいと思って、ペースはそんなに気にしていませんでした。(直線でも余裕すらあるように・・)馬には余裕があったかも知れないが、JKには余裕はなかったです。ハイ!(クラシック2冠達成で・・)出来ればダービーも取りたかったですけど、違う馬で2冠取ることは、本当に厩舎関係者はじめ、何よりも頑張って呉れた馬に感謝したいと思います。
*阪神11R 菊花賞(G1:3歳OP、芝3,000m、1着賞金1億2000万円):良馬場
着順、期待(馬番)馬名(性歳、騎手、厩舎、産駒、前走(馬場.格.着順))人気(末脚秒)
1着△4(3)タイトルホルダー(牡3横山武、栗田、Dメンテ、中山G2-13着)4人気(35.1)
2着△1(18)オーソクレース(牡3ルメール、久保田、Eネイア、中山G2-3着)3人気(34.8)
3着*(11)ディヴァインラヴ(牡3福永、斉藤崇、Eネイア、中京2C-1着)6人気(35.2)
4着◎(14)ステラヴェローチェ(牡3吉田隼、須貝、バゴ、中京G2-1着)2人気(34.7)
5着*(7)ディープモンスター(牡3武豊、池江、Dインパクト、東京G1-16着)7人気(34.9)

タイム3:04.6 (4F46.8ー3F35.1ー2F23.6ー1F12.2)
単勝800円、馬連2,420円、馬単5,220円、3連複14,610円、3連単79,560円

予想評定 D評価(20点):期待の本命馬が4着失速では完敗です。
6着*(9)ヴェローチェオロ(牡3幸英、須貝、Gシップ、阪神2C-1着)12人気
7着*(13)アリーヴォ(牡3デムーロ、杉山、Dメンテ、小倉2C-1着)11人気
8着*(8)エアサージュ(牡3藤岡佑、池添学、Pエントリー、札幌2C-1着)10人気
9着▲(2)アサマノイタズラ(牡3田辺、手塚、Vピサ、中山G2-1着)5人気
10着注(17)ヴィクティファルス(牡3池添、池添学、Hクライ、中山G2-5着)8人気

11着*(6)セファーラジエル(牡3鮫島駿、高柳、キズナ、中京G2-7着)17人気
12着*(4)ロードトゥフェイム(牡3丹内、尾形和、Mゴッホ、中山2C-1着)15人気
13着〇(5)レッドジェネシス(牡3川田、友道康、Dインパクト、中京G2-2着)1人気
14着△2(10)モンテディオ(牡3横山和、四位、Jウェイ、中京G2-3着)13人気
15着*(16)グラティアス(牡3松山、加藤征、Hクライ、中山G2-9着)14人気
16着△3(15)ヴァイスメテオール(牡3丸山、岩戸、Kカメ、福島G3-1着)9人気
17着*(12)ノースザワールド(牡3和田竜、大久保、Dインパ、中京2C-2着)18人気
18着*(1)ワールドリバイバル(牡3津村、牧田、Eネイア、中山G2-11着)16人気
(出走18頭):3連単=14-5.2-5.2.18.10.15.3=10点:外れ
*コーナー通過順位
1角:3=(10,6)(8,16)(1,11)(7,13,17)18(4,9)15(12,14)5-2
2角:3-6,10(8,16)(1,11)17(7,13)18(4,9)15(12,14)5-2
3角(2周目):3(10,6)16,8,11(1,13,17)(7,18)9(4,15)(12,14)5-2
4角(2周目):3,6,10(8,16)11(13,17)(18,14)(1,7)15(4,9)5(2,12)

[WIN5-4]*東京11R ブラジルC:グレートタイム(戸崎)が先行抜け出しで快勝

 期待の本命ヒロイックテイル(石橋脩)が軽快に先行するも、直線で後続馬に外から飲み込まれバッタリ失速の13着まで下がっては、期待外れで残念、代わって6番手から末脚発揮に前に進出したグレートタイム(戸崎)が、後続馬を「1馬身1/4」突き放し、昨年6月以来の嬉しい勝利で、OP戦初勝利になる。
 先団で競馬して粘り込んだゲンパチシファー(川島)が残し2着、中団からヴェルテックス(大野)が、先着馬グレートタイムと同じ末脚で追い上げて3着でした。
*東京11R ブラジルC(L:3歳以上OP(HD)、ダ2,100m、1着2300万円):良馬場
1着△1(13)グレートタイム(牡6戸崎、藤原、Kカメ、東京OP-5着)2人気(36.6)
2着*(6)ゲンパチシファー(牡5川島、佐々木、Tグローリー、中京3C-1着)7人気(37.0)
3着△2(3)ヴェルテックス(牡4大野、吉岡、Jウェイ、中山OP-5着)6人気(36.6)
4着▲(16)ハヤヤッコ(牡5内田、国枝、Kカメ、中京G3-10着)3人気
5着△3(2)トランスナショナル(せん5酒井、田村、Jウエイ、中京3C-1着)10人気

タイム2:09.4 単勝580円、馬連3,730円、馬単7,560円、3連複11,130円、3連単70,050円
8着〇(10)スウィープザボード(牡3柴田善、中尾、Sボード、新潟G3-2着)4人気
13着◎(1)ヒロイックテイル(牡4石橋、本田、Sヒーロー、東京OP-14着)1人気(38.5)
(出走16頭):3連単=1-10.16-10.16.13.3.2=8点:外れ
*コーナー通過順位
1角:(*1,14)4,6(2,13)10,3,5,8,11,12,7(15,16)-9
2角:1-14-(6,4)-(2,13)10(3,5,7)11,8,12-(15,16)-9
3角:(*1,14)(6,4,7)-(2,13,10)-(3,5)11(12,8,9)(15,16)
4角:(1,*14)4(6,7)(2,13,10)(3,5,11)8(12,9)(15,16)

[WIN5-3]*新潟11R 新潟牝馬S:マリアエレーナ(坂井瑠)が期待に応えて快勝

 リュヌルージュ、エアジーンの2騎が、他馬を引き離して大逃げも、4角で後続馬に迫られバッタリ、中団から一気に進出した、格上挑戦の期待馬マリアエレーナ(坂井瑠)が、後続馬に「1馬身1/4」振り切って、嬉しいOP戦で初勝利の快挙でした。
 2・3・4着が「アタマ、クビ差」の激戦、後方から追い上げたソフトフルート(岩田望)が2着に、そして最後方から追込んだ、この馬も格上挑戦のムジカ(秋山真)が、際どく3着に届いた。
*新潟11R 新潟牝馬S(3歳以上OP、牝馬、芝2,200m、1着2400万円):稍重馬場
1着◎(3)マリアエレーナ(牝3坂井、吉田直、クロフネ、中京OP-3着)1人気(35.1)
2着△2(2)ソフトフルート(牝4岩田望、斉藤崇、Dインパ、阪神G3-8着)2人気(35.0)
3着△1(4)ムジカ(牝4秋山真、鈴木孝、Eネイア、中京3C-3着)3人気(34.7)
4着〇(1)フィオリキアリ(牝4菅原、清水久、キズナ、中山3C-3着)4人気
5着*(5)カセドラルベル(牝5西村、西村、Hクライ、阪神G3-12着)5人気

タイム2:15.3 単勝260円、馬連360円、馬単660円、3連複430円、3連単1,660円
(出走7頭):3連単=3-1.4-1.4.2=4点:外れ
*コーナー通過順位
1角:7,6=5(1,3)2-4
2角:7,6=5(1,3)2,4
3角:7,6-5(1,3)-2-4
4角:7,6,5(1,3)2,4

[WIN5-2]*阪神10R 元町S:エアファンディタ(ルメール)が直線一気に快勝

 人気馬リッケンバッカー(福永)がゲートを嫌い、集合遅れで、発走時刻が7分ほど遅延したが、ノルカソルカ(藤岡佑)が先行して直線、先行馬が集団で粘り込むも、GOAL寸前で、アッサリ、軽快な末脚発揮のエアファンディタ(ルメール)に、軽く纏めて交わされ後塵を浴びては残念、更に5番手先行のワールドバローズ(和田竜)が粘り込んだ。
 我が期待のロードシャムロック(川田)は、中団待機し直線勝負も「32秒台」の末脚はなく、「33秒台」でも11着大敗になった。
*阪神10R 元町S(3歳以上3勝C、芝1,600m、1着賞金1820万円):良馬場
1着〇(2)エアファンディタ(牡4ルメール、池添学、Hトリック、新潟3C-2着)2人気(32.8)
2着*(14)ワールドバローズ(牡3和田竜、石坂、Dキャット、中京2C-1着)6人気(33.4)
3着△1(8)ヴァトレニ(せん3横山和、長谷川、Gワンダー、中山3C-6着)5人気(33.7)
4着▲(10)ノルカソルカ(牡4藤岡佑、藤岡健、Eネイア、阪神3C-2着)4人気
5着△2(11)リッケンバッカー(牡3福永、西村、Rカナロア、福島G3-9着)1人気

タイム1:33.4 単勝340円、馬連2,710円、馬単4,030円、3連複8,070円、3連単32,440円
9着△3(13)ヴィッテルスバッハ(牡5松若、池上、Rシップ、阪神3C-14着)5人気
11着◎(12)ロードシャムロック(牡4川田、中内田、Rカナロア、新潟3C-3着)3人気(33.6)
(出走14頭):3連単=12ー2.10-2.10.8.11.13=8点:外れ
*コーナー通過順位
3角:5(8,10)1,14(6,12)(4,2,7)(3,13)(9,11)
4角:10(5,8)(1,14)(6,2,12)(4,7)(3,13)(9,11)

[WIN5-1]*東京10R 甲斐路S:トラストケンシン(酒井)が後方から直線一気に差し切る

 一旦は「出走登録を回避」し、再登録して出走に漕ぎつけたトラストケンシン(酒井)が、後方待機から、直線で鮮やかな末脚で、先団を纏めて差し切て勝利になっては、唖然なり。
 2・3・4着以降が「ハナ、クビ差」で激戦も、2番手先行のニホンピロスクーロ(武藤)が、逃げ粘り込んで2着確保、そして中団待機のオメガラヴィン(岩田康)が、3着に届き決着した。
 我が期待のバジオウ(戸崎圭)は、5番手から追い上げ叶わず、4着までは残念でした。
*東京10R 甲斐路S(3歳以上3勝C(HD)、芝2,000m、1着1820万円):良馬場
1着*(11)トラストケンシン(牡6酒井、高橋文、Hクライ、中山3C-9着)3人気(34.5)
2着*(8)ニホンピロスクーロ(せん4武藤、服部、Nアワーズ、中京3C-11着)6人気(35.5)
3着*(4)オメガラヴィン(せん6岩田康、安田翔、Rカナロア、中京3C-10着)8人気(34.7)
4着◎(10)バジオウ(牡3戸崎、田中博、Rシップ、東京G1-9着)1人気(34.9)
5着△1(7)イロゴトシ(牡4石川、牧田、Vセンヌ、中京3C-4着)5人気

タイム1:59.7 単勝1,300円、馬連12,100円、馬単25,250円、3連複63,260円、3連単375,430円
6着〇(6)シュヴァリエローズ(牡3三浦、清水久、Dインパ、中京3C-2着)2人気
10着△2(5)ゼノヴァース(牡4木幡育、藤沢和、Dインパ、函館3C-4着)7人気
(出走11頭):3連単=10ー6.7.5-6.7.5=6点:外れ
*コーナー通過順位
2角:5,8(6,7,10)-1-4,9,11=2-3
3角:5,8-6,7-(1,10)-4(9,11)-2,3
4角:5-8-(6,7)(1,10)(4,9,11)-2,3

[WINー5]*挑戦の道:今週は固い決着があり絞ったが、荒れが定番の競馬なのです。
予想:◎10ー◎12〇2ー◎3ー◎1〇10ー◎14〇5=8通り
結果:(*11)ー〇2ー◎3ー(△13)ー(△3)=(的中319票)「払戻1,677,980円」
「3ー2ー1ー2ー4」人気で決着、最初のRから無印で外し、全滅完敗です。

*記録フラッシュ:
▽武豊騎手が阪神9Rで勝利して前人未踏記録「4,300」勝達成!
 今日は阪神競馬に移動して、菊花賞などに参戦の武豊騎手(栗東所属)は、阪神9Rで「マルガイスーパーウーパー(牝3、森秀行厩舎)」に騎乗して逃げ切り勝利、JRA通算勝利「4,300勝」を達成した。騎乗回数「23,123回」で4,300勝は、勝率18.6%、連対率32.5%で、いずれもJRA記録ではトップ戦績、デビューから34年7ヶ月24日での記録になる。
 騎手コメント:一勝一勝の積み重ねの記録なので、すごく大きく感じますし、またありがたく感じています。あくまで一つの通過点ですので、これに満足することなく、勝ち星を積み重ねて行きたいと思います。
▽熊沢重文騎手が新潟競馬でJRA障害通算最多255勝達成!
 熊沢重文騎手(栗東:フリー)は、新潟4Rで(3)キーパンチに騎乗して第1着となり、JRA障害通算255勝となる。これは、星野忍元騎手の持つJRA障害通算254勝の記録を抜き、JRA史上単独第1位の記録となる。デビューから35年7ヵ月23日、障害競走初騎乗から34年6ヵ月14日、53歳8ヵ月30日での記録です。
 騎手コメント:あと1勝になってから時間がかかってしまいましたが、やっと達成出来てほっとしています。レースに対して真面目に、正直に馬に向き合うことを心掛けて来て、それに馬が応えてくれたお陰でここまで長くやって来られたと思います。この記録を達成出来たのは厩舎関係者、ファンの皆様をはじめ色んな方のお陰で頭が下がる思いです。今後ですが、まずは次の256勝を目指したいと思います。自分の長所は、渋とさだと思っているので、いつまで続けられる分かりませんが、少しずつ前に進んで行けたらと思っています。
▽菊沢隆徳調教師が新潟競馬でJRA通算200勝達成!
 新潟8Rで(7)アポロミラクル(菊沢一樹騎手)が、第1着となり、菊沢隆徳調教師(美浦)は、現役108人目のJRA通算200勝を達成した。
 調教師コメント:素直に嬉しいです。開業当初から、馬主さんをはじめ、沢山の方に支えられて達成出来た数字だと思います。日頃から頑張ってくれているスタッフ、頑張って走ってくれる馬たち、一生懸命乗ってくれる騎手に感謝の気持ちで一杯です。偉大な諸先輩方の背中を一生懸命追い駆けながら頑張りますので、これからも応援のほどよろしくお願いします。